あと4日で今年も終わり。今日現在での12月の走行距離は262km、年間走行距離は3,740km。土曜日に30km走をやる予定なので月間300kmは固い。年間3,800kmは微妙だが、年初に立てた目標3,600kmは既にクリアした。

これで昨年の5月以来、20か月連続で月間300kmを走ることになる。昨年はかなり神経質に毎月の300km到達にこだわったが、今はそこまでこだわらなくても自然に300kmに到達できる。一つ敷居を越えた感じだ。

走力という観点からも、ペースが遅いからといって走力が上がってないと感じることはなくて、毎週70km、毎月300kmを踏むごとに走力が少しずつでも上がっているのを感じる。

「継続は力なり」という言葉がある。この言葉には二つの意味がある。一つは「継続するためには力が必要だ」という側面。一般的にはこちらの捉え方の方が多いのではないだろうか。



もう一つの意味に行く前に、継続することのイメージをこんな風に捉えてみて下さい。

アナタはコップに水を満たしていく。しかし使える道具は耳かきだけ。しかもコップは不透明で外からは中は見えない。水を注ぐアナタにもそれ以外の観客にもどのくらい水が入ったかは見えない。

アナタは耳かきで空しく水をコップに注ぎ始める。1回に注げる量はほんのわずか。凄いスピードで繰り返し注いでも、コップは一向に満たされる気配がない。というか、満たされているのかどうかも、今何割くらいまで水が注がれたかも分からない。

ところが長い時間を経たのち、突然コップは水で一杯になる。コップから注いだ分だけ水が溢れ出す。これでようやく長きにわたる苦労が報われ、アナタはコップから溢れた水を飲むことができる。



「継続は力なり」のもう一つの意味は、「継続した結果が大きな力になる」という意味。いつ終わるともしれない努力を続けた結果、いつの間にかアナタは大きな力を得ている。そしていっぱいになったコップから溢れる水はすべてアナタのもの。

随分カッコよく書いてしまったが、20か月も月300kmを続けていくと、走り続けていくことによって走力は次第に上がり、月に300km走ること自体が苦でなくなっていく。さらには走ることによる走力のアップも、全部自分のもの。

自分が今、月300km、週70km走を継続していることから感じる実感はこんな感じだ。ここまで続けてきてよかった、と思うと同時に、走れば走るほど走力が上がる実感。

去年は、いつか自分にも走ることが嫌になる日が来て、それで走力が下がりさらに走ることが嫌になって、やがて走ることを止めてしまうんじゃないかといつも恐れていた。そこからさらに12か月が過ぎて、今なら急に走るのが嫌になったりはしない、という確信がある。ああ、故障しない限り、ですが。

最初は精神力だけで毎月積み上げてきた距離が、自分の力になって毎月距離を積み上げる原動力になっている。だからサブ3にも正面から挑戦すると言える。

来年3月にサブ3に再挑戦しますが、そこでもしダメでも何度でも再挑戦できる、っていう安心感がある。だから思い切って挑戦できる。継続は力なり。素晴らしい言葉です。

ちなみに「量は質を凌駕する」というのもほぼ同じ趣旨。質にこだわって言い訳を作って量をこなせないよりも、なりふり構わず量を追いかければ必ず質は付いてくる。まあTシャツに印刷するにはイマイチな言葉ですが(笑)

でもサブ3もしできたら、激沈Tシャツの特別版作るかも!
それはぜひ欲しいぞっていう人は、ポチッとお願いします。
年末特別寄稿って、自作自演かよ!って人も(笑)
20170918ブログ村