今週末に映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開される。もちろんオレもイの一番で観に行く予定だ。フレディ・マーキュリー、その光と影。まあもちろんあの唄声は本人のをそのまま使うんだろうけど。

フレディ・マーキュリーと言えば晩年のマッチョな感じよりも若いころのサイケな感じのファッションが有名だ。こういう奴。
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個人的には後半の「RADIO GAGA」とか「BORN TO LOVE YOU」の頃よりも、こういうプログレっぽいころのQUEENの楽曲の方が好み。ファーストアルバムの「戦慄の女王」とか「QUEENⅡ」とか。

AmazonでQUEENのDVDをなんとなく眺めていたときに、ふと数年前に新しいライブDVDが発売されているのに気付いた。それがこれだ。


まさにコテコテの頃のQUEENが余すところなく映像で再現されている。そう、自分はBlu-rayを買ったんだが、パソコンにはDVDドライブしかついてなかったのでこの機会にBlu-rayドライブに換装して自分の部屋で見られるようにしたのだ。

Blu-rayは映像も音声もシャープで、Blu-rayにしてよかった!これでパソコン強化策も一巡(笑)

もし「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行く予定がある人は、ちょっと出費になるけどこの映像も是非観てほしいなあ。自分の中では「Live at Wembley」が最高のライブ映像だったけど、こっちの方が10年前なのでフレディの声の張りが全く違います。メチャクチャ生きがいい!(笑)

自分が初めて買ったアルバム「QUEEN LIVE KILLERS」を思い出す構成。「QUEENⅡ」の楽曲のライブバージョンなんて初めて聴いたのばっかだった。ボヘミアンラプソディよりも前の時代だ。

「OGRE BATTLE」をライブでやるとは思わなかった。「SON AND DAUGHTER」なんてもの凄い演奏だぞ。当ブログのURLになってる「SEVEN SEAS OF RHYE」ももちろん入ってる。最後の「監獄ロック」にもぶったまげたが。






さて、快適にスタートしたぐんまマラソン。以下は5kmごとのラップとともにお送りしよう。

0-5km 23:12(4:48,4:35,4:37,4:37,4:34)
スタートロスはほとんどなかったのだが最初の1kmはけっこう道が混みあっていてスピード上がらず。それでもキロ5は切れたのでまあよしとした。2km目からはキロ4:40を普通に切れていい感じかと思ったがそれほどカラダが軽いわけでもない。相当に集中して腕を振って脚の無駄も省いてギリギリこのペースを維持できる感じ。先週のDNFした30km走からすればもう少しペース上がっても良かったんだが。

実はこの区間は緩やかな上りで1kmで100mほどの傾斜。走っている時はまったく気づかなかった。これでいきなりリズムが狂った。

5-10km 22:22(4:29,4:29,4:20,4:24,4:39)
5km目からは打って変わってあきらかな下り。もうガンガンペースを上げていった。調子に乗り過ぎて8km目は4:20。このとき前に少し大柄なランナーがいて結構足音大きく走っていた。へえ、凄い走力あるんだな~って思いながら抜きに掛かったらそのランナーが突然「あの、もしかしてキミ兄ですか?」と聞いてきた。

おお、読者の人だったのか!コメントをもらって、NAOさんという方だと判明。ありがとうございました。キャップに付けて撮ってた動画、観たいな~。
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さらにはたけさんの沿道からの応援。ミッドフット着地!(笑)
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この辺は快調だったんだけどなあ。でも息はかなり上がっていて最後までもたないかもしれん、とこの辺で思い始めていた。

10-15km 23:46(4:47,4:46,4:50,4:42,4:39)
レポその1で書いたように明らかにここまで飛ばし過ぎていて、さらに10km付近からの上りもペースを落とさないで突っ込んだ。ここで完全に息が上がった。何とか息を収めつつもそのままのペースで進む。

15-20km 23:21(4:36,4:41,4:42,4:40,4:39)
15km過ぎで頭がすこしクラッとした。あれは熱射病か脱水か。色んな所からカラダが悲鳴を上げてくるのがわかるのにペースを落とせない。コースは相変わらず平坦なまま。

20-25km 24:45(4:46,4:50,5:00,4:58,5:07)
20kmを過ぎたところで突然ペースが4:40前後から4:50前後に落ちた。これがいまだに原因が分からない。息も上がってなくてしんどくなったわけでもない。強いて言えば脚からの衝撃が仙骨経由で直接上半身に来たことくらい。でもその感触はどっちかと言えば楽に速く走れる感触。にもかかわらずペースが落ちた。

少し腰を緩めて衝撃が上に上がらないようにしたがペースは回復せず。25km目はウォーターブレイクを入れたせいで落ちている。

25-30km 25:11(4:53,5:06,4:57,5:02,5:10)
そのままなすすべもなく25kmを通過。この辺で今日は自分の日ではないと悟る。こうなったら30kmのタイムを取るかちょっとでも速いタイムでのゴールを狙うか。もしかするとサブ3.5いかないかもしれないが、練習ラウンドであることを考えると30kmタイムの方が優先だ。

カラダにだいぶ力も入らなくなってきて、こりゃあ30kmに達したら後は歩くかもしれないって思った。そして30km通過。タイムは手元で2時間22分。今シーズンのベスト更新。

30-35km 29:26(5:26,5:40,5:36,6:54,5:48)
しかし30km越えた途端にこんなに落ちるとはね~。もう全く無理だった。普段ならキロ5前後で何とかなるんだがどうしようもなかった。この時点ではまだサブ3.5のチャンスは残っていたが32km目で5分半も切れなくなってサブ3.5が危うくなってきた。一瞬「DNFしようか」という思いがよぎる。

でもなあ。オレ今日は練習ラウンドとはいえ、マラソン大会に来てるんだよな。例えとして適切なのかどうかわからんが、ここでやめるっていうのはゴルフで言えば6インチリプレースばっかりやってるみたいな感じがする。

あれはやり始めるとやめられない一方で、ゴルフの面白さを半減させる。いや、9割減くらいかもしれない。DNF自体が悪いということではなく、30kmシーズンベストを出しておきながらDNFするのは優先順位の置き方として違うのではないかと思った。

ゴルフの醍醐味は「ボールがあるがままにプレーする」。マラソンの醍醐味はタイムもあるが何より完走。走り切ってこその充実感、それが次につながるはず。オレは強いランナーになりたい。

35-40km 
29:46(5:51,5:55,6:07,5:48,6:01)
とはいいながら、35kmあたり、利根川沿いのアップダウンのあるサイクリングロードを走りながら、一つ一つの坂が足に肺にこたえる。ここからキロ5で行ってもサブ3.5はもう無理なタイム。

ちょっとでもペースを上げておこうとあがくも、やはりカラダがダルくて上がらない。とにかく破綻しないペースを保つしかない。そうすると自然にペースはキロ6前後におさまった。

40-GOAL 13:28(6:02,6:03,2:21)
群馬県庁の前で折り返したらすぐ後ろにさっきのNAOさんがいるのが見えた。にこやかに手を振ってくれる。ヤバい!ここで追いつかれたらスゲーカッコ悪い!でもペースアップはとても無理で、なんとかそのまま逃げ切りを図る(笑)

そして前橋グリーンドームの横を抜けるとゴールの正田スタジアムの照明塔が見えてくる。あと少し。
そしてゴール。

不本意ながらも連続サブ3.5は14回で途絶えたがフルマラソンは27回出場して27回完走。これで少しでも強いランナーに近づいただろうか。

次回最終回に続く。

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