24時で座右の銘Tシャツの受付は終了いたしました。
念のため、申し込みフォームは明日の朝まで開けておきます。
宜しくお願い致します。

最終日は32名の方から71枚の注文を頂き、今回は609枚となりました。
多数の方からご注文頂きありがとうございました。
最終の集計はまた改めて。




☆☆

ー昨日は一日ドラえもんに浸ることができて幸せだった。
コースケも「こーちゃん大満足!」と言っていたし、
家族みんながハッピーハッピー!






な気分に少しだけ陰を落とす出来事が・・・・・







藤子F不二雄ミュージアムって完全予約制なんですよ。
最近、そういう施設って増えてますよね。
ここの場合は2時間ごとに3百人くらい入れる感じで。

しかも入れ替え制ではないのでゆっくり見られる。
混雑しないのでなかなかに快適なシステムです。
チケットは1ヶ月前から抽選で、空いている日ならローソンで直接買えます。
でも現地ではチケットは売っていない。

当日は登戸からの直通バスを降りて、ミュージアムの入り口に並ぶ。
ある程度の人数ごとに施設利用のオリエンテーションを受けてから
入館していく仕組み。




われわれのすぐ前に、老夫婦とその孫娘らしき小学校中学年か高学年の少女の
3人組が並んでいた。老夫婦もきちんとした格好で、お嬢ちゃんもよそ行きの服装。
それなりに気合入れて出かけてきましたって感じ。
下手すると近隣県からかもしれない。

たぶんこの土曜日とか、世間では参観日が多かったので、孫も振替休日で
「おじいちゃんとおばあちゃんに連れて行ってもらいなよ!」
とか親御さんに送り出されたんだろうなあ。

ところがおじいちゃん、列が進んで入り口まで来たところで、
係の人に「ここではチケット売ってないんですか?」と聞いてきた。







あう!! じいちゃん、それやったらあかんやつや!!
孫娘、へこむパターン!







係の人はまったく動揺せず、
「ローソンでしか買えません。10分歩いたところにローソンがあります」
とすらすらと回答。

おじいちゃんは多分オーバー80歳。
脚はちゃんと動いてそうだったが、10分の歩行に耐えられるのか。
そもそもローソンに行って、まだ今日のチケット売ってるのか?

これを目の前で見ていた我々も、いたたまれない気持ちになった。
なによりかわいそうなのは子供(孫娘)。
うちのコースケだったら、その瞬間に泣き崩れてる。

しかしこの孫娘、それを聞いてもピクリとも動じず。
我々ももう見ていられなかったので、その後どうなったのかわからないが、
少なくとも館内で会うことはなかった。







子供ってこういうイベントに対しては無防備にワクワクしている。
親もあのワクワクした顔を見るのはたまらなく楽しい。
その反面で、子供は失望したときの落ち込みようも半端ない。
だから子供との約束は破っちゃいかん。
あのがっかりした顔を見たらこっちも半端なく落ち込む。

まあたまに「たいしたことなかったね」とか憎まれ口叩くのはご愛嬌なんだが。

もうこの出来事が一日中頭に残っていて、実はあまり藤子不二雄に入り込めず。
じいさんしっかりしろよ!とも一瞬思ったが、80越えてたらそりゃ無理だよね。
そもそもそういうシステムになってるなんて想像すらしない。

いまどきネットくらい使えると思うけど、決め付けたら失礼だけど
ネット使えても世の流れにはついていけないオレの親と同世代。
親が同じ目に遭ったらと想像するだけでつらい。

一番落ち込んでいるのは、あのじいさんかもしれないなあ。
自分がそのくらいに世間とギャップを感じるころには
コースケは大人になってくれてるだろうから心配ないけど。
あの孫娘はかしこそうだったから、一生懸命じいさんをフォローしたことだろう。

あとは送り出した孫娘の親。
年老いた老夫婦がちゃんと目的を果たせるか、フォローしようよ。
って、どういう人間関係なのかわからないしねえ。
もしかしたら同居していて、親がこの日の朝出かけたあとに
行くことになったのかもしれんし。

あとは、せめて登戸の駅に「予約がないと入れない」って表示してくれないか。
いや、もしかしたらあったのかもしれないな、ただオレが気づかなかっただけで。
予約システムのおかげで快適に観れたので文句言うとバチが当たる。

あの孫娘も、その場では取り乱してなかったが、
頭の中は怒りで煮えたぎってたかもしれない。
そして「金輪際大人は当てにしない!」とか誓ってたり。

いろいろ考えを巡らせたものの、何かに原因を見出すことができず、
やるせない気持ちが増したのでした。
こんなことブログに書いてもなあ、と思いながら、
だれか聞いてくれないかと思って書いてます。




そしてオレは、休みを取らせてくれた職場のみんなへのお土産に、
「暗記パン」ラスクを購入して帰路についたのであった。
ああ、あのじいさんに暗記パン一切れ渡せばよかった!!
そしたら、ネットで入場券について調べられたかも!(笑)

リテラシーがなければ生きていけない世の中ではあるが、
こどもや老人が巻き込まれるのを見るのもつらいなあと
思った一日でした。

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しかし職場で暗記パン配るって、考えようによっては嫌がらせだなw
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