キミ兄です。
奈穂子に実況は任せていますが、今日のラン。
走り始めはもう死ぬかと。日曜日の35km過ぎを思い出した。
でも3㎞走ってペースが上がってEペースになるあたりから
段々気持ちよくなってきて。最後は430切り。
つくばまであと25日!
今回はちゃんとテーパリングしますよ。
今週末は久々のキャンプだしロングもやらないので、
来週央からポイント練習再開です。
じゃあ、奈穂子。あとはよろしく。左から、シン・友紀、シン・真帆、奈穂子。
奈穂子、なんとなく含羞を漂わせていいオンナでしょ。
☆☆
奈穂子です。
昨日の更新を見返してたら、最後のほうは蓮っ葉な言葉遣い。
ごめんなさい。人前で話すのって久しぶりで・・・・
今日のキミ兄のラン。実は私だったんです。履かれたの。
最初はジョグペースでゆっくり入ってもらって。
大切にされてるんだなあって感じました。
さて、アクアラインを降りて本土に帰ってきた私たち。
コンクリートでキミ兄は脚をかなり削られた様子で、
相変わらずスピードは乗ってこなかったみたい。
いつもみたいに、重心の前に勝手にカラダが行く感じがない。
脚で意識して地面を蹴らないと前にすすまない。
体幹が疲れていたんでしょうね。
そこでキミ兄。強引に骨盤を前に倒して、無理やり着地点を後ろに持ってくる。
調子いい時みたいにお尻で走れるようにしたかったみたい。
22kmあたりから少しラップが改善したのはそのおかげ。
でもそれが続いたのも3kmほど。
心のイメージと実際の体の動きはこうも違う。
ラップを再掲しておきます。
0-5km 24:20(4:58,4:44,4:46,5;13,4:38) 4㎞目はトイレ
5-10km 23:38(4:46,4:45,4:42,4:44,4:39) 8㎞目から高速道路
10-15km 24:16(4:43,4:59,4:40,4:45,5:07) 12㎞、15㎞は橋
15-20km 23:46(4:43,4:42,4:43,4:45,4:50)
20-25km 23:41(4:47,4:44,4:37,4:40,4:37)
25-30km 24:35(4:47,4:52、4:55,5:06,4:51)
30-35km 26:30(5:00,5:05,5:38,5:11,5:45) 35㎞は登り
35-40km 25:51(5:00,5:13,5:38,5:05,4:53) 38㎞は登り
40-GOAL 12:07(5:07,5:01,1:59)
3時間28分53秒 キロ4:55
25km目に小さな丘があって、それを登るときに結構脚に来たみたい。
キミ兄だけじゃなくて、他にも25㎞辺りで売り切れた人が結構いました。
ここからはキミ兄の心の叫びをカッコで挿入しますね。
(脚が、脚が棒に。もう売り切れ・・・)
キミ兄によれば、売り切れだと思ったらスピードを5%落とせば乗り切れるらしい。
キロ5、すなわち時速12㎞なら11.4㎞、つまりキロ5:15。5㎞だと1分ちょっと。
25kmの登りはこの区間5㎞を1分落ちで吸収できたようです。
そこからいったん盛り返して、キロ5前後でペースは安定。
(もうどこまででも行ける!)
って感じで走ってたみたい。
でもその境地も突然終わりを迎え、33㎞の給水で突然キミ兄は立ち止まってしまった。
(もう、やめたい。今日は33km走だったってことでいいじゃん?)
もうペースを落としても吸収できないくらい、体がダルかった模様でした。
それでも果敢に35kmの登りへと挑むキミ兄。
(思えば2年前はBJさんにここでちぎられた。)
(あれに比べれば今年のオレは走れてる!)
(応援団はどこだ!)
高低図ではわかりにくいけど、この35km地点、いったんピークを迎え、
そのあとでまたちょっとだけ登ってます。
応援団はその最初のピークの少し手前にいました。
ようやく応援してもらえて安堵の表情を浮かべるキミ兄。
でもここから登りの頂上になる交差点は見えていたけど、
その交差点を左に曲がると、さらにまだ登りが続いていた。
(くっそー!)
(もうええわ。もうこれ下ったら終わり)
(そやけど、そこでどうやって終わるんやろ。)
まああんまり真面目にDNF考えてたわけではないようです。
その証拠に、この頂上からの500mばかりの下り。
道の左側にはずらりと幼稚園児の列が。
残った体力を振り絞ってキミ兄は園児たちとのハイタッチに興じてました。
そのあとの38kmの登りは高さはあったけど斜度がゆるかったので、
そんなに大変ではなかったみたい。
そうそう、こいつへのみんなの反応。
全部おいしいところ持って行ったこいつ。
だいたい反応のパターンは6つに分かれていたようです。
1.大興奮「ねえねえ、キミぴょん!キミぴょーん!!かわいいーー!!」
2.興奮「あー、キミぴょんだ!」
3.冷静「えーっと。なんだったっけ。あれ」
4.無関心「・・・・・・・・」
5.錯誤「ああ!!ウーパールーパー!!」
6.嘲笑「ハハハハハ!!キミぴょんじゃん!ハハハハハ!」
無関心が3割。残りはみんな1から6のどれかで反応してくれました。
さすがにウーパールーパーって言われた時は、
キミ兄も振り向いて訂正してたみたいです。
キミ兄は言います。
「仮装するからには、どんなに苦しくったって声援に応える」
でもさすがのキミ兄も、最後の2kmはもう必死。
声援に対しても軽く手を上げて応えるのがやっと。
私も最後の力を振り絞ってキミ兄の力を地面に伝えました。
その頑張りもあって、最後は少しペースを持ち直し、
キロ5前後でついにゴール!!
でも私は知っている。
最後のフラダンスの前でコマネチをやろうかどうか迷っていたのを。
その分が、ゴール前でのあの中途半端なステップになったのを。
やるならもっとちゃんとやりなさいよ!!
こうして練習用シューズ奈穂子の42kmの旅が終わりました。
でもこうしてみなさんとお近づきになれたのに、本当のお別れが近づいてきたようです。
今日の練習後、キミ兄が私の異変に気付きました。
わかりますか?
そう。アッパーがほつれています。
これが42.195km走った爪痕。
私とキミ兄の愛の軌跡。
さすがにこれを修理してまで履いてもらえるとは思いません。
思えばキミ兄のところにお嫁に来たのは今年の3月。
あわただしい半年間だったけど、私、幸せでした。
1000㎞以上走って、しかも大会にも出られた。
最後にこんなにいい思い出ができて良かった。
でも練習用シューズとしてやるべきことはやった。
あとはキミ兄の今シーズンの目標達成を祈るばかり。
それでは、さよならは言いません。
ありがとう。
次はシン・奈穂子かな~。
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あっ、トレランシューズも買わなきゃ。
トレランシューズの名前は礼子。悪路に強い。
奈穂子に実況は任せていますが、今日のラン。
走り始めはもう死ぬかと。日曜日の35km過ぎを思い出した。
でも3㎞走ってペースが上がってEペースになるあたりから
段々気持ちよくなってきて。最後は430切り。
つくばまであと25日!
今回はちゃんとテーパリングしますよ。
今週末は久々のキャンプだしロングもやらないので、
来週央からポイント練習再開です。
じゃあ、奈穂子。あとはよろしく。左から、シン・友紀、シン・真帆、奈穂子。
奈穂子、なんとなく含羞を漂わせていいオンナでしょ。
☆☆
奈穂子です。
昨日の更新を見返してたら、最後のほうは蓮っ葉な言葉遣い。
ごめんなさい。人前で話すのって久しぶりで・・・・
今日のキミ兄のラン。実は私だったんです。履かれたの。
最初はジョグペースでゆっくり入ってもらって。
大切にされてるんだなあって感じました。
さて、アクアラインを降りて本土に帰ってきた私たち。
コンクリートでキミ兄は脚をかなり削られた様子で、
相変わらずスピードは乗ってこなかったみたい。
いつもみたいに、重心の前に勝手にカラダが行く感じがない。
脚で意識して地面を蹴らないと前にすすまない。
体幹が疲れていたんでしょうね。
そこでキミ兄。強引に骨盤を前に倒して、無理やり着地点を後ろに持ってくる。
調子いい時みたいにお尻で走れるようにしたかったみたい。
22kmあたりから少しラップが改善したのはそのおかげ。
でもそれが続いたのも3kmほど。
心のイメージと実際の体の動きはこうも違う。
ラップを再掲しておきます。
0-5km 24:20(4:58,4:44,4:46,5;13,4:38) 4㎞目はトイレ
5-10km 23:38(4:46,4:45,4:42,4:44,4:39) 8㎞目から高速道路
10-15km 24:16(4:43,4:59,4:40,4:45,5:07) 12㎞、15㎞は橋
15-20km 23:46(4:43,4:42,4:43,4:45,4:50)
20-25km 23:41(4:47,4:44,4:37,4:40,4:37)
25-30km 24:35(4:47,4:52、4:55,5:06,4:51)
30-35km 26:30(5:00,5:05,5:38,5:11,5:45) 35㎞は登り
35-40km 25:51(5:00,5:13,5:38,5:05,4:53) 38㎞は登り
40-GOAL 12:07(5:07,5:01,1:59)
3時間28分53秒 キロ4:55
25km目に小さな丘があって、それを登るときに結構脚に来たみたい。
キミ兄だけじゃなくて、他にも25㎞辺りで売り切れた人が結構いました。
ここからはキミ兄の心の叫びをカッコで挿入しますね。
(脚が、脚が棒に。もう売り切れ・・・)
キミ兄によれば、売り切れだと思ったらスピードを5%落とせば乗り切れるらしい。
キロ5、すなわち時速12㎞なら11.4㎞、つまりキロ5:15。5㎞だと1分ちょっと。
25kmの登りはこの区間5㎞を1分落ちで吸収できたようです。
そこからいったん盛り返して、キロ5前後でペースは安定。
(もうどこまででも行ける!)
って感じで走ってたみたい。
でもその境地も突然終わりを迎え、33㎞の給水で突然キミ兄は立ち止まってしまった。
(もう、やめたい。今日は33km走だったってことでいいじゃん?)
もうペースを落としても吸収できないくらい、体がダルかった模様でした。
それでも果敢に35kmの登りへと挑むキミ兄。
(思えば2年前はBJさんにここでちぎられた。)
(あれに比べれば今年のオレは走れてる!)
(応援団はどこだ!)
高低図ではわかりにくいけど、この35km地点、いったんピークを迎え、
そのあとでまたちょっとだけ登ってます。
応援団はその最初のピークの少し手前にいました。
ようやく応援してもらえて安堵の表情を浮かべるキミ兄。
でもここから登りの頂上になる交差点は見えていたけど、
その交差点を左に曲がると、さらにまだ登りが続いていた。
(くっそー!)
(もうええわ。もうこれ下ったら終わり)
(そやけど、そこでどうやって終わるんやろ。)
まああんまり真面目にDNF考えてたわけではないようです。
その証拠に、この頂上からの500mばかりの下り。
道の左側にはずらりと幼稚園児の列が。
残った体力を振り絞ってキミ兄は園児たちとのハイタッチに興じてました。
そのあとの38kmの登りは高さはあったけど斜度がゆるかったので、
そんなに大変ではなかったみたい。
そうそう、こいつへのみんなの反応。
全部おいしいところ持って行ったこいつ。
だいたい反応のパターンは6つに分かれていたようです。
1.大興奮「ねえねえ、キミぴょん!キミぴょーん!!かわいいーー!!」
2.興奮「あー、キミぴょんだ!」
3.冷静「えーっと。なんだったっけ。あれ」
4.無関心「・・・・・・・・」
5.錯誤「ああ!!ウーパールーパー!!」
6.嘲笑「ハハハハハ!!キミぴょんじゃん!ハハハハハ!」
無関心が3割。残りはみんな1から6のどれかで反応してくれました。
さすがにウーパールーパーって言われた時は、
キミ兄も振り向いて訂正してたみたいです。
キミ兄は言います。
「仮装するからには、どんなに苦しくったって声援に応える」
でもさすがのキミ兄も、最後の2kmはもう必死。
声援に対しても軽く手を上げて応えるのがやっと。
私も最後の力を振り絞ってキミ兄の力を地面に伝えました。
その頑張りもあって、最後は少しペースを持ち直し、
キロ5前後でついにゴール!!
でも私は知っている。
最後のフラダンスの前でコマネチをやろうかどうか迷っていたのを。
その分が、ゴール前でのあの中途半端なステップになったのを。
やるならもっとちゃんとやりなさいよ!!
こうして練習用シューズ奈穂子の42kmの旅が終わりました。
でもこうしてみなさんとお近づきになれたのに、本当のお別れが近づいてきたようです。
今日の練習後、キミ兄が私の異変に気付きました。
わかりますか?
そう。アッパーがほつれています。
これが42.195km走った爪痕。
私とキミ兄の愛の軌跡。
さすがにこれを修理してまで履いてもらえるとは思いません。
思えばキミ兄のところにお嫁に来たのは今年の3月。
あわただしい半年間だったけど、私、幸せでした。
1000㎞以上走って、しかも大会にも出られた。
最後にこんなにいい思い出ができて良かった。
でも練習用シューズとしてやるべきことはやった。
あとはキミ兄の今シーズンの目標達成を祈るばかり。
それでは、さよならは言いません。
ありがとう。
次はシン・奈穂子かな~。
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あっ、トレランシューズも買わなきゃ。
トレランシューズの名前は礼子。悪路に強い。