昨日38.5km地点に向かっている途中で「左とん平逝去」っていうニュース速報を見て、応援に合流したときに「ねえねえ、高木ブーが亡くなったんだって!」って言ってしまった者です。高木ブーさん、ごめんなさい。左とん平さん、ご冥福をお祈りいたします。

「高木ブー 死去」で検索すると、過去に何度も誤報があったみたいですね。オレだけじゃなかったんだ。



しかし大杉漣さんの訃報には驚いた。年齢はオレよりほぼ1回り上だが、脇役の帝王だけあって死ぬほどたくさんの映画に出演している。ああ、亡くなった人に「死ぬほど」はないよね・・・

自分自身が50歳を越えてくると、芸能界も40年近くはウォッチしているわけで、昔は若者の役で出ていた人が年取った役で出ているのを見たりする。若い娘役だった女優さんが母親役や老婆役になったりする。「昔はあんな役者だったけど、今はこんな役者かあ」と思いながら見るのも楽しい。

若いころから今も活躍されてるって、松本幸四郎とか加藤剛とか松平健とかNHK大河の主役の人が中心になるんだけど。女優だと松坂慶子とか中田喜子とか現在60代くらいの人でしょうか。そういえば昔NHKの連続ドラマ「今はバラ色が好き」で二人は近藤正臣を取りあう役だったなあ。お母さんかお父さんに聞いてみて下さい(笑)

現在50代の人は若々しいので以前との区別がつかないですね。同い年の薬師丸ひろ子とか2歳下の小泉今日子とかはいまだに若い。設楽悠太のお母さんも同い年ですね(笑)


そして若くして急逝する役者も結構いたりするので、そういう役者については年を取った姿をみることができない。石原裕次郎とか松田優作とか沖雅也とか夏目雅子とか・・・大杉漣さんに関しては、亡くなられたことも大変ショックだが、もうこれ以上彼の新しい演技を見ることが出来ないのが本当に残念。

もしかすると、彼の本当の活躍はこれからだったかもしれないのに。大滝修二とか笠智衆とか宇野重吉とか、老人専門みたいな俳優として。(この方々はオレ世代は老人役しか見たことがないので一方的決めつけですいません)

いろんな芸能人が大杉漣さんについてコメントしている。なかでも北野武のコメントには胸を打たれる思いがしたのだが、さらに響いたのは木村文乃さんのコメント。「こんなお父さんだったら幸せだろうな」の次に「またお会いできたときに恥ずかしくないよう精進しますね」と述べていた。

邪推かもしれないんだけど「またお会いできたときに」って亡くなった人に対して思うのって、過去に近親者の死に直面したことがあるのかなと思った。特に逆縁ってなかなか乗り越えられないんだけど、先に行っててくれるって思えたら乗り越えられることもあるという人生の知恵。あのコメントをみて、そんなことでもあったのかなあと思った次第。

今日はランニングフォームの話を書こうかと思っていたけど、なんだか湿っぽい話になったのでこんなところで。

本日の走行距離:10.0km
今月の走行距離:285.6km
本日の最低体重:60.1kg
20170918ブログ村