昨日の記事には稀にみるレベルでINポイントを頂きありがとうございました。

まあ自分も半信半疑だったし、まだ半信半疑なんで、たぶん「疲労抜きジョグ」っていっても、「それやるのは時間がもったいない」とか「それで走力は上がらないんだよね」とか思ってる人が多いと思います。

それは多分、ジョグすることでなんで疲労が抜けるのか、が腹落ちしていないからじゃないでしょうか。なので、昨日Takeさんの話を聞きながら自分が思った「なぜジョグで疲労が抜けるのか」の理屈を書いてみたいと思います。

といっても運動生理学的な裏付けがあるわけではなく、疲労抜きジョグを実践している方に「ああそうそう、こういう感じ」って思ってくれるようなレベルです。ある意味、頭の体操だと思ってもらえれば。



Takeさんは「インプットする走り」「アウトプットする走り」という言い方をしていたが、それだとあたかもアウトプットする走り(=普通の走り)に対して、何か特別なインプットする走りが存在するかのように聞こえるかもしれない。

実際には、インプットとアウトプットは同時に起こっていて、どちらが多いかで「インプットする走り」になったり「アウトプットする走り」になったりするんだと思う。

まずインプット、アウトプットという言葉だが、ここではアウトプットは単純に「筋肉での疲労物質の増加」、インプットは「筋肉での疲労物質の減少」と仮定してみよう。

次に疲労物質増加や疲労物質減少が、なぜ生じるかを考える。

心拍により内臓から筋肉へ栄養分が血管やリンパ節を通じて運ばれることで、インプットは増加(疲労物質は減少)する。心拍数が増えれば血流等を通じてインプットは一層増える。

一方でアウトプット(疲労物質増加)は、有酸素運動により生じる。その度合いは有酸素運動の運動強度に比例するので、ランニングのペースが上がれば疲労物質も増大する。

そして、アウトプットの方がインプットよりも多ければ、疲労物質の増加が減少を上回るので、疲労は蓄積していくし、インプットが多ければ疲労は回復していく。



ここで簡単な数字を置いてみる。数字自体には全く根拠はないが、仮にこういう数字であったならば「疲労抜き」の効果が生じると捉えて頂きたい。

(1行目)
安静時では心拍数は50。基礎代謝によるアウトプットと心拍50でのインプットは均衡しているので疲労物質の筋肉への出入りは±0。

(2行目)
Mペース走では運動強度が高いのでアウトプットも100まで上がるが、同時に心拍数が140に上がることでインプットも70まで上がる。その結果疲労物質は30増えることになる。つまり疲労が蓄積される。

(3行目)
疲労抜きジョグをやると、運動強度は半分に下がる(キロ4→キロ8)ので、アウトプットも半分の50に下がる。一方で有酸素運動なので、心拍数はそれほど下がらず120くらいでインプットも60に高止まり。するとインプットがアウトプットを上回るので、疲労物質は10減ることになる。
 
心拍数
アウトプット
インプット
増減
安静時
50
20
20
±0
Mペース走
140
100
70
+30
疲労抜きジョグ
120
50
60
△10

ということは、このMペース走を仮に1時間やったとしたら、疲労抜きジョグをその3倍の時間やることで、生じた疲労物質が解消することになる。元に戻るわけだ。

もしこの疲労抜きジョグをやらないでMペース走ばかりやっていると、筋肉には毎回疲労物質が30溜まることになり、あとは自然に回復するのを待つしかない。

歳をとればとるほど、この自然の回復力が落ちてくる。だから疲労抜きジョグでしっかりエネルギーを取り戻さないといけないということになる。



どうでしょうか。心拍が強度に関わらず高めに維持されるならば、運動強度を下げた分だけアウトプットとインプットが逆転し、筋肉にエネルギーが蓄えらるということ。実際、昨日早速試してみた疲労抜きジョグ。心拍はこんな感じだった。
20170913lap
意外と上がるもんですね。しばらく走ってなかったのでもしかしたらそのせいかもしれませんが、やってみたら結構きついです。カラダへのダメージは最小限にしながら、心拍数が上がるのがポイントでしょう。

一方でこれは蛇足ですが、カラダへのダメージを仮に物理学上の運動エネルギーで捉えるとすれば、運動エネルギーは速度の二乗×質量に比例するので、速度が半分ということは運動エネルギーは4分の1ということもあり得ます。



いかがでしたでしょうか。説明が拙いので分かりにくかったかもしれません。でもたぶんこういうことだと思うんだよな~。心拍が上がる=血流が増えてより多くの養分が筋肉に運ばれる、だと思います。

おお、これが正しいかどうかは分からないが、
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