海外出張があると時差ボケもあってなかなか固い本が読みにくい。そんな中でようやく図書館の順番が回ってきた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」。中世の人の伝記ってあやふやなところが多いが、作者はあの「スティーブ・ジョブズ」の伝記を手掛けたウォルター・アイザックソン。現存するレオナルドのメモを徹底的に集めて分析して、そこに書かれたことに基づいてこの本を書いたそうです。
読んでいて思うのはあの「モナリザ」って、伊達に名画って呼ばれているわけではないんだということ。絵画についてはまったく知識がありませんでしたが、才能もさることながら技術力が重要なんだってことがよく分かりました。特に、光線に対してそれをどう表現するのかということと、被写体である人体が生物としてどう反応するのかというところまで踏み込んだ描写。これはアートというよりはサイエンスですね。
でも惜しむらくは何年か前の日経新聞日曜版にも掲載されていた「アンギアーリの戦い」。レオナルドの才能でもってこのニヒルな世界を描いたらどうなるのかは是非とも観てみたい気がします。噂ではフィレンツェのヴェッキオ宮殿のどこかの壁の中だか壁画の裏側に埋められているという説もあるらしく、近い将来に観られるのではないかと期待しております。
7月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4629
ナイス数:68
米中開戦 1 (新潮文庫)の感想
しかし自ら書いているように、大統領の息子が秘密工作員ってありえないよな。誰かが「あ!ジャックジュニア!」って叫んだら終わりじゃん。まあいいけど。ただ工作員としての資質が一部大統領の家族であったゆえになっているのはちょっといただけない。設定を楽しむ小説ですから。☆☆☆。
読了日:07月02日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 4 (新潮文庫)の感想
やはりデビュー作のレッドストームライジング以来、軍隊の正規戦での作戦行動を描かせるとピカイチですね。前作は隠密行動が多かったので久々にクランシー節を読んだ気がする。
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
鳥肉以上,鳥学未満.の感想
著者がラジオに出演していたので軽い気持ちで読み始めたが相当に深い。と言っても興味が無いとまったく響かないがw ヤゲンが人間で言うと肋骨の真ん中にあるあれと同じだというのは、触った感触で以前から思っていた。☆☆
読了日:07月19日 著者:川上 和人
米露開戦 1 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 4 (新潮文庫)の感想
30年前と現代を行ったり来たり。クランシーには久しぶりのオールドスタイルのエスピオナージ物。ちょっとだけルカレを思わせる香り。米中、米露、米朝と続くわけだがそれほど荒唐無稽でもないんだよな。☆☆☆。
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
レオナルド・ダ・ヴィンチ 上の感想
スティーブジョブズの伝記を書いた人によるレオナルドダヴィンチ伝。時系列で誰にあって誰に影響を受けたのかが淡々と書かれている。メモを取りながら読むのがお勧め。☆☆☆☆。
読了日:07月24日 著者:ウォルター アイザックソン
米朝開戦 1 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 4 (新潮文庫)の感想
「開戦」シリーズと言って良いのか。世界にこんなに戦争があふれていたら金融市場とかめちゃくちゃになりそうなもんだが。クランシーはこれが最後だったのかな? お疲れ様でした。☆☆☆。
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
レオナルド・ダ・ヴィンチ 下の感想
この作家のすごいところはスティーブジョブズとレオナルドダビンチに対する距離感が全く変わらないように読めるところ。そして時系列ってやっぱり素晴らしい。最後の晩餐、岩窟の聖母、モナ・リザ、アンギアーリの戦い。自分が死ぬまでにアンギアーリの戦いが発見されることはあるんだろうか。あの完成形は凄いんだろうな。直にみてヒリヒリしたい。このイマジネーションを掻き立ててくれる凄い本でした。☆☆☆☆☆。
読了日:07月31日 著者:ウォルター アイザックソン
読書メーター
読んでいて思うのはあの「モナリザ」って、伊達に名画って呼ばれているわけではないんだということ。絵画についてはまったく知識がありませんでしたが、才能もさることながら技術力が重要なんだってことがよく分かりました。特に、光線に対してそれをどう表現するのかということと、被写体である人体が生物としてどう反応するのかというところまで踏み込んだ描写。これはアートというよりはサイエンスですね。
でも惜しむらくは何年か前の日経新聞日曜版にも掲載されていた「アンギアーリの戦い」。レオナルドの才能でもってこのニヒルな世界を描いたらどうなるのかは是非とも観てみたい気がします。噂ではフィレンツェのヴェッキオ宮殿のどこかの壁の中だか壁画の裏側に埋められているという説もあるらしく、近い将来に観られるのではないかと期待しております。
7月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4629
ナイス数:68
米中開戦 1 (新潮文庫)の感想
しかし自ら書いているように、大統領の息子が秘密工作員ってありえないよな。誰かが「あ!ジャックジュニア!」って叫んだら終わりじゃん。まあいいけど。ただ工作員としての資質が一部大統領の家族であったゆえになっているのはちょっといただけない。設定を楽しむ小説ですから。☆☆☆。
読了日:07月02日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 4 (新潮文庫)の感想
やはりデビュー作のレッドストームライジング以来、軍隊の正規戦での作戦行動を描かせるとピカイチですね。前作は隠密行動が多かったので久々にクランシー節を読んだ気がする。
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
鳥肉以上,鳥学未満.の感想
著者がラジオに出演していたので軽い気持ちで読み始めたが相当に深い。と言っても興味が無いとまったく響かないがw ヤゲンが人間で言うと肋骨の真ん中にあるあれと同じだというのは、触った感触で以前から思っていた。☆☆
読了日:07月19日 著者:川上 和人
米露開戦 1 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 4 (新潮文庫)の感想
30年前と現代を行ったり来たり。クランシーには久しぶりのオールドスタイルのエスピオナージ物。ちょっとだけルカレを思わせる香り。米中、米露、米朝と続くわけだがそれほど荒唐無稽でもないんだよな。☆☆☆。
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
レオナルド・ダ・ヴィンチ 上の感想
スティーブジョブズの伝記を書いた人によるレオナルドダヴィンチ伝。時系列で誰にあって誰に影響を受けたのかが淡々と書かれている。メモを取りながら読むのがお勧め。☆☆☆☆。
読了日:07月24日 著者:ウォルター アイザックソン
米朝開戦 1 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 4 (新潮文庫)の感想
「開戦」シリーズと言って良いのか。世界にこんなに戦争があふれていたら金融市場とかめちゃくちゃになりそうなもんだが。クランシーはこれが最後だったのかな? お疲れ様でした。☆☆☆。
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
レオナルド・ダ・ヴィンチ 下の感想
この作家のすごいところはスティーブジョブズとレオナルドダビンチに対する距離感が全く変わらないように読めるところ。そして時系列ってやっぱり素晴らしい。最後の晩餐、岩窟の聖母、モナ・リザ、アンギアーリの戦い。自分が死ぬまでにアンギアーリの戦いが発見されることはあるんだろうか。あの完成形は凄いんだろうな。直にみてヒリヒリしたい。このイマジネーションを掻き立ててくれる凄い本でした。☆☆☆☆☆。
読了日:07月31日 著者:ウォルター アイザックソン
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