量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ: ●読書記録(毎月のまとめ)

まったく本が読めてません。もうしばらくはこういう生活が続くか。しょうがないけど。


10月の読書メーター

読んだ本の数:6
読んだページ数:1534
ナイス数:79

永田鉄山と昭和陸軍 (祥伝社新書)永田鉄山と昭和陸軍 (祥伝社新書)感想
著者は1985年生まれ(!) なんでこんな若い人がこのテーマで、と思った。鉄山惨殺事件の経緯はよく分かる。皇道派と統制派の違いも極めてクリア。所説にとらわれない人が書くとこうなるのか。 ただ昭和天皇の描写はちょっと違和感あり。皇道派がまったく勝手に突っ走ったわけではないと思う。 ☆☆☆。
読了日:10月02日 著者:岩井 秀一郎
訣別(上) (講談社文庫)訣別(上) (講談社文庫)感想
既にボッシュは老人。ボランティアで無休刑事をする方(笑)探偵業を行っている。舞い込む依頼がシブい。そして丹念に事実を追いかけることで幸運にも恵まれ目当ての人物を探し出すが・・・ Amazon videoで公開されている最新作は本作と日本未発表編をベースにしてるらしい。確かに既視感が。下巻へ続く。☆☆☆☆。
読了日:10月09日 著者:マイクル・コナリー
訣別(下) (講談社文庫)訣別(下) (講談社文庫)感想
スッキリしたわ~。善人も出てくるし。年取ったなりの活躍ぶりで不自然さ全く無し。そのうち杖ついて出てくるかもな。☆☆☆☆。
読了日:10月09日 著者:マイクル・コナリー
旧共産遺産旧共産遺産感想
インパクトのある映像と、やや残念なキャプション。撮影者は歴史的背景をどこまで理解してこの写真を撮ったんだろうか。せめていつの時代の遺産なのかくらいは書いて欲しかった。☆☆☆。
読了日:10月13日 著者:星野藍
Uberland  ウーバーランド  ―アルゴリズムはいかに働き方を変えているか―Uberland ウーバーランド ―アルゴリズムはいかに働き方を変えているか―感想
タイトルは大げさだがUberのドライバーにインタビューした研究論文。いや、エッセイ。Uberはシェアリングエコノミーだとされているが、実際にはドライバーはシェアされず専有されるという論。同じ話が繰り返し出てくるので読むのが辛い。☆☆。
読了日:10月14日 著者:アレックス・ローゼンブラット
逆襲される文明 日本人へIV (文春新書)逆襲される文明 日本人へIV (文春新書)感想
塩野七生氏によるエッセイ。割と最近の作品が入っているが今からみると不用意に阿部首相を礼賛していたりしている。ただ、氏の目線は多くの歴史事象を眺めてきたものなので当然一つの意見として受入れられるべきなのに、なんだか日本の空気はおかしい。☆☆☆☆。
読了日:10月24日 著者:塩野 七生

読書メーター

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10冊も読めていないということは本当に忙しかったんでしょう。ページ数も3千ページちょっと。心に響いたのは、小説としてはあれだったけど内容的には「沈黙する教室」の事実としての存在感が胸に響いた。

もちろん日本でもあるんですよ。思想的に「それを言ったらやばい」っていうようなことが。特に企業社会。その観点で、ちょっとしたことで一族が国を離れなければならなくなったというのが、ものすごく身近な物語として伝わってきた。

ちょっとした一言で上司の機嫌を損ねて会社で居場所がなくなるなんていうこと、読者諸君でもあるんじゃないですか?そう思うとこれは別に遠い世界の話ではないと思った。そういうことを考えると、昨今のハラスメントつぶしの風潮、悪くない。


9月の読書メーター

読んだ本の数:9
読んだページ数:3230
ナイス数:75

地図で楽しむすごい千葉地図で楽しむすごい千葉感想
千葉は見るところいっぱいある。あとは本に結論まで書かれていないので見に来たくなるのもミソ。ただし千葉県民限定かな。☆☆☆。
読了日:09月02日 著者:都道府県研究会
沈黙する教室 1956年東ドイツ—自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語沈黙する教室 1956年東ドイツ—自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語感想
休暇だったので一気読み。ベルリンの壁の前なので割と簡単に西に逃れられたんですね。しかしナチス以後であってもこの同じように重苦しい空気。密告を当然とするのは国民性なのか。さらに何度も示唆されているがクラスにスパイはいたのか。当時の教師たちとの対話が再開したのは救い。何よりもクラスの結束、純粋さが素晴らしい。☆☆☆☆。
読了日:09月02日 著者:ディートリッヒ・ガルスカ
ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)感想
確かに気味の悪い話。丸2日間も自分を狙う殺人犯と同じ部屋に起居していたら・・・ しかしこういうサイコなサスペンスもそろそろネタが切れてきたのでは。と思うのは行きつくところが破滅しかないからか。☆☆。
読了日:09月04日 著者:ピーター・スワンソン
レパード 上 闇にひそむ獣 (集英社文庫)レパード 上 闇にひそむ獣 (集英社文庫)感想
とにかく痛そうな描写が続くのは相変わらず。これもハリー。☆☆☆☆。
読了日:09月08日 著者:ジョー・ネスボ
レパード 下 闇にひそむ獣 (集英社文庫)レパード 下 闇にひそむ獣 (集英社文庫)感想
冒頭に登場した拷問具にやはりハリーもかけられた。どうやって脱出するのか。これがまた実に痛そう。そもそも前作で指一本無くしているハリー。痛いの嫌い。☆☆☆☆。
読了日:09月08日 著者:ジョー・ネスボ
イスラム最終戦争 2 (新潮文庫)イスラム最終戦争 2 (新潮文庫)
読了日:09月15日 著者:マーク グリーニー
PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話感想
確かにスティーブジョブズの伝記でもここまでピクサーの事は詳しく書かれていないので面白かった。でもピクサーが競争力を維持している仕組みは分かったのだが、その創造力のコアになる人材がどういう人なのかは分からない。そこはちょっと残念。☆☆☆。
読了日:09月16日 著者:ローレンス・レビー
イスラム最終戦争 3 (新潮文庫)イスラム最終戦争 3 (新潮文庫)感想
感想は4巻で。☆☆☆。
読了日:09月19日 著者:マーク グリーニー
イスラム最終戦争 4 (新潮文庫)イスラム最終戦争 4 (新潮文庫)感想
マークグリーニーのジャックライアンシリーズ最終作。単なるサイバー戦争だけでなく、SNS時代ならではのソーシャライズまで含めるところはさすが。これが現実のものとならなければ良いが。時代を先読みする力はクランシー譲りですね。これで終わるのが残念だ。グレイマンシリーズを読もう。☆☆☆☆。
読了日:09月19日 著者:マーク グリーニー

読書メーター

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休みが長かった割にはページ数が伸びなかった。そんな中でも同学年の岩間陽子先生による「ドイツ再軍備」は読み応えあり。これが25年前の著作でこれ以降はこの分野の本はほとんどない。これだけ憲法9条問題が騒がしいのに同じ立場にいる(いた)ドイツが軍備をどうやって備えるに至ったのか誰も興味ないんだろうか。

欧州の歴史においてドイツはたびたび戦争を起こしてきたいわば「前科者」。彼らに再び武器を与えるに際し周辺国がどのように反応しどのように納得していったかには学ぶものが多いはずなのだが。1950年代のドイツのNATO加盟の直前には欧州政治統合を前提にしたEDCなる軍事条約が議論されていたのは興味深い。

前提をかなり省略すれば、欧州におけるNATOがアジアにおける日米安保条約ならば、安保条約での集団安全保障を前提にしてしか軍備は認められなくなるはず。ああ、このどこにも出口の無い結論にしかならないから参考にされないのかも(笑)

ただよくある「ドイツは何度も憲法改正している(から日本も憲法を改正しても構わない)」というのは、いかにも美味しいところどりであることも分かります。だれか日独比較論を書いてくれないだろうか。


8月の読書メーター

読んだ本の数:16
読んだページ数:5895
ナイス数:64

140字の戦争――SNSが戦場を変えた140字の戦争――SNSが戦場を変えた感想
ウクライナとかイスラエル国防軍とかやや特定の立場からの見方であるところが気にならないではないが、かつてのセルビア紛争でもあったように国際世論を味方に付けなければ戦争続行は困難な状況になっていることがよく分かる。普通の国ならば軍隊を持っていても侵略戦争などできない。だからいかに自国を守るかということが大事なわけだ。この中心線がズレていると議論にならない。☆☆☆。
読了日:08月12日 著者:デイヴィッド パトリカラコス
欧州開戦 1 (新潮文庫)欧州開戦 1 (新潮文庫)
読了日:08月12日 著者:マーク グリーニー
欧州開戦 2 (新潮文庫)欧州開戦 2 (新潮文庫)
読了日:08月12日 著者:マーク グリーニー
欧州開戦 3 (新潮文庫)欧州開戦 3 (新潮文庫)
読了日:08月12日 著者:マーク グリーニー
欧州開戦 4 (新潮文庫)欧州開戦 4 (新潮文庫)感想
並行して「教皇暗殺」を読んでいるが、ジャック・ライアン・ジュニアが登場するほうが断然面白いな。そしてマークグリーニーもなかなかやります。レッドストームライジングを思わせる展開。次がマークグリーニーの最終作らしい。☆☆☆。
読了日:08月12日 著者:マーク グリーニー
機密奪還(上) (新潮文庫)機密奪還(上) (新潮文庫)
読了日:08月12日 著者:マーク グリーニー
機密奪還(下) (新潮文庫)機密奪還(下) (新潮文庫)感想
ジャックライアンジュニアのイトコのドミニクカルーソースピンアウト版。これもマークグリーニーが読ませる。☆☆☆。
読了日:08月12日 著者:マーク グリーニー
教皇暗殺〈1〉 (新潮文庫)教皇暗殺〈1〉 (新潮文庫)
読了日:08月12日 著者:トム クランシー
教皇暗殺〈2〉 (新潮文庫)教皇暗殺〈2〉 (新潮文庫)
読了日:08月19日 著者:トム クランシー
教皇暗殺〈3〉 (新潮文庫)教皇暗殺〈3〉 (新潮文庫)
読了日:08月19日 著者:トム クランシー
教皇暗殺〈4〉 (新潮文庫)教皇暗殺〈4〉 (新潮文庫)感想
やたらと登場人物のモノローグが多い。ぱっと見フリーマントルかルカレみたい。これはクランシーがそういうスパイものを書きたかったんだろうか。イデオロギーに関するつぶやきも相当に多かった。自分の内面の総決算だったのかも。あるいはチャレンジ。☆☆☆☆。
読了日:08月19日 著者:トム クランシー
ドイツ再軍備 (中公叢書)ドイツ再軍備 (中公叢書)感想
日本の自衛隊を考える時に同じ敗戦国であるドイツのことを何も知らないことに気付いて30年前に書かれたこの本を読んでみた。ドイツは日本よりももっと軍部(ヒトラー)の暴走が激しかったので周辺国からの抵抗も相当だったようだがアメリカも加わってNATOの枠組みを作ることでドイツが冷戦の盾になり再軍備へと至った。冷戦が無ければ再軍備は無かったのではと思わせられる。じゃあ今のアジアで共有できる危機ってなんだ。その必然性が無ければアジア諸国は憲法修正を受け入れない気がする。周辺国の理解は重要。☆☆☆☆☆。
読了日:08月24日 著者:岩間 陽子
雪の階 (単行本)雪の階 (単行本)感想
226事件では青年将校たちは本当は何のために蹶起したのか、という仮説に立った小説。しかしストーリーは終始軍とは離れた所で進行するので、226へのつながりが分かるのは終盤になってから。600ページ弱もの大部ならもっと軍の内部でのストーリー展開もありえたのではないだろうか。スケール感を感じないのはそのせいか。ヒロインが突如淫乱になる展開も不可解。書きぶりが重厚なだけにその辺が残念。☆☆。
読了日:08月27日 著者:奥泉 光
イスラム最終戦争 1 (新潮文庫)イスラム最終戦争 1 (新潮文庫)感想
マークグリーニー最終作らしい。ライアンシニアが偉くなってしまったので息子が活躍するのを見るのは本当に楽しい。☆☆☆。
読了日:08月28日 著者:マーク グリーニー
愛国者のゲーム〈上〉 (文春文庫)愛国者のゲーム〈上〉 (文春文庫)感想
最新のシリーズを読んでいてふと最古のエピソードを読みたくなった。☆☆☆☆。
読了日:08月30日 著者:トム・クランシー
愛国者のゲーム〈下〉 (文春文庫)愛国者のゲーム〈下〉 (文春文庫)感想
やっぱりバランスの取れた作品。テクノスリラー、スパイアクションに王室ネタが重みを加えている。何でも正直なライン案のキャラクターもスパイものとしては当時は新鮮だっただろう。☆☆☆☆。
読了日:08月31日 著者:トム・クランシー

読書メーター

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海外出張があると時差ボケもあってなかなか固い本が読みにくい。そんな中でようやく図書館の順番が回ってきた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」。中世の人の伝記ってあやふやなところが多いが、作者はあの「スティーブ・ジョブズ」の伝記を手掛けたウォルター・アイザックソン。現存するレオナルドのメモを徹底的に集めて分析して、そこに書かれたことに基づいてこの本を書いたそうです。

読んでいて思うのはあの「モナリザ」って、伊達に名画って呼ばれているわけではないんだということ。絵画についてはまったく知識がありませんでしたが、才能もさることながら技術力が重要なんだってことがよく分かりました。特に、光線に対してそれをどう表現するのかということと、被写体である人体が生物としてどう反応するのかというところまで踏み込んだ描写。これはアートというよりはサイエンスですね。

でも惜しむらくは何年か前の日経新聞日曜版にも掲載されていた「アンギアーリの戦い」。レオナルドの才能でもってこのニヒルな世界を描いたらどうなるのかは是非とも観てみたい気がします。噂ではフィレンツェのヴェッキオ宮殿のどこかの壁の中だか壁画の裏側に埋められているという説もあるらしく、近い将来に観られるのではないかと期待しております。

7月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4629
ナイス数:68

米中開戦 1 (新潮文庫)米中開戦 1 (新潮文庫)感想
しかし自ら書いているように、大統領の息子が秘密工作員ってありえないよな。誰かが「あ!ジャックジュニア!」って叫んだら終わりじゃん。まあいいけど。ただ工作員としての資質が一部大統領の家族であったゆえになっているのはちょっといただけない。設定を楽しむ小説ですから。☆☆☆。
読了日:07月02日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 2 (新潮文庫)米中開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 3 (新潮文庫)米中開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米中開戦 4 (新潮文庫)米中開戦 4 (新潮文庫)感想
やはりデビュー作のレッドストームライジング以来、軍隊の正規戦での作戦行動を描かせるとピカイチですね。前作は隠密行動が多かったので久々にクランシー節を読んだ気がする。
読了日:07月07日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
鳥肉以上,鳥学未満.鳥肉以上,鳥学未満.感想
著者がラジオに出演していたので軽い気持ちで読み始めたが相当に深い。と言っても興味が無いとまったく響かないがw ヤゲンが人間で言うと肋骨の真ん中にあるあれと同じだというのは、触った感触で以前から思っていた。☆☆
読了日:07月19日 著者:川上 和人
米露開戦 1 (新潮文庫)米露開戦 1 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 2 (新潮文庫)米露開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 3 (新潮文庫)米露開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
米露開戦 4 (新潮文庫)米露開戦 4 (新潮文庫)感想
30年前と現代を行ったり来たり。クランシーには久しぶりのオールドスタイルのエスピオナージ物。ちょっとだけルカレを思わせる香り。米中、米露、米朝と続くわけだがそれほど荒唐無稽でもないんだよな。☆☆☆。
読了日:07月19日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
レオナルド・ダ・ヴィンチ 上レオナルド・ダ・ヴィンチ 上感想
スティーブジョブズの伝記を書いた人によるレオナルドダヴィンチ伝。時系列で誰にあって誰に影響を受けたのかが淡々と書かれている。メモを取りながら読むのがお勧め。☆☆☆☆。
読了日:07月24日 著者:ウォルター アイザックソン
米朝開戦 1 (新潮文庫)米朝開戦 1 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 2 (新潮文庫)米朝開戦 2 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 3 (新潮文庫)米朝開戦 3 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
米朝開戦 4 (新潮文庫)米朝開戦 4 (新潮文庫)感想
「開戦」シリーズと言って良いのか。世界にこんなに戦争があふれていたら金融市場とかめちゃくちゃになりそうなもんだが。クランシーはこれが最後だったのかな? お疲れ様でした。☆☆☆。
読了日:07月24日 著者:マーク グリーニー
レオナルド・ダ・ヴィンチ 下レオナルド・ダ・ヴィンチ 下感想
この作家のすごいところはスティーブジョブズとレオナルドダビンチに対する距離感が全く変わらないように読めるところ。そして時系列ってやっぱり素晴らしい。最後の晩餐、岩窟の聖母、モナ・リザ、アンギアーリの戦い。自分が死ぬまでにアンギアーリの戦いが発見されることはあるんだろうか。あの完成形は凄いんだろうな。直にみてヒリヒリしたい。このイマジネーションを掻き立ててくれる凄い本でした。☆☆☆☆☆。
読了日:07月31日 著者:ウォルター アイザックソン

読書メーター

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久々に5千ページに到達せずでした。6月は専ら資格の勉強と英語のヒアリング練習に時間を割いてましたね。これはしばらくこんな感じが続きそうです。この中でも、やはり原武史が面白い。自分より2歳年上なだけなので見ている風景はほぼ同じ。それで皇室のこととか日教組のこととか書かれると俄然のめり込む。

「滝山コミューン1974」はリアルでしたね。この時代感は映画やドラマを見てもなかなか出てこない。しかしそういう目で振り返ってみると、光瀬龍とかの学園ものSFってこういう空気を帯びてたな~。1974というよりは「1984」って感じだよな。


6月の読書メーター

読んだ本の数:10
読んだページ数:3421
ナイス数:85

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。感想
三浦しをんの発言が結構保守によっているのでどうしても途中三浦瑠璃の顔が浮かんでしょうがなかった。いや、そんな本は読まないが。やっぱり原先生希少価値高し。詰め将棋見てるみたい。この三島由紀夫論は本当に面白い。そこに突っ込む三浦しをんもいい。原武史の一連の本を読んでから読むとなおさら最高だ。☆☆☆☆☆。
読了日:06月04日 著者:原 武史,三浦 しをん
ハンターキラー 潜航せよ〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)ハンターキラー 潜航せよ〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)感想
大統領の救出劇が荒唐無稽すぎる。いくらSEALSでもその計画はないだろう。他のアクションものを読んできた目には地上戦パートがいかにも荒っぽい。一方で後半の潜水艦戦はさすが元潜水艦長だけあってリアリティを感じる。知らんけど。もっともっとギリギリ感を研ぎ澄まして、些細なことが生死にかかわるという表現をしないと映画ではよくても小説では辛いな。☆☆。
読了日:06月06日 著者:ジョージ・ウォーレス,ドン・キース
〈女帝〉の日本史 (NHK出版新書 529)〈女帝〉の日本史 (NHK出版新書 529)感想
基本は前著の「皇后考」に中韓の女帝史と将軍家の女性の存在を追加した内容。皇太子の母が権力を持ちすぎるため、徳川家では社会的地位の低い生母が用いられたという、まさに生む機械。この空気の中では女系天皇は生まれえない。こういう歴史観もあるんだな。権力は集中されるので政治的には確かに安定する。☆☆☆。
読了日:06月16日 著者:原 武史
デッド・オア・アライヴ〈4〉 (新潮文庫)デッド・オア・アライヴ〈4〉 (新潮文庫)感想
「ライアンの代価」を読んでいてその前のストーリーが分からなくなったので4巻だけ読んだ。こんなに有名なシリーズなのに図書館には4巻目しかなかった。やっぱり最近の軍事スリラーと比べてもさすがにクランシーは細部の描写が凄いな。☆☆☆。
読了日:06月16日 著者:トム クランシー,グラント ブラックウッド
ライアンの代価〈3〉 (新潮文庫)ライアンの代価〈3〉 (新潮文庫)感想
このブルージェハリファから落ちるアクションはMI4とどっちが先か。マークグリーニーがアクション担当になって細部が良くなったな〜。特に近接戦闘。⭐︎⭐️⭐️
読了日:06月17日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
ライアンの代価〈4〉 (新潮文庫)ライアンの代価〈4〉 (新潮文庫)感想
最後は核爆弾の停止で終わるのもMI6みたい。まあこの領域はどれも同じような筋書きになってしまいますね。でも世界情勢の見方がしっかりしてるので、いくらマンネリでも面白い。⭐️3つだけど。
読了日:06月17日 著者:トム クランシー,マーク グリーニー
国際テロ〈上〉 (新潮文庫)国際テロ〈上〉 (新潮文庫)感想
ジャックライアンの息の掛かった"キャンパス"設立のお話なんだが、作者が米国の情報機関に対して抱いている不満をここでぶちまけたというところか。あとはテロの親玉とライアンジュニアの独白が長い。いつになく内省的なお話になっている。☆☆☆。
読了日:06月27日 著者:トム クランシー
昭和天皇 (岩波新書)昭和天皇 (岩波新書)感想
改めて読むと天皇の戦争責任についてかなり正面から取り上げている。天皇が兄弟げんかをするのは今に始まった話ではないのだな。生前譲位に対して作者がネガティブな意識をもつ理由はこの辺だろうか。☆☆☆☆。
読了日:06月27日 著者:原 武史
国際テロ〈下〉 (新潮文庫)国際テロ〈下〉 (新潮文庫)感想
ただ淡々とテロリストを殺戮していく。やはり作者がかなりいろんな思いを込めてしまっている気がする。これではキャンパスは殺し屋集団ではないか。本作を読んだ人が作者の引退を予感したのも無理はない。次作ではかなり立て直されるようである。☆☆。
読了日:06月27日 著者:トム クランシー
滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)感想
自分の小学生時代と照らしてリアルすぎて嫌になるが、作者は冷静に当時の背景を描く。日本の教育が歪んでいった典型がここにあるのではないか。やってることはまさに子供による政治。☆☆☆☆。
読了日:06月29日 著者:原 武史

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