先日の下り坂で腸腰筋を使うという説明には続きがある。

いったい全体走るときに腹筋ってどう使うんだ、というお話。サトさんが元箱根ランナーにアドバイスされたのは、内転筋と腹筋と体幹を使う、脚で走らない、だったっけ。実は内転筋、腹筋は分かるのだが、体幹が分からない。というか、体幹という筋肉は無いので三つ並べるのはそれなりの意味があるのだろう。

内転筋についてはかなり前に書いた。プロネーションを補って拇指球に乗るには内転筋だ。腹筋に行く前に体幹についてはいくつかあって、一つは以前も出したこの絵。タイトルなし
これは1年位前に描いた気がするが、今はここまで捻るイメージはなくて、両腕・両脚の付け根をちょびっとだけクイッと前に着き出すイメージでいる。ただそのためには、両腕・両脚の付け根が構成する「平面」をしっかりと固定させる必要がある。上の絵のようにグネグネ捩れていてはいかん。

ある意味その4つの点を頂点にする長方形の板、剛性の高い板をイメージしたほうがいいかもしれない。剛性を高めるために上の絵の上下の青い梁をつなぐ赤い部分がしっかりしていないとならない。これが一つ目の腹筋の役割だと思う。

ここがしっかりすればするほど、腕も脚もチカラを入れなくてもクルクル回るようになる。中心に行くほど力を入れて末端に行くほどチカラを抜く。自分が柔らかい着地の手応えを感じたのは、体幹のこの感じを掴んだから。今、体幹、と書いたが上の絵で言う青い梁とそれをつなぐ赤い腹筋をひっくるめて体幹と呼んでます。英語で言うトルソですね。腹筋はトルソの主要パーツなので、体幹と腹筋を並列にするのはなんとなく違和感があるわけです。



ただ一方で腹筋の役割は上の赤い柱だけではない。脚を軽くクルクル回すためには腹筋にはもう一つやってもらいたい役割がある。それは脚の支点をきっちり固定すること。実際には下腹にぐっと力を入れてひっこめる感じ。分からなければ「ドローイング 腹筋」で検索してみて下さい。腹式呼吸で膨らませた下腹部を息を吐きながらひっこめる感じ。

走りながらこれをやると、急に脚が軽く回るのを感じる。オレの場合。

腹筋にチカラを入れる → 脚の支点である骨盤が固定される → 脚の回転がスムーズになる、ということだろうと思っている。軸受にガタがあったら自動車だって走れないですからね。脚が軽くなることで脚も疲れなくなる。これが二つ目。

絵に描くとこんなイメージ。あくまでもイメージ。コアファイターが上半身にドッキングする感じ。ますます分からん。
体幹3




三つ目の腹筋の役割。脚にチカラを入れない走りは脚の負担が減る。だから脚が最後までクルクル回ることになるのだが、一方でこの写真を見てください。
PC300368
最近ヨガポーズをとるようになってよく言われるのは「体幹が強いんですね!」。でも自分はプランクはせいぜい1分しかできないしサイドプランクは20秒くらいだろう。体幹は別に強くないです。一本足で立てるのはひざ下の筋力のお陰だと思う。実際こうやって立っている時はひざ下に凄くチカラが入っている。

同じように、脚に力を入れて走っていた時はカラダのバランスを取るには脚力でカラダのバランスを取っていた。体幹でバランスを取る必要は無かった。

しかし脚の付け根をしっかりさせて脚のチカラを抜いて走っていると、以前よりも腰から上がぐら付くのを感じる。その時は腹筋の動きでバランスを取っている。脚が楽をする代わりに腹筋を含めた体幹の動きが必要になったわけです。これが三つ目の腹筋の役割。



もうほとんど体幹と腹筋の区別なく書いているが、あくまで腹筋は体幹の一構成要素。実際にはこんなに各々の役割が分かれていなくて混然一体として作動していると思うので、あくまでも切り口としてとらえてもらえれば。あとは腹筋と簡単に書いているが、本当は肩と股関節の間にあるすべての筋肉なんだろう。


いやー。分かりにくい(笑)




今日は疲労抜きで12km。体調は相変わらず良い。調子が悪い時は疲労抜きジョグも2kmくらいでやめたくなるが、今はむしろ走るほどにペースが上がってくる。体調が良い証拠だ。

そして昨日からジョグの最後に流しを2本ずつ入れ始めた。200mを40秒くらいで。キロ3分20というところか。次の大会は2月3日の浦安ハーフなのでこれ以上上げてもしょうがない。ただし残り1か月続けよう。



今日はだいたいそんな所ジョージ秋山。

本日の走行距離:12.0km
今月の走行距離:140.7km
本日の最低体重:61.5kg
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