とりあえず気に入った作品を拾い上げてみたら8作だったのでベスト8(笑)
ムリに10作選ぶと質が落ちそうなので。
8位 パーフェクトハンター
今年はこれ以外に「ジャックリーチャー」シリーズとかマークグリーニーの
「グレイマン」シリーズとか、ダーティヒーローものの翻訳ミステリーを
一杯読んだ。読むの楽だし(笑)
それにしてもこのパーフェクトハンターに登場する主人公の
あらゆる面での用心深さが凄い。
自分が止まっているホテルの電灯のスイッチに爆弾が仕掛けられているのを
見破って逆に相手を罠にかけるくだりとかは凄かった。
シリーズは本作と「ファイナルターゲット」のみ。続編が待たれる。
7位 ザ・バット
ノルウェー人刑事がシドニーで事件に遭遇するお話。
主人公がアル中、インテリ、暴力と多様性(笑)に富んでいる。
相手を追い詰めてからの爆発力が凄い。
シリーズ化されているが驀進はとどまるところを知らない。
6位 宇宙兵志願
SFの世界で徴兵制があったらというストーリー。
なにやらガンダムとか進撃の巨人を思わせる設定なんだが、
主人公がマッチョで頭が切れるので面白い。
でもむかしハインラインが書いた「宇宙の戦士」が
実はこの下敷きになっているって聞いて、
そこからハインラインを読みまくるきっかけになった。
それで次の「星を継ぐもの」につながるわけです。
最近の「遠隔機動歩兵」も同じラインですね。
5位 星を継ぐもの
地球人の祖先はどこからきたのか、ミッシングリンクの謎は、
という問いかけにアッと驚く仕掛けで答えを出す、ハインラインの傑作SF。
私は「夏の扉」よりも断然こっちが好きです。
この後に続く「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」もたまらない。
4位 エレガントな宇宙
この本のお陰でようやく一般想定性理論が何を言おうとしたのかが理解できた。
もちろん理論そのものは全く理解できていないが(笑)
それにしても「ひも理論」って名付けた奴、針千本のむべきだな。
どう考えたって「弦(strings)理論」じゃん(笑)
4位 熊と踊れ
「三秒間の死角」のアンデシュ・ルースルンドが実際に起きた
三兄弟による銀行強盗事件を小説化。
三兄弟のもう一人の弟が共著者になっていることもあり、
主人公たちの恐れや怒り、緊迫感のリアルさが半端ない。
「三秒間の死角」の共著者も元犯罪者だったなあ。
3位 ウォール街のアルゴリズム戦争
同じテーマの本でマイケル・ルイスの「フラッシュボーイズ」って本があるが、
あの本で分かりにくかったマーケットメイカーに対する報酬の支払い方と
それがなぜクラッシュにつながるのかの理屈が断然わかりやすく書いてある。
情報を細かく短時間で市場に伝達すると市場は効率的になるっていうのが
理屈なんだがちっとも効率的じゃないし市場が失敗しているよね。
2位 一瞬の風になれ
本当にこんな奴らがいるんだな~、こんな陸上部なら入りたかったな~、
って思わせてくれる本。来年の自分の走りにも大いに参考になったし、
メチャクチャモチベーションが上がった!名作!
1位 限界費用ゼロ社会
たまに間違える人がいるが、IoT(アイオーティー)はモノとインターネットの結合、
ICT(アイシーティー)はこれまでIT(アイティー)と呼ばれていた領域の呼び名変更。
インフォメーションとコミュニケーションのテクノロジーですね。
で、本書は主にIoTのお話。
インターネットが生活の隅々にいきわたり、いろんなことがコンピューターで
処理されることで生活コストがどんどんゼロに近づく。
同時に仕事も無くなる。Uberとかですでに無くなり始めているが。
そうしたときに、社会の仕組みは資本主義から新たな共有経済に移行。
もうすぐ働かなくても食べていけるのか(笑)
でもハインラインの小説のどれかにも、恒星を大きな太陽電池で覆って、
そのエネルギーで働かなくても生活できる未来の描写があった。
ハインラインは偉大だ。
でも移行期には色々混乱する気がするな。
これで今年は204冊の本を読みました。
来年も時間の許す限り読むぞ!!
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ムリに10作選ぶと質が落ちそうなので。
8位 パーフェクトハンター
今年はこれ以外に「ジャックリーチャー」シリーズとかマークグリーニーの
「グレイマン」シリーズとか、ダーティヒーローものの翻訳ミステリーを
一杯読んだ。読むの楽だし(笑)
それにしてもこのパーフェクトハンターに登場する主人公の
あらゆる面での用心深さが凄い。
自分が止まっているホテルの電灯のスイッチに爆弾が仕掛けられているのを
見破って逆に相手を罠にかけるくだりとかは凄かった。
シリーズは本作と「ファイナルターゲット」のみ。続編が待たれる。
7位 ザ・バット
ノルウェー人刑事がシドニーで事件に遭遇するお話。
主人公がアル中、インテリ、暴力と多様性(笑)に富んでいる。
相手を追い詰めてからの爆発力が凄い。
シリーズ化されているが驀進はとどまるところを知らない。
6位 宇宙兵志願
SFの世界で徴兵制があったらというストーリー。
なにやらガンダムとか進撃の巨人を思わせる設定なんだが、
主人公がマッチョで頭が切れるので面白い。
でもむかしハインラインが書いた「宇宙の戦士」が
実はこの下敷きになっているって聞いて、
そこからハインラインを読みまくるきっかけになった。
それで次の「星を継ぐもの」につながるわけです。
最近の「遠隔機動歩兵」も同じラインですね。
5位 星を継ぐもの
地球人の祖先はどこからきたのか、ミッシングリンクの謎は、
という問いかけにアッと驚く仕掛けで答えを出す、ハインラインの傑作SF。
私は「夏の扉」よりも断然こっちが好きです。
この後に続く「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」もたまらない。
4位 エレガントな宇宙
この本のお陰でようやく一般想定性理論が何を言おうとしたのかが理解できた。
もちろん理論そのものは全く理解できていないが(笑)
それにしても「ひも理論」って名付けた奴、針千本のむべきだな。
どう考えたって「弦(strings)理論」じゃん(笑)
4位 熊と踊れ
「三秒間の死角」のアンデシュ・ルースルンドが実際に起きた
三兄弟による銀行強盗事件を小説化。
三兄弟のもう一人の弟が共著者になっていることもあり、
主人公たちの恐れや怒り、緊迫感のリアルさが半端ない。
「三秒間の死角」の共著者も元犯罪者だったなあ。
3位 ウォール街のアルゴリズム戦争
同じテーマの本でマイケル・ルイスの「フラッシュボーイズ」って本があるが、
あの本で分かりにくかったマーケットメイカーに対する報酬の支払い方と
それがなぜクラッシュにつながるのかの理屈が断然わかりやすく書いてある。
情報を細かく短時間で市場に伝達すると市場は効率的になるっていうのが
理屈なんだがちっとも効率的じゃないし市場が失敗しているよね。
2位 一瞬の風になれ
本当にこんな奴らがいるんだな~、こんな陸上部なら入りたかったな~、
って思わせてくれる本。来年の自分の走りにも大いに参考になったし、
メチャクチャモチベーションが上がった!名作!
1位 限界費用ゼロ社会
たまに間違える人がいるが、IoT(アイオーティー)はモノとインターネットの結合、
ICT(アイシーティー)はこれまでIT(アイティー)と呼ばれていた領域の呼び名変更。
インフォメーションとコミュニケーションのテクノロジーですね。
で、本書は主にIoTのお話。
インターネットが生活の隅々にいきわたり、いろんなことがコンピューターで
処理されることで生活コストがどんどんゼロに近づく。
同時に仕事も無くなる。Uberとかですでに無くなり始めているが。
そうしたときに、社会の仕組みは資本主義から新たな共有経済に移行。
もうすぐ働かなくても食べていけるのか(笑)
でもハインラインの小説のどれかにも、恒星を大きな太陽電池で覆って、
そのエネルギーで働かなくても生活できる未来の描写があった。
ハインラインは偉大だ。
でも移行期には色々混乱する気がするな。
これで今年は204冊の本を読みました。
来年も時間の許す限り読むぞ!!
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