量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

2015年12月

月曜日(28日)の夜に気が付いたら布団がはがれて
体が冷えていた。朝起きたらノドがイガイガ。
鼻水も止まらない。

今朝起きたらノドは痛いし鼻水は出るし・・・
やっぱり抵抗力が落ちてるんだろうか。
ムリはキンモツ・・・

まあこういうことも含めての走力だと思うので、
ジタバタせずにゆっくり行きます。
自分の感覚では三が日辺りから1月中旬までしっかり走れれば、
別大はそんなに変なことにはならないという気がしている。

昨日(㏼)は仕事も最終日。
毎年実家から肉を送ってくれるので、これで一年の疲れを癒す!


いつ食べても、「やっちゃん」の肉はうまいなあ~。


☆☆


今日はそんな苦しい息の下から(笑)
予告通り「今年読んだ本ベスト6」行ってみます。
なんで中途半端な「ベスト6」かというと、
いろいろ考えたんだがどうしてもここから後1冊が落とせなかった。


第6位 ナオミとカナコ  奥田英朗

ナオミとカナコ
ナオミとカナコ [単行本]
奥田 英朗
幻冬舎
2014-11-11


簡単にあらすじを言うと、新婚のカナコはナオミと協力して
夫のDVから逃れようとする。簡単すぎ・・・(笑)
日本版「テルマ&ルイーズ」って言っちゃうと作者は残念だろうが、
着想はあそこからきてると思う。
でもいいのだ。奥田英朗ならではのテンポの良い展開。
小説なのか!と思うほどのハラハラドキドキ感がたまらん。

ちなみに本作、1月からCSでドラマ化される。
カナコが広末涼子、ナオミが内田有紀。
読んだ感じでは逆でもいいかと思ったが。
でも絶対見たい!
ああ、今や二人とも離婚経験者だなんて隔世の感・・・

ナオミとカナコ2




第5位 池上彰の憲法入門 池上彰

池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書)


池上先生が憲法、特に第9条にスポットを当てて、
そもそも憲法は何を言っているのか、噛み砕いて教えてくれる。
仕事でも同じことが起きるが、おかしいと思ったら原典に当たること。
その大切さを思い出させてくれる。

ちょっとだけ引用すると、第9条は当初は完全に戦力放棄をうたっていたが、
それでは自衛ができない、ということで今の文章になった経緯があるらしい。
マスコミ、評論家は往々にして「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」
というくだりを以って「自衛隊は違憲」というんだが、実際にはその前に
「前項の目的を達するため」という但し書きがあるのだ。
武力を全面放棄するとはどこにも書いていない。

そうなんですよ、検討経緯からすれば自衛隊は合憲。
というか、憲法を最初に検討した時点では合憲だった。

今年の混乱ぶりを見ていて、自分はなにかに与するものではないが、
そういう「議論の進め方」がまったく機能していないのが気になった。
面倒でも、議論している人たち全員で憲法成立の初めに戻って、
確認するという作業をすればいいのにね。


第4位 意識はいつ生まれるのか ジュリオ・トノーニ

意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論


これまた脳科学は今ここまで来てるんだという、括目すべき本。
意識ってようするに「五感」。(感情とはちょっと違う)
「辛い!」と感じるのは、見た感じの辛さと舌から入る辛さに差があるから。
つまり、「視覚」と「味覚」が総合されることにより「意識」が生まれる。

植物状態と単なる昏睡は、外見上は区別がつかないが、実は違うらしい。
植物状態は意識がない。昏睡は意識はあるがそれが外から分からないだけ。
そう言われると、本当は意識があるのにそれに気づいてもらえないなんて怖いな。
でも今や、いろんな方法で意識の有無は外から測定できるようになったらしい。


第3位 アメリカの卑劣な戦争 ジェレミー・スケイヒル

アメリカの卑劣な戦争―無人機と特殊作戦部隊の暗躍〈上〉



アフガニスタン、イラク、スーダン、ソマリアなどで展開される
米軍によるテロリスト掃討作戦の実態を描いた本。
先日のパリでのテロの際にオランド大統領が
「これは戦争だ!」と叫んだことが話題になった。

あれを見た時に自分が
「え、戦争でもないのに裁判なしでテロリスト殺してたの?」
と思ってしまったのはこの本の影響が大きい。
人質を取って立てこもっている時などの緊急時は除き、
テロリストだからといって法的手続きなしに人は殺せない。
唯一の例外は戦争。

そもそも他国に軍隊や武力を送り込んで、制圧する行為は
アメリカ国内でも法律家がその適法性に相当頭を悩ませているらしい。
集団的自衛権の議論をするならば、同盟相手がどんな卑劣な奴か、
知っておいても損はない。


第2位 皇后考 原武史

皇后考
講談社
2015-02-05


大正天皇の后である貞明皇后が、いかに天皇家を守り、
その子供たちに影響を与えようとしたかを描く本。
古代の女帝として君臨した「神功皇后」に自分をなぞらえる皇后と、
神功皇后には天皇としての権限はなかったという詔勅を出そうとする裕人。

こういった宮中での争いが226事件にも影響を与えた可能性もあるらしい。
秩父宮かつぎは空想ではなかったんだ。
こういう世界だったら雅子妃が病気になるのも無理はない。
ていうか、最初から覚悟しとけよ。
浩宮の「私が守る」というのは、こういう世界のことだったんだね。

歴史を学ぶためには、昭和史に大きな影響を与えた天皇家について、
もっと知らなければならないことがあると強く感じさせてくれた一冊。



第1位 火星の人

火星の人
火星の人 [Kindle版]
アンディ ウィアー
早川書房
2014-09-30


この本は今年の1月に読んだのだが、その時点で「今年のナンバーワン!」
と思ったほどの傑作。もちろん「アポロ13」に着想を得ているとは思うが、
その内容の具体性とか、次々に現れる苦難のリアリティが凄い!
それだけに、主人公マークが次々と問題を解決する姿に共感多大。

と思っていたら、来年2月にリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で
「オデッセイ」という映画になって公開されるらしい。
また見に行くぞ!!「仮性の人」!!


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年内の更新はこれが最後になります。
今年お世話になった皆様、ありがとうございました。
来年は飛躍の年にしたい!!!





けんいち2



ちょっと大人になったけんいちだ!
服も着てるぞ!(笑)
イラストレーターも練習中!


けんいち5





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ようやく今年の仕事も今日で終わり♪
仕事納めには実家から送ってきた焼肉。




堪能した~。
そのあと、こんなもの書いてました。


20150326キミ兄3

こんなのも描いてみた。

20150326キミ兄4



ちなみに原画はこちら。

20150326キミ兄2
(これ誰に撮ってもらったんだっけ~?)


絵なので骨盤はばっちり前傾(笑)
そしてちょっとマッチョに。



昨日は5大ニュースとか書いたのだが、
焦っていたので中身がスカスカ・・・・
まだ書かないといけないニュースがいくつもあった!!

今日は上から、


第6位 ビアぼっち!!アワぼっち!!

今年サイコーに面白かった宴会と言えばこれ。

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ゴールドチーム、今思えば最強!
この後の記憶がないのは内緒だ。
たかしさーん、来年もぜひビアぼっち&アワぼっちお願いしまーす!


第7位 ツイッター開始

以前もSNS世界歌謡祭で書いたが、
いまやブログの時間的な隙間を埋めるツールとして、
ツイッターが大車輪で回転している。
あー、だれもブログ更新しないな~と思った昼下がり、
突然「今日飲みに行きたいなり」とつぶやく奴が!!
そこから流れができる瞬間が楽しい。

ブログの更新もツイッターで通知しているので、
コメントのかなりの部分がツイッターに移行した。
ブログのコメントが減ったのはそのせいだ。

と思いたい。思いたい。思いたい・・・・



第8位 イトーヨーカドー浦安撤退?

業績不振のイトーヨーカドーが不採算40店舗をリストラすると発表。
するとなんと店舗が近接している葛西・木場・南砂に加えて浦安が
リストラ候補に!

いやいや。新浦安なんてヨーカドーがなければ何もないよ!
そこにはだだっ広いマンション敷地が並んでいるだけ・・・
まじで、我が家の周辺からヨーカドーがなくなったら、
マジで寂れる気がする。


第9位 久々のプラモデル製作

そう、山梨に旅立つあの人のために、
久々にプラモデルを作ったのだ!

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懐かしいな。これが今年の出来事なのか。
その割にはこの人には毎月のように会っているが。
親より会う頻度が高いぞ(笑)

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そういえばフロストバイトでまた大暴れするらしい。
三角関係はあえて狙っているのか!?


第10位 自家用車買い替え

これは結構大騒ぎだった。
お蔭で別ブログまで立ち上げてしまったし(笑)
依然として好調な別ブログ。当たり前のように1か月でPV1万件。
10万件に達するのも多分来年前半だ。
マラソンブログと違って滞留時間が長い。

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新しいクルマはそろそろほとぼりが冷めたので、
こっちのブログでも小出しにしていきたい。
とりあえず滅茶苦茶燃費いいです。
下道走ってリッター15㎞くらい。
前のクルマに比べて明らかに給油間隔が長くなっている。
ガソリン代も劇的に減った。

ついでに言うと、いろいろ運転サポート機能が付いているので、
マラソン大会に乗っていくのも全く抵抗感がない。
養老渓谷になんて毎週行きたいくらいだ。
この正月も三が日には一回行く予定。


結局今日もとりとめが無くなったんだが、
明日辺りは「今年面白かった本」やります!






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もうすぐ2015年が終わる。
振り返ると結構いろいろあったな~。

大会に関するものは3月に振り返るので、
今日はそれ以外のことを。

(本当は夜に上げるつもりだったが間違えて新着に載ったのて…)



第5位 自分でやったランイベント

6月に浦安練と称して陸上競技場でトラック練習開催。
そのあと8月、9月、10月と計4回開催。
1000mTTとか、1回のランが激しすぎて、
距離自体はそんなでもなかったが、
フジヤマさんやUkeさんらスーパーランナーと
一緒に走れたのはオレとしては非常に刺激になった。
自分の実力も思い知ったけど。

その延長線上でやった養老渓谷ラン。
これは楽しかった!
次回は4月10日の予定♪



第4位 フォーム改造効果あり

何度か記事にしたが、今年は1月からフォームにこだわった。
特に膝と股関節は色々絵も描いた(笑)
同じチカラでより速く走れるようになったと思う。

脚だけではなく、腕振りもかなり修正した。
左が弱かったのを矯正して左右対称にした。
肘の位置も後ろに下がって楽になった。

ちょっとはアタマ使って走ったよ!(°▽°)



第3位 シンスプリント罹患

これ、痛かったなあ
普通の筋肉痛と違って、治る気がしない。
永遠にこのままかと思える痛み。
揉んでも効果ないし。

今思えば、5月は練習の大半がスピード練習になっていた。
スピード練は、絶対量よりも比率だ。
バランスを欠くと故障する。
月200kmの練習のスポット練だけ取り出したりしたら、
故障へ一直線じゃないだろうか。



第2位 コースケ小学校入学

色々あるプライベートのなかで、唯一これがランクイン。
それだけ家庭が平和だってことで(笑)
しかし日に日に口が達者になってくるよ♪



第1位 帯状疱疹からの復活

何度も何度も書いたので耳にタコかもしれませんが、
シンスプリントよりもこっちの方が辛かった。
絶対的な体力が失われたのかと思った。
お陰さまでどうやら普通に戻ってきたようだ。

しかし油断せず、練習やその他もろもろ(笑)は控えめに、控えめに…(´Д`)



来年も良い年にしたい!!







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まずは前回のお詫び。
安易に画像を拝借し失礼しました。
私もwacom買いました!


image









これで書いたオレ第一作!













starwars1






うわー。

ある意味、直すとこ無い(笑)










ペンタブレットの性能を1割も発揮してない。
特に顔は昔から苦手なんだよな・・・・



でも、ランナーのフォームとか書くにはすごく便利。
これでバンバン描くぞ!!







starwars2








スターウォーズ フォースの覚醒。

エピソード4との違いを考えてみた。

いちおうネタバレは回避。
(雑誌に出ている程度はネタが出てきますが)








まず主人公のレイ。

とある星で屑拾いをしていたら、巻き込まれてファルコン号に乗ることに。
でもハンソロに誘われても乗員にはならなかった。
どうしても自分の星に戻って誰かを待たないとならないらしい。

でも一緒に来た脱走兵フィンが窮地に立たされると、
自らライトセーバーを持ってカイロレンと戦う。

一方エピソード4では、惑星タトウィーンでくすぶっていたルークが、
養父母を帝国に殺されオビワンと一緒に星を出る。
そこでレイア姫を救うことになりダースベイダーと戦う。

よく似ているようだが、レイにはルークほどの「脱出願望」が感じられない。
というか、レイはなんでわざわざ戦いに身を投じるのか。
自分の星に帰りたいのではないの?

ルークはダースベイダーの息子ということが次作で分かって、
実は暗い影のあるドラマなんだけど、
エピソード4では軽薄にも見えてわかりやすい。
ある意味、ただの活劇だ。

それに比べると本作では見るほうはずっと
「レイって何者?」と思いながら見ている。
そのモヤモヤ感は最後まで払しょくされない。
もしかしてカイロレンの妹?あるいはルークの娘?
とかずっと思いながら見ているが、スッキリしない。





次にカイロ・レン。

劇中、レンはずっとダークとライトの間で揺れ動く。
祖父であるダースベイダーにもあこがれている。
しかしそんなに強くない。マスクも脱いだりする。
ポッと出のフォース使いのレイに結構てこずる。

一方エピソード4のダースベイダーは徹底して悪だ。
しかも強い。素顔も見えない。




総じていうと、

エピソード4は一作限りかもしれないから、軽く軽く作ってある。
でも実はジョージルーカスの怨念みたいなものが忍ばせてある。

エピソード7はジョージルーカスの手を離れて、
いかにもディズニーらしい映画になった。
個々のシーンは素晴らしい。
ファルコン号が逃げ回るシーンとか空中戦とか。

でもこれでは次作を見ざるを得ない。
その意味で中途半端。しかも影が全く無い。
レイの生い立ち、レンの陰。ここをもうちょっと出してほしかった。






さあ、正月はエピソード4~6をもう一回見よう♪







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昨日の記事に「ケツを固める」と書いたのだが、もう少し具体的に。



言葉で書くと「大腿骨の一番上端を胴体の下端でどつく」。
どつく先端がケツ、すなわち大臀筋。
大臀筋をコブシだと思ってグッと握って下からの衝撃をどつく。

すると、空気をパンパンに入れたタイヤみたいに、
衝撃を跳ね返してポンポン弾む。
絵に描くとこんなかんじ。

ketukatame


やってみるとわかるが、腿から下は仕事する必要なくなる。
膝から下に仕事をさせ過ぎたのがオレの夏場の故障の原因。
そうしなくても、これならスピードは十分上がる。



ああ、wacomがホスい~。
(↓wacomペンタブレット)
ワコム ペンタブレット intuos Pro Mサイズ PTH-651/K1











☆☆

さて、昨シーズンは年末30日に皇居でガチ練30㎞をやった。
今シーズンも年末年始にやっておきたい。
今のところの参加希望者ムネコフさん、ウシオトコさんと相談、

1月9日8:30、キヨマロ集合でお願いします♪
(よって神田ラフィネ8:00くらいでしょうか)

途中ストップしないので、ボトルは携行をお勧めします。
ペースは3周目まで1周24分~23分半(4:48~4:42)、
あとはフリーで。
もっと速く、とか遅くというケースも折角なのでご一緒に。
今のところ、新人ブロガーのうめさんから参加希望頂いてます。


☆☆


足立も終わったので別大に向けて走り込み開始♪
今日は4月のマラニックの下見を兼ねて養老渓谷に行ってきた。
総延長28㎞、累積標高550m。
タイムは2時間50分でキロ6分8秒だった。

コースは、汽車で養老渓谷駅の一つ前の上総大久保まで行き、
そこから養老渓谷駅→大福山→月崎駅→里見駅→鶴舞駅
と線路沿いに来て最後上総牛久に戻るコース。

上総大久保と養老渓谷駅の間には、菜の花の名所があるのだ。
ここをぜひとも見たい!
こちらが出回ってる4月撮影の写真。

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こちらは今日オレ撮影。

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養老渓谷から大福山は先日のマラニック(笑)で通ったのと同じ。
そこから今回は養老川のほうに下って月崎駅へ。
ここまでで14㎞。

20151226養老渓谷1

月崎から里見までも線路沿いのアップダウンのキツイ道を行く。
里見から先は一般道に戻る。

20151226養老渓谷2

今回は下見も目的だったんだが、結論を言うと、






このコースでマラニックは無理!(笑)
(絶対コロサレル・・・・)




自分も足立の疲れが残っていたこともあるがとにかくキツイ。
楽しくない。自然は売るほどあるんだけど。
スタートを養老渓谷駅にして、素直に一般道を戻るのがいいかも。
まだ時間があるのでゆっくり考えます。

それから今回、ロードサイドの飲食店があるかどうかも
確認ポイントだったのだが、このコース設定だと
スタートから20㎞走らないと、飯は食えない!
これもマイナスポイントだったな~。

いや・もう・だって、今シーズンはあと2本フルを走るだけ。
50㎞とかアホみたいな距離は走らないもーん♪
だからツラいことからは徹底的に目を背けるのだ!!(笑)

だってシーズンが終わって最初の楽しいイベントがこれだったら、
さすがにちょっと嫌だ。
もういいじゃん、20㎞で。その代り多分桜がいっぱい見られる。

今回のテーマは「養老渓谷に菜の花と桜を見に行こう!」だ。
よろしく!! いや、夜露死苦!!



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