昨日の記事がポイント高かったので調子に乗って第2弾。

第1弾:ランニングエコノミーと着地衝撃 

ここで書きたかったことを一言でいうと「推進力を鍛えるよりも衝撃吸収力の方が伸びしろがある」ということだった。

もともとサブ3.5の頃はとにかく膝を伸ばすことを考えていた。膝を伸ばしてこそ着地衝撃を前向きのチカラに無駄なく換えられる!イラストにするとこうだ!
着地衝撃1
いや、あの・・・


確かに膝は伸びてるけど、どっちかというとスキーのジャンプじぇね?
前に落ちていくならこれでいいけど、普通に走ったら、着地した瞬間に前転するぞ(笑)

冗談はさておき、重心の後ろに着地したら確かに着地衝撃は推進力に変わるけど、限度はある。重心位置に対して着地位置を調整するといっても多分ミリ単位のことで、本人以外はその違いには気付かない程度の差。

ここではそれをあえて大げさに書いてありますのでそこはご注意ください。

じゃあ結局重心の真上、あるいは実際には少し前に着地するしかない。そうすると着地衝撃は多少は推進力に換わるが、大半は膝で受け止めざるを得ない。
着地衝撃2
ご覧のように一部推進力に換わっているが、下に沈み込んでもいる。これが大腿四頭筋への負荷になる。この辺のことはかれこれ2年前にも書いている。→踵着地とForefoot着地~その2 腕振りの効用その2

ここから3年かけてちょっとだけ進化して、着地衝撃を上半身で受ける、というのを今年の3月に書いたのがこちら。→腰の落ちない走り。すなわち大腿を立てる走り

リンク先の記事はいずれも長い(笑)ので全部読む必要はありません。上に書いたのがエッセンスです。じゃあ今回のテーマである着地衝撃を吸収する走りってどんなんだよ!と聞きたくなりますよねえ。

それはこれだ!



dorobou_shinobiashi


そう、抜き足差し足忍び足。
実は読み返してみると、2017年3月にも滑らかな着地については少しだけ触れている。このページ中ほどの「トンではなくタン」というあたり →体重移動のランニング

抜き足差し足も大きくストライドを取ってやってみるとよく分かるが、普段のMペースくらいではなかなか体感できにくい。今日はイラストを描くのに時間がかかり過ぎたので続きはまた今度。

いよいよ柔らか着地のひみつに迫るぞ!
本日の走行距離:20.3km
今月の走行距離:214.3km
本日の最低体重:59.8kg
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