量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

2018年06月

昨日はついワールドカップを見てしまった。最初は寝床でラジオを聴いていたのだが、同点の前後からテレビで観始め、後半に2-2になったところで寝た。日本の1点目の長友がパスを受けてから得点するまでの流れは美しかったな~。サッカーのことはよく知らないが、欧州サッカーを観ているみたいだった。

あとは、初戦でバックパスを本田が失敗したとき「次はないかも」とツイートしてしまったことを反省。まあ一緒にプレーしたことないから、よく分からない(笑)



先週は水曜日の夜から金曜日まで山口県に出張だった。思えば去年の12月に2度実家に戻ったのだが、それを含めてこの半年で6回も山口県に帰っている。

昨年12月はたまたま大阪に転職のあいさつ回りに行っているときに、母親が体調を崩したので様子を見に行ったのと、防府マラソンへの出場のため。そしてその直後に転職して、2月と3月に1回ずつ出張があった。5月にはここにも書いた、取引先の工場見学に家族で行った。そして先週の出張。

帰るたびに実家には顔を出していて、だいたい両親と晩飯を食っている。実家を離れて35年くらい経つが、せいぜい年に2回帰れば多いほうで、最近はだいたい年1回になっていた。なのにこの半年で6回。これも再就職先に恵まれたおかげだ。偶然なのだが。



水曜日の夜に新幹線に乗った時にまずやったのはこれ。
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回りの視線を気にしながら、隣の空いている座席の座面を持ち上げてみると、バリバリって感じでマジックテープがはがれる感触が。そのまま引っ張り上げると、こんなふうに完全に外れた。
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乗務員のマニュアルには、暴漢対策としてこの座面を使うような記載があるらしい。



そして出張先の下松市。駅前にラーメンの名店「紅蘭」がある。地元では有名だが隣町に行ったら誰も知らないらしい(笑) ラーメンそのものはこんな感じ。
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これはチャーシュー麺。中盛で810円。普通の中華そば(並)540円、中650円、大760円、チャーシュー麺(並)700円、大920円。お勧めはご覧のチャーシュー麺(中)。このチャーシューがうまい。

面は細麺で出汁は牛骨出汁の塩味。こってりとあっさりの間くらい。店内には吉野家と同じ牛のにおいが立ち込める。席はカウンターではなく全席テーブル席で、店員さんもオッサンとか兄ちゃんではなく、近所のオバちゃんがバイトしてるって感じ。

暖簾をくぐって人数を言えば、オバちゃんがちゃんと席に誘導してくれて、注文も取りに来てくれる。精算は退店時。ラーメン屋というよりは田舎の定食屋の風情。首都圏の「さあ、ラーメンを食え!」といった雰囲気の店とはかなり違う。あれはちょっと苦手。500円ちょっとで食べられるものに、そんなに演出がいるのかと思ってしまう。

調べたら紅蘭は開業1952年だそうだ。よく似た味のラーメンを出す店で、同じ山口県の岩国駅前にスエヒロというラーメン屋がある。こちらもラーメンというよりは中華そばといった風情。開業は1950年。こっちも死ぬほどおいしい。

自分が中学生の頃なので1970年代だが、すでに「麺柔らか目、味濃い目」といった個別のオーダーに対応していた。高校生の頃は学校の帰りにわざわざ自宅とは反対方向のこの店まで自転車で行って、ラーメン食べてた。そう言えば高校の初デートの昼飯はここだった。

大阪で就職したのになぜか地元に残った高校の同級生と付き合っていたときは、このスエヒロがラーメン屋の隣で始めたショットバーで泥酔して、香椎由宇似の彼女にえらく怒られた。彼女は元気だろうか。

ちなみにこの紅蘭、営業時間が10:30から17:00まで。普通に出張すると、取引先は店から距離があるので食べられない。朝東京を出てお昼くらいに下松に着くと、ここでお昼にしてから仕事を始める感じでいい感じだ。今回は出張の最終日が午前中で終わりだったので、たまたま食べに行けた。



そういえば出張2日目に駅前のホテルから取引先に向かう途中で、子猫の群れをみた。とりあえず路上でモタモタしているこの子を撮影。ちっさい!
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ちょっと寄ってみるが逃げようともしない。
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ネコが特に好きなわけではないが、これはさすがにかわいいと思った。田舎町なので、野良猫を排除する雰囲気も無い。居心地はいいんだろうなあ。


山口から帰るときに、かつての職場の大先輩・元上司にばったり出会ったりしたのだが、その話はまた今度。

本日の走行距離:0.0km
今月の走行距離:193.0km
本日の最低体重:61.3kg
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放送作家:
それではそろそろ参りましょう

キミ姉:
キミ姉の!

キミ姉・放送作家:
日曜サンデー!!

テーマ曲:
零ZERO(「名探偵コナン ゼロの執行人」主題歌)/福山雅治

放送作家:
「ゼロの執行人」人気ですね~。興行収入も80億に届いたとか届かないとか。

キミ姉:
同じ人が何度も観に行っているからねえ。5回目観たら「第5執行」とか言うらしいよ。

放送作家:
実刑ですか(笑)。ミステリー好きのコースケ君は?

キミ姉:
理由は分からないけどまったく興味ないみたい。まあホームズとルパンだけで相当突っ込んでるから、これ以上広げないでほしいわ。

放送作家:
福山雅治は夏の甲子園のテーマ曲も書くらしいですね。

キミ姉:
去年とか一昨年、彼は結構いろいろ言われたのよね。年末のヨコハマでのライブに客が入らないとか、結婚したからファンが減ったとか。そこからずいぶん盛り返したわよね。ここ数年ずっとラジオ聴いてるけどそういう状況に対しては一切グチめいたことは言わなかったわ。

放送作家:
あれだけ売れた人でも、我慢しないといけない時があるんですねえ。

キミ姉:
そうよ、だからサラリーマンなんて雌伏の時を過ごすのは当然なのよ。

放送作家:
サラリーマンといえば先週も出張お疲れさまでした。しかもそのまま宴会に突入とは。

キミ姉:
アメブロの人との宴会は新鮮だわ~。村のエスタブリッシュメントの人たちとの宴会も面白いんだけど、アメブロはなんだかメンバーの流動性が高い気がする。

放送作家:
というか人数が多いんですね。村は人数少ないですから。

キミ姉:
ガンプ君の「村のブログはオフシーズンにじっくり読むのが面白い」っていうセリフがなかなかだったわね。シーズン中がつまらないということではなく、シーズン中はアメブロ読むので大変だろうから、なんとなく言っている意味はわかるわ

放送作家:
アメブロよりも凝って書いている人は多いかもしれないですね。しかもランニング以外のテーマで。キミ姉も最近ランニングに関係ない内容が多いじゃないですか。以前人のことを批判していたくせに。

キミ姉:
アタシのあれは本当は、最近の村のblogはランニング日記ばっかりだ、っていう意見に対してのものなのよ。ランニング日記で何が悪いのよって思ったの。そんなにランニング日記以外の面白いblogが読みたければ他のカテゴリーに行きなさいって。でも言葉の使い方を完全に間違えたわね。読み手ではなく書き手を批判してしまった。

放送作家:
今からでも訂正すればいいのに。

キミ姉:
アタシがこの世で嫌いなもの3つ上げると、陰口、言い訳、責任転嫁。そしてこの3つは三位一体なのよ。陰口言うやつは言い訳もするし、言い訳する奴は責任転嫁もするわ。そう思われたくないから言い訳もしない。

放送作家:
それはまた・・・

キミ姉:
でももう一回書いちゃったものはしょうがないのよ。それ読んでそういう最初の印象持っちゃった人に今さらいくら説明したって。そんなことでみっともない姿さらすくらいなら、これからの信頼をどう得るか考えた方がいいわよねえ。

放送作家:
じゃあランニングネタ以外でも全然オッケーなんじゃないですか。

キミ姉:
そうよ。ランニング以外のことを書いてても全然オッケーだと思っている。まあどっちにしても目くじら立てるほどのことじゃないわね(笑)

放送作家:
最近アナタもランニング以外のネタが多いですよね。少し方向転換しましたか?

キミ姉:
アタシ自身が筆頭な気がするんだけど、みんな結構血をダラダラ流しながらブログ書いてるじゃない。まあ流血は極端でも、みんな結構生々しいわよね。他のカテゴリーの、例えば「素敵奥様」なんてそんな生々しいブログはないのよ。

放送作家:
まあ生々しいというか、心の動きがモロに出てますよね。ちなみに「素敵奥様」なんていうカテゴリーはないですけどね。

キミ姉:
自分も心の動きをこれまでさんざん書いておいて何なんだけど、パーソナルな記事ではなくてもっと一般的な目線から書こうかと。

放送作家:
でもこの間も、晩年がどうのって書いてましたよね。

キミ姉:
あの記事の中にアタシの個人的な事情は入ってないわ。単に50代半ばのおっさんならだれでも考えそうなことを書いているだけ。生々しさを消す努力をしているの。

放送作家:

トイレ掃除の話は?

キミ姉:
(笑)多少は自虐ネタを入れないと。

放送作家:
そして今週ですが、走行距離は60.9kmでした。先週の宣言通りですね。

キミ姉:
火曜日に20㎞走って、3日間出張に行って、土日で40km走ったわ。10km減らしただけでフレッシュ感が半端ないわね。

放送作家:
30km走もいい調子でしたよね。ほぼキロ5。

キミ姉:
ウィークデイにもう1回くらい10km走ってもそんなに違わないとは思うんだけど、週に3回で60kmキープできるんなら楽でいいわあ。

放送作家:
週に60kmだと月間に260kmですか。

キミ姉:
9月からの4か月で毎月350km走ればかなり取り戻せるわよ(笑)。まあ月間、年間の距離は別にいいわよ。週に1回、そこそこのペースで30km走やれてれば秋には期待できそうじゃない。

放送作家:
コマ切れに距離を稼ぐよりは効果がありそうですね。

キミ姉:
でしょ~。今のキロ5くらいのペースだと、心肺よりも明らかに脚の筋肉に負荷がかかってそうだし。土曜日のデータ見ても心肺的には余裕なのよね。フルマラソン向けだからそれでいいんだと思う。

放送作家:
昨日も最後の1kmはキロ430でしたが。

キミ姉:
これが筋肉的には結構ダメージあったのよ!両足のふくらはぎが結構痛んじゃって。超音波治療器で速攻なおしたけど。

放送作家:
超音波治療器、多用してますね~。

キミ姉:
ただの筋肉痛には使ってないけど、スジに影響しそうなときはすぐに当ててるわね。

放送作家:
効果ありますか?

キミ姉:
昨日もふくらはぎに当てたら、ふくらはぎから脛の方までビリビリした鈍痛が走ったわね。あれが来ると神経レベルで緩められてるっていう気になる。

放送作家:
超音波治療器使っている人でも、そこまで鈍痛を感じない人もいるみたいですか。

キミ姉:
痛いところの周りを治療器でグルグルさすってたらダメなのよ。一か所に長時間止めて、それで神経にまでビリビリ伝わるかどうかを確かめる。神経に響いている、ってなったらそれで余計な筋肉とか神経の緊張が取れてるから。

放送作家:
大変実践的な教唆いただきありがとうございました。家族にも勧めたいと思います。

キミ姉:
それは・・・ 責任持てないわよ。

放送作家:
それでも、いーーんです。

キミ姉:
分かったわ。じゃあ、よろしく哀愁。

本日の走行距離:10.3km
今月の走行距離:193.0km
本日の最低体重:60.6㎏
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先週人間ドックに行って35年ぶりに肺活量を量ったら5300ccだった。大学に入学するときの身体測定で計った時はたしか5400㏄だったと思う。そのあと15年くらいの喫煙歴があったことを考えると、まあ減ってない方なんじゃないか。

ちなみに統計によれば年齢別では20歳の肺活量が一番多くて平均で4200㏄、50代前半は3200cc。今の50代が20歳の時の数字ではないので単純に比較はできないが、普通はこのくらい減るんだ。逆に今5300ccって異常かも(笑)というか、肺活量と最大酸素摂取量とは直接関係ないらしい(白目)。

ついでにいうと、当時握力は右が54㎏、左が45㎏くらいだったが、公園にあった握力計で右だけ測ってみたらこれも53㎏くらいだった。これも意外と落ちてない。何を握って鍛えてきたのか(笑)あと強かったのは背筋で180㎏くらいあったが今はどうなったか。これもVo2maxとかとは関係がないらしい。

逆に弱いのは見た目の通り腕力。腕相撲ではまず勝ったことがない。手首から二の腕がとにかく細い。したがって柔道みたいに引き付ける力が必要なスポーツは苦手。というが大体のスポーツが苦手。中高の頃にクラスの女子にキャアキャア言われるような存在になったことは一度もない。

ああ、1回だけクラス対抗の駅伝でクラスで2番目に速かったオレはちょっとだけ応援された。当時の1500mPBは5:01だったかな?あのスピードがもう一度今欲しい!!今1500計ったら5分半くらいだろう。ついでに100mは13"5くらいだったか。遅くもなく速くもない。

800mはなんとなく2分20秒くらいだった気がする。でもこれを1kmに換算するとキロ3分丁度くらいなので記憶違いかも。400mも1分4秒って記録が頭に残ってるけど怪しい。今だとどんなに頑張っても1分20秒くらい。



先週の土曜日に久々に30km走をやってすっきりした。昨晩は出張帰りだったがアメブロのHottansさんの帰国パーティに参加。Hottansさんとは激沈Tシャツをめぐる経緯で昨年から親しくさせていただいている。サンディエゴ在住だが、なぜかアメブロメンバーと付き合いが深い。

初めての方はさとさん(大阪のサトさんではない)と、たぁ坊さん。それからもちろんおなじみのぱっきーさん、ガンプ君、それに昨年の館山若潮でお会いした水野裕子似のU-KOママ。
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自分とぱっきーさんは出張帰りだったので一次会で失礼しましたが、終始U-KOママの男前ぶりが際立った宴会でした。皆様、またお会いしましょう!



今日は雨だったが気温が先週ほど低くないので、とりあえず10km走るつもりで外に出た。最初はキロ6くらいから入ったが、3㎞目から5分20秒切りのイージーペースになり、先週より早い8kmからキロ5ペースになった。

6km目までは心拍もちょっと高めだったが、9km以降は150台で安定。脚は軽くもなく重くもなく。骨盤をしっかり前傾させて腕もしっかり振る。先週よりも早めの8kmあたりでキロ5前後に上がり、20㎞までそのままおおむね5分を切ったあたりで推移。

21km目からは4分40秒台に突入したが心拍は150台で安定。腕をしっかり振ってとにかくフォームを大きく。そして25kmでこの日最高ラップ4:42を刻み、満足して最後の1kmへ。ここで4:32まで上げて終了。最後はTシャツがビショビショに。
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ちょっと最後のペースアップで、ふくらはぎや内転筋に負荷がかかり過ぎたか。帰宅後しっかり超音波でケアしておいた。脚全体にいい感じの疲労感。そして30km走後にしては結構軽いカラダへのダメージ。

シーズンのこのタイミングで考えているのは、30kmを走り切れるスタミナがあるかどうかということもあるが、フォームを大きくして秋までの練習でその動きに見合った筋肉が付くようにすること。この時点でタイムを考えてストライドを小さくしてしまうと、大きな筋肉が付かない。

多少きつくてもタイムが出なくても、これまでよりも股関節とか膝とか腕とかを開く角度を大きくすることを意識する。これを秋まで続ければ大きなフォームに見合った筋肉が付くはず。

まあでも収穫は、これ以上速くは走れないけど、このペースで最後まで十分余裕をもって行けたこと。多少のシャワーランをいとわず走ったご褒美か。やはり自分は暑さに弱い。空冷だけに(笑)

来週もおんなじ感じで30km走したいな~。

本日の走行距離:30.0km
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まあ少し鉄道にかかわる仕事をしているので、昨今の新幹線にまつわる事件、事故には心を痛めております。おりしも水曜日からその新幹線を使って、山口県の新幹線を作っている場所に出張してきたこともあり、そのことにちょっと触れておきたいと思います。

最初は例の殺傷事件でした。詳しくは省きますが、飛行機だと手荷物検査があるのに新幹線にはない。中国でも欧州でもやってるのに、というのが批判の主だったところかと思います。

私も先々週にイタリアの新幹線に乗ってきたんですが、イタリアという国は1970年代に過激派のテロに悩まされた国。それ以来、国内のインフラの警備ではかなりノウハウを積み上げているらしく、今回もフィレンツェやローマなどの大きな駅では、イタリア軍の兵士が警備していました。

フィレンツェ空港なんてちっぽけな地方空港なんですが、兵士が小銃を携えて構内をパトロールしているわけです。しかもレストランやショップの店員とも親しいようで、世間話みたいなことを交わしている様子。

これってテロリストからすれば非常にやりにくい状況なわけです。兵士が歩き回っていることもさることながら、地元密着なので怪しい奴がいたらすぐに通報されてしまう。別に手荷物検査はしていませんが、こういう「警備されている空気を醸し出す」というのが大事なんだなあと思わされました。

日本でも新幹線に手荷物検査を、というミクロの議論がクローズアップされていますが、そもそも主要な交通機関の警備、という視点で何が足りないのか考えてみるべきではないかと、イタリアの鉄道をみて思いました。

ちなみに新幹線の座席シートがいざというときに盾として使えるということが話題になりました。今回は早速実際の座席を確認してみた。
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浮いた!
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外れた(笑)いちおう周りに乗客がいない時間帯にやってみましたが、マジックテープで止めてあるだけなので簡単に外れました。まあこれで凶悪犯と戦えるかどうかは謎ですが。



続いてその次の週に起きた、福岡県での新幹線への投身自殺事件。運転士も何かが衝突したことに気付きながら自分から動かなかったし、小倉駅で駅員が先頭部分の破損に気付いていなかったのに列車を止めなかったことが問題になっております。

これは新幹線の安全神話が生んだ慢心かもしれないですね。実際、時速300kmというのはとんでもないスピードです。東海道新幹線も54年間の歴史(俺と同い年)の中で、いろんな工夫を積み上げて開業時の210kmから今の時速285km運転(山陽では300km)まで速度を上げてきました。

一方で欧州でも高速鉄道は整備されつつあり、上に書いたイタリアでも在来線を高速列車が走るだけではなく、高速列車用の新路線を整備して高速鉄道を走らせています。スペインでも高速鉄道は整備されつつありますが、5年前に残念な事件が起きています。映像をご覧いただきましょう。

これは制限速度80kmのカーブに時速180kmで突入したために発生した脱線事故と言われています。ある意味人為的な事故なのですが、日本の新幹線だってこうなるリスクはあります。少し前にも台車のひび割れが明らかになったばかりですが、あれも対応がもっと遅ければこういった脱線事故になっていたかもしれません。

先頭車の部品が破損すれば、その破片を踏んで車両が脱線する可能性もあるわけです。この件はこれ以上書きませんが、日本の鉄道ビジネスにおいてはJR各社がその食物連鎖の頂点に立っているということだけ申し上げておきたいです(笑)



それから先週土曜日の東北新幹線の停止事故。秋田新幹線を連結した列車が仙台駅を出発してすぐに異常を検知して停車。鳥が衝突して架線がショートして起きたと言われています。飛行機だと時々バードストライクの事故は聞きますが、あれは鳥が航空機の接近に気付かないから。鉄道ならば相当に騒音もあるので普通はこういう事故は起きないのですが、本当に不運な事故としか言いようがないです。



さらに月曜日朝の大阪の地震。脱線事故が起きなくてよかった。10年ちょっと前に上越新幹線が中越地震の際に脱線した事故があった。このときもJRの開発した地震検知装置ユレダスが作動して緊急で列車は停止させられたのだが、微妙に間に合わずに脱線した。ただ転覆はしなかったのでけが人は出なかった。

新幹線が時速285kmで走っているときに、停止するまでには2600m、60秒ちょっとかかるらしいです。本当は地震が起きてから止めてもあんまり間に合いません。地震に対しては新幹線は相変わらず脆弱なんですよね。もう祈るしかありません。今回もけが人が出なかったのは不幸中の幸いでした。



ま、そんなようなことを日ごろからメーカーの方とやり取りしているわけです。
これからも折にふれて鉄道がらみのテーマは還元していきたいと思います。

今回の出張でも往復9時間。みっちりと新幹線にはお世話になりました。イタリアとかと比べても、日本の新幹線は素晴らしい!
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30代になったばかりの頃、40歳を越えた上司が「40過ぎると体力が急に下り坂になるよ」と言っていた。40かどうかは別として、そのくらいの年齢になると、みんなそんな意識にとらわれているのではないか。

実は自分は40の壁を感じなかった。ずっと少しでも走っていたせいか。タバコもやめてかなり経つので、少し走ったところで簡単には息は切れない。むしろ最近は前日の練習のせいで階段がつらいことがあるくらいで。

40代のころは、これから自分がどのくらい老いていくのかが分からず、60代とか70代とかが未知の世界だった。自分の晩年は今とは不連続な未来だった。それだけに、晩年ってどんなものか不安でしょうがなかった。

自分は54歳だが、40前のころよりもフルマラソンのタイムがいいせいもあって、それ以降体力が落ちている気がしない。43で結婚したくらいだから(笑)

もちろん体力は確実に落ちているし、ここから先に急坂がある可能性もあるけど、なんとなく60代、70代に自分がどんな感じになるのか、予想が付いたとは言わないけど、不安はかなり薄れてきた。そして晩年は今の自分と連続した将来にあるという気持ちになってきた。

だからと言って晩年が急に近づいてきたわけではない。むしろ、距離感が正確につかめるようになって、どれくらい離れているかがはっきりわかった。

例えば先日ここで紹介したテルちゃんとは41歳離れている。中2からこれまでと同じくらいの期間が、テルちゃんの年齢までにある。もう一回高校大学行って、就職して定年近くまでいる感じ。これは相当なもんです。

できればその間、カラダが動くといいなあ。激しく動けなくてもいいから、ある程度自由には動き回りたい。そして中2から定年間際までと同じ年数を過ごす。凄い。

60歳までにサブ3を目指すよりも、晩年まで走り続ける方がなんか値打ちがあるような気もしてきた。もちろんサブ3はしたいが、それだけ老後は長い。楽しもう。

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