昨晩のニュースは衝撃的でしたね。自分はマイキャッスルで映画「アメリカンスナイパー」を見ていたときだったのだが、ニュース速報を見て腰が抜けるかと思った。自分とは年も近いし人相が悪いところも親近感があった(笑)だけに、ショックでした。

自分が好きなTBSラジオではレギュラーなので、今日は朝から各番組のパーソナリティが必ず何か一言言ってましたね。同じ番組やってる赤江珠緒さんのコメントは痛々しかったな。とにかく信用していたはずの人に嘘をつかれたわけだからショックは大きかっただろうな。普通の嘘ならともかく、自分も経験がありますが犯罪に関するものはねえ・・・



さて、レポの続き。そういえば今回は各ラップの心拍数の分析やってなかったことに気が付いたのだが、気付いたきっかけはこれ。
IMG_3842
Garmin Connectってスマホの画面を横向きにしたら心拍とかピッチ、ストライドまで表示できるってご存じだった? 自分は今日nikkyさんに教えてもらうまで知らなかった。で早速はなもものラップと心拍を見たところ、なんと12kmから急に心拍が上がっているのを発見。

実は走行中もたしか16km辺りで「あれ、ちょっと高いな」って思った記憶はあるんだけど、心拍の高い状態が5km続いてその後にペースがガックリ落ちている。明らかなオーバーペース。これと同じ現象は確かぐんまマラソンの時に経験済みだ。

自分の適性心拍数はフルマラソンでせいぜい160まで。165を超えていくと必ず打ち返しというか自動でペースダウンしてしまう。ああ、走っている時には見てなかったな~。

この区間はまだ日照があったので、日焼けしたことも心拍上昇の原因だったかもしれない。15kmあたりってことは1時間10分くらい。下の表で言えば11時10分ごろ。ここまでずっとカンカン照りだった。後半は曇りになったがその前に日照でスタミナを失っていた気がする。
20190310気温
さらに昨日の更新でhassyさんにコメントもらったんだが、同じ気温でも暑熱馴化ができているつくばと、寒い時期から急に熱くなった今ではカラダの反応が違うはず。この辺りも撃沈の要因だったのだろう。

そう考えると惜しいな。もうちょっとペースを冷静にコントロールしていれば、20km以降のあのペースダウンはもうちょっとマシだったかもしれない。では以下、5kmごとの心境の変化とか出来事とか。

0-5km 22:37(4:44,4:22,4:30,4:30,4:30)
スタート前はすぐ前のBゼッケンのエリアのhassyさんとオレと同じCの原パンさん、もう少し後ろのK村さんが3人でじゃれてたのでオレも混ぜてもらう。みんなリラックスしていい感じ。でもこの時点ですでに寒さは無く、100円カッパ着てた人もみんな脱いでいた。そしてカウントダウンも予告も無く10:00に号砲。最初の1kmはちょっと混雑していたが、急いでもしょうがないので集団のペースに合わせて走る。しかしここでもう尿意が。カラダは軽かった。息も全然上がってない。ほぼキロ4分半のペースで5kmの計測マットを踏む。

5-10km 22:22(4:31,4:27,5:00,4:26,4:28)
沿道にR2さんがいて、その隣に妙齢の女性と見慣れないあんちゃんがいた。R2さんには声を掛けたが通り過ぎてから女性がiwatobiさんだったと気付いた。超久しぶり!そしてあんちゃんはマーマンさん?見違えたぜ。その前後でどっちが先か忘れたがトイレに突入。きっちり30秒で放水終了。まだまだ元気。日は照っているが風はひんやりしていて暑いという感じでもなかった。先週の東京マラソンでPB更新したばかりのひらさんが自転車で来ているのを発見。応援ありがとう!

10-15km 22:44(4:25,4:34,4:36,4:36,4:32)
ここまでほとんどGarmin見ないで来ているんだけど、12km目にラップが4分半を超えたところでここからGarminと首っ引きで走る感じに。できるだけ無駄なステップが無いように注意して地面を踏む。ここで大事なのは余計なチカラを使わないでペースを戻すこと。尻を締めてみたりちょっとピッチを上げてみたり脇を締めたり骨盤の前傾を強めたり。15kmまで来た時にチラッと心拍数が170台になっていた。せめてここで注意すればよかった。やっぱりキロ4分30秒は速すぎた。

15-20km 24:07(4:52,4:48,4:44,4:49,4:52)
キロ4分40秒台で何とか踏ん張ろうかと思ったら16km目でいきなりラップが4分50秒を超えて白目。この辺から、腰を思い切り反らせた、3週間前の30km走で手ごたえのあったフォームを思い出す。どう見えていたのかは知らないが、これで少しだけペースを取り戻す。これでかなり楽になった。落ちてるなりに安定して走れていたのがこの辺り。ちなみに給水は2回に1回、ジェルは12kmと24km付近で摂取。カラダは疲れてない。

20-25km 24:34(4:55,4:51,4:54,4:59,4:54)
しかしジリジリとペースが落ちてくるのが分かる。一瞬4:59のラップが出た時は終わったと思ったがまた踏ん張った。実はこの辺でDNFを一瞬考えた。というのはここからコースはどんどんスタート地点から遠ざかっていく。止めるならここだ。そしてこの辺で平均ラップが4分40秒を超えた。つまり3時間15分は厳しくなった。キロ4分30秒からキロ5分弱くらいまでラップが落ちてくると、だいたい最後はキロ5分半まで落ちる。キロ5さえ越えなければ3時間半では絶対にゴールできるわけだから、どれだけキロ5分以内で踏ん張れるかだ。こういう計算だけは得意になったな。そしてDNFするか迷っているうちにスタート地点からは遠ざかって切っ掛けを失った。つまり泣いても笑っても42km走らないとしょうがないってことだ。腹を括った。去年の佐倉マラソンの再現だ。

25-30km 24:47(4:54,4:53,4:58,4:59,5:02)
時々大臀筋とハムストリングスの境目に刺すような痛みが走る。実は1か月ほど前ストレッチをしていたときに広げ過ぎて痛めた個所。普段の練習の時はなんとかもったが、フルマラソンはヤバいと思っていた。いつ爆発してもおかしくない感じ。でもなんとか小康状態。一方でお気に入りのFRESH FORM BEACONのインナーソールがやたら足裏に痛みを与え始める。こうして走ってみるとやはりターサーとかの高速シューズには精度でかなわないな。30kmはGarminベースで2時間21分。これだけ見ると頑張ってる感じなんだが。コースは東向きに走り、北、東、南、と往復を繰り返して西に戻ってくる。こう書いても分かりにくいが、コース図を見れば分かります。
はなももコース
(クリックで拡大)
なんと折り返し点が5カ所もあるのね(笑) 

30-35km 25:18(4:58,4:55,5:07,5:14,5:04)
30kmを過ぎてもキロ5分を何回か切れたのはよく頑張った。5:14が出た時は一瞬あきらめかけたが5:04でまた持ち直す。粘るねえ。でも脚はそろそろ売り切れ感が出てきた。脚全体が熱い感じ。足裏の痛みはマシになってきたけど全く楽しくない。残り15kmから1kmごとにカウントダウンを始めたが、とにかく1kmが長くなってきた。並行して走るランナー数人に「ブログ読んでるよ!」と声を掛けてもらう。もちろん抜かれる時に(笑) アメブロのサトさんがキレイどころを引き連れて応援してくれたのもこの辺だったか。盛り上がる。

35-40km 26:46(5:21,5:14,5:16,5:24,5:31)
残り7km。ここで2時間48分弱くらいだったか。42分で7km。キロ6分で行ける。自分はこの5年ほど、大会でキロ6を越えたことはない(はず)。てことは3時間半では行けそうだ。やった!目標は下がったけど全力を出す!1km残りが縮まるごとに残り時間を計算する。この辺りでまたR2さんとiwatobiさんに声援をもらう。

40-GOAL 13:12(5:25,5:21,2:24)(2.44km)
40㎞過ぎでコースは大通りを外れて右に曲がる。2年前の記憶がよみがえる。この辺は意気揚々と走ってたな。ヒデさんと一緒に。今年は通過タイムも全く違うけど今日もここまでやってきた。調子が良ければ終わらないでくれって思うポイントだけど今日は早く終わってくれと思いながら陸上競技場の照明塔が見えてこないか探す。陸上競技場の外周道路に入ったところでスライドで何度か声を掛け合っていた激沈Tシャツのランナーに追い越される。あとでべんひろさんと判明。結構以前からの激Tホルダーだったはず。そしてトラックに入る。もう3時間半は行ける。もう頑張らない。陣地の前を通過するとなぜか笑い声が(笑) そしてようやくゴール。右足の中のマメは完全につぶれていたがシューズが赤で良かった。


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