実に12日ぶりに走った。
まだ薬の影響があり、5キロ走ってもランナーズハイにならない。
それでも5:15前後で10km弱。ちょっと安心。

ついでにお酒も11日ぶりに飲んだ。

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運動したあとだからウマー♪
飲みすぎないように気を付けなければ。

☆☆

先日も書いたが、病魔に襲われた(笑)理由。
明らかに疲労を溜め過ぎた。
実際、それだけをバロメーターにして練習を重ねていた。

内容的には昨日の記事と被るんだが、
発病する直前に書いていた記事。
これがあまりに生々しいので、
せっかくなので上げておく。

今読んだら、そりゃあ倒れるわな、という個所も結構あり、
脚の故障にしかまったく意識がいっておらず
自分に対する戒めという意味で。
ちなみに最後に出てくる「ガチ練」とは11/1のこと。


(以下、内容)

昨シーズンに感じたこと。

シーズンはアクアラインの撃沈から始まった。

距離はそれなりに踏めていたはずなんだが、
なんというか、キレイな練習をしてしまっていた。
短い朝ランで距離を稼いでいたことも大きい。

しかも10kmとか15kmくらいの距離でなら、
そこそこのタイムも出ていたので安心していた。
こういうときは脚が軽くなりすぎる。

詳細は割愛するが、その後1月の若潮マラソンに向けては、
とにかく疲労を溜めることを意識した。
ポイントは「疲れが抜ける前に次のポイント練を入れる」。
もちろん疲れを溜めすぎると故障するので注意が必要だ。

この状況だと、基本的にいつも脚は疲労しているが、
練習を積むにつれ脚力が向上する。
すると、脚力が疲労を上回る局面が訪れる。
疲れてはいても、上回った脚力の分だけタイムが向上する。

自分はこの「疲労を上回った脚力」を勝手に「タメ」と呼んでいる。
タメができてくると、同じ距離を走っても疲れも溜まりにくくなる。
するとますますタメが作れる。

☆☆

今シーズンは故障明けからスタートしているので、
昨年よりも疲労の溜まり方がはっきりしていてタメが分かりやすい。
10月も11月のつくばマラソンに向けて、とにかく疲労を溜めている。
故障から明けたと思ったのが9月の頭。それ以降の主要な練習。

8/30 筑波連山天空ラン&トレイル 46k(キロ8.5)
9/5 江戸川ジョグ 20k(キロ6.5)
9/22 養老渓谷ラン 50k(キロ6)
10/4 稲毛ラン  30k(キロ6)
10/12 JOG    28k(キロ5.5)
10/17 JOG    20k(キロ5)
10/25 養老渓谷 48k(キロ6)
11/1 皇居ガチ練(予) 30k(キロ445)
11/8 坂東いわい将門ハーフ(予)

例えば今月は週90km走るのに、上旬は結構つらかったが、
同じペースで走っても今週はそれほどでもない。
来月同じペースで走るのはもっと楽になっているはず。

あとはどこまでスピードが付いたか。
週末の皇居ガチ練はそれを確かめるためにも重要だ。
しっかりタメができているといいのだが。

こう書いていくと、タメとスピード持久力は同義かもしれない。
あるいは、失速に対する抵抗力とか。

☆☆

昨シーズンでは12月中旬のつくばトレランが効果があった。
疲労から言うと下りよりも登り。
1週間くらいは普通の練習にも影響したが、
普段得られない疲労感が抜けたとき、相当タメができている。

普段の練習に影響しても、その分翌週に上乗せして
取り返すくらいのガッツがないと、タメは作れない。
「タメ」には「心のタメ」も含まれているのだ。

例として適切かどうか分からないが、日本刀だって刃先だけを
鍛えているわけではない。肝心の刀身に強靭なしなりがないと
紙は切れても刀とでは打ち合った瞬間にぽっきり折れてしまう。

☆☆

ここからテーパリングしていくと、タメがキレになっていく。
しかし完全に疲労を抜いてしまうとせっかくのタメも剥がれ落ちる。
ある程度の疲労を引きずったタメの方が、
フルの距離だと最後まで速さが持続する感じがある。

かつ、一旦疲労を抜くと、タメを取り戻すには、
もう一度疲労を溜める必要がある。
つくばが終わって、12月にもう一度タメを作りにいくのか、
それとも疲労をそれなりに残しておいて、
1月中にキレを作りに行くのか。

疲労を残してつくばに臨むというのは、タイムを自ら捨てるのと
同じ行為だというところに若干の抵抗感はあるが、
そもそも10月にここまで走れると思っていなかったし。

もし本当にタメができていれば、
少々の疲労は吹き飛ばしてくれるはずだ。
つくばの目標は週末のガチ練が終わったら設定する予定。



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