ポジション調整によって、なんとなく今後のトレーニングの展望がヒラケタ感じがしているのだが、トレーニング絡みの本をたまたま二冊読んだ。

「ミラクルトレーニング」クリス・カーマイケル

自転車競技界を永久追放になったランス・アームストロングの元コーチによるトレーニングメソッド本。ランスはああいうことになってしまったが、それでも彼が人類最強の自転車選手だと信じている人は多い。最近話題のEPOなどは、白と黒の境目がはっきりしないこともあり、ドーピング自体は悪だが、摘発された人「だけ」が本当に悪なのか、議論の余地はあるような気がする。
そういった背景もあり、この本のトレーニングメソッドの信奉者もイマダニ多いようだ。まあ平日もみっちり7週間トレーニングすることが前提なので万人向けではないが、トレーニングの際に信号待ちで同じ車を何度も追い越すと、ドライバーの神経を逆撫でするので危険、といったノウハウは誰にでも役に立つ。

もう一冊は「キアズマ」近藤史恵。クライマーの白石、スプリンターの伊庭、ルーラーの石尾に続き、本作ではパンチャーらしき大学生が主人公。シリーズ全般に言えることだが、とんでもない練習量で成長するというよりは、素質が開花したという描き方が多い。実際には素質もないのにツールで敢闘賞を獲ったりステージ優勝するのは非現実的だからまあこれでいいんだけど。
とにかく自転車がテーマになった小説でさえあればいいのだ。楽しいから(笑)

個人的には、今週末は江戸川で平地TTやるか、都民の森にリベンジしに行くか、迷っています。


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