といってもあの双子の兄弟ではない(笑)
先日、社内のゴルフコンペがあり、キミ兄も不承不承参加してきた。ゴルフなんて金ばかりかかるのであまり好きじゃないんだが、立場的にやむを得ず。

ラウンドが終わったあとの懇親会で、普段話す機会のない偉い人が突然「私はスポーツは色々やるが、走るのだけは理解できん」とのたまわった。とっさのことで反応できず、そのまま場は次の話題に。あとで「こう言えば良かった」と後悔しきり。

人が長距離を走ると脳内に麻薬物質が分泌され、いわゆるランナーズハイの状態になる。これが人がマラソンを走る大きな動機になっているのだが、ではなぜ人間の体はそうなっているのか。実は遠い人間の祖先にその秘密があった。

人はかつては狩猟・採集により生きていた。石器時代以降は道具も使ったが、人の狩りにおける武器はその持久力。何十人もの狩りの部隊を作って、何十時間も獲物を追い続けることもあったようだ。

その結果、長距離走の苦痛を脳内麻薬物質でごまかせる、持久力の強い者が生き延びることになり、その結果多くの人が遺伝的に長距離走でハイになることができるようになったわけだ。つまり人のマラソン好きは、原始時代の名残なのだ。

だから長距離走でハイになれないあなたの祖先は、狩猟じゃなくって採集民族だったのでは?だから木の実が好きなんですね!と言ってやればよかったか。いや、そんなことは口が裂けてもいえません(笑)

と、ここまで書いて、これって「BORN to RUN」の受け売りじゃん、と我ながらあきれたぜ(笑)
えっ、初めて聞いたよ、という人はこちらをお読みください♪

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
(2010/02/23)
クリストファー・マクドゥーガル

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大会のスタート前のあの緊張感は、きっと体の中の遺伝子の記憶が昔の狩りを思い出しているからに違いない、と思うキミ兄でした。そうおもうと一層ワクワクしてきませんか?

いつも読んでいただいてありがとうございます。
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