量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

2018年10月

出張中なので全くランに関係無い話を書く。

このネタは断続的に書いているのだが、これまでは家庭内LAN環境の強化を図ってきた。主には通信速度の改善が主眼だった。おかげで今年の春に買ったノートパソコンは下りが80Mbps、下りでも60Mbpsくらいは出るようになった。これってストリーミングの映画が全くストレスなくみられるレベルだ。

同時にノートPCとデスクトップPCのスペック向上にも手を付けた。最初は速度が遅くなったデスクトップPCを買い換えようかと思ったのだが、その金をパーツに注ぎ込むことにした。まずはノートパソコン。実施した作業は以下の通り。

①ハードディスクをSSDに換装
SSDとはソリッドステートサバイバー、ではなくてソリッドステートドライブの略。でっかいRAMだと思えばいい。集積度の向上によってハードディスクサイズでハードディスク並みの容量が得られるようになったので、近年パソコンの内部ストレージとして大流行中だ。

値段も下がってきてひところのハードディスク並みになってきた。うちで買ったのは500GBで1万円くらいの品物。もともと標準でついていたのが1テラバイトのハードディスクなので容量は小さくなったがノートパソコンにそんなにデータを保存しないのでこれで十分だ。

音もしないし衝撃に強いし熱もそんなに出ない。そして何より書き出し書き込み時間がHDDの3倍くらい。特にパソコンの電源を入れてから立ち上がるまでの速度が凄い。HDDが2分くらいのドラマのテレビCMだとすれば、SSDは15秒のスポットCM並み。大きなくしゃみを2回すればもう使える感じ。

特にノートパソコンは電源を入れたり切ったりする回数がデスクトップに比べて多いので、ストレスはさらに低減される。エクセルなどの立ち上がりも速い。ちなみに換装作業は、今のHDDの「クローン」をSSD上に作ってHDDと物理的にSSDを入れ替えるだけなので極めて簡単。ドライバーでパソコンの筐体を開けられれば大丈夫。

青いのがHDD(東芝製)。
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そして換装後がこちら。ウェスタンデジタル製。今はどちらも同じ会社になってしまった(笑)
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安いパソコンの方が開けやすいという感じがある。

②メモリー(RAM)の増設
メモリーはCPUが作動するときに一時的にデータやプログラムを記憶させる領域で、この容量が大きいとパソコンの作動速度が格段に速くなる。代表的なのがブラウザの画面の切り替えとか文字の入力とか。

我が家のノートパソコンはDELLの一番安いモデルでofficeを入れて5万円ちょうどくらい。メモリーは4GB。これでも標準くらいだが倍の8GBにすればかなり速くなる。てことでまずは筐体を開けてどんなメモリが入っているかを確認。
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このメモリーが入っているスロットが一つ空いているので、この品番をネットで検索して作動クロック数とかを確認して同じメモリーを注文して同じものを2つ挿すのが無難。
起動してみたら、全くストレスが無くなった。立ち上げも20秒くらいだし遅いデスクトップとはお別れしてこっちで色んな作業をやりたいくらい。ここまで締めて1万5千円くらいで5万円の安ノートパソコンが最強ノートパソコンに変身。



デスクトップPCのメモリーを増設したことは以前書いた。メモリーの型が古いのでこっちは同じ4MBでも3千円くらい。
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真ん中の冷却用ファンにホコリが死ぬほどたまっていてまずはその掃除が大変だった。でもこのお陰でブラウザのタブ切り替えとか漢字の変換がメチャクチャ速くなった。

ただインターネットの通信速度は色々工夫したにもかかわらず遅いまま。ノートパソコンでさえ下り80Mbps出ているのにデスクトップPCは下りが20Mbps。普段使っていてストレスを感じるほどではないが、やはり遅い。メモリー増設のお陰で動画はスムーズに見られるようになったんですけどね。



ところがこのデスクトップPC。上に書いたノートPCで不要になったHDDをつないでみたら、それが原因なのか一部のプログラムが動かなくなった。動かなくなったのはパソコンの管理とかディスクの管理とか割と重要な機能だ。

ノートパソコンの爆速化に気を良くしてデスクトップPCもSSDに換装しようかと思っていたのに、そういう管理系のアプリケーションが動かないとなると結構厳しい。WIndows10の復元メニューを走らせて2週間前への復元を一晩掛かりで試みたがやはり動かない。

しょうがないので奥の手として「回復」メニューを使う。Windows10では個人用ファイルを維持したままで初期化を行える。一応写真とか音楽のバックアップは取ったので安心して初期化しよう。画面の指示通りに操作すると初期化はあっけなく終了。

いくつかのアプリケーションは再インストールが必要なので面倒だが、これをやると色んな溜まってきた澱みたいなものも全部チャラにできる。早速通信速度を計測してみる。
20181029通信速度
おお!!劇的な変化!

やっぱりノートPCだけが速いなんておかしいと思っていたが、デスクトップPCに常駐している何かのるが邪魔をしていたのか。

これだけ速くなるといまさらSSD化する必要があるのかと思ってしまうが、パソコンの立ち上がり自体は相変わらず遅いのでそのうちにトライしよう。ノートのHDDも使えるので追加コストはSDD分の1万円くらい。

上に書いた費用と合わせても3万円でノートとデスクトップのパワーアップが完了しそう。パソコン買い換えることを考えたら絶対安い!
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昨日の腓骨付近の痛みは朝起きたらもうスッキリ。そんなことがあったの?というほどに痛みが消えていた。スゲー超音波。10kmほど夕方に走ってみたらやっぱり大丈夫。ただ違和感はあるのでまだぐんまマラソンOKかどうか。

原因として考えられるのは昨日も書いた接地の感じを少し変えたからか。あとは昨日は珍しくターサージールを履いた。これは1年くらい前に買ったものだったのでサイズは26.5。微妙に小さく右の中指が中で当たる。これを気にしていたせいか。



それと久々のターサージールだったのでソールの薄さに足がびっくりしたのか。普段使わないところに力が入ったような痛さだった。てことで、ターサージールスリムの27.0を調達。はい、アマゾンで。

今のターサージールスリムですが、まだ100kmちょっとしか履いてません。誰か要りませんか?26.5です。
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もらってやってもいいぜ!って方はBrotherKim42195@gmailまで。先着順です。
10/30 8:00 嫁ぎ先が決まりました。



普段の練習履きのアディゼロジャパンブースト2もかなりへたってきた。これは確か今年の5月くらいに入手したもの。それからかれこれ1500kmは走っている。アウターソールもこんな感じに。
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ヒールの外側がすり減っているのはヒールストライクというよりは走る時の癖で擦ってる感じ。むしろしっかりフォアフットの真ん中に荷重しているのがお分かりいただけるだろうか。角度を変えてみよう(必死)。
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こうなってくるとブーストの効果も弱まってくる。ということで新しいのを買った。
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白いジャパンブーストってオーさん?これであと半年は頑張ります!



今のところ残る今シーズンの大会は、以下の通り。
11/3 ぐんまマラソン(フル)
12/2 いすみ健康マラソン(ハーフ)
12/23 加古川マラソン(フル)
2/3 浦安シティマラソン(ハーフ)
3/10 古河はなももマラソン(フル)
3/24 佐倉健康マラソン(フル)

先日下松に出張に行った際にこんなポスターを見かけた。
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笠戸島アイランドトレイル!

文字通り笠戸島をぐるっと一周するトレラン大会だ。累積標高は1800mくらいって書いてるが多分1500mくらいだろう。てことは筑波トレランのロングコースくらいか。あれが30kmで標高1800mくらいだった。

あれを4時間半で走れたんだからこれはたぶん5時間見とけば大丈夫だろう。ただ一つ心配なのは、1か月あとにある今シーズンの本命の古河はなももマラソンへの影響。そんな時にトレランの下りで大腿四頭筋をイジメていいんだろうか。疲労は抜けるのか。

とか考えていたら、なんと開催される2月の3連休の直後に下松に出張があることが判明。おお、ならばそのまま延泊して仕事すれば交通費が浮く!セコイが往復4万円だしな・・・

これで宿泊費2泊で1万円とエントリーフィー7千円で参加できることが判明。これはつべこべ言わずにでるべきでしょう。トレランで島中を走り回ればその辺の地元の人よりも断然「笠戸島を知っている」と言える。このアドバンテージは大きい(何に?)。

ということで参加することが決定。翌日は1日フリーになるので何をするかこれから考えよう。



明日は水戸に出張(正確には勝田)。時間があれば聖地千波湖でも行ってみるか(笑)

本日の走行距離:10.3km
今月の走行距離:285.1km
本日の最低体重:59.7kg
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最近何回か「激沈Tシャツの再販はいつでしょうか」とのお問い合わせを頂いている。あいにく目下のところブログ主が多忙のため11月末までは動けない状態。12月になったら再販できると思います。またブログ上で告知いたしますので申し訳ないのですがもうしばらくお待ちください。

1月終わりの大会には間に合う・・・・かな?






さて、毎週やることにしている30km走、今日も各地でのマラソン大会の結果に大いに刺激を受けてやってきた。結果。
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18km過ぎで左足裏に痛みがでてDNF。やはり毎週連続で30km走を入れた無理が来たか。かれこれ4週間で6回目だし。

9/30 30km 5:35/km(マイコース)
10/6 29km 5:08/km(マイコース)
10/8 24km (笠間トレラン)
10/14 30km 4:51/km(マイコース)
10/21 42km 4:48/km(アクアライン30km地点)
10/28 18km 4:36/km(マイコースDNF)

ただ上にあるように調子は非常によい。何より先週のアクアラインの疲労をほとんど感じない。ていうか昨日土曜日に疲れを感じたのでランオフして臨んだのが良かった。最初からキロ4:40を切ってスイスイな感じで走れた。このまま30km行けそうな感じだった。それだけに関係ないところに痛みが出たのは無念。

一応家に帰って速攻で超音波を当てたら歩くのもつらかったのがもう普通に歩けている。もう一回走りに行こうと思ったくらい。いや。行ってないが。

疲れていないというのはカラダ全体のことで、脚にはさすがに若干の疲れを感じていて上半身をしっかり使うことでカバーした感じ。それでもこのペースなら30kmも2時間20分前後で走れていたんじゃないかと希望的観測をしたくなる。

上に書いたように走るたびに毎週タイムが伸びてきているので、そういう意味では体調は非常にいいんだろう。こういう練習が去年できていればつくばはもうちょっといい結果が出てたのではないか(実際は3時間11分)。



あとはいかに接地をスムースにするか。着地ではなくて接地。足が地面に着いてから荷重をかけるまでに素直にスーっと乗れて行くかどうか。最後は母指球に荷重がマックスに掛かって抜けていくのが理想だと思うのだが、そこに向けてどこから接地させてどう力を掛けていくか。

それによって力が入りやすくも入りにくくもなる。ゴルフや野球のスイングで言えばテークバックだ。打つのは同じじゃんと思わないでもないが、テークバックの上げ方一つでインパクトの再現性とかその後のフォロースルーも全く変わってしまう。だからここを上手く作ればそれできれいに拇指球に抜けるのだろうと思う。

さらには接地感というものもあると思う。地面の感触をどんなふうに捉えれば脚の筋肉がやる気になるか。水泳のクロールのストロークでも肘が反対に反るくらいに目いっぱい伸ばしたら水をつかむ感触が無くなるのと同じように、足裏や爪先と足首、膝の角度の関係で地面の感触は結構左右されて、それによってチカラを入れられそうかどうかも変わる気がする。

人間の脚が一本しかなければ話は簡単だが骨盤の両端に大腿骨がぶら下がっているので、当然そのことも考慮に入れないとならず、かといって難しく考えすぎても実際に接地してから拇指球に抜ける時間なんて一瞬なんで実際にそんなに操作できるものでもない。



てなことをあれこれ考えながら走っていたら、いつのまにか左足の外側のくるぶしの下辺りが痛くなった。

ああ、ぐんまマラソンまでに治ってくれよ、オレの足!!

本日の走行距離:18.8km
今月の走行距離:274.8km
本日の最低体重:59.5kg(←今日のランで2kg近く減った!)
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放送作家:
それではそろそろ参りましょう。

キミ姉:
キミ姉の!

放送作家・キミ姉:
箱根はこう走れ!


テーマ曲:
太陽にほえろのテーマ/大野克雄バンド


放送作家:
どうもたいへん長らくのご無沙汰でした~。それにしても名探偵コナンの主題歌にそっくりですね~。

キミ姉:
ホントよねえ。3か月くらいのご無沙汰かしら。同じ大野克雄の曲だからねえ。

放送作家:
キミ兄がなにやら忙しくなってからですよね。我々が無視され始めたのは。

キミ姉:
無視していたっていうより時間が無かったのね。

放送作家:
なんかの試験勉強しているんですよね。もうあきらめたんですかね。

キミ姉:
こらこら。息抜きと言ってあげなさい。

放送作家:
そんなあいだにも楽しそうな企画に参加したりして。

キミ姉:
箱根のドラフト会議ね。他のチームのメンバーが予想以上にガチでビビったわ(笑)
駅伝メンバー
放送作家:
我々は何か箱根というよりは稲毛リレマラですね(笑)

キミ姉:
またそういうことを。確かに微妙にユルイのよね(笑)

放送作家:
ま、でもこれでリレマラやったら優勝できるでしょう。それにしても普通に知っている人を書くだけでもスゲーメンバーになるのがスゲーですね。今日は走順を考えてみるんでしたっけ。

キミ姉:
そうよ。さあ、さっさと行って。

放送作家:
それではまず注目の1区です。

第一走者:
フジヤマさん

キミ姉:
なぜか駅伝大会では常に第一走者を任されるのよね。多分この写真の影響だと思うんだけど。
フジヤマさん
放送作家:
これ、2回目くらいのリレマラですね。この獲物を狙う視線が素敵です。さあ、続いて花の2区ですね。

第2走者:
官九郎クン

キミ姉:
やっぱり陸上大好き官ちゃんだからね。花の2区を走ってもらわないと!
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キミ姉:
ああ、懐かしい写真ね

放送作家:
本人から何の反応も無いのが怖いですね(笑)

キミ姉:
微妙なユルさのせいかしらね。さあ、どんどん行こう。

放送作家:
次は3区です。

第3走者:
たけしさん
キミ姉:
来たわね~。地元に錦を飾ってもらうわよ!
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放送作家:
あ。間違えた。
こっちです。
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キミ姉:
フォームがきれいなのよね~。上半身の動きとのバランスがいいのよ。だからフォアフット着地できるのよね。

放送作家:
間違って鎌倉方面に行かないといいんですが。

キミ姉:
鎌倉侵攻作戦ね(笑)

放送作家:
続いて4区です。

第4走者:
うっちーさん
キミ姉:
ああ、舐め回したい!!

放送作家:
童顔だから淫行に見られますね(笑)
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キミ姉:
これじゃ顔が分からないわよ。うっちーの美しさが伝わらないわ!!

放送作家:
さっきからブロガー的エピソードばっかりで走力の説明がないですね。

キミ姉:

アタシに何を期待してんのよ。

放送作家:
さあ、往路最後の山登りの5区です。

第5走者:
ひろこさん
キミ姉:
来たわね、地獄の使者(笑)

放送作家:
それはどういう意味ですか? そういえば上州の竜さんも「殺傷能力のある選手」とか言ってましたが。

キミ姉:
いやー、ひろこさんと言えば去年の若潮マラソンよね~。4分30秒にガッツリ食いついてきたからね。あの印象が強くって今回もご指名させて頂いたわ。5区もスイスイ登りそうじゃない。これで往路優勝は間違いないわね。

放送作家:
いや、それはどうでしょうか・・・・
でも絵柄的に美しいと思います。
ひろこさん

キミ姉:
これで3人も子供がいるなんて信じられないわよね~。

放送作家:
さあ続いて復路です。
と、ここでCMです。

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箱根駅伝ドラフト、ついに全ランナーが明らかになった。明らかになってしまったメンバーを見たらこれは箱根駅伝というよりは稲毛リレマラではないかと我ながら思う。
駅伝メンバー
注目の走順はまた改めて。たのくるさんとmotoさんの不調が気になるところではありますが。



さて、アクアラインマラソンのレポも本日最終回。大会の素晴らしさについてはトヨチンが100もの良いところを挙げてくれているので自分は目についたところだけ。

やっぱりアクアラインマラソンは森田健作知事に尽きると思う(政治的な功績はよく知りません)。歴史を紐解くと2009年に森田健作が知事に就任してアクアラインの料金値下げを断行したのは記憶に新しいところ。普通車の料金を片道3000円から800円に下げた。同時にアクアラインをコースの一部にしたマラソン大会の検討が始まった。

そして第1回大会が2012年だから相応に準備には時間が割かれている。自分が中野から浦安に引っ越してきたのが2009年だったのでこの辺の経緯はよく覚えている。千葉の中でも房総半島がこれのお陰でずいぶん活気づいたって思うんだけどどうでしょう。木更津のアウトレットもこの流れに乗ったんだと思うんだけど。

そして県を挙げてのイベントだけに、誰もが指摘するトイレの充実をはじめとして各種ファシリティは素晴らしいと思います。何よりも沿道の動員が凄い。前も書いたが木更津市と袖ヶ浦市は小中学校が登校日扱い。あとは沿道の若奥様が非常に美しい。やっぱり鎌倉時代から豪族がいたり江戸時代にも有力大名がいたりした土地柄のせいだろうか・・・・

タイムは出ないコースなんだがそんなこんなで県民としてはついつい出てしまう大会だ。今回攻略方法も見つけた気がするので開催される限り出場したい。




さて、自分のランのまとめとして前回大会のラップとの比較をしてみた。3時間半ペースであるキロ5分に対する勝ち幅の累積を比較してみた。これが例えば6分のラインに達したままでゴールしていれば3時間24分だったわけです。
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結果としては実は前回よりも今回の方が前半は飛ばしていたことが明らかに。その貯金を15kmくらいで使い果たし30km過ぎでは一旦逆転されるが、35kmからの粘りで跳ね返しさらにそこから巻き返している。これに比べると前回は最後なすすべもなく落ちていっている感じ。あとは今年の方がグラフがキレイだ。

前回も今回も12kmから15kmが乱れているのは橋の上下のせい。それにしても34kmからの二つの大きな坂を1分内外の遅れで抑えた今年の出来は素晴らしい。これで気温が15度以下だったら3時間15分台も夢じゃない。ちなみに今年は23度まで上がった。



あとは何度も書いている「やわらか着地」。前回よりも速いペースで入ったにもかかわらず最後に脚を残したのはこのお陰以外に考えられない。やっぱりフルマラソンにおいて着地衝撃をいかにやわらげるかは重要だ。ハーフマラソンとは明らかに別のスポーツということを改めて感じる。

前に進む力を最後まで維持するだけじゃなくて、着地衝撃によって失われる体力をいかに温存するか。これまでフルマラソンで「負けた気」がする大会は後半につぶれるパターン。後半につぶれさえしなければ多少タイムが悪くてもこんなに満足感を感じられる。

それは単に遅筋を鍛えるとか心肺を鍛えるだけじゃないんじゃないの?という今シーズンのテーマへの答えでもある。うん、楽しい。何よりも「脚と肺だけを追い込む練習」以外にもやることがあるのが嬉しい。また詳しく書きますがやっぱりポイントは体幹あるいは上半身。

そしてそれは人生の中で長く走り続けられるランニングにつながる可能性も秘めている。マジで「やわらか党」を立ち上げたいと思うくらい。今シーズンは自分のタイムでもってその可能性を確認したい。



ちょっと大上段に構えすぎたかもしれないがシーズン初戦なのでご勘弁を。試すことがあるのは素晴らしい。これで今年のアクアラインマラソンのレポは終わりです。


カミさんの着地の話を早く書きたい!



本日の走行距離:10.2km
今月の走行距離:256.0km
本日の最低体重:61.2kg(←出張中に増えた)

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