その1はこちら → 。【大会レポ】館山若潮マラソブ3.ン(その1)【サブ3.5への想い】

大会から2日経つが、筋肉痛は30km走後のレベル。もしかするとフル後では過去最小かも。この話は後で書くが、走りが変わった感じがしている。さて、今日はどこまで書けるか。そう、こんな自分史的快挙はめったにないので、レポも心して書かなければ!!





スタート直後の1kmこそ5:14だったが、それ以降は体が動くままに4:50前後で突っ込んだ。思えば佐倉も大田原も同じパターンで入って、最後までもたなかったのだが、今回の俺は違うはず。本番の大会で一度言ってみたかった。「撃沈上等!!」(笑)

しかし昨年末の皇居ロングガチ練の結果が大きな自信になっていた。行きの電車の中でも何度もその時のラップタイムをガーミンコネクトで見直して「このペースで行けば勝つ!」と頭の中で唱えていた。これがまさにロング走の効果ですね。お守り代わり。

しかしスタート直後、少しトラブル。進路変更しようとしたら、すぐ前にさらにかぶせてきたランナーが!! その足を踏んでしまい思い切りつんのめった。後ろの人もびっくりしてた。お騒がせしてすいませんでした!!

(0-5km)24:36/24:36(5:14,4:48,4:49,4:51,4:54)
(左から、区間、5kmラップ/経過時間、1kmラップ)

そこから4:50前後で気持ちよく推移。5km過ぎに最初の登り坂登場。これが結構な斜度。「前半はそこそこアップダウンがある」だったはずなのに、気付けば「前半からかなりアップダウンがある」じゃん!! しかもかなり高いところまで上がる。以降、次から次へとまるで坂ダッシュのトレーニングのように坂が登場!

なんじゃーこりゃー!!(by →.)

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本当に字義通り「足が削れていく」。この大会がドSと言われる所以(笑) 後で地図を確認したら、5km、10km、15km、21km、22km、27km、30km、35kmの8箇所、きつい登り坂がある。

「坂は無理しないで自分のペースで登るべし」と書いている本もあるし、自分も基本はそう思っているが、この坂は正面から勝負しないと、コースに気持ちで負ける気がする。一応27kmの坂まではがんばってペースを緩めず登り、坂の区間でもキロ4分台をキープした。

(5-10km)24:09/48:45(4:53,4:46,4:50,4:50,4:50)

思い起こせばアクアラインも大田原も、15kmあたりで脚が売り切れる予兆があった。今回も気をつけていたのだが、13kmあたりでフォームを色々とチェックしているうちに、大臀筋の使い方がなんだか分かってきた。尻たぶを摺り合わせる感じ?あるいはコーモンの中をよじる?(笑)

それまでの大臀筋の使い方が「老婆の平手打ち」だとしたら、この使い方は「ボクサーが拳骨でパンチ」くらいインパクトが違う。地面からの衝撃を尻で直接ガツンと受ける感じ? 伝わるかな。結果スピードも上がり、色々試していたので13kmから15kmは妙にラップが速い。過去の大会でも5km23分台なんて出たことないし。

(10-15km)23:36/1:12:21(4:54,4:52,4:36,4:42,4:32)
(15-20km)23:51/1:36:12(4:47,4:39,4:45,4:52,4:48)

今回最後までもったのは、この体の使い方を持続できたのが大きかった。多少ペースが乱れても、お尻にしっかり乗ることを心がければ4:48のペースを保つことができた。そして21kmの長い坂にさしかかる。去年ここで心が折れて、キロ5維持を断念したのだった。しかし今年は疲労感も特に増さず、登り坂の分だけいったん呼吸は荒くなるが、下り坂でまたペースを回復し呼吸も元通り。

このあたりから「今日はいけるんじゃないか?」という感じがしてきた。ラップも「10km48分」とか「20km1時間36分」とか、普段見慣れない(笑)数字が並んでいく。もちろん突然ガクッとくるのがマラソンの怖いところなので、油断はしていなかったし、これ以上に突っ込まないよう抑えていたのだ。

ところが25km過ぎの下りで、突然ふくらはぎが勝手にプルプルと動いた!これが世に言う「脚が攣る予兆」というやつか!!実は自分、生まれてこの方、脚が攣ったことがない。しかしさすがに度重なるダッシュで筋肉が疲労した様子で、登り坂の直後の下りでスピードを出すと痙攣しそうになるようだった。やむなく下りでのスピードを抑え気味にする。下りはタイムが稼げていたんだが。

(20-25km)24:05/2:00:17(4:48,4:47,4:46,4:48,4:56)
(25-30km)23:47/2:24:04(4:45,4:45,4:45,4:56,4:35) → ぴったり30kmをキロ4:48

この20kmから30kmのキロラップは、自分で言うのもなんだが、坂が多いにもかかわらず本当にきれいにそろった。呼吸も脚もこの辺りが一番楽だった。この10kmを気持ちよく通過できたのは大きい。多少ペースが落ちても、大臀筋とひざの使い方を意識して脚の動きをコンパクトにするとペースが回復した。

そして本コース中最大のヤマ場、30kmの強烈な登り! 坂の入り口が最大斜度だが、その後もだらだらと500mくらいの登りが続く。ここでさすがキロ5分台にペースダウン。それでもこの5km、24分台前半で仕上げた!結果、35kmの表示地点でも2時間50分台(距離がずれてるので、下のガーミンペースより2分近く遅い)。残り7kmを40分でよい!この時点でサブ3.5をほぼ確信。

(30-35km)24:23/2:48:27(5:19,4:40,4:42,4:48,4:55)

残りの道のりは「速報になんて書こうか♪」とか「ゴールしたら泣くかも」とか、そんな気が早いことばかり考えていたw ところがねえ~、世の中そう甘くないんですわw 35kmを過ぎてからなんとキロ5越えを連発。脚が売り切れてきた!やばい、やばいよ~!!



ハラハラさせながら最終回へ続く♪






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