一昨年の今頃。気持ちイイ苦しいキャンペーンを張っていた。たのくるさんの「楽しい苦しい」の向こうを張ったわけではないが、自分は楽しいよりも気持ちイイかな~と思って。まあ思い切り向こうを張っちゃってるんだが。

「楽しい」というのは感情じゃないですか。それに対して「気持ちイイ」はもっとプリミティブな「感覚」。「熱い」「痛い」と同じレベル。「楽しい」よりもより野生に近い。「楽しい」の方が文化的だともいえるが。

気持ちイイ苦しい。略して「きもくるしい」。いちおうマトリックスまで作っていた。20180515
まああんまり説明はいらないですね。書いてある通りです。最近多用している疲労抜きジョグは右下のEペース10kmに限りなく近い。つまり星1つ。

シーズンが終わってから、というかシーズン後半から、星4つまではなんどかあったんだが、星5つはなかった。それが今日ひさしぶりにできました。2㎞目から9㎞のビルドアップ。心拍はちょっと変。
20180515lap
ついでにいうと、残りの5kmのジョグも脚が軽かった。ようやく10km以上を気持ちよく走る脚ができてきた感じ。これまでは10km以上になると、ペースに関わらず頑張らないと走れなかった。今日は自然に脚が出た。

この感じなら、週に1回15kmくらいのビルドアップかペース走を気持ちよくやれそうである。そしてそれができていれば秋になれば長い距離も速くなるはず。こういう積み上げができるのを待ちかねていた。「きも苦しい」走りができるのを。


☆☆

ちょっと本題からそれる。本当はこっちを本題にしても良かったんだけど、マラソンカテなので。スポーツについて好き勝手なことをほざきます。間違っていたらすいません。



大谷選手の活躍が凄いですね。日本にいると分かりませんが米国でも相当な人気なんでしょうか。まあ今シーズン4勝しているピッチャーは何人もいるし、4本ホームランを打っているバッターもたくさんいるのに、なんで大谷が騒がれるのか。

野球発祥の地のアメリカでは日本よりも早く野手や投手の分業が進んだ。投手も先発完投ではなく最低責任投球回数とかクォリティスタートなんていう考え方ができたし、クローザーだけじゃなくてセットアッパーなんていう役目もできた。そして各々がその役目ごとに数字で評価されている。

野手は投手ほどではないが、単に安打数や打率、打点、本塁打だけではなく、OPSとかのセイバーメトリックスが発達してきた。こちらも分業が進んできたと言える。

じゃあ分業した選手の成績を足したらチームの成績に直結するのかというと、これがそうでも無いから難しい。投手は勝利数が直結するけど、じゃあ勝利数=投手だけのお陰かというとそうでもないし。

個人をきちんと評価しようとしたら、チームの成績との乖離がどうしても出てきているのが現状だと思う。昔よりはましになっていると思うけど。

一方で大谷の二刀流。登板日の前後は休みなので出場試合数はレギュラーの野手には絶対かなわない。つまり打撃成績、例えばホームラン王はかなりしんどい。今後中6日を中5日にすると言っているので、そうしたら登板前日は打席に立つかもしれないが。

つまり大谷は打撃成績を狙う選手ではない。にもかかわらずなぜあんなにバッターとしても騒がれているのか。



奇しくも、江本が「大谷は記憶には残るかもしれないけど記録は残せない」と言っていた。でも大谷がやりたいのはそういうことなのではないか。ピッチャーとしても超一流の活躍をしている選手がバッターとしても超一流の活躍(数字ではない)をしている。このワクワク感といったらない。

試合の中継を見ていると、大谷が出場することでチームが盛り上がっていることが分かる。大谷が打席に立つ試合はなんだか勝てそうな気がする。こんなすごい選手がいるんだから勝てないわけがない、みたいな。

監督にしてみたら大谷をベンチに入れておきたいだろうな。いるだけでチームの雰囲気がまるで違う。特にメジャーにいってからの方が断然それを感じる。お陰で現在ア・リーグ西地区首位だ。ベンチ入りできる試合数が限られても、その効果は絶大なんだろう。数字は追わなくてもチームを勝たせられる選手なのだ。



ここからさらに私見。自分が個人的に思うのは、あのバッティングフォーム。特に打席に入った時のあの構えのデカさ。

あの松井秀樹ですら、メジャーリーグに来てからフォームが小さくなった。グリップの位置がよりカラダの中心に近く、かつ低くなった。メジャーのピッチャーに差し込まれないためには、バットが出やすい位置で構えるしかなかったんだろう。

それに対して大谷。グリップの位置がカラダから遠い。かつ高い。高校野球でもあそこまで大きく構えているバッターはなかなかいない。ブライアントでもグリップの位置はもっと低かった(笑)。普通みんなもっとコンパクトに構えてコンパクトに振っている。ああ、ロッテにいたフランコとかはグリップ位置が異常に高かった(笑)

大谷はあのグリップ位置にも関わらず、インコースで差し込まれることも無く気持ちよくバットを振っているように見える。そしてそのスイングが実に柔らかい。なのにヘッドスピードが異常に速い。よくある白人のメジャーリーガーの力任せのスイングとは全く違う。どっちかというと、これもブライアントとかクロマティ(?)みたいな柔らかさだ。(白人でもバースは柔らかかった。下半身リードで上半身が振れていた)

あれはピッチャーからしたら嫌だろうな。あんなデカい構えなのに、難しい球をいとも簡単にミートして遠くにぶっ飛ばす。子供のころに隣町のスラッガーと初めて対戦したときみたいな得体知れなさ。そんな感じなんじゃないだろうか。インコースに投げても効き目がないし。左ピッチャーも苦にしない。

もしかすると大谷は、野球で分業はダサい、と思っているのかもしれない。運動能力が凄く高い選手が守りも攻めも全部やって、観客はその能力の高さに痺れる、という昔の面白かった野球を取り戻したいと思っているのかもしれない。それを考えて二刀流を追い求めてきたのだとしたら凄いことだ。

そりゃあそっちの野球の方が絶対面白い。そして投手は先発完投。完投したら2勝あげてもいい(笑)


まあオレはフルマラソンとリレマラの二刀流はできませんけどね。

本日の走行距離:15.3km
今月の走行距離:158.5km
本日の最低体重:59.7kg
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