量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

先日来取り組んでいる高ケイデンスの維持を長距離で実践するために、朝7時に家を出て養老渓谷方面へ向かう。この時点の気温は10度。新たに購入した春・秋用グローブがちょうど良い。ウェアも下は短いレーサーパンツ、上は長袖のジャージをTシャツの上に羽織る。まずはいつものように、357号線の若松交差点を目指す。そこまでの大半は歩道だ。交通量も多く道幅が狭いのでこうせざるを得ない。歩道なのでなかなか高ケイデンスの走りを実践するチャンスがない。


若松からの県道15号線では、地元の高校生が自転車競技の練習をしたりしているくらいなので、ガンガン走るにはうってつけ。私もここで高ケイデンス走を早速実践する。走り始めると、後から気づいたのだが追い風だったこともあり、いつも25~30km/hのところが28~33km/hくらいが楽に出る。こりゃあすごいやと思いながら、アクアリンクちばを左折し京葉線通りへ。さらに357号線→県道24号線へと向かう。いつになくハイスピードでそのまま五井へ。この時点でまだ午前9時。297号線バイパスに入ってしばらくいくと「養老渓谷まで30分」の電光掲示板が。そりゃあ自動車での時間でしょうよ、と思いながら、でもあと1時間か、とも思う。


この辺りのファミマでフレンチトーストの菓子パンを補給する。このチョイスは正解。ツーリングだとなぜか普段食べない甘いものがほしくなる。297号線は小湊鉄道と並んだり離れたりしながら牛久へと向かう。牛久からは大多喜方面と養老渓谷方面に道が別れている。養老渓谷方面へ進むとやがて高滝湖へ。せっかくなので街道を離れ湖岸道路を進む。桜の木が湖岸沿いに植えられていたりして、なかなかの穴場。



高滝湖を過ぎると、道は本格的に丘陵コースに入ってくる。自転車に乗り始めて三ヶ月、周囲にある坂といえば江戸川護岸の坂道くらいしかなく、このクラスでも初体験に近い。まあ神奈川とか埼玉の奥のほうに比べれば、子供だましみたいなもんなんだろうけど。そして養老渓谷まで残り3kmになったとき、ここまでで最大級の登りに遭遇!気が付いたら28Tまで使い切っていた。ここまで既に70km程度を走破しており、高ケイデンスが脚に来ていたこともあるが、こんなので来月東京都民の森とか本当にいけるんだろうか・・・。



ここいらで精神的にもかなり余裕はなくなってきており、せっかくの養老渓谷だがそのまま素通りして大多喜まで行くことにする。というのも、ここまでの道のりで結構な下りもあったので、来た道を戻るとなると逆にそこを登らなければならず、ちょっとその気力が湧いてこなかったのだ。しかし大多喜から東京方面へ戻る際には大多喜の市街地を出てすぐのところに激坂があることもバイシクルNAVIで確認しているので、行動自体が矛盾しているんですが。まあ時間も昼近くなってきたし、途中でランチすれば状況も変わるのではないか、と。



上総中野から大多喜の間はゆるやかなアップダウンが続くなかなかの快適な道。途中、線路沿いに菜の花が咲いていたりして、まるで夷隅鉄道のカレンダーのようである。とこの辺りで段々と北風が強くなってくる。予報では北風から北東の風に変わるはずなので、当面逆風だが辛抱して進む。脚もかなり疲れが溜まってきていて、重いというよりはだるい、しかも投げ出したくなるだるさ。ここから小湊鉄道で五井まで輪行、という考えがなんどか頭をよぎる。しかも小湊鉄道は自転車フレンドリーで有名な鉄道だ。話題づくりにもなる。うーん。でもこれまでロングライドを何度かやってきて、結局最後は何とかなってしまうのだ。もうちょっとがんばろう。でも今回は今までにない感じの疲労感だ。


そして大多喜。ここでも精神的な余裕はなく、市街地には寄らずそのまま進む。ロードサイドにうどん屋を探すが、ちょうどいい感じの店がない。店が途切れる直前にあった味噌ラーメンの店に入ることにする。ここではカールスモーキー石井みたいなマスターと、ハワイ出身と思しき奥様が経営している様子。なぜハワイ出身かというと、店にフラダンス教室の張り紙があったから。ここで自慢の味噌ラーメンとチャーハンを頂く。チャーハンは少ししょっぱいが、もしかすると私のなりをみてマスターが疲労回復のためにと気を使ってくれたと思うことに。そして食事終了。いよいよ激坂へと挑む。


店を出たらすぐに道がつづら折を始めており、斜度もぐんと上がる。もうかなり脚には来ていて、ギヤもどんどん下がってくる。でも養老渓谷直前のような傾斜ではない。道幅も狭いわけではないので、つづら折を這うように登っていく。結局、ギヤは1枚残しで無事頂上へ。ここから先にはもう登り坂が無いことを祈りつつ下り坂へ。大多喜街道を下っていく。この時点で東京まで55km(!)15時には家に着くはずだ。


道は細かなアップダウンを時折交え、しかし基本的には下り坂で牛久方面まで戻ってくる。ここで残り40km。時間は13時。この大多喜街道は、道幅がそれなりにあって、しかも大きな車が少なく自転車には走りやすい。房総半島の道はこういう感じのところが多い。最近こちら方面のツーリングが増えている理由でもある。これに対し、船橋から北や北東方面に上がると、うんざりするほど道幅が狭く、かつ車が多くて大きい道が多い。なんで市川・船橋の道路行政はああなのか。土地自体がギリギリまで開発されているので、余裕がないように感じる。


海の近くまで戻ってきて、一旦県道24号に入るが、信号の多さに辟易し357号線へ。交通量は多いものの、道幅が広くしかも車のお陰で風はあまり体に受けなくなる。ここまで来ると足のダルさも忘れ調子良く進む。進路が西向きに転じてきたこともあって、風の影響も弱くなってきた。稲毛浜から幕張海浜公園へ。この時点で14:30。15時の到着はちょっと厳しくなってきた。


そしてまたいつもの面倒な船橋浦安間を通過、無事帰宅。走行距離は160kmをわずかに超過。最後まで高ケイデンスは維持できたように思う。少なくとも当日中はほとんど筋肉痛が出ない。翌日も、距離から考えると究めて軽症。


次回は河川敷でどのくらいの巡航ができるのか、トライしたい。

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2007年春までに北半球から四分の一のハチが消えた。巣箱という巣箱を開けても働きバチはいない。残されたのは女王バチとそして大量のハチミツ。その謎の集団死は、やがて果実の受粉を移動養蜂にたよる農業に大打撃をあたえていく。携帯電話の電磁波?謎のウイルス?農薬?科学者たちの必死の原因追及のはてにみえてきたのは。

ハチはなぜ大量死したのかハチはなぜ大量死したのか
(2009/01/27)
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2006年にアメリカでミツバチが突然大量にいなくなるという事態が発生。ミツバチは巣箱に入れられ、全米でミツバチによる受粉を必要とする農家に貸出されており、ミツバチがいなくなることで収穫に大きな影響が出てしまう。

これに養蜂業者や大学の生物学者が立ち上がり、果てはDNA分析まで行って原因究明が行われるが、電磁波、ある種のダニ、農薬に耐性のあるウィルス、病原菌などいろんな原因が取りざたされるものの、これという原因に行き当たらない。

そんな中、一人の養蜂家が敢えて天敵のある種のダニを蜂に寄生させ、弱い蜂を死滅させ強い蜂のみを残すという手荒なやり方で強い蜂のコロニーを作ることに成功しする。そもそも蜂は一匹ごとの固体の強さもさることながら、女王蜂、ハタラキ蜂、幼蜂育成係、種付け係など、コロニーとして機能しコロニーとして知性を持っていることが知られている。

蜂の生活する自然環境が農薬や公害で侵され、商業的収穫のために受粉係として全国を連れまわされるうちに、コロニーとしての抵抗力が失われたのではないか、というのがこの養蜂家の仮説だった。
このことはすなわち、我々が日々口にしている農作物がいかに不自然な形で育っているかということも表している。

蜂が人工的なストレスでいなくなった後には、植物自体も大きく影響を受けるに違いない、というのが著者の主張である。実はこの本、邦題は「ハチはなぜ大量死したのか」ですが、原題は「実りなき秋(Fruitless fall)」なのだ。前半はまるで推理小説のように引き込まれていきますが、後半では自然環境のバランスの危うさを教えられて暗澹たる気持ちになる。詳しく書き込まれている蜂の生態も相当に興味深い。

種の自主性に復活を委ねる考え方はどこかで見たと思ったら、途上国の支援だった。マイクロファイナンスが大躍進した理由もこの辺りにある。☆☆☆☆☆。

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今日は昼頃から雨が降るらしいので、午前中に帰宅すべく50kmじゃくで終了するつもりで出発。本当は家族で遠出するつもりだったが、直前に息子がごねたので中止。自転車は9時の出発になった。
一昨日、旧友のMと飲みに行った時、TIMEとスペシャライズドの最上級車を持ってる話とか、毎日ローラーに乗ってる話とかを聞いて、かなり刺激を受けた。ちょっと自分もスピードのレベルをあげる必要があると感じたので、今日は徹底的にケイデンスにこだわってまわしてみたい。
自宅から江戸川に向かう途中の357号線では、いきなり35kmキープ。自動車が起こす風の効果もあるとは思うがなかなかいいスタートである。そのまま江戸川CRに突入。インナーで目一杯回してみる。やればできるもので、多分90~100は出せていたと思う。平均速度もサイコンのグロス表示で24.7km/h。
しかし2時間これを続けるのはかなりキツい。やってるうちに、もっと長時間回せるようになるはず。当面この練習を続けるか。
帝釈天そばの桜は五分咲きでした。
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