さて、足立フレンドリーマラソン下巻。
前回はこちら→ 突き抜けたオレのフレンドリー(上)
昨日書き忘れたが、スタート直前になって今年の若潮で
初サブ3.5やったときの秘訣を思い出した。
それは「ケツを固めること」。まさに秘訣。
特に地面から着地衝撃が来るときにぐっと固める。
すると自転車のタイヤに空気をパンパンに入れた時みたいに、
カラダがポンポン弾むように走れる。お試しください。
【10-15km】21:26/1:04:00(4:15,4:16,4:16,4:18,4:17)
しかし10㎞から4:15が微妙に切れなくなってくる。
無理すると1㎞や2㎞は行けるが、たぶん最後まで持たない感じ。
ここはピッチを安定させることだけを考え、ペースをいったん忘れる。
そこで現れる土手への上り坂。これが結構こたえた。
それでもラップでは4:18.結構頑張ってる。
でも4:15にどうしても戻せない。というか、怖くて上げられない。
2回目の折り返しあたりからいよいよカラダがきつくなってくる。
息は大丈夫だし脚も残っているのにペースが落ちてくる。
要するに「シンドイ」状態。
それ違った人によれば顔もかなり歪んでいたらしい。
この辺で知らない男性から「キミ兄!」って声をかけられる。
おお、オレも結構な知名度じゃん。って多分あれがウメさんだったんだな。
昨年写真を撮らせてもらったほーずきんさんともすれ違いざまエールの交換。
折り返しが2回あるこの大会の楽しいところだ。
【15-20km】21:48/1:25:48(4:18,4:17,4:25,4:26、4:22)
しかしこの頑張りも17㎞まで。18㎞では4:25というこの日最遅値を記録。
19㎞も再び現れた土手への登りで4:26。
ここで完全に腰が抜けていることに気づく。
人には「骨盤を前傾させると真下に着地しやすい」とか言っときながら、
こんなに腰が落ちてんのか!というくらい腰が引けていた。
つまり力で走っていたわけだ。
そんな走りは練習してないから、スピードが落ちるわけだ。
もうそこから極端なくらい骨盤を前傾させる。
イメージはヌデレバ。あの腰付きを思い出しながらケツを突き出す。
するとあら不思議。さっきまでズルズル落ちていったラップが、
最後の2㎞で4:22、4:17と回復。最後の200m(含むガーミン誤差)はキロ4切れた。
【20-ゴール】5:04/1:30:52(4:18,0:44)
残り2㎞地点で時計を見たら、1時間22分ちょうど。
んん!!キロ4で行っても90分には間に合わない。
意外と頑張れてたってことか。
しかし91分台と90分台では景色は結構違うぞ!と思い直し、
頑張ってペースを上げた。
なんとか91分は切れた。
最初から4:20で入ってればイーブンで終われたかもしれないが、
それだと91分は切れてない。
4:15で入ったのは我ながら完璧なペース設定だった。
出しきれた。
☆☆
湘南国際の前後にBU団総帥と何度かコメントのやり取りをすることがあり、
自分が書いたこの記事がPB更新に役立ったと言ってもらった。
さらには「キミ兄の次走が楽しみ」とまで言ってもらった。
自分としては調子はそんなに良くなかったので正直プレッシャーだった。
それに11月は病気で出遅れたこともあり、12月は別大に向けた走り込みを優先。
月初に養老渓谷で峠走、10日前に筑波山トレイル、三日前に皇居を4周した。
さすがに前日の火曜日はランオフして疲れを抜く努力をしたけれど。
さらに1週間前の10㎞走ではキロ4:20がどうしても切れず、
だからまあいいとこ91分台後半、93分台なら自信あり、と思っていた。
でもそれだとフォームの効果の証明にはならないなあ、とも。
今回のタイム自体は微妙なところだけど、
ハーフ向けの練習がそれほどできていなかったことを考えると、
フォーム改善の効果は十分証明できたと思う。
走ってるときはきつかったけど、ゴールした後もへたり込むわけでもなく、
普通にダウンジョグができた。やっぱりこのフォームは脚への負荷が少ない。
筋肉痛もほとんどないのも多分そのおかげ。
あとは、このフォームで使う筋肉をどこまで鍛えられるか。
一番負荷が掛かるのは体幹。特に腰回り。
それでもっと多分ペースは上げられる。オレって発展途上(笑)
ランニングレボリューション。
いや、今や「BK走」のほうが有名になっちゃったけど。
理屈だけでなく結果が残せてよかった!
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