今日は誰も興味のない自転車ロードレースの中継のお話。

今年も自転車レースの季節がやってきた。今年はこれまでDAZNで放映していたジロデイタリアが5年ぶりにJ-SPORTSに帰ってきた。J-SPORTSということは栗村修とサッシャコンビの放送が楽しめるということだ!

いや、DAZNでも栗村修は解説していたのかもしれないが、DAZNを観たことないので知らない。やっぱり自転車レースはJ-SPORTSでしょう。スタッフもこなれている気がする。



栗村修はかつて欧州でレーサーやっていた人で、今は全日本実業団自転車競技連盟の副会長さん。この人の解説がとにかく面白い。毎年山のように入ってくる選手の名前をたぶんほとんど覚えているだけでなく、ヘリでの上空映像で「あれは誰々だ」と体つきとフォームだけで名前をピタリと当てる。

そこに変な外人サッシャが絶妙の合の手を入れる。この2人の相性も非常に良くて、栗村修が欧州の選手事情の下世話な話をするとサッシャが突っ込んでいくというのが毎回のお約束。チームカーが何を考えて動いているかとか、選手がいつ補給を欲しがっているかとか。

でも一番面白いのは、選手同士が何か話している時にやる即興のアテレコ。「おい、お前そろそろ前を牽けよ」「いやいや、オレはチームオーダーでサポートが上がってくるの待ってるから」「ったく最近の若い者は」みたいなのを当意即妙で入れてくる。これ聞いているだけで自転車レースが楽しくなる。



今回のジロで見どころだったのは22日土曜日夜の第14ステージ。ゴール直前にバンコラン、いやそれはパタリロだな。ゾンコランという強烈な20%の登りが3kmくらい続くゾーンがあって、そこで現在総合トップのベルナルがグイグイ踏む。

総合2位以下の選手もベルナルをぴったりマークしていたが、ベルナルの登坂能力についていけず次々と脱落。やはりグランツールは登坂力だと見せつけられたステージだった。やっぱり変に団体戦にもつれ込むより、こうしてエースの底力で勝つのが見ていて気持ちいい。

それにしても20%は凄い。自分が登ったことのある斜度は最大で15%。それでもちょっと油断するとすぐにウィリーしそうになる。そんな斜度で一度足を付いたら二度と乗れない。ロードバイクはペダルがビンディングなので、急な上り坂だと足をペダルにはめる前に止まってしまう。

(速報ですが今日の第16ステージは総合1位のベルナルがぶっちぎりでステージ優勝。途中で中継カメラの映像が途切れたのが残念)

次の日曜日で終わってしまうのが残念だ。



イタリアもアドリア海沿いは日本に似た風景の場所が多いですね。木の種類が同じからなのか、それにツールドフランスと比べても景色が地味。道路の舗装の感じとかガードレールとかもそっくり。

しかし最近は順位とかも気にせずただ映像を流して横目で見ているだけのことも多いのだが、なんぜこんなに見ていて飽きないのだろう。やっぱりコースがバラエティに富んでいて、1日のレースの間だけでも出し入れが激しいからか。

マラソンと違って1日6時間にも及ぶレースの最中はたまに抜いて走ったりして、それがまた急にテンション上がったりと空気がどんどん変わるからですかね。その群像を見ているだけで飽きない。

それに比べてランニングは・・・・
今、月350kmくらいのペースで走っているのに、体重が全く減らない。60kgちょうど辺りに貼り付いたままだ。これ以上走ったらカラダ壊しそうなんですが。

やっぱり週に100km走らないとダメなのか・・・・



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本日のスクワット:0回
本日の走行距離:12.6km
今週の走行距離:12.6km
今月の走行距離:284.1km
本日の最低体重:60.4kg
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