今日は勤務先の診療所で診察。一週間前の血液検査の結果を聞いて、クスリをもらうだけ。ついでに、ここ数週間息苦しいという話をしてみた。

「咳とかタンは?」

咳は実は今朝からカラ咳が出てきた。

「じゃあ聴診器当ててみますか」

かなり念入りに呼吸音を聴いてもらったが、肺とか気管支は正常らしい。

「血中酸素濃度計りますか」

ん?それって最大酸素摂取量とは違うの?(ランナーの誤解あるある)

「赤血球は化学的に酸素を拾うので、普通100%です。少なくても96%」

指に装置を付けて数秒で、数字がディスプレイに表示される。

装置はこんなやつ。



「あ~、95%。低いですね」

それってつまりどういうことですか?

「酸素消費より酸素供給が少ない、つまり肺が働いてないってことです」

それ、今のオレの実感にぴったりです!

「90%くらいになったら酸素吸入しないとヤバいです」

マジか~。で、原因は?

「胸部X線写真撮りますか」

え~。また被ばくするのぉ?

「最近のは被ばくの時間も短くなってるんですよ」

確かに撮影室に行ってみたら機械が新しくなってる!

しかも撮った瞬間に診察室に映像が伝送される。

技師の人はその技術が自慢らしく、

いちいち説明してくれる(笑)

「うーん、特に変な影とかはないですねえ」

先生。アンタ、どんな病気を心配してたんや?

「ていうことは風が治るときの喘息ですかね」

それも実感に近い。

「あ、ここ、肋骨折れた後がありますね(笑)」

そういえば、20年くらい前にいたかったことがあったけど。

なんで今まで気が付かなかったんだろう。

ていうか本題じゃないし。

生まれて一回も骨折したことがないのが自慢だったのに。

「ちょっとここではこれ以上は」

そうですよねえ、先生は泌尿器科ですもんねえ。

泌尿器科っていっても、末端肥大症とかじゃないぞ。

「もし心配なら呼吸器科に行ってください」

ということで診察は終了。





色々調べてみると、上に書いたように赤血球は酸素が供給されれば必ず酸素を背負って運ぼうとするので、血中酸素濃度(正確には血中酸素飽和度らしい)は限りなく100%に近づく。

需要が供給を上回ったり、供給が需要を下回ったりすると100%から数値が下がる。マラソンの後とか、高地に行ったときとか。有酸素運動で調子よく走ろうとすると、98%は無いといけないらしい。

つまり自分は、毎日フルマラソン終了後のような状態で、ランニングをしていたわけですね。思えば、1月の千葉マリンマラソンの時(1/21)が調子のピークで、館山若潮の前日(1/28)に発熱、浦安ハーフ(2/4)で少しマシになったけど全快とはとても言えず。

その翌週の30km走(2/11)なんて、浦安ハーフよりも10秒近く遅いペースだったのに、心拍数はそれぞれ167と166。だんだん悪化しているのが見て取れる。状況はさらに悪化し2/18の30km走はキロ5分を切れなかった。

その翌週、つまりこの土曜日は18日の30km走よりはマシになっていたので、状況は好転しつつあるのかな、という気はする。しかし一連の話を今日家に帰ってからしたところ、トモコから「しばらくランニング禁止」という指示が出てしまった。

まあそりゃあそうですよね。11月くらいから暇さえあれば走りに行き、土日ともなると一旦走りに行ったら3時間くらい帰ってこない。しかもトモコ祖母が今たまたま、肺に水が溜まってまさに血中酸素濃度が低下して酸素マスクのお世話になっている。

ドクターストップならぬ「トモコストップ」です。ここは素直に従おう。

ここで勘のいい読者諸君は気付いているであろう。そう、もちろん酸素濃度計買いました(笑)。これでしばらくは酸素濃度をチェックして、あと2週間どこまで復活するかみてみよう。復活しなければもちろん古河はなももはDNSです。

ちなみにブログ村では酸素濃度が話題になったことはほとんどないが、酸素カプセルに入ると濃度があがるそうだ。理屈を知らないで入ってました。あと、実業団の選手とかは自分で練習前の酸素濃度は管理しているそうです。確かに脈拍と同じくらい重要な数字ですよね。

ということで、しばらく静養します。ブログは更新しないかも。やさぐれてダークな記事を書かないよう気を付けなければ(笑)

ここまでいい練習積めてたんだけどな~。でもまだあきらめたわけではない。
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そういえばツイッターのZUNZUMANさん初めて会ったけど、きわめて普通の人でした(笑)。お嬢さんが可愛い!!