ロンドンに滞在中はブリティッシュロック三昧でした。往きの飛行機の中でも「ボヘミアンラプソディ」を観たし、街中を移動するときはビートルズ、それに飽きたらクイーン。

クイーンの数あるアルバムの中でも自分が好きなのは「世界に捧ぐ」。ウィウィルロックユーが入ってる奴ですね。それに「クイーンⅠ」。自分が中学3年でクイーンに目覚めて、高校入試に合格したときにイトコのケイコちゃんに買ってもらったもの。今でも持ってます。
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一応これもデジタル化してスマホに入れててたまに聴く。特に「炎のロックンロール」というか「Keep yourself alive」ですね。このイントロがカッコよくて何度も聴いた。

だからオックスフォードの街を歩いている時に母からメールが入ってそのケイコちゃんが亡くなったと聞いた時はビックリしましたね。ついさっきまで買ってもらったアルバム聴いていたところだったのに。

告別式は日曜日に大阪だったので間に合わず、母に頼んで香典だけ郵送してもらいました。ケイコちゃんは高校生の頃は新居浜市でも有名な美少女で、早くに結婚して大阪に引っ越し、自分もたまたまその後に大阪に行ったので家には何度も遊びに行きました。旦那さんも仲良くしてもらった。

最後にあったのは5年くらい前の誰かの葬儀の時。段々歳を取るとわざわざ会いに行くということも無くて年賀状のやり取りだけになってしまっていたのが残念です。自分より10歳上なので享年65歳。




もう香典も手配したのでこちらから連絡するでもないんですが、これまでのことを考えるとご主人には一言お悔やみを言いたい。で、手紙を書くことにした。これがペン字を練習してなかったら多分思いもしなかったんだろうけど、半年間の練習でしかないけど以前よりは抵抗感なく書ける。

そういう意味では英語みたいなもんかもしれないですね。まったく練習していなかったときには人前にさらすなんて恥ずかしいことはとてもできなかったけど、人からどう聞こえどう見えているかはともかく、自分としては伝えたいことの方が大事で、それに比べると恥ずかしさはかなりマシになってきたということでしょうか。

お陰でちょっとだけ自分の思うケイコちゃんの思い出をご主人にお伝えすることができたのではないかと思う。ご主人の心持ちは分からないですけどね。でも無駄にはなってないと思うんですよね。同じ意味で字の練習をしてきたことも無駄にはなってなかったですね。
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こういう手紙の時はなおさら万年筆がいいですね。インクもブルーブラックなので、こういう時にも違和感はないのでは。弔い方は人それぞれ。

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