量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

今回のいすみ健康マラソン。反省点もいくつかあるが、収穫が断然多い。レポの締め括りとして振り返ってみたい。

反省点から。

①渋井陽子様がゲストだと当日まで知らなかった
知っていれば色紙とかちゃんと準備したし。もちろん2ショットも撮ってもらったし。なんなら花束。いや、指輪だって準備したし!(ちょっとオレチンの影響ありw)

②キャップを忘れた
日差しはかなり強く、日差しに弱いオレは日射病の恐れもあった。(以前3月の佐倉マラソンで似たような症状アリ)

成果はこちら。

①新しいフォームのコツを会得した
これは本当にデカい。マジでこれを会得できるかどうかで雲泥の差。フルマラソンでも必ずこれが活きると思う。

2015年の1月。村のアイドルフジヤマさんに初めてあった時、当時まだサブ3.5できてなかったオレはおそれ多くもフジヤマさんに「普段なに考えて練習してるんですか」と聞いた。

帰ってきた答えが「とにかくカラダをダイナミックに動かすこと」。そのときは実は「ええ?それじゃあ疲れちゃうじゃん」て思った。「オレのレベルではまだ関係無いかな」とも。

あの言葉の意味が、今ならよく分かる。全身を動かし続けられるかどうか。それがマラソンを全力で走りきるために必要な要素だったんだ。

これまでは、マラソンってあくまでもそれまでの練習、かつ効率的に走れるフォームがすべてであって、本番を走っている時の精神力は重要ではないと思っていた。いくら歯を食いしばったところで、それで速く走れるわけではないと。せいぜい最後の1500mくらいしか、根性では頑張れないと思っていた。

でも上半身、体幹を使うのって、脚よりも断然気持ちで頑張れるし、しかもそれで速く走ることができる。というか、脚の負荷を減らせる。と思う。

これがフルマラソンでどこまで通用するか、来週末の防府マラソンで試してみたい。まさに激沈上等で。

②PB更新
自分は現在53歳。世間的には加齢で能力低下するお年頃。練習しても練習してもなかなか速くならない。

でも自分は潜在能力を出し切ってるわけではない。もちろん出し切ってなくても、加齢により並行して能力は下がっていくんだろう。

でもそれをいうなら、20代前半から肉体は衰え始める。加齢を気にしないでいいのは20代前半までだ。程度の差こそあれ、みんな加齢と戦っているのだ。だから40代のプロ野球選手なんてほとんどいないじゃないか。

今回のPBは、①で書いたフォームの開眼もあって、自分の中では単なる2分差だけではない、今後のマラソン生活に大きな影響を与える走りだったと感じている。

さらには、心肺の限界にも挑戦。4年前。松戸七草マラソンで久々にハーフに挑戦。アップダウンの激しいコースだったけど、PBを5分更新して95分でゴール。

あの時のゼエハア感が、それ以降何度ハーフを走っても戻ってこなかった。いつもゼエハアする前に、抑えて走ってハーフが終了。それが今回は限界までゼエハアできたんじゃないだろうか。それも途中でチカラ尽きないで、最後までもった。

つくばの疲労が無ければもっと行けたと思う反面、この局面だからこそ破れかぶれでこういう走りができたとも思う。万全な状態だったらこの走りができたかどうか。

この年齢、この状態で、新たな展開が開ける、そんな可能性を感じさせてもらえたことに感謝したい。

③改めて、新たな出会い
ゴール後に千葉県民さんとしばし立ち話。なにせこの日75分でゴールした人だ。オレごときが普段お話しできる人ではないのに、なぜかオレがPB更新したことを知ってくれていた。千葉県民さんが普段どこで練習しているかとか、ハーフの大会の前日は必ず30kmのクロカンやるとか、面白い話をいくつもしてくれた。(PBの件はmotoさんから聞いていたらしい)

コメント欄にコメントをもらったFさんも、まだ直接お会いしていないけどあらたな出会い。千葉県民さんと同じく75分でゴールしたそうで、そんな知り合いフジヤマさんかカミさんくらいしかいない。でも多分激沈Tシャツは持ってない(笑)ブログ始められたようです。

今回のPB更新を一番喜んでくれたのはmotoさんだった。後で、一緒の写真を撮らなかったことを口惜しがられた。いやいや。一緒に出走した大会でPBさせてもらって光栄でした。僭越だけど、ちょっとだけ近づけたかも。makiさんも見事復帰戦を完走で飾られた。

10kmの折り返し付近で、激沈上等Tシャツを掲げて、ご家族(?)で応援してくれた地元のMitzさん。頑張れるかどうか微妙なところだったので、本当にありがたかったです。

トヨチンは今回は見事なPB!
そして表彰式の壇上でもキレキレのコマネチを決めた(笑)。最近大会でよく会いますね~。
20170710トヨチン

ankocatさんは以前某大会で少しだけお話したことがあったんだけど、本当に心の敷居の低い、親しみやすい方だ。今回は会場から茂原までクルマに載せてもらった。ルナママさんと3人で福岡国際マラソンの中継をアンコさんの車中で観たのは、当分忘れられない思い出になると思う。

それから先週、今週と2周続いてお世話になったルナママさん。先週は結構オレも酔っぱらってましたが、今週改めてルナママさんの美しさに完全にノックアウトされました。
20171205ルナママ
そんなルナママさんを囲んで、地元のうっちーさん、ozakiさん、ぱっきーさんとのアフターも楽しかった!

うっちーさん、最近よくレース中に顔を合わせる(笑)走力が近いんですね~。また一緒に練習したい。

ozakiさんは自分と同い年。飲むのは初めて。少林寺拳法、トライアスロンと3足のワラジを履く、超男前のナイスミドル(死語?)歌も甘い声でルナママの心をさらっていった(笑)



いやしかし、やっぱりいすみはぱっきーさん抜きで語れない。今回いすみにエントリーしたのもぱっきーさんに会いたかったからだし。いすみでぱっきーさんと話していると、それだけでこっちまで注目されてしまう。まさにいすみの主!
ぱっきーさん2


そんなわけで、本当に充実した1日でした!参戦前は予想もしてなかったけど、今シーズンもいいシーズンになりそうです。

ルナママさん、可愛い!って思ったら、
ポチッとお願いします。

20170918ブログ村

そんなわけでいすみ健康マラソン。

実はシューズは、佳純タソ(ジール6)ではなく、
久々の真帆(takumi練ブースト3)。
DSC_0005
(左から2番目)

なんだろう。ジールの方が安心感はあるけど、
今回はtakumi練の爆発力に期待したってところだろうか。
ツボにはまった時は本当によく走ります。

今回は脚は疲れていたはずだけど、
上半身で頑張って脚をクルクル回す感じに、
takumi練の薄いソールがぴったりマッチした。
次戦の防府で何を履くか、悩む~。



それから今回も心拍計を装着したのだが、
前回頂戴したコメントに従い、
こんなものを調達して臨んだ。

これ、心電図を取るときにカラダに塗るクリーム。
これで心拍計の接触不良による計測ミスが無くなるらしい。
実際、計測はほぼ完ぺきだった。
20171203lap
ちなみにつくばの時の波形がこちら。
確かに比べると、最初の数kmは接触不良に見えてくる。
20171126心拍

これをmotoさんに見せると即座に
「なんでそんな物持ってんの?」
って聞かれました(笑)



で、改めてこの心拍数の推移をみると、
つくばの疲れが残ってたんだなあと思う。
最初の5kmまでは一直線に上昇しているが、
速度に順応してからは心拍が低下。
10km以降は脚が動かずペースが落ちてさらに低下。
最後はドリフトで再び上昇。

つくばの疲労が残っていなくて、
もし中盤でもっとペースアップできれば、
心拍数は一直線にドリフトしていったと思う。
てことはつまりもっと速く走れたってことか。
感覚的には405くらいならハーフは行ける気がする。

ていうことは、フルなら415?
今回みたいにキロ4分1桁の突っ込みがなければ、
415で結構いける気はするんですよね。
まあ疲労が抜ければ、ですけど。



それから、体幹を使って着地衝撃を緩和する走法。
昨日の記事では感傷的になってたので(笑)
もう少し冷静に書いてみたい。

立ち幅跳びってあるじゃないですか。
助走を付けずにその場で飛ぶ幅跳び。
あれやる時って、腕を思い切り振りますよね?
もちろん膝もまげて脚力も使うんだけど、
腕の反動でも体を持ち上げてる。

もちろん腕のチカラだけではだめで、
腕がつながっている体幹もしっかりさせないと、
長い距離はもたないしパワーもない。
具体的にどう使うかはうまく説明できませんが、
練習の仕方はこんな感じ。

①普段よりも強く腕を振る。
②普段よりもそっと着地することを意識する。
 抜き足差し足忍び足、な感じで走る。
③すると腕振りが、着地衝撃緩和と連動するようになる。

今回実践してみて、着地衝撃の影響の大きさを改めて実感。
10km過ぎであんなに脚がダル重で、
もうここからのペースアップなんて絶対ムリ!
って感じだった。

それがカラダ使うようにしたら、まず着地が軽くなった。
ドスドスだったのが、トントンってなった。
そうなると脚にチカラ入れなくても、
スイスイ前に進むようになった。

逆に、上半身がしっかり使えると、
着地は自然にミッドからフォアフットになります。
これまでも元気な時は無意識にやってたのかもしれないが、
改めて認識したことで、疲れてからも柔らかい着地ができた。

これ、ワタシ以前ちゃんと書いてるんですよね。
腕振りの効用その2~目指せサブ3.15
なのに最近はまったく実践できていなかった。
やっぱり気合いが足りていなかったか。
今回は実戦で体感できたので、定着しそう。

何より闘志を走りに置き換えられるのが良い。
前回つくばの闘志割合が10%とすれば、
今回は90%が闘志。

さらには、今回はハーフのゼエハア限界に挑戦。
闘志を表に出すという意味では、
これに勝るものはない。
久々にギリギリまで出し切った。

これでいよいよランニングレボリューション、
まさに最終章かも。



ここからは独り言。
いすみから茂原に向かうアンコさんの車中で、
38km辺りから福岡国際の大迫を観ていた。
もちろん見るのは脚じゃなくて腕振り。
そして体幹。

オレの眼にはまだまだ腕をしっかり振れている
大迫の姿が映っていた。
思わず「これはまだまだいける!」って叫んでしまった。
そしたらキプロティクのペースアップに食らいつき、
見事3位浮上。

一方で41kmくらいでさらにキプロティクがペースアップすると、
大迫の肩と頭が大きくふれ始めた。
「ああ、これは厳しい」って思ったらやっぱり離された。

まさについさっき、上半身の動きで走りが変わることを
身を持って体験したばかりだったので、
一連の大迫の動きが強く印象に残った。
もちろんレベルは全然違うんだけど、
トップ選手のカラダの動き方を、
おなじランナーとしての目線で感じられたことが嬉しかった。

正直これまでマラソン番組とかあんまり見なかったんだけど、
これからはランナー目線でもっといっぱい見よう。
そんなわけで、色々と収穫の多い1日でした。
20170918ブログ村

(前編より続く)

10-15km 21:09(4:09,4:16,4:18,4:13,4:11)avg4:14

しかし中間地点を過ぎたあたりから、さすがにペースが落ちてくる。さあいよいよ来た。手賀沼もいわい将門でも中間地点からズルズルと落ちていって、全く抗うことが出来なかった。またあの繰り返しになるのか。

とにかく前半のような足の軽さはどこへいったやら。明らかに腰が落ちてくる。ピッチを上げてみるが体は反応しない。ここはとにかく嘘でもいいから腕を目いっぱい振る。



そう。思い出した。練習中に腕だけじゃなくて、体幹全体でカラダを持ち上げて着地の衝撃を吸収したことを。着地衝撃を脚まかせにしないで、カラダを浮かせることで衝撃を小さくする。

そうしたら、着地が急に楽になってフォアフットが保てるようになって、脚は推進を受け持つだけになった。一旦4:18まで落ちたペースが4:11にまで回復した。これでどこまで行けるか分からないけど、もうこれしかオレには残されていない!なにくそ~!!

もしかすると、Take先生が言っていた「何か」ってこれだったのかもしれない。このまま何とかこのペースを維持して、これがその「何か」だっていうことを証明したい!

しかし15km手前辺りから、急速にカラダのダルさが増してくる。これはつくばの後遺症だろう。でも脚は動いているし、心拍も160台に下がったまま。もっとペースを上げられるはず。

15-20km 21:26(4:16,4:18,4:16,4:15,4:21)avg4:17
心拍数 167,168,168,169,169

15kmの表示が見えた。残り6kmちょっと。もうここまで来たらなりふり構わず走る。しんどいのは当たり前の区間なんだから。ここまでのアベレージが4:11。

このままいけば88分台も夢ではない。そうだ、ついに夢への一歩が踏み出せる。先週のつくばで一瞬キロ4:15が出た時にコース上で夢想したサブ3。あそこに指先だけでも掛けることができる!

もう走り方では迷わない。とにかくカラダと呼吸がキツくなってきたが、上半身で着地衝撃が吸収できているので脚はスムーズに動いている。ペースが落ちそうになったら上半身を頑張ればいい。

呼吸はきついけど、スライド区間ですれちがうトップ選手って、みんな死にそうなくらい苦しそうに呼吸している。あれに比べたらこんなの屁みたいなもんだ。まだいける。

こんなところで手を抜いていたら、サブ3なんて絶対できない。それどころか、今日もまた90分切れずに帰る羽目になる。オレはここに何をしに来たのか。根性見せに来たんじゃないのか。

残り4kmになったとき、前方に見覚えのある人影が。逆光のせいか顔がよく見えない。と思ったらぱっきーさんだった(笑)。この日の10kmで2位に入賞して疲れているのに、こんなところまでさかのぼって応援しに来てくれた!
S__26648585

ここからなんとぱっきーさん、俺と並走を始めてくれた。17kmと18kmのラップが上がってるのはこのおかげ。カラダはしんどかったけど、このおかげで残り2kmまで来れた。本当にありがとうございました。

動画にしてみると、我ながらカラダが使えてるなあと思う。
(PCモードでご覧ください)
1512352717488GdiMW6RZoYd11512352687
(しかも強烈に追い越してるw)

残り2kmでアベレージは4:12。4:15で90分だからその差3秒で20km来たということは、ほぼ60秒のマージンがある。つまり頑張れば28分台が見えてくる。 ぱっきーさんの並走が終わった途端にラップが4:21まで落ちるが、最後ふんばる。

20-GOAL 4:47(4:17,0:29)avg4:16
心拍数 171,174

もうこの残り1.1kmの長いこと。そして残り500mでようやくゴールの青いゲートが見えた。ああもうすぐ終わりだ。オレは出し切った!

ゴール直前、沿道に美女二人。アンコさんとルナママさんが「キミ兄~!!」と嬌声を上げてくれる。よっしゃ、オッサン最後まで頑張るで~!

って思ってたら、反対側に立ってランナーにハイタッチしていた渋井陽子様に気付くのが一瞬遅れる。ああ、不覚!!引き返そうかと思ったが、ゴールゲート脇の時計を見たら1時間28分台!自分の立場を思い出して思い直す(笑)
shibuiyoko

そしてグロスタイム1時間28分59秒で無事ゴール!!!
アベレージ4:13!!
image


やったよ、Take先生!
20170918ブログ村

↑このページのトップヘ