昨日のアウトドア編に続いて、インドア編に参ります。
その前に…
今年も利根川畔で枝豆の畑を借りたのだが、秋に全部は刈り取らず4本だけ残しておいた。それをX'masに収穫しベランダで干して、それがこんな感じに。
歯応えがあって激ウマでした♪
【プラモデル部門】
作品数 2点(ハセガワ1/72F14、タミヤ1/48ゼロ戦)
一時の隆盛はどこへやら、すっかり沈静化した感のある当部門ですが、数は少なくても今年は本当に充実した内容になりました。唯一、質が量を凌駕した分野(笑
この2点はいずれももう手元には残っていないのですが、いずれもお世話になった先輩への贈り物になりました。どちらも4ヶ月以上かかりましたが、これまで3年間の作品の中ではピカイチの出来ですね。先輩方にも喜んでもらえていればいいのですが。
来年は、コースケにサンダーバード2号の基地を作る約束をしているので、まずはそれですね。その次は、いくつか積んであるキットがあるんですが、さあ何を作りましょうか。やっぱりプロペラ機はいいですよね。米海軍のA-1スカイレーダーなんていいかもしれません。
【読書部門】
総冊数 340冊
今年もよく読みました。これで4年間累計は1000冊に。つらつらと読書リストを見ていたのですが、blogを書くようになってからのほうが1冊づつについての印象が深まりましたね。読んでいるときから、どうやってblogで説明するかを考えながら読んでいるからでしょうか。印象に残った本を32冊の☆☆☆☆☆の中から何点かご紹介しましょう。
ミチオ・カク 2100年の科学ライフ
2100年に実現している未来について、科学の限界を踏まえながら説明してくれますが、内容そのものもさることながら筆者の科学知識の幅の広さが半端ではありません。それゆえに非常に分かりやすいとともに、いろんな科学の可能性を感じることが出来ます。この傾向は「炭素文明論」の佐藤健太郎にも通じるものがあります。
ローワン・ジェイコブセン ハチはなぜ大量死したのか
これはハチの生態を通じて、人間がいかに自然に影響を与えているかを説明してくれる本です。不必要に保護することがいかにその生態系に悪影響を与えるのか、発展途上国の支援と通じるものを感じました。またハチの生態が詳しく描かれているのですが、その神秘性も驚きでした。
サイモン・シン 宇宙創成
最近読んだせいもありますが、ノンフィクションでは今年はこれがNo.1でしたね。なによりも著者自身の圧倒的な科学者としてのバックボーンがあるゆえに、天文学の全体像を我々素人にもきわめてわかりやすく俯瞰的に示してくれます。これを中学生のころに読みたかった。
ジョージ・オーウェル 1984
古い本ですがたまたま読んでみました。SFスリラーとしての完成度が極めて高い作品です。SFといっても空想科学というよりは、人間が集団の中でいかに自主性を奪われていくのかが極めてリアルに描かれていて、十分に起こりうる世界として迫ってきました。時々読まなければ。
コーマック・マッカーシー チャイルド・オブ・ゴッド 血と暴力の国 すべての美しい馬 ザ・ロード
最初は「チャイルド・・・」から入りましたが、グロテスクなのに醜悪ではないそのマッカーシーの世界に一発で引き込まれました。そしてあと3作をこの順番で読みましたが、最後に読んだ「ザ・ロード」、あまり期待していなかったのですが本当にガツンと来ました。小説ではこれが今年No.1でしたね。
長々と書いてしまいましたが、何よりも今年最大の出来事は「blogの開設」(笑
3月7日の「東京湾一周」以降、インドア・アウトドアに跨って、日々の私生活をダラダラと綴り続け、本日現在なんと331本も記事を掲載。9月以降はほぼ日次更新。いくらblogタイトルがこうだからってやりすぎましたね。定期的に覗きに来てくれる方も、いい加減にしろと思っているかも・・・
しかしコメントを残して下さる方もいて、実生活では本当に友人関係が薄いのですが、色々と楽しい1年でもありました。しかも年末にはついにブロガーさんと強引に対面(笑)
来年は日次更新をいつまで続けるかが1つのポイントです。もともとは読書の質を高めようと思い、成毛眞の本で「3ヶ月毎日書評を書いてみろ」とあったのに刺激されて始めたのですが、本の読み方はそれなりに変わってきたと思います。
最後になりましたが、今年一年読んで頂いてありがとうございました。皆さまもよい歳をお迎えください。
その前に…
今年も利根川畔で枝豆の畑を借りたのだが、秋に全部は刈り取らず4本だけ残しておいた。それをX'masに収穫しベランダで干して、それがこんな感じに。
歯応えがあって激ウマでした♪
【プラモデル部門】
作品数 2点(ハセガワ1/72F14、タミヤ1/48ゼロ戦)
一時の隆盛はどこへやら、すっかり沈静化した感のある当部門ですが、数は少なくても今年は本当に充実した内容になりました。唯一、質が量を凌駕した分野(笑
この2点はいずれももう手元には残っていないのですが、いずれもお世話になった先輩への贈り物になりました。どちらも4ヶ月以上かかりましたが、これまで3年間の作品の中ではピカイチの出来ですね。先輩方にも喜んでもらえていればいいのですが。
来年は、コースケにサンダーバード2号の基地を作る約束をしているので、まずはそれですね。その次は、いくつか積んであるキットがあるんですが、さあ何を作りましょうか。やっぱりプロペラ機はいいですよね。米海軍のA-1スカイレーダーなんていいかもしれません。
【読書部門】
総冊数 340冊
今年もよく読みました。これで4年間累計は1000冊に。つらつらと読書リストを見ていたのですが、blogを書くようになってからのほうが1冊づつについての印象が深まりましたね。読んでいるときから、どうやってblogで説明するかを考えながら読んでいるからでしょうか。印象に残った本を32冊の☆☆☆☆☆の中から何点かご紹介しましょう。
ミチオ・カク 2100年の科学ライフ
2100年の科学ライフ (2012/09/25) ミチオ・カク 商品詳細を見る |
2100年に実現している未来について、科学の限界を踏まえながら説明してくれますが、内容そのものもさることながら筆者の科学知識の幅の広さが半端ではありません。それゆえに非常に分かりやすいとともに、いろんな科学の可能性を感じることが出来ます。この傾向は「炭素文明論」の佐藤健太郎にも通じるものがあります。
ローワン・ジェイコブセン ハチはなぜ大量死したのか
ハチはなぜ大量死したのか (文春文庫) (2011/07/08) ローワン ジェイコブセン、福岡 伸一 他 商品詳細を見る |
これはハチの生態を通じて、人間がいかに自然に影響を与えているかを説明してくれる本です。不必要に保護することがいかにその生態系に悪影響を与えるのか、発展途上国の支援と通じるものを感じました。またハチの生態が詳しく描かれているのですが、その神秘性も驚きでした。
サイモン・シン 宇宙創成
宇宙創成〈上〉 (新潮文庫) (2009/01/28) サイモン シン 商品詳細を見る |
最近読んだせいもありますが、ノンフィクションでは今年はこれがNo.1でしたね。なによりも著者自身の圧倒的な科学者としてのバックボーンがあるゆえに、天文学の全体像を我々素人にもきわめてわかりやすく俯瞰的に示してくれます。これを中学生のころに読みたかった。
ジョージ・オーウェル 1984
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) (2009/07/18) ジョージ・オーウェル 商品詳細を見る |
古い本ですがたまたま読んでみました。SFスリラーとしての完成度が極めて高い作品です。SFといっても空想科学というよりは、人間が集団の中でいかに自主性を奪われていくのかが極めてリアルに描かれていて、十分に起こりうる世界として迫ってきました。時々読まなければ。
コーマック・マッカーシー チャイルド・オブ・ゴッド 血と暴力の国 すべての美しい馬 ザ・ロード
チャイルド・オブ・ゴッド (2013/07/10) コーマック・マッカーシー、Cormac McCarthy 他 商品詳細を見る |
血と暴力の国 (扶桑社ミステリー) (2007/08/28) コーマック・マッカーシー 商品詳細を見る |
すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫) (2001/05) コーマック マッカーシー 商品詳細を見る |
ザ・ロード (2008/06/17) コーマック・マッカーシー 商品詳細を見る |
最初は「チャイルド・・・」から入りましたが、グロテスクなのに醜悪ではないそのマッカーシーの世界に一発で引き込まれました。そしてあと3作をこの順番で読みましたが、最後に読んだ「ザ・ロード」、あまり期待していなかったのですが本当にガツンと来ました。小説ではこれが今年No.1でしたね。
長々と書いてしまいましたが、何よりも今年最大の出来事は「blogの開設」(笑
3月7日の「東京湾一周」以降、インドア・アウトドアに跨って、日々の私生活をダラダラと綴り続け、本日現在なんと331本も記事を掲載。9月以降はほぼ日次更新。いくらblogタイトルがこうだからってやりすぎましたね。定期的に覗きに来てくれる方も、いい加減にしろと思っているかも・・・
しかしコメントを残して下さる方もいて、実生活では本当に友人関係が薄いのですが、色々と楽しい1年でもありました。しかも年末にはついにブロガーさんと強引に対面(笑)
来年は日次更新をいつまで続けるかが1つのポイントです。もともとは読書の質を高めようと思い、成毛眞の本で「3ヶ月毎日書評を書いてみろ」とあったのに刺激されて始めたのですが、本の読み方はそれなりに変わってきたと思います。
最後になりましたが、今年一年読んで頂いてありがとうございました。皆さまもよい歳をお迎えください。