Facebookで友人が好きな映画ベスト5を発表していた。キャンプでもマラソンでもなくblogのテーマから外れるが、実は結構映画好きなので、自分もベスト5を書いてみる。最近のはほとんど見てないが(笑)
今回は第5位から第3位までお伝えしよう。別に何の薀蓄も無く、ただ好きなだけなのであまり役に立たないが(笑)
第5位
「ディアハンター」
クリストファー・ウォーケンが良いという解説も多いのだが、やっぱり自分はデニーロ。デニーロといえばタクシードライバーの「Are you talking to me?」も痺れるのだが、あの映画はあのシーンだけしか覚えていない。一方本作は、ロシアンルーレットのシーンが取り上げられがちなのだが、それとの対比でふるさとの町での住民のやりとりが実によいのだ。特にラストにみんなで「God bless Amrica」を歌うシーン。これだけみんな傷ついてボロボロになって愛国心ってなんだ、と考えさせられる作品である。このふるさとの町がロシア系移民の町であることにも注目したい。暗い物語を撮らせるとマイケル・チミノの右に出るものはいない。
第4位
「ブルースブラザーズ」
元々はアメリカのテレビ番組「サタデーナイトライブ」の1コーナーとして演奏していた番組発のバンド、ブルースブラザーズが、あまりの人気から映画にまでなってしまった。監督はマイケル・ジャクソンの「スリラー」を撮ったジョン・ランディス。そして豪華ゲスト出演者。レイ・チャールズが街の楽器店主をやったり、ゲロッパのおじさんが牧師だったり、みんなノリノリだ。スピルバーグが税務署の職員だったりするのも見逃せない。
この人たちは、大半が自分で出演を希望したらしくノーギャラのケースも多いとか。それだけこのバンドのノリが愛されたということだろう。「ブルース」という建前だが、カントリーソングのクラブで客に脅かされて演奏した「ローハイド」とか、最後の「監獄ロック」とか、もうノリノリである。でもやっぱり「Everybody Need Somebody」サイコーだ。カラオケでエルウッドのMCが表示されるらしいので、是非一度チャレンジしたい♪
第3位
「夕日のガンマン」
このシリーズの第一作「荒野の用心棒」と迷うところだ。ニヒリズムという点では「荒野」が上を行くが、映画としてエンターテイメントとしての完成度は「夕日」のほうが断然高い。かなり大げさな音楽や表情なども、全体を流れる無常感のなかでうまく中和されて普通に見えてくる。
まあでも、なんといってもイーストウッドだ。ポンチョにくわえタバコ。酒場の回転ドアの前に立つ姿だけで痺れる。このころのイーストウッドは、その後の作品よりも自分の見せ方にこだわっている気がするな。演技とは体の動きや顔の表情だけではなく、肉体そのものの存在感も非常に大事だと自分が最初に認識できる作品だ。
この映画は低予算のために、スペインだかイタリアだかの田舎で撮影されたらしい。しかしこのできばえ。モリコーネのメインテーマも最高! セルジオ・レオーネ最高!! マカロニウェスタン最高! イーストウッド自身もこの映画で相当インスパイアされたらしく、自分が監督した「許されざる者」には「レオーネとシーゲル(ダーティハリーの監督)に捧ぐ」とクレジットしている。
次回はいよいよ第2位と1位をお伝えします。お楽しみに!!
それにしても戦争映画と西部劇が多いな・・・
今回は第5位から第3位までお伝えしよう。別に何の薀蓄も無く、ただ好きなだけなのであまり役に立たないが(笑)
第5位
「ディアハンター」
ディア・ハンター デジタル・ニューマスター版 [DVD] (2012/04/13) ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン 他 商品詳細を見る |
クリストファー・ウォーケンが良いという解説も多いのだが、やっぱり自分はデニーロ。デニーロといえばタクシードライバーの「Are you talking to me?」も痺れるのだが、あの映画はあのシーンだけしか覚えていない。一方本作は、ロシアンルーレットのシーンが取り上げられがちなのだが、それとの対比でふるさとの町での住民のやりとりが実によいのだ。特にラストにみんなで「God bless Amrica」を歌うシーン。これだけみんな傷ついてボロボロになって愛国心ってなんだ、と考えさせられる作品である。このふるさとの町がロシア系移民の町であることにも注目したい。暗い物語を撮らせるとマイケル・チミノの右に出るものはいない。
第4位
「ブルースブラザーズ」
ブルース・ブラザース [DVD] (2012/04/13) ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド 他 商品詳細を見る |
元々はアメリカのテレビ番組「サタデーナイトライブ」の1コーナーとして演奏していた番組発のバンド、ブルースブラザーズが、あまりの人気から映画にまでなってしまった。監督はマイケル・ジャクソンの「スリラー」を撮ったジョン・ランディス。そして豪華ゲスト出演者。レイ・チャールズが街の楽器店主をやったり、ゲロッパのおじさんが牧師だったり、みんなノリノリだ。スピルバーグが税務署の職員だったりするのも見逃せない。
この人たちは、大半が自分で出演を希望したらしくノーギャラのケースも多いとか。それだけこのバンドのノリが愛されたということだろう。「ブルース」という建前だが、カントリーソングのクラブで客に脅かされて演奏した「ローハイド」とか、最後の「監獄ロック」とか、もうノリノリである。でもやっぱり「Everybody Need Somebody」サイコーだ。カラオケでエルウッドのMCが表示されるらしいので、是非一度チャレンジしたい♪
第3位
「夕日のガンマン」
夕陽のガンマン [DVD] (2010/08/04) クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ 他 商品詳細を見る |
このシリーズの第一作「荒野の用心棒」と迷うところだ。ニヒリズムという点では「荒野」が上を行くが、映画としてエンターテイメントとしての完成度は「夕日」のほうが断然高い。かなり大げさな音楽や表情なども、全体を流れる無常感のなかでうまく中和されて普通に見えてくる。
まあでも、なんといってもイーストウッドだ。ポンチョにくわえタバコ。酒場の回転ドアの前に立つ姿だけで痺れる。このころのイーストウッドは、その後の作品よりも自分の見せ方にこだわっている気がするな。演技とは体の動きや顔の表情だけではなく、肉体そのものの存在感も非常に大事だと自分が最初に認識できる作品だ。
この映画は低予算のために、スペインだかイタリアだかの田舎で撮影されたらしい。しかしこのできばえ。モリコーネのメインテーマも最高! セルジオ・レオーネ最高!! マカロニウェスタン最高! イーストウッド自身もこの映画で相当インスパイアされたらしく、自分が監督した「許されざる者」には「レオーネとシーゲル(ダーティハリーの監督)に捧ぐ」とクレジットしている。
次回はいよいよ第2位と1位をお伝えします。お楽しみに!!
それにしても戦争映画と西部劇が多いな・・・