今月はまた読んだページ数が目標5千ページの半分未満。英語の本を1冊読んだからですね。「Devotion」、Netflixで映画も見ました。物語のテーマが一人の兵士を救うために自分の命を投げ出す兵士というものでタイトルもそのように付いているのだが、そのシーン自体は全体の1割くらいで物語としては「朝鮮戦争航空戦」と呼んだ方がいいかも。
アメリカでは「忘れられた戦争」と呼ばれている朝鮮戦争ですが、戦った相手は北朝鮮兵だけでなく中国兵、あるいはソ連兵も含まれていたという話もあって、実際には第三次世界大戦に限りなく近い状況。それだけに内容も非常に厳しい戦況で、この本を読むとその状況が垣間見えます。その意味でも良い本だと思いました。
1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2488
ナイス数:110
機龍警察 狼眼殺手 (ハヤカワ・ミステリワールド)の感想
今回もどこまでも追ってくるアイルランドの刺客。それにしても今回は龍機兵すら登場しなかった。ただの刑事もの。しかもハード。これは要するに警察小説なんだな。☆☆☆☆☆
読了日:01月12日 著者:月村 了衛
機龍警察 白骨街道 (ハヤカワ・ミステリワールド)の感想
ビルマでの旧日本軍の戦いとストーリーを同機させているのが上手い。もはや警察小説ではなく極上のミリタリー小説。ロヒンギャの実情が生々しいです。次作はどういう展開になるのか。また国内で龍機兵として暴れて欲しい。☆☆☆☆☆。
読了日:01月15日 著者:月村 了衛
小説 すずめの戸締まり (角川文庫)の感想
息子が映画にはまってノベライズ本も買ったので借りて読んでみた。当たり前だがちょっと蛇とかが大げさすぎて文字ではちょっとくどい。やはり新海誠はポスト宮崎駿を狙ってるんだろうな。色んな神話・寓話を作りたいのかもしれない。狙いすぎるとすべるかも。☆☆☆。
読了日:01月15日 著者:新海 誠
Devotion: An Epic Story of Heroism, Brotherhood and Sacrificeの感想
映画でも小説でもあまり光の当たらない朝鮮戦争での英雄譚。その英雄的行動は最後の数10ページでそこまでは朝鮮戦争の厳しさが語られるのだがこれが面白い。旧国民党の中国兵とのエピソードやF8FからF4Uに乗り換える話とかバルジ作戦のように米軍が孤立させられる話とか。もう一回「コールでストウィンター」読もう。 やっぱり原文読むならこういうノンフィクションものが簡単で良いな。☆☆☆☆。
読了日:01月27日 著者:Adam Makos
コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来の感想
原爆か遺伝子かというくらいに遺伝子研究は人類の将来に与える影響が大きい。そのただ中に登場した女性研究者ダウドナの半生を追った記録。さすがアイザックソン、学術的な面もきっちり押さえている。たぶん2割くらいしか理解できないが。そういえばここ数年RNAって聞くことが増えたけどコロナワクチンですね。下巻へ。☆☆☆☆。
読了日:01月31日 著者:ウォルター・アイザックソン
コード・ブレーカー 下 生命科学革命と人類の未来の感想
研究者同士の激しい戦いを経て、研究者たちはコロナ対策の義勇軍として参戦。ここでも遺伝子研究はど真ん中。RNA型のコロナワクチンって、人間の遺伝子を一部変えてしまうんですね。これは従来のワクチンによる抗体と同じなんだろうか。あるいはより効率的な伝達方法という事なのか。1回読んだだけでは分からなかった。そしてダウドナがノーベル賞受賞。コロナとの戦いも一部評価されているはず。そしてカリフォルニア州の感染が少なかったのはダウドナ率いるチームの役割が大きいはず。☆☆☆☆。
読了日:01月31日 著者:ウォルター・アイザックソン
読書メーター
アメリカでは「忘れられた戦争」と呼ばれている朝鮮戦争ですが、戦った相手は北朝鮮兵だけでなく中国兵、あるいはソ連兵も含まれていたという話もあって、実際には第三次世界大戦に限りなく近い状況。それだけに内容も非常に厳しい戦況で、この本を読むとその状況が垣間見えます。その意味でも良い本だと思いました。
1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2488
ナイス数:110

今回もどこまでも追ってくるアイルランドの刺客。それにしても今回は龍機兵すら登場しなかった。ただの刑事もの。しかもハード。これは要するに警察小説なんだな。☆☆☆☆☆
読了日:01月12日 著者:月村 了衛

ビルマでの旧日本軍の戦いとストーリーを同機させているのが上手い。もはや警察小説ではなく極上のミリタリー小説。ロヒンギャの実情が生々しいです。次作はどういう展開になるのか。また国内で龍機兵として暴れて欲しい。☆☆☆☆☆。
読了日:01月15日 著者:月村 了衛

息子が映画にはまってノベライズ本も買ったので借りて読んでみた。当たり前だがちょっと蛇とかが大げさすぎて文字ではちょっとくどい。やはり新海誠はポスト宮崎駿を狙ってるんだろうな。色んな神話・寓話を作りたいのかもしれない。狙いすぎるとすべるかも。☆☆☆。
読了日:01月15日 著者:新海 誠

映画でも小説でもあまり光の当たらない朝鮮戦争での英雄譚。その英雄的行動は最後の数10ページでそこまでは朝鮮戦争の厳しさが語られるのだがこれが面白い。旧国民党の中国兵とのエピソードやF8FからF4Uに乗り換える話とかバルジ作戦のように米軍が孤立させられる話とか。もう一回「コールでストウィンター」読もう。 やっぱり原文読むならこういうノンフィクションものが簡単で良いな。☆☆☆☆。
読了日:01月27日 著者:Adam Makos

原爆か遺伝子かというくらいに遺伝子研究は人類の将来に与える影響が大きい。そのただ中に登場した女性研究者ダウドナの半生を追った記録。さすがアイザックソン、学術的な面もきっちり押さえている。たぶん2割くらいしか理解できないが。そういえばここ数年RNAって聞くことが増えたけどコロナワクチンですね。下巻へ。☆☆☆☆。
読了日:01月31日 著者:ウォルター・アイザックソン

研究者同士の激しい戦いを経て、研究者たちはコロナ対策の義勇軍として参戦。ここでも遺伝子研究はど真ん中。RNA型のコロナワクチンって、人間の遺伝子を一部変えてしまうんですね。これは従来のワクチンによる抗体と同じなんだろうか。あるいはより効率的な伝達方法という事なのか。1回読んだだけでは分からなかった。そしてダウドナがノーベル賞受賞。コロナとの戦いも一部評価されているはず。そしてカリフォルニア州の感染が少なかったのはダウドナ率いるチームの役割が大きいはず。☆☆☆☆。
読了日:01月31日 著者:ウォルター・アイザックソン
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