日曜日に「麒麟が来る」を見ていて思ったこと。

昔の人は(特に偉い人は)書状でビジネスを進める。次の将軍を決めるという大事なやり取りも全部手紙だ。そして会ったことが無い人については会ったことがある人に手紙でその人柄を確認する。

逆に今思うよりも通信が発達していたともいえるが、現代に置き換えればすべてをメールでやり取りしているということ。そして裁判も法律も確立していない世の中だから人物の見極めが今以上に重要だっただろう。

現代はリモートワークが増えて営業現場もどんどんリモートになって、相手の表情が読めないとか信頼関係が構築できないとかかつてはこうじゃなかったとか聞こえてくるんだが、ほんの数百年前に戻っただけとも言える。

そしてメールでも相手の空気は伝わってくる。こちらが提案したことに対してネガティブかどうかは文面に微妙に表れるもの。大事なのは具体的に「鼻を触ったら嘘を付いている」とかのサインを探すのではなく、相手の空気を感じ取ること。

こちらが言ったことに対し、相手が同じ空気を吸っていないような気がするときは大体納得していない。まずその空気に感染してみることが先で、感じたらその理由を探しに行く。そこでゴリ押ししても無駄。(タイトルはさる書籍のキャッチコピーのもじり)

感染するためには必ずしも対面する必要は無い。メールでも十分感染できるときもある。逆に対面では見えなかった本音がメールだと分かったりする。声が聞こえればなお良い。

直接会うことを禁止されるというのは人類にとっては結構な痛手。社会性の強い動物ですからね。でもいつの時代も制約条件はあるもので、その状況を楽しめる人がビジネスも楽しめるんではないだろうか。



今日も疲労抜きのつもりだったのについついペースアップ。結局サブ4ペースでハーフ走。
今日はなぜかHANZO-Cで快適に走れた。



本日のスクワット:0回
本日の走行距離:21.1km
今月の走行距離:345.7km
本日の最低体重:58.8kg
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