(前編より続く)
そしていよいよスタート召集。ランで負けるつもりはないので、前から3列目に陣取る。悶さんも隣だ。そしてついにスタート!!
みんな凄い勢いで駆け出す。あっという間に真ん中位まで順位が下がった。まあいいのだ。最初は速くても、4.5kmをキロ4分で通せる奴はそんなにはいない。どうせ落ちてくる。と言いながら、自分もキロ4分半からペースが上がらない。練習の疲れが溜まっている感じだ。今週すでに50km走ってるからしょうがない。3周目は結構抜き返せた気がする。
第一ランは20分以内が目標だったが、結局20分10秒でトランジションエリアへ。慌てると間違えるので落ち着いて、と心の中で呟きながらまずシューズを履き替える。ヘルメットをかぶりストラップを留める。自転車を出して押す。手袋はランの時から自転車用だ。コースに入って邪魔にならないところまで押してからサドルにまたがる。
コースは左回り。スタートから緩やかな下り坂で、サッカー場を回り、小さく左カーブのあとマイナス5度で豪快に下っていく。野球場手前の大きな右カーブの頂点がコースの最下点で、少し登った後に野球場を小さく回る。そしてゴールライン前の登り坂。
先頭集団はスクーターに先導されていて、スクーターがクラクションを鳴らしながら走っているので聞こえたらインコースに避けなければならない。それにしても凄いスピードだ。その後ろから第2集団もどんどん抜いていく。登り坂も凄い勢いだ。自分はというと、ラップ3分フラット、つまり30kphちょうどで周回していく。
10ラップ目を過ぎた頃から、心なしか他の競技者のペースが落ちてきて、自分でも何人か抜くことができた。特に最下点を過ぎた小さな登りが抜き所。その直後の小さな登りの手前からしっかり踏んで、うまくラインを選ぶと気持ちよく抜けた。ペース配分には自信がある(笑) 最後の登りは毎周ダンシングしたが、意外とダメージはなかった。
最後の4ラップくらいは、赤いジャージを着たおじさんと抜きつ抜かれつを延々繰り返した。向こうも相当意識してたと思うな~。でも後でゼッケンを調べたら何と62歳の方だった。自転車が高級そうだったとはいえ凄い♪ ちなみに悶さんには3回抜かれました(笑)
そして第2ランへトランジット。予想通り自転車は狭くて置きにくかったが、隣のバイクに当たらないよう慎重に。そしてエイドで水分を補給しコースへ復帰。いやー、脚が鉛みたいに重い!とにかくストライドを小さくピッチを速く。なんとかキロ4分50位を維持。このくらいでも前を行くランナーを次々捉えられた。
そしていよいよ最終ラップ。先にゴールした悶さんが「キミ兄、ガンバ‼︎ あと何周!?」と声を掛けてくれたので「後1周!! 写真撮って!」と叫ぶ。すると反対側の土手の下まで降りてきて撮ってくれたのがこれ。いい写真です
ここまで来ると後は最後の登りだけ。また悶さんから「追いつける!抜けるよ‼︎」と声が掛かる。頑張ってまず1人、続いてもう1人、最後の直線で抜かせてもらった。
もう必死(笑)
それにしてもいい写真を撮ってもらった。悶さんに感謝。応援されやすいハンドルネームに変えといてよかった(笑)
そして無事ゴール‼ タイムは1:45:15!男子126人中62番!
いやー、無事ゴールできて良かった! 一応サラリーマンなので、年度末のこの時期の怪我はご法度なのだ。実はレース前日はそのことばかり心配していた。
そして感想。これはいつも走っているマラソン大会とは別の種類の競技だ。何が違うかといえば、戦う相手が違う。マラソンは自分の記録が相手だが、デュアスロンは前を行く競技者が相手だ。相手に追いつくために、自分の限界に挑戦し、恐怖心に打ち勝とうと思える。いま思い出してもあのワクワク感が蘇ってくる。これはマラソンにはない楽しさだ。
また自分の自転車の車重(9kg台)や、最近の自転車トレーニング量(今年の走行距離は200km)でも、それなりに戦えることが分かったのは収穫だった。高級そうな自転車を抜いていくのは気持ちE!!(笑)
一方で反省も。ランについては疲労ピークだったのでこんなものだろうと思うが、バイクについては改善の余地がある。①せっかく習得した「お尻の重さまで乗せるペダリング」が全く実践できていなかった。②下りはひとえにスピードにビビって踏み込めていなかった。登りを速くするより下りを速くする方が楽なはず。もっとスピードに慣れよう。
それからレースとは直接関係ないが、テントに戻ってきたらチェアが畳まれていた。風で倒れたようだ。これはキャンパーとして恥ずかしい。畳んでから、またはペグダウンしてからテントを離れるべきだった。畳んでくれた方、ありがとうございました。
佐倉マラソンに向けて体に刺激を入れるつもりでエントリーしたデュアスロンだったが、どうやら心にも強い刺激が入ったようだ。この大会を教えてくれた悶さん、ありがとう! 関西に行っても頑張って!
そしていよいよスタート召集。ランで負けるつもりはないので、前から3列目に陣取る。悶さんも隣だ。そしてついにスタート!!
みんな凄い勢いで駆け出す。あっという間に真ん中位まで順位が下がった。まあいいのだ。最初は速くても、4.5kmをキロ4分で通せる奴はそんなにはいない。どうせ落ちてくる。と言いながら、自分もキロ4分半からペースが上がらない。練習の疲れが溜まっている感じだ。今週すでに50km走ってるからしょうがない。3周目は結構抜き返せた気がする。
第一ランは20分以内が目標だったが、結局20分10秒でトランジションエリアへ。慌てると間違えるので落ち着いて、と心の中で呟きながらまずシューズを履き替える。ヘルメットをかぶりストラップを留める。自転車を出して押す。手袋はランの時から自転車用だ。コースに入って邪魔にならないところまで押してからサドルにまたがる。
コースは左回り。スタートから緩やかな下り坂で、サッカー場を回り、小さく左カーブのあとマイナス5度で豪快に下っていく。野球場手前の大きな右カーブの頂点がコースの最下点で、少し登った後に野球場を小さく回る。そしてゴールライン前の登り坂。
先頭集団はスクーターに先導されていて、スクーターがクラクションを鳴らしながら走っているので聞こえたらインコースに避けなければならない。それにしても凄いスピードだ。その後ろから第2集団もどんどん抜いていく。登り坂も凄い勢いだ。自分はというと、ラップ3分フラット、つまり30kphちょうどで周回していく。
10ラップ目を過ぎた頃から、心なしか他の競技者のペースが落ちてきて、自分でも何人か抜くことができた。特に最下点を過ぎた小さな登りが抜き所。その直後の小さな登りの手前からしっかり踏んで、うまくラインを選ぶと気持ちよく抜けた。ペース配分には自信がある(笑) 最後の登りは毎周ダンシングしたが、意外とダメージはなかった。
最後の4ラップくらいは、赤いジャージを着たおじさんと抜きつ抜かれつを延々繰り返した。向こうも相当意識してたと思うな~。でも後でゼッケンを調べたら何と62歳の方だった。自転車が高級そうだったとはいえ凄い♪ ちなみに悶さんには3回抜かれました(笑)
そして第2ランへトランジット。予想通り自転車は狭くて置きにくかったが、隣のバイクに当たらないよう慎重に。そしてエイドで水分を補給しコースへ復帰。いやー、脚が鉛みたいに重い!とにかくストライドを小さくピッチを速く。なんとかキロ4分50位を維持。このくらいでも前を行くランナーを次々捉えられた。
そしていよいよ最終ラップ。先にゴールした悶さんが「キミ兄、ガンバ‼︎ あと何周!?」と声を掛けてくれたので「後1周!! 写真撮って!」と叫ぶ。すると反対側の土手の下まで降りてきて撮ってくれたのがこれ。いい写真です
ここまで来ると後は最後の登りだけ。また悶さんから「追いつける!抜けるよ‼︎」と声が掛かる。頑張ってまず1人、続いてもう1人、最後の直線で抜かせてもらった。
もう必死(笑)
それにしてもいい写真を撮ってもらった。悶さんに感謝。応援されやすいハンドルネームに変えといてよかった(笑)
そして無事ゴール‼ タイムは1:45:15!男子126人中62番!
いやー、無事ゴールできて良かった! 一応サラリーマンなので、年度末のこの時期の怪我はご法度なのだ。実はレース前日はそのことばかり心配していた。
そして感想。これはいつも走っているマラソン大会とは別の種類の競技だ。何が違うかといえば、戦う相手が違う。マラソンは自分の記録が相手だが、デュアスロンは前を行く競技者が相手だ。相手に追いつくために、自分の限界に挑戦し、恐怖心に打ち勝とうと思える。いま思い出してもあのワクワク感が蘇ってくる。これはマラソンにはない楽しさだ。
また自分の自転車の車重(9kg台)や、最近の自転車トレーニング量(今年の走行距離は200km)でも、それなりに戦えることが分かったのは収穫だった。高級そうな自転車を抜いていくのは気持ちE!!(笑)
一方で反省も。ランについては疲労ピークだったのでこんなものだろうと思うが、バイクについては改善の余地がある。①せっかく習得した「お尻の重さまで乗せるペダリング」が全く実践できていなかった。②下りはひとえにスピードにビビって踏み込めていなかった。登りを速くするより下りを速くする方が楽なはず。もっとスピードに慣れよう。
それからレースとは直接関係ないが、テントに戻ってきたらチェアが畳まれていた。風で倒れたようだ。これはキャンパーとして恥ずかしい。畳んでから、またはペグダウンしてからテントを離れるべきだった。畳んでくれた方、ありがとうございました。
佐倉マラソンに向けて体に刺激を入れるつもりでエントリーしたデュアスロンだったが、どうやら心にも強い刺激が入ったようだ。この大会を教えてくれた悶さん、ありがとう! 関西に行っても頑張って!