今朝は久々にまとまった距離を走った。
20170805
関東では先週のような暑さは無くなったとはいえ、早朝の方が断然走りやすいですね。休暇も残り1週間。当分は毎朝こんな感じで走ろうかと。ちなみに先週は32km、今週もこれで33kmしか走っていない。でもいちおう7月は310km走れたし、今月もこれで28km。ここから巻き返そう。

さてタイトル。これでJR東日本、JR東海、JR西日本の鉄道博物館に行ったことになる。なので今日はこの三つの比較をしてみたい。

【JR西日本:歴史と伝統の梅小路博物館】
キャッチフレーズを付けるとこういう感じか。もともとの梅小路博物館は、蒸気機関車が転車台の回りに陳列してあるだけだった。実は我が家は改装される前にも訪問したことがある。
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コースケまだ3歳(笑) 京都駅から自転車で博物館まで行った。ご覧のように多数の蒸気機関車が動態保存されていた。この時は、まさにこの写真に写っている範囲が博物館のすべて。ところが昨年6月に改装されてリニューアルオープン。

これで今回は新たに本館も作られた。ご覧のように月光とか500系新幹線とか新たな展示車両も増えたが、全体としては以前の蒸気機関車がやはり展示の中心。581系寝台電車、久しぶりに観た~。
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こちらは上の写真とほぼ同じアングル。コースケが成長してる(笑)
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やっぱり歴史と伝統の梅小路博物館なんだなあ。

【JR東日本:充実の大宮工場】
いわゆる「てっぱく」は、JR東日本の基地である大宮工場の一部に作られている。観た印象はとにかく車両が豊富。それこそ北海道開拓時代の蒸気機関車から300系新幹線まで、レパートリーに富んでいる。これは、梅小路博物館と同じく、生きている鉄道と直結していることもあると思う。いつでも展示車両を入れ替え可能なのだ。

それにミニ列車のレールが構内に敷かれるなど、エンターテイメント性も抜群。現在本館南側のてっぱく広場を改装中で、いったいどんな施設があらたに現れるのか本当に楽しみだ。写真は省略。

【JR東海:衝撃のリニア展示】
今回の旅行の中で一番印象に残った一つがこのリニア鉄道博物館。なにしろJR東海といえば新幹線。新幹線の稼ぎで会社が成り立っている。それに加えてリニア敷設計画もあった。これを軸に博物館をつくるって言うのは非常に説得力がある。
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でも今回オレが一番感動したのは、このジオラマだ。image
これがいかに凄いか。端的なのは、電化区間の線路には必ず架線が張られている事。これは鉄道模型では珍しい。京都鉄道博物館のジオラマでも、以前の大宮てっぱくでも架線は張られていなかった。(ちなみに大宮てっぱくのジオラマは現在長期改装中なので、もしかしたら架線を張って来るかも)

架線を張るとかならず模型の列車との高さの干渉が問題になる。それをクリアするためには、架線を相当な精度で張らなければならない。そもそもリニア博物館のジオラマは、フィギュアが2万5千体いたり、いろんな伝説のキャラクターがジオラマ内にいたり、凝りまくっている。こんな本まで作ってしまったくらいだ。これがわずか1000円。
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この本にはこのジオラマが作られるまでの経緯や苦労、仕込んであるネタなどが満載。こんな貴重な本がわずか1000円で手に入る。しかもリニア博物館のショップでしか買えない。これ、訪問する人は絶対買ったほうがいいです。買って読んだらまた行きたくなります。我が家も近いうちに再訪する予定です。

ちなみにこのジオラマ、計画時点では面積が80平米だったのが、検討している間に220平米にまで広がったらしい。分かりやすく言うと、マンション2軒買い増したってことですね。

リニア博物館を見ていて思うのは、とにかく作った人は鉄道を見るのが大好きなんだろうなってこと。上の写真の展示もカッコイイ角度を意識していると思うし、下の写真も新幹線カッコ良すぎ。
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全館に鉄道への愛が溢れているのがこのリニア博物館でした。

ちょっと大宮の説明が少なかった気もするが、これは首都圏の人ならきっとわかってると思うのでこんなもんでいいでしょう。なにより名古屋のリニア博物館。場所的には鉄道と関係ない場所にあるので、車両の入れ替えとかも制約がありそう。だからこそ展示に気合いが入っているともいえる。

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