こう見えても自分は若い頃からそこそこ酒は飲める方でした。一晩に五合くらいは飲んでも平気だったし、翌日にも影響しなかった。50歳くらいまではおんなじペースで飲んでました。

よく飲んでいたのは焼酎。ロックで飲ってました。

50過ぎた頃から焼酎ロックだとどうも酔いが回るようになってきて、水で割るようになりました。それでも日本酒換算で三合くらいは毎日飲んでいた。球磨の黒麹米焼酎をここ5年くらい愛飲しています。美味しい水で割ると本当に美味しいんですよね。

特にランニングの後に飲むのはご褒美みたいな意味もあって、飲みすぎる時もあった。多少依存していたかもしれません。寝る前に飲まないと落ち着かない、みたいな。

二日酔い同然の状態で大会に出たこともあります。2018年の千葉マリン10km。Qちゃんがゴールを設置してくれた時ですね。最初の5kmは絶好調だったけど後半5kmで急ブレーキがかかって42分弱という自分としては平凡な記録に。そしてその直後の若潮とはなももをDNS。

今思えばこの辺から酒量が体力を上回る、いや、体力が酒量について行かなくなった気がします。これが53歳か。そしてあまり距離が踏めなくなった。2017年が3,800kmだったのに2018年が3,100km、2019年が2,900km。

原因は分かっていて、今日は20kmくらい行くぞと思っていても、いざ走り始めると10km走ったところでもういいや、ってなる。これでは距離は伸びないですよね。走り始めたはいいが5、6km行くのが精いっぱいという時もあった。



それで去年の年明けくらいから酒の量を減らしていました。それまでは晩酌から寝る前まで切れ目なく飲んでいたのを、寝る前だけにした。これだけでも随分と酒量は減ったんですが、それでも体力が付いて行っていなかったんですね。

何でそう思ったかというと、12月の中頃から酒を飲まない日をできるだけ作るようにして、家では酒を基本的に飲まないことにした。そうしたら1週間後にいきなり1kmのPB更新ですよ。

何よりも日中のカラダのだるさが全く違う。以前は日中に居眠りしそうになることもありましたし、風呂に入ってて寝そうになることもあったのが、今はほとんどそういうことはありません。朝からカラダが元気です。

だからランニングをしても最初の一歩の軽さが全く違う。いきなり4分半とかで走り始めてもカラダが付いてくる。これは長らく味わっていなかった感触。

今週は月曜日(30日)に30kmペース走を久しぶりにやって、フクラハギが痛かったので距離は抑えてましたが、また今日キロ6で30km走やってきました。前回と同じく朝食抜き、補給なし。

以前ならゆっくりペースでも30km走やったらぐったりしてましたが、今日は疲労感もほとんどなし。昼寝もしてません。あげくに夕方に二部練に出かけるという元気ぶり。途中までキロ5ペースで行ってましたが突然電池が切れたので6kmで終了しましたが。



ことほど左様に、加齢による内蔵のチカラの衰え、飲酒による体力への負担がランニングのパフォーマンスに直接影響するということを思い知りました。今さら、あの毎日飲んでいた生活には戻れない。しかも体重は走れば面白いように減る。

もちろん一定以上の体力があれば、たぶん飲んでいても大丈夫です。自分の52歳でのフルのPBを出した時は毎日飲んでいたけど平気だった。加齢によって体力が衰えるというのは、こういうところに出てくるんですね。気付いてはいたけどなかなか気持ちを切り替えられなかった。

この生活習慣見直しで、昨シーズン3時間20分を一度も切れなかったのがどこまで戻ってくるか。とりあえず目標は若潮で3時間15分を切れればとは思っていますが・・・・

加齢とともに体力の衰えを感じている方で、もし飲酒の習慣がある方がいれば参考になればと思い長々と書きました。できれば今シーズンのタイムで効果をお示ししたいところです。


本日の走行距離:36.0km
今月の走行距離:60.7km
本日の最低体重:59.6kg
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