今週笑えた小咄。


清原




30㎞走の翌日なのに、またロング走を試みた。
今日はキロ6で25㎞。
とおもったら膝に微妙に違和感があったので17㎞でやめた。

これで今週は78㎞、今月211㎞。
300㎞に対してほぼオンラインだ。
やっぱり最近、距離に対する耐性が増している気がする。

誤解を恐れずに言うと、ある程度以上の負荷を体に掛け続けると、
長距離のタイムって勝手に伸びていくんじゃないか。
もちろん上限とか、伸びの速さに個人差はあると思うが。

それよりも、インターバルとか閾値走といった辛い練習しなくても、
どうもタイムが伸びるような気がするのだ。
筋力じゃなくてエネルギー変換力みたいなものが伸びるのかも。
これは別に自分の経験だけではなく、
他の人のブログを見ていて感じること。

なんて思ってたら、この本で久々に「マフェトン理論」という言葉を目にした。
著者は「Born to Run」で一世を風靡したC.マクドゥーガル。
彼は本書で、クレタ島の人たちの食生活に着目している。

本自体はクレタ島に侵攻したナチスの将官を、
イギリス特殊部隊とクレタ人が誘拐する話。
クレタ人は類まれな持久力で作戦を成功に導く。




例によって「人間が木から降りた時に食べていたものを食べる」という発想。
特に、カーボローディングなど糖質に頼ったカロリー補給を強く否定している。
一方で出てくるのが、脂質を代謝するチカラを強めるマフェトン理論。

食事面だけではなく、「180-年齢」の心拍数で運動を継続することを推奨。
この心拍数で続けることで脂質がエネルギーに変換しやすくなるという。
自分だと128になるので結構低め。
本書ではマフェトン理論によって、高齢者でもPBを更新した例が出てくる。

そうなんだよなあ。
単に筋力だけだったら20歳前後が人間のピークなはずなので、
50歳前後でマラソンを始めてサブスリーとかなかなか説明できない。

しかしこういうエネルギーの変換力は筋力とは違うので、
年齢が高くても能力が向上するのかもしれない。

そういえば今日も青梅や荒川、泉州、京都など走られた皆さん、
お疲れさまでした!!
PB更新している人も何人もいらっしゃいましたね。
やっぱり去年の自分を超えるって快感だよね。
自分もはなももに向けて、レースプランを練らないと。



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