量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

2020年09月

毎日毎日我ながら良く走るな、去年はなんでそれほど走れなかったのかな、と考えてみたら、去年と一昨年の今時分は受験勉強していたんだった。週に20時間くらい。

確かに週に20時間も使っていると、週に12時間とかランニングするのは無理ですよね。ていうか時間がOKでも体力的に無理。たぶん勉強していても寝てしまう。

そして勉強するのもそれなりに体力は使うはずで、去年も一昨年も勉強疲れがランニングにも影響していたと思う。いや、していたはずだ。それで運動のための元気も奪われていた。



そんな私が今年元気なのは受験勉強が無いからだけではない。やはりスクワットで太腿の筋肉を強化したことが大きいと思う。それは太腿の筋力で楽に走れるようになっただけでなく、筋力が増えたことで男性ホルモン(テストステロン)の分泌が活発になったからだ。

と、ここでテストステロンの話を書こうと思ったけどほんの1週間前に書いたばっかりだった(笑)

今年は大会がほとんど開催されない。大会での記録更新を目標にしている人、記録を出して目標の大会参加を射止めたい人にはモチベーションが下がる状況だろう。

自分は以前も書いたが、自分が相対的に去年やそれ以前の自分に比べてどのくらい頑張れたかがモチベーションの源泉なので、練習が頑張れただけでもかなり満足だ。もちろんそれがタイムにつながれば言うことないが。何しろノビシロだらけですから(笑)



その意味では全日本ランキングもモチベーションの一つ。ランキングは他人と比べるとかだけではなく、去年の自分と頑張りを比較する一番客観的な方法としても使える。しかし今年は対象人数が少ないはずなので無理に大会に出ようとはさほど思わない。

というか、普通でない状況でエントリーとかするのが面倒くさいし、一人でも追い込める性格なので、相手がいたから追い込めた、みたいなことはあんまり感じたことがない。もし言ったことがあったとしたら社交辞令です(笑)。

だからタイムを確認したければいつでもできる。タイムが相手なら一人ででも追い込める。やるかどうかは分からないけど。



今日もいつものように15km。もう最近ではこの距離で途中で嫌になることは無い。
火曜日のインターバル。久々にキロ3:30くらいのペースで走った。走り方が違うので痛くなるところも違う。このペースだとより膝を伸ばして着地衝撃をより強く受けて前向きの力に変えてやらないとならない。

すると普段使わない膝の裏側の筋が痛くなる。ここに痛みをためたままだとアキレス腱とかフクラハギに違和感が出たりする。

一昨日のブログにはやたらとINポイントが多かったのだが、これはインターバル含めた30km走が評価されたのだろうか。確かにこれが最近では一番キツい練習だったが・・・



これを毎週出来たら速くなりそうだが、さすがにこれはキツい。練習のキツさもさることながら普段最長20kmしか走ってないので回復に時間がかかる。

でも8月は距離を踏むのに精いっぱいでこういったメリハリの利いた練習ができなかった。逆にこういう練習をたくさんできなければ、何のために距離を踏んだのか分からない。8月はあくまでそのための練習、下地作り。

カラダが求めるままに強い練習をやっていこう。



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もう仕事の時間をギリギリまで切り詰めて「凪のお暇」にはまっている。キャストも豪華だがシチュエーションがリアルすぎる。しかしこんなに世の中はこういう「空気を読む」「マウントを取る」に満ちているのか?

相手を威圧しても恫喝してもそんなに簡単に人は変わらないぜ。せいぜい一瞬自分が偉いと錯覚するだけ。自分に何にも残ってないことが分かって逆にへこむのがオチ。逆に何か持っている人はそんなのに関係なく自分で自分の世界を作れる。(素の力を出させるのがマネージャー、パートナーの力量だろうよ)

まだ2回しかみてないけど多分これそういう展開なんだよね?(笑)

リモートワークで楽になった人は多いんだろうな~。

(三田佳子がいつ中村倫也に口説かれるのかが楽しみ~w)



最近結構距離を走っているじゃないですか。週に100kmとか120kmとか。以前は週に70kmも走れば精いっぱいだったわけですよ。もうへとへとで昼間から眠くて。

なぜか今はそれだけ走ってもそんなに疲れていない。だから以前の倍近い距離を走っているっていう実感が全くない。速くなってる感じもまったくしないしなってもいない(笑)

ガーミンの画面見て初めて「おお、オレやるじゃん」って思う。しんどい練習をやっている意識が無い。同じ体感なのにガーミンの距離だけが勝手に伸びているだけ。ただちょっとだけ、距離に対する渇望感が増したくらい。。



サブ40くらいの人が(例えばカミさんが)キロ3分30秒くらいで10km20km走る時っていうのは、どのくらいしんどいんでしょうか。あるいはキロ4分半でEペース(笑)って言ってる人ってどのくらいしんどいんでしょうか。

以前はなんとなく、たぶん同じペースに対するしんどさは誰でも同じだけど、キャパシティが上に広がっているんだと思っていた。つまりハアハアゼエゼエは同じようにするんだけど、もっと激しいハアハアゼエゼエに耐えられるみたいな。だからキロ4分半ならしんどいはしんどい。その体感度合いは我々と同じ、ではないかと勝手に想像していた。

しかしよく考えたらそんなわけは無いですね。もちろんキャパシティも上に広がっているけど、同じ速度で走ったらより楽になっているに決まっている。そしてそこには体感としての異次元感は多分ないんだろう。同じように走っているけど時計のペース表示が変わっただけ。ただスピードに対する渇望は強いかも。



そう考えたら今の自分も速くなってておかしくないんだけどな~。全然そんな気がしないし実際なってない。ただ青春を燃焼させているだけだ!(笑)



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いまや大女優の安藤サクラの出世作「100円の恋」。2014年の作品ですが今更ながらAmzon primeで観た。凄かった。ボクシングは知らないけど、約2時間の上映時間の中で主人公がどんどん研ぎ澄まされていくのが分かる。

低予算映画なのでわずか10日間で全部撮ったと聞いてなおビックリ。最初の30分の安藤サクラと最後の30分の安藤サクラは同一人物に見えない。

よく「演技力が凄い」とか言うじゃないですか。そこで言う演技力って主人公になり切ったという雰囲気をいかに帯びるかという意味で使われていることが多いと思いますが、じゃあそれは具体的にどういう動きなのかは言葉で説明するのはむつかしい。

自堕落になったり自信満々になったりする演技は、それは俳優本人のキャラの中でそうなっているだけで、役を演じているのだろうかと思わないではない。しかし一方で肉体で見せる演技というのは、物理的に別物になっているのが分かる場合がある。

後半でパンチングボールやるシーンとか縄跳び二重飛びするシーンとかシャドウやるシーンがあるんですが、これは競技やてる人なら絶対感動すると思う。役である「一子」になり切っているというよりも、まさにプロを目指すボクサーそのものを演じているし、そうとしか見えない。

前半に自堕落で子供に見せられないシーンがあってそのせいでR-15になっているのが残念だ。あれが無くても凄い映画になったのに。これ見るとボクシングやりたくなるのが玉に瑕ですが(笑)
百円の恋
根岸 季衣
2015-07-09



今日は体は疲れているものの脚は動きそうな気配があったので、メタレーサー履いて久々のインターバル400×10。ちょっと風が強かったですね。レストは90秒。
スクリーンショット 2020-09-22 174121
ここでスピード練習やっとくと距離を踏んでいる疲れも抜けるのではないかという思惑もあった。ただ90秒キープできたのは最初の5本だけ。やはり疲れか。最後は意地でもう一回上げて終了。

このあとそのまま約21kmのロング走。サブ4ペースでスタートしたもののキロ5分切って終了。インターバルも含めたトータルでは30kmで平均キロ5:19。
スクリーンショット 2020-09-22 174312
30km走は2月以来ではないだろうか。もっと言えば今年3回目。前半はどれだけ走ってなかったんだってことだけど。

8月は気温も高くてとても30kmできる条件ではなかったけれど、9月もさすがにここにきて普通に30km走できる状況になってきた。この1週間で130km走っているが、30kmやってもそれほどダメージも無い。最後5kmはキロ5分切れた。勝手に上がりました(笑)

ここのところ週100km以上を継続していて、これをいつ抜くかが困ったところなんだけど、こうやってたまにロングとかインターバルやってみて以前通り(あるいはそれに近い)に走れると嬉しい。



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日曜日に「麒麟が来る」を見ていて思ったこと。

昔の人は(特に偉い人は)書状でビジネスを進める。次の将軍を決めるという大事なやり取りも全部手紙だ。そして会ったことが無い人については会ったことがある人に手紙でその人柄を確認する。

逆に今思うよりも通信が発達していたともいえるが、現代に置き換えればすべてをメールでやり取りしているということ。そして裁判も法律も確立していない世の中だから人物の見極めが今以上に重要だっただろう。

現代はリモートワークが増えて営業現場もどんどんリモートになって、相手の表情が読めないとか信頼関係が構築できないとかかつてはこうじゃなかったとか聞こえてくるんだが、ほんの数百年前に戻っただけとも言える。

そしてメールでも相手の空気は伝わってくる。こちらが提案したことに対してネガティブかどうかは文面に微妙に表れるもの。大事なのは具体的に「鼻を触ったら嘘を付いている」とかのサインを探すのではなく、相手の空気を感じ取ること。

こちらが言ったことに対し、相手が同じ空気を吸っていないような気がするときは大体納得していない。まずその空気に感染してみることが先で、感じたらその理由を探しに行く。そこでゴリ押ししても無駄。(タイトルはさる書籍のキャッチコピーのもじり)

感染するためには必ずしも対面する必要は無い。メールでも十分感染できるときもある。逆に対面では見えなかった本音がメールだと分かったりする。声が聞こえればなお良い。

直接会うことを禁止されるというのは人類にとっては結構な痛手。社会性の強い動物ですからね。でもいつの時代も制約条件はあるもので、その状況を楽しめる人がビジネスも楽しめるんではないだろうか。



今日も疲労抜きのつもりだったのについついペースアップ。結局サブ4ペースでハーフ走。
今日はなぜかHANZO-Cで快適に走れた。



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タイトルをツールドフランスにするとポイントが激しく減ります(笑)

昨日ここでツールドフランスはユンボヴィズマのログリッチがチーム力で圧勝しそうと書いたのだが、なんと驚天動地の大逆転が起きてしまった。昨日のステージは36kmの個人タイムトライアル。集団で走る通常のロードレースと違って個人タイムトライアルは個人の能力差がそのままタイム差に表れる。

タイムトライアルでない普通の自転車のロードレースは個人競技でありながら団体競技という不思議な性質を持つ(一応団体戦もあるけどそんなに興味を持たれない)。一番近い例えとしては、野球でノーヒットノーランがかかってる感じ。団体戦だけど投手の個人記録のためにチームが一丸になる。死んでもエラーできない。

自転車でもエースをサポートするためにチームメイトは死に物狂いで走る。自己犠牲の精神が無ければ21日間3,500kmも他人のために走れるものではない。エースが優勝したからと言ってサポートメンバーが表彰されるわけでもない。得られるのは少しのボーナスと玄人的な尊敬だけ。



昨日は持ちタイム約1分差でスタートした2位のポガチャルが奇跡のような神懸かった走りを見せて、逆に1位のログリッチに1分の差をつけてゴール。1位のログリッチもタイムトライアルは相当自信があったはずだったし前日までのポガチャルもここまで調子が良いとは見えなかった。

ゴール後のログリッチは憔悴しきった感じでもう声もかけられない感じ。それでもそこに声をかけに行くチームメイト。本当にがっかりしているのはチームメイトの方だろう。ここまで本当に強力にサポートしてきて最後自分がサポートできない個人種目であっさりひっくり返されるとは。

自分もツールドフランスはもう7年ほど見ているがこれほどまでに劇的な逆転は初めて見た。最終日にタイムトライアルが設定されたことはこれまでもあったと思うがまさかこれほどとはね。普通のロードレースが野球ならタイムトライアルは試合前のホームラン競争。あるいはピッチャーのスピードガン対決、と言ったら言い過ぎか。もちろん例えなので実際には違いますが。

あるいはクイズ番組の最後の問題で点数が倍になって一発逆転があるみたいな設定に見えてしまったともいえる。これが本当の倍返し(笑)



昨日頑張ったので今日はゆっくり疲労抜きジョグでもしようと思ったんだけれど足の裏がちょっと痛いのでメタレーサーを履くことにした。そうすると思った以上にペースアップしてしまい、結局最終ラップは4分20秒台まで上げてしまって疲労の上塗り。
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走っていてラップがキロ5分を切るとワクワクしますよね!

それにしてもオレの脚は元気だ。昨日は4分40秒を切ったところで一杯一杯だったのに、逆に今日の方が脚が軽かった。これはもしかしたらメタレーサー効果なのか。昨日メタレーサーには頼らないとか見栄を切ったのにどの口でそんなことを言うのだろう。

しかし2日セット練の2日目にメタレーサーを履くというのは結構アリかもしれない。何より走るのが嫌にならない。そして長い時間動き続けられるので2日目の練習としての効果も高い。

昨日はHANZO-Cを履いたけど、次は1日目にターサージール、2日目にメタレーサーという組み合わせもアリだな。



今週はこれで114km。
週次走行距離



本日のスクワット:50回
本日の走行距離:21.1km
今月の走行距離:324.6km
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