ダルビッシュと田中の投げ合い、凄かったですね。
今シーズンは冴えない投球が続いていた田中ですが、
高校の先輩ダルビッシュとの直接対決がいい刺激になったんでしょうか。
やっぱりスポーツって、ライバルの存在は大事だ。

☆☆

今日は先日の教訓も踏まえ、日が陰った夕方15時から走ってきた。
24.2km 1時間55分 平均4:48/km。

最初は閾値走にしようかと思ったが、2kmで撃沈。
ペース走に切り替えたら結構調子がいいので、
再度閾値走アタック。再度激沈。

以後4分40秒台で25kmまで行こうかとも思ったが、
22kmで力尽きた。残りはダウンジョグ。
20170624lap
これで今月は235km。10km/日ペースに戻すには明日15km必要。
また体育館のジムでも行くか♪


☆☆

表題。

Ukeさんがなんどか英語学習について書いておられた。
Ukeさんの場合は職場あるいは業務上、
相手と英語でコミュニケーションしなければならない場面が多いらしい。
現地駐在経験なしであそこまで上達するのは相当な努力が必要だったろう。
ランニングといい英語といい、まさに努力の天才だ。

自分はといえば、40歳過ぎるまで英語が必要な職場にいたことが無かった。
そもそも若いころ、海外勤務も希望したことはなかったし、
積極的に英語を勉強もしなかったので、当然といえば当然。

というか、英語自体が苦手でそういう部署は避けていた。
ところがちょうど10年前、詳細は割愛するが、
海外の部署や海外の委託先と交渉する部署に異動になった。

その部署には他に英語が達者な人がいたので業務上は困らなかったが、
夜のレセプションの場とかに顔を出さないとならない状況が増えてきた。

そういう場に行くと、まあ最初の挨拶の仕方くらいは覚えるんだが、
その後の業務の中身の話とか、こちらからは当然まったくできないし、
先方が話している内容も全く理解できない。

いちばんキツいのは、あちらが自分の方に話しかけてくるケース。
「ハイ!キミニイ!」とか言って(笑)
せっかく声を掛けてもらっても、言っていることが分からないので思わず目をそらす。
それが何度か続くともう話しかけてこない。
要するに、こいつに話しても無駄だと思われるわけだ。

これはキツかったな~。あの疎外感ったらない。
ようやく4時間切ったばかり時に
サブ3ランナーの飲み会に放り込まれた感じ(笑)
いや、あの100倍キツい。

何よりもショックなのは、何を言えばいいか分かっているのに、
それを口にできないこと。恥ずかしさが邪魔をして口が動かない。
相手の言うことが分からないこと以上に、それが悔しかった。
ナイスパスが出てるのにシュートを決められなくて失望される、みたいな。

それまでは英語は避けて生きてきたが、
こうなったらそうは言っていられない。
以下は、そんなオレが最低限何をやったかというお話。
けっして英語がうまいよ、っていう自慢じゃありません(笑)

こういう状況になったら大人は金で解決するしかない。
トモコが昔通ったという英会話学校に行きましたよ。
そこに毎週土曜日、約半年間通いました。

軽自動車なら買えるくらいはお金使ったかも。
トモコには事情を正直に説明して許可をもらった。
そのくらい、人生で重要なことだと思った。

そうして自分で考えて自分の言葉でしゃべる、
とにかく話すことに慣れる、という訓練を繰り返すことで、
人前で英語を話すことに抵抗感が段々と薄れていった。

もちろんビジネスの交渉などの場には出られるレベルではないが、
実務担当者同士の打合せのような場で、こちらの状況を説明したり、
先方に対する要望を伝えるようなことはできるようになったと思う。

例えば何かのプロジェクトを、委託先の海外チームと一緒にやるとき、
こちらの状況についてきちんと説明するとか、
あるいはこちらからの依頼事項を説明する必要があるとする。

先方の状況をヒアリングして確認したら、それを自分の言葉で言い直す。
そこで、何が確定した事実なのか、何が推測なのか、きちんと言い分ける。
こちらからの要望事項も、何がいつまでに終わっていなければならないのか、
またそれは要望なのか指示なのか。
指示ならば、それが達成できないと何がペナルティになるのか。

mayなのかmustなのか、isなのかwasなのか。
I hopeなのかI supposeなのかWe expectなのか。
You shallなのかI ask youなのか。

こういったことを自分の言葉で説明する。
特に英語圏の人は、なによりその人が嘘を言ってないか見ています。
事実と推測を使い分ける。約束は守る。
英語がヘタでも、これをちゃんとやれば信頼関係は築けると思います。

そうすると、知らないうちに何かが起きたりということが無くなる。
かならず事前にこちらに説明してくれるようになります。
これで助けられたことが何度もありました。

こういうコミュニケーションって日本語でも同じじゃないですか。
曖昧なままにやり取りしても、後で決していいことはない。
事実なのか推測なのか、依頼なのか指示なのかってはっきりしているので、
あとはそれを英語もしくは日本語で正確に伝えるだけ。

先方が気にしていることをきちんと言い分けられるようになったので、
今は話すことで苦労することはほとんどないです。
10年前を思い出すと、我ながら頑張ったなあ、って思います。

一方で聴く方は相変わらず難しい。
特に電話会議だと、相手が何言っているのか分からない。
あれは、こちらに1人英語のうまい人がいると、
先方もそのレベルに合わせて難しい(というか普通の)英語を
話すからだと信じています(笑)

あとは、例えば海外出張してミーティングが終わった後の飲み会。
こういう会話が一番苦手。日常会話なので慣用句ばっかり。
もうさっぱりわからない。
でも仕事でちゃんと信頼関係築けていれば、
そんなに一緒に飲む必要もないんですけどね。

本当に英語が得意な人からしてみれば、
こんなの本当に入り口の入り口でしかないんだと思うんですが、
でもどう勉強しても英語力が上がらない人もいる。
そのレベルの中で、ここだけでもやると随分違うんでは?
っていうお話でした。

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