量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ:●色んな道具 >

新しいテントを買ったよ。
これ。色はオレンジだけど。


以前から我が家には4人用のクロノス4というテントがあったんだが、
コットを三人分入れるにはちょっと狭いし、
クロノス4に3っつ入る小さいコットを今さら買うのも無駄だし、
ならばマラソン大会とかでも使える2人用を買おうということになった。
重量も2.6kgので、まあ持ち運べる。

他の候補としては、キャンパルジャパンのピコラと、
おなじモンベルのサンダードーム2

ピコラは重量が1.5kgと登山用並みの軽さだったんだが、
いかんせん値段がクロノスの倍。
毎日使うものならともかく、年間数回しか登場しないものに
そこまでのお金は掛けられない。
サンダードームは重さはクロノスとほぼ同じだが、
なんだか涼しそうな作りだった。
で結局クロノスに。やっぱり安い。

最後、本当に買うのかちょっと躊躇していたが、
この事件があって(
妻が「スマホ買い替えなくて済んだからテント買いなよ」
って言ってくれたのだ(笑)


そしてついに届きました!!
DSC_4732

まずは封を開けて外から眺めてハアハアします(*´Д`)
DSC_4733
「ねえ、どうしたの?」って言われるくらいジラしたら、
やにわに袋から出してまず濡らし・・・・

いや、ポールを立てます。
真ん中で直角に交差しているので、上のほうが膨らんだ形に。
このおかげで圧迫感がかなり軽減される。
DSC_4734
この状態で自立してくれるので、クロノスシリーズは非常に立てやすい。
次にインナーテントをぶら下げる。
ああ、家が散らかっていて、なんとも生活感のあるシーンに(*´Д`)
DSC_4740
中にとりあえず入れて・・・・
いや、入ってみる。身長178㎝でも十分な広さ。
まあ2人用ですからねえ・・・
DSC_4736
ドア部分は丸ごと網戸になりますね。
DSC_4738
さらには反対側もメッシュになるので、風通しはよさそう。
このままタープの下にいれたら、暑い夜も涼しく過ごせそう。
ただ、どんなに真夏でも、夜は全閉にだいたいしてますが。
それで暑かったことはないですね。
ああ、この家には子供がいるのか(笑)
DSC_4739
フライシートを掛けます。
うちの古いクロノスは全面イエローだったけど、
最近のクロノスはどの大きさもツートンらしい。
ちょっとおいしそうな色♪
DSC_4741
斜め前から。横に前室が来るので出入りは楽ちん。
DSC_4742
これ、別に壊れているわけではなく、締め切っていても
風通しのためだけに上からもフライシートを開けられる。
これはなかなかの工夫だ。普通は下から、地面からしか開かない。
DSC_4743


で、先日の成田ゆめ牧場で早速初張りしてきました!
タープとクロ4、クロ2を張った全景。
ティエラを張るより断然サイトがコンパクトに。
DSC_4750
並べるとこんな感じ。
でも出入り口が同じ方向向いてます。
これは安全上はちょっとまずかった。
その話はあとで。
DSC_4758
そして、クロノス2にコットを入れます。
これがドンピシャリ!!
IMG_7456
中はこんな感じ。キャンパーズコレクションのテーブルを入れると
もうカプセルホテルかという(笑)
DSC_4770
妻からも散々突っ込まれたが、これはもう「オレの城」(笑)
お酒とか氷も全部中に入るし、灯りもぶら下げられる。
オレの城の見取り図を描いとく。

マイキャッスル

いやー、家で居場所がなくなったら、ベランダにマイキャッスル。
どうですか、皆さんもおひとつ!!(笑)
てことで、今回はクロ2にオレが、クロ4に妻と息子が寝た。
キャンプ場内別居(笑)

出入り口の設定。
今回はこう置いた。矢印が出入り口。
出入り口1
しかしこれだと、クロノス2からクロノス4の様子を見ようとすると、
クロ2の回りをぐるっと回らないといけない。
夜中にこれは結構めんどくさい。
だから本当はこうすべきだった。
出入り口2
これなら出入り口がお互いのテントで目隠しになるし、
夜中にちょっと這えば相手の中も見られる。

ま、何事も経験ですね。


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村




今日で夏休みも終わり。あすなろの里のキャンプレポも書かないとならないのだが、今日は昨日雨撤収となった幕を乾かしにいつもの海辺の公園に行ったので、その様子を。



昨日はもう少しゆっくりすれば乾燥撤収も可能だったのだが、律儀に10時撤収したので幕は完全ウェット。当面キャンプの予定は無いので、このままだと1週間でカビだらけになるのは確実だ。海を眺めながらの読書がてら、幕を乾かしに行った。


ちなみにタープも完全ウェット。10時に現地に到着して、テントとタープを張り終えたのが10:30。なかなかのタイムです。タープもテントも張り方を工夫しているせいかも。本番ではインナーテントとスカートの小さいペグも張るのでプラス15分くらいか。




今日は午後は雨の予報。ウェザーニュースにも注意しながら1時間ばかり椅子でぼんやり。BOSEからはお気に入りのBay FM。




日差しはないが、風はそれなりに吹いているので順調に乾燥していく。ただ端っこは乾きが悪い。キャノピーなどははためかせているよりも、こんなふうにロープでピンと張ったほうが断然乾きが速い。風の力が作用しやすいから?





こういうところもロープを張ると数分で乾燥する。






いよいよ雲行きが怪しくなってきたので、11:30に撤収開始。まずは前後のキャノピーを巻き上げる。どうせ巻くので巻けるところは先に巻いておいたほうが楽だ。





他のテントはよく知らないのだが、ティエラの場合は後ろから巻いたほうが楽だ。できるだけきつく巻いていく。その方が収納が簡単。中央の赤いフレームを半分越えたところ。幕をフレームに固定しているマジックテープも巻きながら外していくので効率的だ。




これで完全に越えた。




真後ろから見たところ。こんな感じでフレームからぶらさがっている。赤いフレームを越えたところではこのくらいの逆U字型。



もう少し巻いていくとU字型が広がっていく。この箇所ではフレームが交差しているので、手を離してもこの形が保たれる。この状態で形を整えると、地面に下ろしてから楽に畳める。




あとは地面におろしてこの通り。これをさらにコンパクトにまとめる。





前回ご紹介したときはここから力づくでバッグに納めたように見えたかもしれないが(笑)、実際にはインナーテントと一緒でも楽に納まる。写真撮影しながらここまでで15分。フレームとテープを片付けてプラス10分。タープを片付けるのに10分。


この方法で張ったり畳んだりするようになって何が便利かというと、ティエラを一人で張れること。以前からフレームは一人で組んでいたが、幕は二人のほうが楽だった。この方法だと一人でも楽々。しかも同時にマジックテープもセットできるので効率的だ。


ついでに、あすなろの里の時の映像で設営時も簡単にご紹介を。まずはインナーテントを張る。通常の張り方だとインナーテントは後から張ったほうが楽だったが、この方法だと先に張れる。何が良いかって、テントの中で作業しなくて良いので暑くない。この時は二人で張っている(笑)。




幕は前から張っていく。この場所でフレームに乗せられるので、ここでマジックテープをセットできて楽。二人で(笑)張っていく。





このように広げていくが、一人で楽々。インナーテントもこのままクリア。





幕をフレームにマジックテープで留めながら広げていく。広げ終わったら作業は完了。





この時は中のマットレスなどの展開も含めて設営は1時間半で完了。普段より30分は短縮できたと思う。撤収も2時間あれば充分。


そんな訳でティエラオーナーの皆さんにはぜひとも一度お試しいただきたい♪



いつも読んで頂きありがとうございます♪
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村

こちらもポチッとお願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンプへ
にほんブログ村

先日のつくばねでキャンプしたときに、ティエラのたたみ方で一工夫してみた。これが案外うまくいったので、ここでご披露したい。いや、そんなにたいした話ではないのだが、おそらく同じくらいの大きさの2ルームテントを使っている人なら、同じような悩みがあるのではないか。あの、たたみにくさ。

普通は長いほうの辺に立って、幕をまくり上げ、いったん骨組みから完全に取り去ってから、どこか広い場所に広げてたたむということをやっているかと思う。これが形が楕円形(?)なのと、面積が大きいのと、幕自体が重たいのとで、なかなかきれいにたためない。自分はズボラだからあんまり構わないが、「俺は直角」とかだと角が決まらないからイライラするだろうな(笑) で、どうせきれいにたためないなら、ということで考えてみた。

まずは写真。短いほうの辺に立って、地面に付いている箇所からくるくる巻き上げます。骨組みが中心から星型に通っているので、スムーズに反対側の短い辺まで巻けてしまいます。



この写真は反対側の短い辺に回り込んでいるところ。あとはここの横に通っているフレームを乗り越えて、下まで巻くだけ。



地面に置きます。いつもの見た目と違うのでちょっと異様。




そして三つ折りすれば、ほらこのとおり。笑顔がポイント(笑)




あとはがんばって袋に入れます。ティエラの袋は意外と余裕があって、インナーテントと一緒でも余裕で入り・・・



入り・・・・



入りました!!




普通のたたみ方と比べると、やはり少し体積が大きくなるようです。
この状態から今度は伸展させるところも試さないといけないんですが、それはまた今度。しかし今回たたんだ感じから言うと、たぶん普段の伸展のさせ方に比べれば3倍くらい簡単だと思います。お持ちの方はわかると思いますが、広げるのって意外と面倒。端に付いているフックが無用にフレームに引っかかったりします。くるくる回しながら広げられれば、かなり楽だと思いますね。



それからもう一つ、せっかくなのでご披露しましょう。一人で張れるタープの簡単な張り方。

いやそれ知っているよ、というあなた。これを見たら目からうろこです。
まず、タープに直接ガイロープを結び付けます。結びつける場所は、メインとなるポールが刺さる二箇所です。
片側のポール一本をロープ2本(=ペグも2本)で支えるので、両側につけて計4本。
この図で言うと、赤い丸印のところですね。ここにロープを結わえましょう。普通は大体ここに結びつけるための帯的なものがあると思います。あ、黄色い六角形はヘキサタープをイメージしています。

タープ平面図


これが整ったら、タープを張りたい場所にタープを広げます。
次に、ペグを打つ場所を決めます。これはポールが刺さる点からロープの長さも加味して決めます。
上の図の青い丸印ですね。決めたらペグを4本打ち込みましょう。このペグにロープを引っ掛けます。これでタープは地面と4箇所でつながりました。写真はちょっと分かりにくい(笑) 



ここまできたら後はポールを立てるだけ。ロープの長さは適当に調整してください。あまり緩めるとペグからロープが外れるので、ポールを少しづつ垂直に近づけながらロープを少しづつ緩めて行きます。慣れると最初から必要な長さにセットできます。ここのミソは「ポールを立てるのに必要なロープ・ペグをあらかじめセットしてしまう」という点です。これにより、片方のポールだけ立てても、反対側のロープも地面につながっているのでポールが安定して地面に立ちます。


ロープが見えるように大きな写真にしました。風が強い日に撮影したのでタープが完全に水平になびいてますが、ポールは1本しかないのにタープがピンとなっていることはわかるかも。

よくブログで紹介されているやり方は、ペグを2本打って、片方のポールだけ斜めに立てるやりかたです。こんな感じ。

タープ昔の立て方

この方法だと、ロープをタープの重さで引っ張って安定させているので、風が吹いてタープが巻き上げられると倒れます。
なぜならタープの反対側が地面に結わえられていないからです。だいたい一般的なタープは、ポールの先端にロープを引っかける方式なので、ポールが立っていないとロープはうまく引っかかりません。だからロープをタープに結びつけたわけですね。これにより、ポールが両側から引っ張られることになり、安定して立てることができます。

何でこの方法を思いついたかというと、Tent-marksのTakibi TC-wingが最初からこういうつくりになっていて、最初にペグを打ってしまうと本当に簡単に建てることができたからです。これなら風が強い日でも一人でオープンタープを設営できますよ。あ、よく考えたらTent-marksのタープは全部こうなってるかも(汗


いつも読んで頂きありがとうございます♪
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村

こちらもポチッとお願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンプへ
にほんブログ村

今月のガルヴィに載っていたこの焚き火ができるウィングタープ。今日からWILD-1の印西オンラインストアで予約ができる。今年買うと限定で難燃シートが付属するのだ。数量限定なので、ほしい人はWEBへGO!!




レクタも同時に予約開始。我が家は家族会議の結果、ウィングタープを予約したぞ!

佐倉健康マラソンのレポートも書かないといけないのだが、頭のなかは完全にキャンプシーズンに突入(笑) 佐倉マラソンの前日の土曜日は何もすることがなかったので、嫁様とコースケを連れて京橋のモンベルに行ってきた♪目的は以前からの懸案のサブテントの選定。(選定記事はこちら)夏場に設営・撤収時間を短縮して、1泊のキャンプを増やそうという狙いだ。


候補としてはスノーピークのfal4もあったのだが、嫁様が実物を見てその天井の低さに「閉所恐怖症になる」とのたまい撃沈(経緯はこちら)。そんなわけで、どっちにしても買うためには実物を見るのが必須!ということに相成った。




キャンプ用品がある二階に行き、レジにいたお兄さん(実は店長さん)に「クロノスドーム4型、張ってもらえませんか?」と頼んでみる。ここの店舗は広々してるので、こういうリクエストにもすぐに対応してもらえる。写真はさすがに遠慮したのだが、張る時間は計らせてもらった。袋から出すところから計って約6分!(除くペグダウン)

早速テント内に入ってみる。フレームが中央で「バーチカルクロスシステム」とやらで接続されているため、圧迫感を感じない。嫁様も満足そうだ。ということで、購入方針に決定!いやー、長くかかった。

方針が決まったら、善は急げ。夏の賞与はまだだが、せっかく張ってもらったし、消費税も上がるので、今日買って帰ることに。ついでに専用のグランドシートも。これがあると、フライだけで建てることも可能なのだ。


帰宅したら早速リビングで試し張りだ。まずは袋に入れたままハアハアする。



グランドシートの上に中身を広げてみる。左から、ペグ、ポール、フライ、インナー。これで重量は約4kg。



時間計測しながら組み立て始める。えらくリラックススタイルなのはご勘弁を(笑)



ポールをグランドシートの四隅に差し込んで、インナーテントをぶら下げる。インナーテントだけ先に撤収することも可能だ。



吊り下げ式なので作業は早い。スリーブに差し込む方式だとこうはいかない。



インナーが釣り下がったらフライを掛けて四隅をフックで止める。



そして完成!! なんとここまで5分♪
ペグダウンを入れても10分あれば立つだろう。聞きしに勝るとはこのことだ。モンベルの店長さんも「ムーンライトも立てるのは早いですが、クロノスの方が設計が新しいのでより簡単です」と言っていた。



早速中に入ってみる。



コースケもかなり気に入ったようだ。ママも「これなら私にも立てられるかも」と前向き発言♪



さて、このクロノス4型、略してクロヨン、モンベルのHPに載っているサイズはこの通り。高さは116cmになっている。私もこれを見ていたので、嫁様にも自信を持って「クロノスなら大丈夫」とは言えなかった。しかし身長110cm弱のコースケが横に並んでみると…







クロヨンの方が遥かに高い!




背比べ用の目盛りと比べるとこの通り。
恐らく140cmはあるものと思われる。このHPの表示のせいでクロヨンが登山用の印象を持たれていると思うのだが、実際のサイズは明らかにオートキャンプ用だ。



インナーを外して広々♪



こちらが広さの秘密、バーチカルクロスシステム。詳しくはモンベルのHPで。



こちらがポールを差し込む四隅のグルメット。まずグランドシートのグルメットにポールを差し込み、その上(下?)からインナーのグルメットを差し込むと、雨の時などインナーだけ先に外せるので便利だ。




あー、ついに買ってしまったサブテント。今週末は花見キャンプなので基本はティエラなのだが、ついでにクロヨンも張ってしまいそう♪ 楽しみ~!

↑このページのトップヘ