体が冷えていた。朝起きたらノドがイガイガ。
鼻水も止まらない。
今朝起きたらノドは痛いし鼻水は出るし・・・
やっぱり抵抗力が落ちてるんだろうか。
ムリはキンモツ・・・
まあこういうことも含めての走力だと思うので、
ジタバタせずにゆっくり行きます。
自分の感覚では三が日辺りから1月中旬までしっかり走れれば、
別大はそんなに変なことにはならないという気がしている。
昨日(㏼)は仕事も最終日。
毎年実家から肉を送ってくれるので、これで一年の疲れを癒す!
キミ兄@kimiyoshit実家から送ってきた肉で一年の疲れを取る!!(▽) https://t.co/8qcGWPuPA3
2015/12/29 20:18:45
キミ兄@kimiyoshit最後のひときれとの別れを惜しむ https://t.co/07HA27LuGH
2015/12/29 20:58:08
いつ食べても、「やっちゃん」の肉はうまいなあ~。
☆☆
今日はそんな苦しい息の下から(笑)
予告通り「今年読んだ本ベスト6」行ってみます。
なんで中途半端な「ベスト6」かというと、
いろいろ考えたんだがどうしてもここから後1冊が落とせなかった。
第6位 ナオミとカナコ 奥田英朗
ナオミとカナコ [単行本]
簡単にあらすじを言うと、新婚のカナコはナオミと協力して
夫のDVから逃れようとする。簡単すぎ・・・(笑)
日本版「テルマ&ルイーズ」って言っちゃうと作者は残念だろうが、
着想はあそこからきてると思う。
でもいいのだ。奥田英朗ならではのテンポの良い展開。
小説なのか!と思うほどのハラハラドキドキ感がたまらん。
ちなみに本作、1月からCSでドラマ化される。
カナコが広末涼子、ナオミが内田有紀。
読んだ感じでは逆でもいいかと思ったが。
でも絶対見たい!
ああ、今や二人とも離婚経験者だなんて隔世の感・・・
第5位 池上彰の憲法入門 池上彰
池上先生が憲法、特に第9条にスポットを当てて、
そもそも憲法は何を言っているのか、噛み砕いて教えてくれる。
仕事でも同じことが起きるが、おかしいと思ったら原典に当たること。
その大切さを思い出させてくれる。
ちょっとだけ引用すると、第9条は当初は完全に戦力放棄をうたっていたが、
それでは自衛ができない、ということで今の文章になった経緯があるらしい。
マスコミ、評論家は往々にして「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」
というくだりを以って「自衛隊は違憲」というんだが、実際にはその前に
「前項の目的を達するため」という但し書きがあるのだ。
武力を全面放棄するとはどこにも書いていない。
そうなんですよ、検討経緯からすれば自衛隊は合憲。
というか、憲法を最初に検討した時点では合憲だった。
今年の混乱ぶりを見ていて、自分はなにかに与するものではないが、
そういう「議論の進め方」がまったく機能していないのが気になった。
面倒でも、議論している人たち全員で憲法成立の初めに戻って、
確認するという作業をすればいいのにね。
第4位 意識はいつ生まれるのか ジュリオ・トノーニ
これまた脳科学は今ここまで来てるんだという、括目すべき本。
意識ってようするに「五感」。(感情とはちょっと違う)
「辛い!」と感じるのは、見た感じの辛さと舌から入る辛さに差があるから。
つまり、「視覚」と「味覚」が総合されることにより「意識」が生まれる。
植物状態と単なる昏睡は、外見上は区別がつかないが、実は違うらしい。
植物状態は意識がない。昏睡は意識はあるがそれが外から分からないだけ。
そう言われると、本当は意識があるのにそれに気づいてもらえないなんて怖いな。
でも今や、いろんな方法で意識の有無は外から測定できるようになったらしい。
第3位 アメリカの卑劣な戦争 ジェレミー・スケイヒル
アフガニスタン、イラク、スーダン、ソマリアなどで展開される
米軍によるテロリスト掃討作戦の実態を描いた本。
先日のパリでのテロの際にオランド大統領が
「これは戦争だ!」と叫んだことが話題になった。
あれを見た時に自分が
「え、戦争でもないのに裁判なしでテロリスト殺してたの?」
と思ってしまったのはこの本の影響が大きい。
人質を取って立てこもっている時などの緊急時は除き、
テロリストだからといって法的手続きなしに人は殺せない。
唯一の例外は戦争。
そもそも他国に軍隊や武力を送り込んで、制圧する行為は
アメリカ国内でも法律家がその適法性に相当頭を悩ませているらしい。
集団的自衛権の議論をするならば、同盟相手がどんな卑劣な奴か、
知っておいても損はない。
第2位 皇后考 原武史
大正天皇の后である貞明皇后が、いかに天皇家を守り、
その子供たちに影響を与えようとしたかを描く本。
古代の女帝として君臨した「神功皇后」に自分をなぞらえる皇后と、
神功皇后には天皇としての権限はなかったという詔勅を出そうとする裕人。
こういった宮中での争いが226事件にも影響を与えた可能性もあるらしい。
秩父宮かつぎは空想ではなかったんだ。
こういう世界だったら雅子妃が病気になるのも無理はない。
ていうか、最初から覚悟しとけよ。
浩宮の「私が守る」というのは、こういう世界のことだったんだね。
歴史を学ぶためには、昭和史に大きな影響を与えた天皇家について、
もっと知らなければならないことがあると強く感じさせてくれた一冊。
第1位 火星の人
この本は今年の1月に読んだのだが、その時点で「今年のナンバーワン!」
と思ったほどの傑作。もちろん「アポロ13」に着想を得ているとは思うが、
その内容の具体性とか、次々に現れる苦難のリアリティが凄い!
それだけに、主人公マークが次々と問題を解決する姿に共感多大。
と思っていたら、来年2月にリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で
「オデッセイ」という映画になって公開されるらしい。
また見に行くぞ!!「仮性の人」!!
年内の更新はこれが最後になります。
今年お世話になった皆様、ありがとうございました。
来年は飛躍の年にしたい!!!
ちょっと大人になったけんいちだ!
服も着てるぞ!(笑)
イラストレーターも練習中!
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