今日職場のランチの時に、なぜ今回の豪雨でみんな逃げ遅れたのか、という話になり「マスコミの注意喚起が中途半端なのでは」「有線放送も雨音で聞こえなかった」「雨量がすごくてあっというまに水かさが増えた」などの意見の中で「この雨は、溜まると首までつかる雨量です、っていえば通じた」というのがあって、なるほどと思った。数十年に一度という言い回しは去年かそのへんで聞いた気がするし、確かに雨量1,000㎜のインパクトを伝えるにはそれが一番いいかもしれない。



ところで、今日JR西日本のサイトを見ていて思ったのだが、3路線で「変電所浸水」と公表されている。仕事がら変電所が浸水しているのは聞いていたのだが、公表されているのなら言ってもよかろう。オレのとなりに座っている変電所のプロに聞いたところ「浸水すると、変圧器とかは完全オーダーメイドなので復旧に時間がかかる。電化区間の変電所はバックアップはない」とのこと。島田変電所、本郷変電所は時間かかるかもしれませんねえ。 「平成30年7月豪雨」にともなう長期間の運転見合わせについて



で、自分が面白いブログを書いてもいないオレではありますが、書けない僻みで物陰からそっと面白いブログを見つめてきたので書いてみる。それなりにまとまっているとは思う。名選手必ずしも名コーチならず。いや逆か(笑)

でも、自分が面白いと思うブログは村のランキングとそれなりに一致しているし、もう5年以上村のランキングを見てきたので、そんなに違ってないと思う。なお色々勝手なことを書きますが、タイトルにあるようにあくまで私見です。まあ私見を述べたところで誰に迷惑がかかるとも思わないが。

自分が思うに、面白いブログには三つの要素があると思う。これは自分の好みがどうこうということではなく、より普遍的と思われる特徴を書いてみた。



一つ目は文章力。これは絶対必須な条件。どんなに面白いことを考えていても、それを日本語で伝えるスキルがなければ面白さが表に出てこない。言いたいことに必要な言葉を割り当てる「語彙」もここに含まれる。なお、面白い言い回しを思いつけるというのも面白い文章の要素の一つではあるが、それはどっちかというと後述する2点目に入るかもしれない。

ちなみにまったくの蛇足だが、自分の場合は内容が難しくなればなるほどより簡単に伝える自信はあるが、それはビジネス用のスキルであってブログでは全くの無用の長物。逆に余計なことを説明しすぎて面白くなくなる。ことほどさように、文章力は必要条件ではあるけど十分条件ではない。

ついでにいうと、知識量もブログの面白さにあまり関係しない。少なくとも知識を前面に出すよりも、それをどう料理するか、どういう切り口で見るかの方が大事。オレがちょくちょく失敗するヤツ。



二つ目。個性的な切り口、観点。これは先日もあるブロガーが書いていた。「ああ、そういう切り口があるか!」っていうときは結構悔しい。おんなじ題材でも視点によって見え方がガラリと変わる。

これは真似ようとしても真似られるわけではない。強いて言えば凡庸なことを思いついてしまったときに「これだと凡庸だよな」とブレーキを踏める知識があるかどうか。でもそれはつまらないことを書かなくて済むというだけで、面白いことを書けるわけではない。

上で書いたように、この物事をみてこの表現を思いつく、っていうのもこれに含まれる気がする。この能力に上限はない。



三つ目は、その人なりの文章の雰囲気。文章のキャラクターが立っているか。読んだだけでその人の文章だと判るか。毎回読むたびに同じアトモスフィアに浸れるか。これがしっかりしていると、内容がシンプルでも短くても面白い。毎回読もうという気になる。これが無いと読者が定着しない。

でもどうやったらキャラが立つかって、そんなのあったらオレが聞きたい。これはカリスマ性に近い気がする。テンポラリーに何かを憑依するという方法はあるが、それって苦しい。オレもBrother Kimならキャラは立つけどあれで毎日は書けない。多分1週間続けたらキャラが粉々になる。

そしてキャラが立った文章を書く人は相対的に文章が短い。言いたいことをすべて伝え切りたい、というよりも、自分の色が出せた、というところで終わっているからか。文章が長いから面白くないということではないのだが、長いとキャラが薄まるのは確か。

あとはこれはマラソンカテならではだが、かいてる汗の量はそこそこランキングと比例するように思う。




一方これは読む側ではなく書く側の視点だが、有名ブロガー複数が異口同音に言っていたのが「自分が面白いと思うことを書く」「数人の人に面白いと思ってもらえればそれでいい」ということ。超人気ブロガーでも、そういう視点なんだというのは安心した。

ブログを書いている以上、それは不特定多数が読む可能性のある文章なので、ネガティブな反応は覚悟して書くべきだと思う。そのうえで「嫌なら読むな」と言える強さが必要では。



ところで、先日地下鉄サリン事件の発生年を2年間違えて書いた。ご指摘があったのだが、オレはそれを「某氏から重大な指摘があった」と書いた。でも別に「重大なミスです」と指摘されたわけではなく、「指摘を受けて重大なミスだと気が付いた」というのが正しい書き方だった。

実際には発生年はブログの内容には全く影響していなくて、むしろ指摘されたこと自体をオレが重大視して過剰反応したというのが本当だと思う。冷静に捉えていれば違いは書き分けられていたはず。こういうところはキチンとしないと、ちょっとずつ読者を失っていく気がする。

こう見えても読者サービスには気を使っているのだ(笑)



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