量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

またまた劇的な展開でしたね~。
一昨日の14ステージでは余裕でホーナーを振り切ったニーバリが、猛烈なアタックに会い、まさかの失速。ゴール地点ではスタート時に50秒あった差が30秒弱に縮まった。まあ、今日もスイスイ行ってたら、フルームみたいに速すぎ批判を浴びていたかもしれないので、ちょうどよかったのかも。

しかしますます赤鬼ホーナー(昔ヤクルトにそんな人がいましたね)、絶好調です。この人はまたコメントがいいですね。「TTではニーバリに勝てないw」「脚は若者のように調子がいいw」。どこまでが本気でどこまでがブラフなのかよくわかりません。でも多分何も考えていませんね(笑)

一方昨日ここで書いたチーム総合成績ですが、なんとエウスカルテルがアスタナ、モビスターを抑えてトップに!! このままゴールまで突っ走れ!

しっかりしたスポンサーが付いたこの機会に、またバスクの人だけのチームに戻してはどうか。選手選びに条件があるチーム。そっちの方が見ている人は面白いはず。昔の京大アメフトを思い出す。

でももし日本でなにか同質なチームを作るとすれば、例えば同じ地方出身とかか。でも、関西弁縛りのチームとかあったらいやだな。いや、関西弁が厭とかではなく、津軽弁でも同じだが、その同質性の種類がいやだ。広島から阪神に行った金本が、すぐに新井を呼びたくなった気持ちがわかる(笑)

ますます目が離せないブエルタです。さあ、今日も観るぞ~!










今日は休養日でした。逝ってきます…。

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狼(ロボ)は哲学者。単なるコマンドではなかった。その狼に立ち向かうため、石本一幸がペルーに戻ってきた。アフリカで血を吸ったナイフを携え、戦争のプロを伴って。憎悪と友情、硝煙と血の物語。

挑戦・風群の荒野挑戦・風群の荒野
(1988/09)
北方 謙三

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挑戦シリーズ第4作。もともと登場人物が同じ別の作品をひとつにつないだもの。
北方謙三の作風は、戦場での戦士を描かせると、はまりすぎて面白みが減じられる。
市井の弱い市民が戦う物語のほうが、その表現力が際立つ気がする。その観点では同時期に書かれた「ブラディドールシリーズ」のほうが、登場人物の能力を超えた「男」の部分が味わえる。

今回は北方謙三には珍しく、作品の流れに関係のないセリフを登場人物に吐かせている。

>あの男は臆病なのさ。自分でそれを認めたくないんだな。それで、ある程度の安全が確認できたら、思い切ったことをやる。それで、舞絵の臆病は帳消しってわけだ。俺はああいう男とは組まない。

ただの脇役に対して、ここまで言わなくても、と思うのだが、身近にこういう気に入らない人でもいたんだろうか。しかし言われている内容をよく読むと、普通の人はこうだよな。自分も含めて。

それから今回の主人公石本が最後の戦いに臨んでの心境の描写が冴え渡っている。

>三歩か四歩、石本は進んだ。眼を閉じた。心にあるのは、むなしさに似たものだった。しかし、むなしさとは違う。気力は、さらに満ち溢れていた。

「むなしさに似たもの」「しかしむなしさとは違う」。じゃあなんなんだよ!と普通の作家が書くと突っ込まれそうだが、北方謙三はそんな隙は見せない。さすがである。

そして最後の戦いの描写。北方謙三の真骨頂である。ちょっと長いが、お楽しみいただきたい。

>再びむき合った。
>視界が不意に白くなった。一瞬、狼の姿もその中に紛れた。
>踏み出していた。闇。狼の姿。はっきりと見えた。なにかが、身体の中を通りすぎた。
>狼は立っている。その姿が近くなり、また遠くなった。負けるのか。はじめて思った。自分の心の中の牙に、負けるのか。
>また視界が白くなる。
>動けなかった。立っている。それだけがわかった。短剣。押し寄せてくる気配にむかって、構えた。刃と刃が触れ合った。その感触が腕を伝って肚の底まで響いてきた。

「狼」が水野竜一だ。視界が白くなったのは、多分ロボに斬られたから。
若干ネタバレだが、まあこの本を読んで水野竜一が負けると思っている人はいないと思うのでご容赦頂きたい。

もう最近は、北方謙三の書評はこうして面白いところを引用するだけで満足である。まあいいでしょ。引用するしか説明のしようがないんだから(笑
もう評価は固定です。☆☆。

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ブエルタエスパーニャも15日目となりいよいよ終盤。

以前このページでもご紹介した41歳のヒップホップライダー・ホーナーと、ジロデイタリアチャンピオン・ニーバリの一騎打ちの様相を呈してきた。14日目も他の選手が次々と脱落する中、ホーナーは終始ニーバリを引っ張り、結果的に彼のアドバンテージ確保に貢献した形となった。
レイディオシャックといえば、ツールで活躍したフォイクトが42歳。老人に優しいレイディオシャック(笑

それもさることながら、私はチーム総合成績に注目しています。
個人総合首位のニーバリを擁するアスタナが首位なのはいいとして、な、なんとあの、チーム存続で揺れたエウスカルテルが現在チーム総合2位なのだ。しかも首位アスタナとの差はわずか4分! 確かチームの上位3人のタイムで決まるはずなので、このままリタイヤ選手が出ないで行けば総合優勝も夢ではない! しかもいつの間にかエース サムエル・サンチェスも総合9位に上がってきている。やはりピレネーに強い地元チームということか。

そこで気になったので、チーム別のリタイヤ選手人数を調べてみた。(15ステージ終了時点)

5人:ロットベリソル、ヴァカンソレイユ、オメガファルマ、ベルキン/計4チーム
4人:ガーミンシャープ、オリカ/計2チーム
2人:BMC、AG2R、エフデジ、ネットアップ、キャノンデール/計5チーム
1人:カチューシャ、コフィデス、アルゴスシマノ、サクソティンコフ、モヴィスター、カハルラル、レディオシャック、ランプレ、スカイ/計9チーム
0人:アスタナ、エウスカルテル/計2チーム

出場選手198人中47人がリタイヤしている。この中でまだ1人もリタイヤ選手を出していないわずか2チームの1つというのは素晴らしい。まあ地元だけに他のチームとはモチベーションが違うといってしまえばそれまでだが。ちなみにツールの最終リタイヤ人数は29人。世界選手権が近いということもあるが、前日の14ステージで大量にDNF(did not finish)を出したことが大きい。

いずれにせよ、ブエルタ開始時点では「スポンサーがいないのでチームは今年度一杯で解散!」となっていて、私もだれかのblogに「これでエースのサムエル・サンチェスが優勝したりしたらスポンサーが付いてチーム存続しないか?」などと書き込んだのが、順番は逆だが実現しそうで嬉しい。なによりも、モティベーションを持続させた選手達は凄いと思う。これはドラマだ。

やっぱり、雨でDNSはいかんよ、DNSは(と自虐的につぶやいてみる)

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