今回はランの話ではなく、普段の生活での話。

以前こんなことを書いた→
実は自分も多かれ少なかれ同じような感覚を持っていて、
他人にがっかりされるのが凄く嫌い。

がっかりされるくらいなら嫌われたほうがまし(笑)
だから飲み会の誘いは予定が空いてる限り絶対に断らない。
それで「うわ、本当に来たよ」って思われても(笑)

そういえば、海外(特に英語の世界)では。
上司から最も言われたくない言葉は「deeply disappointed」だそうだ。
そうはいっても全員が社長になるわけではないので、
そういう意味では必ずどこかで失望されたりしてることにはなる。

でも仕事、特に昇進のことって家族にだけはがっかりされたくないじゃないですか。
マラソンで結果が出なくたって大したことじゃないけど、例えばトモコが
「あなたの同期の〇〇さんは今度常務になるのね。あなたは?」
とか言ってきたら相当辛い。そんなこと言われたら不能になる(笑)
もちろん言われたことはないですが。

自分が言われたら嫌なことは家族にも言わないようにしたい。
子供の立場に立ってみれば、それに相当するのが受験だろう。
頑張って試験勉強して入った学校のことを、パパはがっかりしてるって、
子供が知ったらショックだろうな。
どんなに頑張ったってできないことはあるわけで、
「それでがっかりするなら、ならばパパは社長になってみてよ」って言われるかも。

どんな結果でも子供のことは認めてやりたい。
だから仮に息子が受験が思い通りに行かなかったからといって、
少なくとも「自分の失敗」ととらえるのはやめようと心の準備だけはしている。
これはトモコとも共有できている。

実際、自分の勤務先にも超難関大学出身者がいるが、
その人たちを見て思うこと。
大学合格は人生のゴールではない。まったくない。

サラリーマン生活30年の今だからこそ言えるが、
何かの試験に通ったからといって、幸せな人生が保証されたりしない。
すごいねーって言ってもらえるのはその時だけ。
そんな例を山ほど見てきたから、期待するのはそこじゃない。

もちろん勉強はしくちゃならないけど、
理想は、自分で目標を見つけてそれに向けて
自分で勉強してくれること。
そう簡単にはいかないですけどね。
この話はまた今度。

そういう当の息子クンは最近ピアノに熱中して、
6月の発表会に向けて練習している。
気が付いたら課題曲を半音上げて練習していたりして。

「なんでそんなことが楽譜なしでできるの?」って聞いたら、
トモコが最初に音階表から教えたせいらしい。こともなげに。
別にできるできる自慢じゃないんだけど、
そんなに自由に弾けたら楽しいだろうなあ。

なにかで子供のうちに自信を付けて、それを自分の言葉で語れれば、
それを足掛かりに勉強でも友達でも、あるいは将来社会に出た時でも、
人間関係とかうまくできるようになるんではないかなあと思っている。

そういうのが苦手な父より。
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