今週の21号台風がもの凄い強風だったのを受けて異常気象のせいだという人がマスコミにいるのだが、伊勢湾台風、枕崎台風、室戸台風という「昭和三大台風」は今回の台風よりもはるかに巨大で強力で、しかも昭和20~30年代に集中している。その頃に比べると今の方が大きな台風は少ないのでは。








今週は月火と走れなかったにもかかわらずここまで54km走っている。あと16kmで週目標の70kmに達する。結構好調だ。3日で50km走れたのがよかった。今日は時間も無かったので7kmで抑えたが、時間があれば10km走るのは簡単だった。要するに体調はよい。

明日できたら30km走りたいな~。今日も16時から走ったが、気温は30度だったようだがずいぶん楽に走れるようになった。日差しが和らいだせいだろうか。明日も16時くらいから走ろう。30km走ったら週84km。月間だと360km。





アレキさん、官九郎クンの後を襲って「オレの45」を書こうと思っているのだが、どうしても踏ん切りがつかない。Exelでリストを作っているのだがどうにもまとまらないのだ。今は一応「ノンフィクション」と「フィクション・エッセイ」おのおので50ずつのリストにしようとしている。

ノンフィクションはなんとなく同じ濃度でまとまるのだが、フィクション・エッセイがまとまらない。コーマック・マッカーシーとルシアン・ネイハムを同じリストに載せるのはやっぱり違うよなあ。

ということでB級ミステリーを別にしようかと思っている。B級っていうくくりを新設した瞬間に登場する作家がたくさんいる。トム・クランシーとかマイクル・コナリーとかアンディ・ウィアーとか(笑)

その中で、同じ主人公が活躍するシリーズ物をご紹介したい。B級といいながらどれも第1級の味わいです。


沈黙の森 (講談社文庫)
シー.J・ボックス
講談社
2004-08-10

B級といえばこの人。C.J.ボックス。この沈黙の森シリーズは、森林管理官、いわゆるレンジャーが主人公。アウトドア大好きな人からすれば、イエローストーンあたりの自然の描写が楽しめてしかもミステリーという一冊で2回おいしいシリーズ。主人公ジョー・ピケットは大自然の中では極めて注意深いが、人間の官僚社会ではほとんど役立たず。この設定がなにより良い。しかも馬に乗ってロッキー山中をうろつく。こういう領域って絶対あるよね(笑)



アウトロー 上 (講談社文庫)
リー・チャイルド
講談社
2013-01-16

これ、多分米国では相当な人気だと思うのだが、いわゆる「ジャック・リーチャー」シリーズ。退役したあと定宿も定職も持たずアメリカ国内をさまようジャック・リーチャー。兵役時に憲兵隊にいた経験を活かして次々に事件を解決していく。いかにもアメリカ、って感じの物語だ。トム君主演で映画化もされた。



暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV)
マーク・グリーニー
早川書房
2012-09-21

これはあの「レッドオクトーバーを追え」の作家トム・クランシーの晩年を支えたマーク・グリーニーのシリーズ。軍事オタクのトムクランシーの補佐だけあって、兵器の描き方とかは尋常ではない詳しさ。かつ、敵から逃れる手口の慎重さと周到さが尋常ではない。そしてなぜか不合理なほどに正義漢。もう一つのトム・ウッドのシリーズと双璧。



グレイマンと比較しても多分この主人公のヴィクターの方が微妙に上手。まず持っている武器が普通よっぽどのオタクしか知らないと言われているFN5.7。とにかく強い。でも超ウブ。読めば読むほど主人公への愛着がわいてくる。上に書いたジャック・リーチャーとこのヴィクターが闘ったら、10千10勝だと思う(笑)



極大射程 上 (扶桑社ミステリー)
スティーヴン・ハンター
扶桑社
2013-06-29

この「極大射程」が登場したときは世界中のミステリーファンが凍り付いた。と言われるほどインパクトのあったデビュー作。この後主人公のボブ・リー・スワガーがエモノを日本刀に持ち替えたり、お父さんの物語になったりとずいぶん迷走するのだが、この最初の作品のインパクトはいまだに健在。映画にもなった。



白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス
東京創元社
2013-05-31

こちらはドイツの刑事もの。主人公の刑事ピアは元貴族で両親がシャトーを持っている。その相棒の女刑事ピアは動物が好きで農場に住んでいる。この二人がであう現代ドイツならではの生臭い事件の数々。大陸ものならではのゆったりした時間の使い方が魅力。




こちらはノルウェーのアル中刑事ハリー・ホーレが活躍するシリーズ。いま母国では10作目まで出ているらしいが、翻訳ものなので日本では7作目までしか出ていないのが残念。とにかく主人公のハリーが病んでいる。そしてネタバレだが、この第1作で彼女を殺される。さらに病む。しかし病んでいるのに突進型という面倒な人。そこがまた魅力。よく馘にならないと思う。瀬戸際まではなんどもいっているが(笑)


三秒間の死角 上 (角川文庫)
アンデシュ・ルースルンド
角川マガジンズ
2013-10-25

こちらはどこまでシリーズものと言っていいか。スウェーデンはストックホルムのグレーンス警部が主人公の推理ものシリーズなのだが、この5作目の「三秒間の死角」が登場人物のキャラクターと謎のプロットが秀逸過ぎて、前作は全く関係ない。



暗殺者 (上) (新潮文庫)
ロバート・ラドラム
新潮社
1983-12

これは相当に有名な映画「ジェイソンボーン」シリーズの原作。記憶を亡くした主人公が、襲い掛かってきた敵に反射的に反応したことで自分の過去を疑うというストーリー。マジで強い。映画の方も相当に面白い。マットデイモンの当たり役。



戦士の挽歌 上 (光文社文庫)
大藪 春彦
光文社
2006-06-13

大藪春彦は「汚れた英雄」「伊達邦彦シリーズ」「蘇る金狼」が有名だが、自分の中での一押しはこれ。製薬会社プロパーの主人公が腐り切った医師や製薬会社の経営陣を翻弄しながら世直し(古い!)をしていくのだが、この主人公イシカワのライフスタイルがなんとも魅力的。読んで30年近く経つが、四輪駆動車の楽しみ方とか、韓国料理の味わい方とか、大藪春彦ならではのデテイルが素晴らしい。


愛国者のゲーム〈上〉 (文春文庫)
トム・クランシー
文藝春秋
1989-05

「レッドオクトーバーを追え」のジャックライアンシリーズ。「レッド」ではCIAの分析官として頭脳面での冴えを見せるジャックだが、本作では海兵隊上がりとしてマッチョな魅力が全開。このあとジャック、いや、サー・ジョンは大統領にまで上り詰めるが、シリーズ最初の作品と言える本作が一番面白いかもしれない。


ナイトホークス〈上〉 (扶桑社ミステリー)
マイクル コナリー
扶桑社
1992-10-01

いわずと知れた「ハリー・ボッシュ」シリーズの第1作。ハードボイルドハリーの魅力が炸裂している。他のハードボイルド作品にもれず主人公は寡黙で暴力的ですらあるが、虐げられたものへの愛情が半端ない。そして緻密に練られたプロット。ハリーが細かい矛盾点から犯人をあぶりだす過程がこのシリーズのもう一つの魅力でもある。



日本の警察小説の金字塔。B級ミステリーに入れていいものか迷ったが、そもそもシリーズ化している時点でB級エントリー済み(笑) これも主人公刑事合田とその親友の加納のボーイズラブ要素ゆえ(笑)
小説そのものは日本の推理小説で初めて「地取り」の描写入れたそのリアリティの高さが凄い。「マークス」という別人格の設定のトンデモ感を打ち消してくれている。



リモート・コントロール (角川文庫)
アンディ マクナブ
角川書店
1999-05




英国特殊部隊SASで湾岸戦争を実体験した作者が初めてフィクションに挑んだ作品。さすがに本職だけあって細部のリアリティが凄い。そして政治的なからくりに最後まで気が付かないという設定もさすがは兵士(笑) これを読むと他の小説の主人公がただのスーパーマンにしか見えない。やはり生身の人間ができることには限界がある。



夜のフロスト (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールド
東京創元社
2001-06-08

とにかく下品でだらしなく規律を守らず事件に対してイニシアティブも発揮しないのだが、なぜか事件は解決し警察を首にもならないで警察の下級官吏からは愛される主人公フロスト警部。このいい加減さと上司が手を焼く感じがたまらない。ウィングフィールドが数年前に逝去してしまったので、新作が楽しめないのが残念でならない。これ本当にB級に入れていいんだろうか。



老検死官シリ先生がゆく (ヴィレッジブックス)
コリン コッタリル
ヴィレッジブックス
2008-08-20

これはまさに佳作。ラオスの検視官シリ先生がラオス唯一の検視官として色々な事件を解決していく。なにしろラオスなので、呪術とか得体のしれないものが登場してくる。面倒になったら川を渡って亡命する人も(笑) このゆったり感がたまらない。


裾野が広がり過ぎて自爆した気が。こんなのまで入れてたら45で収まりっこない(笑)


本日の走行距離:7.0km
今月の走行距離:86.8km
本日の最低体重:60.3kg
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