量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

読書をしない人間に成功などありえない。しかも本は多く読めば読むほどいい。たくさんの本を同時に読みながら、独自の視点や広い視野を獲得するための手法や、書評の技術も紹介した超実践多読術。

実践! 多読術  本は「組み合わせ」で読みこなせ (角川oneテーマ21)実践! 多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ (角川oneテーマ21)
(2010/07/10)
成毛 眞

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いつも参考にさせてもらっている成毛さんの読書方法について書かれた本。

いわく「10冊並行して読め」がポイント。面白くなかったら途中でやめてもいいらしい。そして本当に面白い本を探し当てる。成毛氏は本の保管用に1件マンションを借りていて、もうそこもいっぱいらしい。

参考にはなるが真似はできない(笑 ☆☆☆☆。

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1972年9月、ミュンヘン・オリンピックの選手村をパレスチナ・ゲリラ“黒い九月”が襲い、イスラエル選手団の11人を惨殺した。イスラエル政府は報復を決意、情報機関モサドが暗殺チームを組織し、“黒い九月”の幹部を次々と抹殺し始める。スパイ小説の巨匠が、衝撃のテロ事件とその後の復讐を克明に再現し、アラブとイスラエルの対立の原因と歴史を明らかにする。

ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え (ハヤカワ文庫NF)ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え (ハヤカワ文庫NF)
(2006/01)
マイケル,バー ゾウハー、アイタン ハーバー 他

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1972年に世界を震撼させたミュンヘンオリンピック選手村でのイスラエル選手団殺害、立て籠り事件を描いた作品。
ハサン・サラメという悪の化身のようなパレスチナ人の一族の歴史を軸に物語が進んでいくことで、この対立には善も悪もないことが良く理解できる。

最後のシーンでハサン三世がイスラエルのジャーナリストに「自分は平和を望んでいる」という下りには、この青年の真意はどこにあるのだろうかと、背筋が冷たくなる気さえさせられる。好著である。☆☆☆☆☆。

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イラクの反政府武装勢力は、カイルを恐れるあまり彼を「悪魔」と呼んで、その首に賞金をかけた。屋根の上や隠れ場所から、おそろしいほどの正確さで仲間を守ったカイルは、シールズ、海兵隊、陸軍の兵から、後世に語り継がれるほどの信望を集めた。スリル満載のこの物語は、ただひとりの男にしか語ることのできない、戦争の壮絶な目撃証言である。

ネイビー・シールズ最強の狙撃手ネイビー・シールズ最強の狙撃手
(2012/04/23)
クリス カイル、ジム デフェリス 他

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1ヶ月ほど前に本書の著者が亡くなったというニュースが流れた。経営する射撃学校の生徒に射撃場で銃撃されたらしい。

著者は米軍史上最高のスナイパーとされるシールズの隊員だが、本書にはその秘訣的なものはほとんど記されず、訓練と戦場での日々、軍人であることと家族との関係、戦場で亡くなった人達、彼の兵士としての動機やモラル、といったことが語られている。

退役軍人の社会復帰支援にも積極的で、休日はPTSDを負った元兵士をケアする活動で費やされていたという。一方、戦闘において多くのイラク人の命を奪ったことについては、愛国心から正しいことをしたまで、と完全に割りきれている様子。

こういったことが特に気負いもなく淡々と綴られており、普通のアメリカの兵士のメンタリティを知る上で、良書といえよう。彼を撃った元兵士はPTSDに悩まされており、そのケアの最中の事だったらしい。ご冥福をお祈りする。☆☆☆☆。

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