パリのノートルダム寺院の火事は現地の人にとってはショッキングな出来事だったでしょうね。たまたま現地に行ってらっしゃったいっちさん(なんというめぐり合わせ!)が「日本人にとって法隆寺が燃えるようなもの」とツイートしてましたがまさに。自分などは奈良大好きなので、法隆寺が燃えたら相当ショックだと思う。
話は変わって子供の頃に親が「コツコツやるのが大事」とよく言っていたのですが、コツコツやるという意味が正直よく分からなくて「少しずつやる」事だと思ったりしていました。「焦らないでコツコツやる」という言い回しもあるじゃないですか。脳内で変換されていつの間にか「少しずつやってさえいればいい」になっていた。
だからとりあえず今日はちょっとだけやっとこう、とか思ってちょっとだけやると、だいたい3日目にはやること自体を忘れている。「コツコツ」だからといって覚悟が要らないわけでもないし、「少し」でいいわけでもないという事は、年齢を経るにつれて少しずつ分かってきた。「コツコツ」はあきらめないで続けることの意だったんですね。
ほら、大分の方でどこかのお坊さんが私財を投じて手で掘った隧道があるじゃないですか。あれって、毎日少しずつでいいやって思ってやってたらいつまで経っても貫通しなかったでしょう。完成する日をイメージしてそこに向けて諦めないで掘り続ける。これがコツコツの具体的なイメージに最も近いと思います。
いや、自分が何かコツコツやったことがあるかっていうと、毎日呼吸して飯食うくらいでしょうか。努力でもなんでもないですね。でも去年の受験勉強は5か月間相当コツコツやったかも。結果は出なかったけど。今年も成功をイメージしながらそれこそコツコツやります。日々、決してちょっとの量ではないですが。
自分は英語にはずいぶん苦労しました。20代、30代の頃に勉強しようとしたこともあるけどどうしても続かなかった。読んだり書いたりはほとんど苦になりません。電子メール上では自分はまるで10年くらい海外赴任している人のように元気です(笑)。問題は会話。
以前もここに書いたかもしれませんが、10年前に一念発起して英会話を習い始めるまでは、話すのも全然だった。何よりも相手と目が合わせられない。何か聞かれて聴き取れなかったらどうしよう、とか、他の人に笑われるんじゃないか、とか。
だから職場の関係で海外からの人を招いての立食パーティとかあると立場上出席せざるを得ない時とか、もう一刻も早く逃げ出したかった。日本人同士で話していても相手は英語ができるのでそのうち海外の人との会話に交じって行って自分だけが一人取り残される。話しかけられるのが怖いので下を向いている。これが40代半ばの英語ができないオッサンの惨めな姿ですよ。
でも英会話を習い始めて、話すほうは金のチカラでなんとかなった。今は英語でキレ芸とかできます(笑)。でも相手が何を言ってるかは相変わらずわからないんだなあ。特に電話会議。何言ってるか分からないから、重要そうなところで会話を止めて内容を確認したり。もちろん1対1の普通の電話なんてとんでもないって話ですよ。
それでも、なんにも話せない時に比べれば、こちらから発信できるだけましにはなりましたね。以前は苦手だった宴会も、多少はマシになってきた。でも電話はまだ無理だった。
ずいぶん引っ張りましたがここからが本番(笑)。2年くらい前に何かの本で「自分がしゃべれない英語は聴いても分からない」と書かれているのを読みまして、ああなるほどと得心がいった。自分が話せるフレーズならば確かに聞いても分かる。自分が話すフレーズ、言い回しのバラエティを増やせば聴き取れるフレーズも増える。
それ以来、メールを書く時も話すときも、できるだけ新しい言い回しを使ってみるように心掛けました。別に何かから引っ張ってくるわけではなく、自分の中で「これで通じるかな?」と思った言い回しを使ってみる。通じればそれでOK。これができるようになると、話す前にいちいち準備しなくても会話に臨めるようになります。ていうか、いつも決まった言い回しばっかり使っていると、自分がアホっぽく感じてきますし(笑)
そして先週の金曜日。いろいろ経緯があって電話で英国の人と打ち合わせる必要が生じまして、ついに禁断の電話をしたわけです。というかSkypですけど。そしたらなんと9割がた会話が理解できた(!)英会話を始めて10年、コツコツやってきた甲斐があったな~って思って、その日は飲んだくれた(笑)
もっと早くに始めていれば仕事でももっと活かせたかもしれませんが、逆に間に合って良かったとも言える。ああ、その電話の相手の人と一緒に今度京都に行くんですけどね。自分も来月55歳になりますけど、55歳にしてようやく英語で電話ができるようになったっていう話は、別に自慢話じゃないですよねえ。どっちかと言えば苦労話ですよね(笑)
だからどうしたって話なんですが、ゴールをあきらめないで続けることは大事だなと思ったって話です。比べるのもおこがましいけど、タイガー・ウッズはこの10年間どんな気持ちで過ごしてたんでしょうね。自分の将来をどう見ていたのか。聞いてみたいなあ。
本日の走行距離:10.2km
今月の走行距離:117.2km
本日の最低体重:62.2kg
話は変わって子供の頃に親が「コツコツやるのが大事」とよく言っていたのですが、コツコツやるという意味が正直よく分からなくて「少しずつやる」事だと思ったりしていました。「焦らないでコツコツやる」という言い回しもあるじゃないですか。脳内で変換されていつの間にか「少しずつやってさえいればいい」になっていた。
だからとりあえず今日はちょっとだけやっとこう、とか思ってちょっとだけやると、だいたい3日目にはやること自体を忘れている。「コツコツ」だからといって覚悟が要らないわけでもないし、「少し」でいいわけでもないという事は、年齢を経るにつれて少しずつ分かってきた。「コツコツ」はあきらめないで続けることの意だったんですね。
ほら、大分の方でどこかのお坊さんが私財を投じて手で掘った隧道があるじゃないですか。あれって、毎日少しずつでいいやって思ってやってたらいつまで経っても貫通しなかったでしょう。完成する日をイメージしてそこに向けて諦めないで掘り続ける。これがコツコツの具体的なイメージに最も近いと思います。
いや、自分が何かコツコツやったことがあるかっていうと、毎日呼吸して飯食うくらいでしょうか。努力でもなんでもないですね。でも去年の受験勉強は5か月間相当コツコツやったかも。結果は出なかったけど。今年も成功をイメージしながらそれこそコツコツやります。日々、決してちょっとの量ではないですが。
自分は英語にはずいぶん苦労しました。20代、30代の頃に勉強しようとしたこともあるけどどうしても続かなかった。読んだり書いたりはほとんど苦になりません。電子メール上では自分はまるで10年くらい海外赴任している人のように元気です(笑)。問題は会話。
以前もここに書いたかもしれませんが、10年前に一念発起して英会話を習い始めるまでは、話すのも全然だった。何よりも相手と目が合わせられない。何か聞かれて聴き取れなかったらどうしよう、とか、他の人に笑われるんじゃないか、とか。
だから職場の関係で海外からの人を招いての立食パーティとかあると立場上出席せざるを得ない時とか、もう一刻も早く逃げ出したかった。日本人同士で話していても相手は英語ができるのでそのうち海外の人との会話に交じって行って自分だけが一人取り残される。話しかけられるのが怖いので下を向いている。これが40代半ばの英語ができないオッサンの惨めな姿ですよ。
でも英会話を習い始めて、話すほうは金のチカラでなんとかなった。今は英語でキレ芸とかできます(笑)。でも相手が何を言ってるかは相変わらずわからないんだなあ。特に電話会議。何言ってるか分からないから、重要そうなところで会話を止めて内容を確認したり。もちろん1対1の普通の電話なんてとんでもないって話ですよ。
それでも、なんにも話せない時に比べれば、こちらから発信できるだけましにはなりましたね。以前は苦手だった宴会も、多少はマシになってきた。でも電話はまだ無理だった。
ずいぶん引っ張りましたがここからが本番(笑)。2年くらい前に何かの本で「自分がしゃべれない英語は聴いても分からない」と書かれているのを読みまして、ああなるほどと得心がいった。自分が話せるフレーズならば確かに聞いても分かる。自分が話すフレーズ、言い回しのバラエティを増やせば聴き取れるフレーズも増える。
それ以来、メールを書く時も話すときも、できるだけ新しい言い回しを使ってみるように心掛けました。別に何かから引っ張ってくるわけではなく、自分の中で「これで通じるかな?」と思った言い回しを使ってみる。通じればそれでOK。これができるようになると、話す前にいちいち準備しなくても会話に臨めるようになります。ていうか、いつも決まった言い回しばっかり使っていると、自分がアホっぽく感じてきますし(笑)
そして先週の金曜日。いろいろ経緯があって電話で英国の人と打ち合わせる必要が生じまして、ついに禁断の電話をしたわけです。というかSkypですけど。そしたらなんと9割がた会話が理解できた(!)英会話を始めて10年、コツコツやってきた甲斐があったな~って思って、その日は飲んだくれた(笑)
もっと早くに始めていれば仕事でももっと活かせたかもしれませんが、逆に間に合って良かったとも言える。ああ、その電話の相手の人と一緒に今度京都に行くんですけどね。自分も来月55歳になりますけど、55歳にしてようやく英語で電話ができるようになったっていう話は、別に自慢話じゃないですよねえ。どっちかと言えば苦労話ですよね(笑)
だからどうしたって話なんですが、ゴールをあきらめないで続けることは大事だなと思ったって話です。比べるのもおこがましいけど、タイガー・ウッズはこの10年間どんな気持ちで過ごしてたんでしょうね。自分の将来をどう見ていたのか。聞いてみたいなあ。
本日の走行距離:10.2km
今月の走行距離:117.2km
本日の最低体重:62.2kg
コメント
コメント一覧 (2)
相性も結構有って、相手によって聞き取れたり聞き取れなかったり‥‥‥。
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。今や電話会議システム(オクタゴン)よりi-Phoneのほうが音質が良かったりしますし、相手も同じ英語でも出身地によって様々ですし、難しいですよねえ。対面の方が断然楽ですね。