量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ:●RUN&RIDE > 2015館山若潮マラソン

大会レポにも多くのコメントありがとうございました。私のブログ村生活のハイライトって感じで(笑)

明日は東京ベイ浦安シティマラソン。でもシティハンターは来ません(笑) 私は10kmの部に参加。10kmのベストタイムは42:29(2014谷川真理10K)ですが、実はコースが短かった!ので、43分切りをまずは目指します。ということはキロ4:18以内。

そんなことよりも、早く家に帰って速報を待たねば!!

さて、そもそもサブ3.5を狙うと言っておきながら、なんで若潮に出場したのか。理由は一応あります。

①地元だから
なんとなく、千葉県内の大会を優先している。なんたって千葉県民ですから♪
自分は外泊が苦手。これまで大会で前泊したのは昨年のツールドつくばのみ。それは一緒に出る友人と一緒にキャンプしたかったから。

②去年参加して負けた気がしたから
去年参加したとき、タイムもさることながら、全然思い通りじゃなかった。苦しいばかりだった。タイムよりも、思った通りのレース運びをしてみたかった。
ついでに言うと0次予選が苦手。なのでつくばじゃなくて大田原に出ました。こうなってくると、毎年大会が固定になりそう…

③ワイルドだから
②と似てますが、このコースはタイム狙いじゃない。それよりもコースとの戦いで充実感を得る大会。トレランに似てるかも。
坂の厳しい大会に出る→自分のたくましさを認識する→飼い犬じゃない自分を認識する
というとちょっと大げさですが、マッチョな気分になれます♪

それから書き忘れていたのですが、今回心がけたことがひとつ。
それはとにかく力まないこと。リラックスして走ること。体のバネを使わないこと。
力みが後半の失速につながっている気がしたので、かなり気をつけてスタートした。
効果のほどは不明だが。



それから、大会の数日前に少し気分がいい出来事があった。これで気持ちよく大会に臨めた。

会社の偉い人でランニング嫌いな人がいる。以前目の前で「ランニングやる奴の気がしれん」と言われてひとことも返せなかったことがあった。

先週、新年会があって、何故か一言求められた私の同僚。立ち上がって一言。

「○○さんは余りお好きじゃないようですが、実は私の趣味はランニングです」

一瞬静まる会場。

「本日はあえてランニングについて語ってみたいと思います。まずは数字から」

一同爆笑。つかんだ!!(笑)

なにせみんな普段から数字で語る仕事をしているので、数字が大好き。

彼はすかさずポケットからメモを取り出す。後は読むだけ。

「日本のランニング人口は笹川財団の2013年の調査によれば1千万人、同年のレジャー白書では2千3百万人」

おおー! どよめきが上がる。いかにも精緻だ(笑)

「どうしてこんなにみんなランニングが好きなのか。それは人類の進化に関係があります」

ふむふむ。みんなうなずいている。

「原始時代に人間がまだ猿人と呼ばれていたころ、地上におりた人間は狩を覚えました」

ん?なんか聞いたことあるぞ・・・

「それによりたんぱく質の摂取量が急激に増え、脳の発達に寄与しました。それが人間と他の動物を差別化したのです」

・・・・・・・

「ではなぜ脚も速い力も強い動物を人間が狩ることができたのか。」

こ、これは・・・

「それは人間が何百人のチームで長時間動物を追い回す戦術を採用したからです」

これって「BORN TO RUN」じゃないか!?

「人間は長距離走に掛けてはほとんどの動物を上回るのです」

ていうか、俺が教えた内容じゃん!

「これにより人間は長距離走に強い遺伝子を残すようになったのです」

一同、おおー!と感嘆の声。

「もちろん、子作りが好きな遺伝子には負けますけどね!」

一同大爆笑!! 

負けた。完全にやられたよ・・・・
ちゃんと親父たちの好きなエロスも織り込んでいる。
完全に俺の負けだ。

いや、しかしお偉方にランニングのすばらしさを伝えたと言う彼の功績は大きい。
ここは男らしく感謝すべきだ。
俺もいつのまにかみんなと一緒に盛大に拍手を送っていた。
彼もうれしそうにみんなから注がれた酒を飲んでいる。その後、彼は偉いさんと楽しそうに最近読んだ本の話などしながら談笑…





はっと気がつくと、自宅のソファで眠りこけていて、夜中に目が覚めた。
宴会の途中から記憶がない。しかもスーツのまま。
とりあえずシャワーをあびなきゃ。と思って着替えようとするとスーツのポケットに紙が。



「日本のランニング人口 笹川財団2013年調査 1000万人」



????





謎は深まるばかりだ・・・・・





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その1はこちら → 【大会レポ】館山若潮マラソン(その1)【サブ3.5への想い】
その2はこちら → 【大会レポ】館山若潮マラソン(その2)【撃沈上等!】

さあ、いよいよゴール。自己賛美の回ですよ(笑)

ペースが落ちてきたのが35km。ここまでくると、とにかく残り距離と残り時間を一生懸命計算。この時点でキロ5ペースより5分近い貯金ができていた。そうするとガーミンの距離の誤差300m=1分半を入れても、まだ3分以上余裕がある。でも大田原では最後キロ6まで落ちたこの脚。残り距離を考えると油断はできない。

特にきつかったのは海岸に戻ってからの36kmあたりの登り。ここでついに脚が力を使い果たし、回復しなくなってきた。とにかく体幹を意識して、フォームが崩れないよう、力任せにならないよう気をつける。そして残り3kmへ。この時点で3時間11分くらいだったと思う。キロ6でもサブ3.5いける状況だ。でももう脚はいっぱいいっぱい。キロ5を維持して走っているのが信じられない。給水もパスしてとにかくペース維持を図る。

(35-40km)25:18/3:13:45(4:55,5:09,5:01,4:59,5:14)

そして最後の橋が見えてきた!ここまできたらもう安心。時計はまだ3時間26分台。そして最後のグランドを横切りゴール!ゴールとともに雄叫び!!


と思ったが、一応ストップウォッチを止めてから雄叫び!!(笑)
ああ、俺って小市民・・・

(40-42.45km)13:18/3:27:03(5:21,5:22,2:30)

タイムを改めて並べてみる。
(0-5km)24:36/24:36(5:14,4:48,4:49,4:51,4:54)
(5-10km)24:09/48:45(4:53,4:46,4:50,4:50,4:50)
(10-15km)23:36/1:12:21(4:54,4:52,4:36,4:42,4:32)
(15-20km)23:51/1:36:12(4:47,4:39,4:45,4:52,4:48)
(20-25km)24:05/2:00:17(4:48,4:47,4:46,4:48,4:56)
(25-30km)23:47/2:24:04(4:45,4:45,4:45,4:56,4:35)
(30-35km)24:23/2:48:27(5:19,4:40,4:42,4:48,4:55)
(35-40km)25:18/3:13:45(4:55,5:09,5:01,4:59,5:14)
(40-42.45km)13:18/3:27:03(5:21,5:22,2:30)

グロス3:28:21 ネット3:27:03 平均4:52/km
前半1:42:56 後半1:44:14      ← 見事なイーブンペースと呼んでくれ!

実はもっとこみ上げてくるかと思ったのだが、やはり最後の3kmくらいのハラハラドキドキ感がまだ続いていて、ほっとした気持ちのほうが強くそれどころではなかった。ゴールエリアを出て、その辺にいたお嬢さんに写真を撮ってもらう。もうニヤついてたまらない。見よ、この満面の微笑み! 会社の同僚がみたらビックリ!(笑)

fc2_2015-01-25_14-31-53-927.jpg


ゴールして意外だったのは、脚へのダメージがこれまでになく小さかったこと。駅に向かう際も、ダウンをかねて歩いたのだが、去年は生まれたての小鹿状態だったのに、今年はぜんぜん平気だった。あえて言えば、ハムと大臀筋が痛いくらい。駅の階段もへっちゃらだ。

翌日の月曜日も、たいした筋肉痛にはならなかった。やはり坂を登るために一番大きな筋肉をいっぱいまで使い、全体のペースも坂にあわせたので道中が楽だったということのような気がする。最後に脚が売り切れたのも坂のせいだと思われる。これほどの坂でなければ、もう少し速いペースでもいけるのではないか。これってもしかして、何かつかんだかも。

今回うまく行った直接の理由を考えてみる。
①トレーニング面
年末年始にしっかり練習が積めた。12/27から1/4に150km。12月は300km。筑波山は2回登った。うーかる練も、実は脚に相当来ていて効果大だった。心肺的にはまだ余裕あり。次レースまではLSDとトレイルを重点的にやりたい。お、佐倉試走があるなw。

②精神面
年末のロングガチ練で結果が出ていたのもよかった。このコースは強い気持ちで臨まなければ最後までもたないと思う。直前までスマホのガーミンコネクトで、その時のラップをお守りのようにながめた。これで自分のペースで走れた。

③スキル面
一応、スキルアップもしていた。スピードが落ちてきた時に、歩幅を狭くしてフォームを立て直すとか、下りでスピードに乗れるようになったとか、コーモンで走るとかw。昨年の浦安ランニングセミナーの効果をようやく確認できた。

④運勢面(笑)
巡り会わせがよかった。前日ゆっくりできた。風がなかった。体のどこも痛くならなかった。朝のトイレも完璧だった。


しかしなんといっても、挑戦し続けようと思えたことが大きい。これはやはり村での交流からの刺激のおかげだ。一人だったらランニングは続けていても、記録には挑戦しなかったと思う。親しくしている人たちがドンドン自己記録を更新していくのを見ると「俺だって!」と思ったし。それだけに大田原が不発だったのはかなりショックだったけど。

もちろん記録を伸ばすことだけがマラソンのすべてではありません。楽しんで走ることも大事だと思います。一方で、自分なりにベストをつくすのもやっぱり大事かと。記録だけじゃなくて。頑張ればコメントももらえるし。

と言いながら、今回の大会で改めて記録を狙う楽しさを思い出したことも確かです。もうすぐ51歳ですが、まだまだ行けるような気がします。なんてったって、誰もが「記録が出にくい」と認めるコースでPBを一気に8分更新したんだから。それを思うと本当にうれしい。俺は突き抜けた。

次の目標はおいおい考えます。そして横浜も佐倉もファンランにはしません。それなりに記録は狙いに行きたいと思います。今回は坂でてこずったので、坂の少ないコースでどんなタイムになるのか、楽しみです!


ちなみに私の距離別ベストタイム。やっとフルが他の距離に追いついてきた!
フル   3:27:03(VDOT46.3)
30km走 2:22:30(VDOT46.2)
ハーフ  1:35(VDOT47.6)
10km  42:30(VDOT48.4)
5km   20:58(VDOT47.1)

こうしてみると、今回の結果は年末ガチ練の通りだった。おそるべし、ジムビーム!じゃなくて、ジャックダニエル(ズ)!!
フル以外で一番低いVDOT47.1はフルだと3:20.次に目標をおくとすればこのあたりか。

その次に置くとすれば、5km20分(VDOT49.8)、ハーフ90分(VDOT51)、10km40分(VDOT51.9)の順番。うーん、今の水準からだとどれも遠いな・・・。でも早く速く走りたい!!


ここまで長文、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。当日の記事に頂いたコメントは本当に自分の宝です。改めてお礼を申し上げます。



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その1はこちら → 。【大会レポ】館山若潮マラソブ3.ン(その1)【サブ3.5への想い】

大会から2日経つが、筋肉痛は30km走後のレベル。もしかするとフル後では過去最小かも。この話は後で書くが、走りが変わった感じがしている。さて、今日はどこまで書けるか。そう、こんな自分史的快挙はめったにないので、レポも心して書かなければ!!





スタート直後の1kmこそ5:14だったが、それ以降は体が動くままに4:50前後で突っ込んだ。思えば佐倉も大田原も同じパターンで入って、最後までもたなかったのだが、今回の俺は違うはず。本番の大会で一度言ってみたかった。「撃沈上等!!」(笑)

しかし昨年末の皇居ロングガチ練の結果が大きな自信になっていた。行きの電車の中でも何度もその時のラップタイムをガーミンコネクトで見直して「このペースで行けば勝つ!」と頭の中で唱えていた。これがまさにロング走の効果ですね。お守り代わり。

しかしスタート直後、少しトラブル。進路変更しようとしたら、すぐ前にさらにかぶせてきたランナーが!! その足を踏んでしまい思い切りつんのめった。後ろの人もびっくりしてた。お騒がせしてすいませんでした!!

(0-5km)24:36/24:36(5:14,4:48,4:49,4:51,4:54)
(左から、区間、5kmラップ/経過時間、1kmラップ)

そこから4:50前後で気持ちよく推移。5km過ぎに最初の登り坂登場。これが結構な斜度。「前半はそこそこアップダウンがある」だったはずなのに、気付けば「前半からかなりアップダウンがある」じゃん!! しかもかなり高いところまで上がる。以降、次から次へとまるで坂ダッシュのトレーニングのように坂が登場!

なんじゃーこりゃー!!(by →.)

fc2blog_201501252211383f2.jpg


本当に字義通り「足が削れていく」。この大会がドSと言われる所以(笑) 後で地図を確認したら、5km、10km、15km、21km、22km、27km、30km、35kmの8箇所、きつい登り坂がある。

「坂は無理しないで自分のペースで登るべし」と書いている本もあるし、自分も基本はそう思っているが、この坂は正面から勝負しないと、コースに気持ちで負ける気がする。一応27kmの坂まではがんばってペースを緩めず登り、坂の区間でもキロ4分台をキープした。

(5-10km)24:09/48:45(4:53,4:46,4:50,4:50,4:50)

思い起こせばアクアラインも大田原も、15kmあたりで脚が売り切れる予兆があった。今回も気をつけていたのだが、13kmあたりでフォームを色々とチェックしているうちに、大臀筋の使い方がなんだか分かってきた。尻たぶを摺り合わせる感じ?あるいはコーモンの中をよじる?(笑)

それまでの大臀筋の使い方が「老婆の平手打ち」だとしたら、この使い方は「ボクサーが拳骨でパンチ」くらいインパクトが違う。地面からの衝撃を尻で直接ガツンと受ける感じ? 伝わるかな。結果スピードも上がり、色々試していたので13kmから15kmは妙にラップが速い。過去の大会でも5km23分台なんて出たことないし。

(10-15km)23:36/1:12:21(4:54,4:52,4:36,4:42,4:32)
(15-20km)23:51/1:36:12(4:47,4:39,4:45,4:52,4:48)

今回最後までもったのは、この体の使い方を持続できたのが大きかった。多少ペースが乱れても、お尻にしっかり乗ることを心がければ4:48のペースを保つことができた。そして21kmの長い坂にさしかかる。去年ここで心が折れて、キロ5維持を断念したのだった。しかし今年は疲労感も特に増さず、登り坂の分だけいったん呼吸は荒くなるが、下り坂でまたペースを回復し呼吸も元通り。

このあたりから「今日はいけるんじゃないか?」という感じがしてきた。ラップも「10km48分」とか「20km1時間36分」とか、普段見慣れない(笑)数字が並んでいく。もちろん突然ガクッとくるのがマラソンの怖いところなので、油断はしていなかったし、これ以上に突っ込まないよう抑えていたのだ。

ところが25km過ぎの下りで、突然ふくらはぎが勝手にプルプルと動いた!これが世に言う「脚が攣る予兆」というやつか!!実は自分、生まれてこの方、脚が攣ったことがない。しかしさすがに度重なるダッシュで筋肉が疲労した様子で、登り坂の直後の下りでスピードを出すと痙攣しそうになるようだった。やむなく下りでのスピードを抑え気味にする。下りはタイムが稼げていたんだが。

(20-25km)24:05/2:00:17(4:48,4:47,4:46,4:48,4:56)
(25-30km)23:47/2:24:04(4:45,4:45,4:45,4:56,4:35) → ぴったり30kmをキロ4:48

この20kmから30kmのキロラップは、自分で言うのもなんだが、坂が多いにもかかわらず本当にきれいにそろった。呼吸も脚もこの辺りが一番楽だった。この10kmを気持ちよく通過できたのは大きい。多少ペースが落ちても、大臀筋とひざの使い方を意識して脚の動きをコンパクトにするとペースが回復した。

そして本コース中最大のヤマ場、30kmの強烈な登り! 坂の入り口が最大斜度だが、その後もだらだらと500mくらいの登りが続く。ここでさすがキロ5分台にペースダウン。それでもこの5km、24分台前半で仕上げた!結果、35kmの表示地点でも2時間50分台(距離がずれてるので、下のガーミンペースより2分近く遅い)。残り7kmを40分でよい!この時点でサブ3.5をほぼ確信。

(30-35km)24:23/2:48:27(5:19,4:40,4:42,4:48,4:55)

残りの道のりは「速報になんて書こうか♪」とか「ゴールしたら泣くかも」とか、そんな気が早いことばかり考えていたw ところがねえ~、世の中そう甘くないんですわw 35kmを過ぎてからなんとキロ5越えを連発。脚が売り切れてきた!やばい、やばいよ~!!



ハラハラさせながら最終回へ続く♪






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先日の速報には、たくさんの方々からコメントを頂戴しありがとうございました。
思えば、コメントいただいたお一人お一人に、ブログ村での思い出があるんですよねえ。
帰りの電車の中でコメントをお返ししながらウルウル・・・
隣の兄ちゃんが顔から潮吹きながら眠りこけてくれててよかったw
てか、顔拭けよw
今、改めて喜びに浸っております。

簡単にこれまでのサブ3.5挑戦の歩みを。


2013年10月:10年ぶりのフルマラソンである館山若潮マラソンにエントリー。本格的に練習再開。
2014年1月:館山若潮マラソンに出場。サブ4目標で3時間41分。
2014年3月:サブ3.5を目標に佐倉健康マラソンに出場。3時間35分。
2014年11月:サブ3.5を目標に大田原マラソンに出場。3時間47分。
2015年1月:サブ3.5を目標に館山若潮マラソンに出場。3時間27分で目標達成。

1年がかりでしたが3度目の正直。30km走とかBU走ではそこそこ結果が出ているのに、なかなか達成できなかったので、あせりもあった。本番に弱いのではないかとか、このまま加齢していくのでは、とか。

今回も、大会に臨むにあたり、レース展開のシミュレーションを脳内でしてみたのだが、どうもうまくいかない。理由は三つ。
 ①過去2回撥ね返されて自信喪失気味だった。
 ②館山はアップダウンが激しく記録狙いには向かない。
 ③昨年ガーミンと距離ポストが300mずれていて萎えた。

昨年の記憶では、25kmから30kmにかけてのアップダウンがかなり厳しかったので、できれば前半に貯金を作りたかった。しかし昨年は午前は南風、午後は北風という最悪のコンディション。一日中向かい風だった。あの状態にまたなるなら、前半での貯金は無理だ。

そう考えると、前半は5km25分で行って、30km地点の山を越えてからネガティブスプリットで稼ぐ、という作戦になる。しかしそこにさらに③が加わると、折り返し時点で1時間47分。そこから盛り返せる自信が湧いてこなかった。

ところが大会2日前の天気予報では、当日の風は3mから5m。十分許容範囲だ。しかも北風なので前半は追い風になる。この時点でかなり心が前向きになっていって、目標として松竹梅を設定。
 松:サブ3.5
 竹:自己記録(3:35)更新
 梅:コース自己記録(3:41)更新

そうこうしているうちに前日の土曜日の朝が来た。この日は本当は館山まで家族で行って、観光がてら事前受付するつもりだったのだがどうも体がだるいのでキャンセル。一日中家でじっとしていた。いや、朝一番で佐倉試走の下見には行ったな。とにかく、昼からいっぱい食べて、それでも足りないのでナッツをかじったり。夜も11時に寝た。

そして当日。5時に気持ちよく目が覚めて、歩いて駅に向かう。意外と寒くない。いい兆候である。ところが大会専用列車に乗る蘇我までいったところで、線路のトラブルで列車の到着が30分近く遅れるとのこと。そもそも館山に8:30到着予定だったので、会場入りが9時を過ぎることに。あせってもしょうがないので、蘇我駅構内のコーヒーショップでお茶。

そして館山に着いたら、会場までのバス乗車に長蛇の列!駅から2kmなので迷わず歩く。結局会場に入ったのが9:10ごろで、ドキドキした割には何の問題もなかった。今回のウェアはいつものcw-xコンプレッションにぐわぁT(笑)。下もcw-xのタイツを持ってきたが、気温が13度まで上がる予報だったので生脚に変更。ちなみにシューズはスカイセンサーを選択。これで足に羽根が生えるはず♪



羽根といえば今回の補給はこれ。爽健美茶じゃないよ。ボトルを流用しましたが、中身はレッドブル+SAVASピットイン。SAVASだけだといつも胸焼けしていたので、年末の筑波トレランで試したら具合が良かった。YURENIKUIで携行したが、今回もきわめて良かった。

着替えてトイレに行ったら、もう9:45.急いで「3時間から3時間半」の列の最後に並ぶ。この大会では意外とみんな遠慮がちで、陸連枠もないので、この目標タイムでもスタートラインまで1分ちょっとだった。

並んでみると、いつも大会のたびに悩まされる胸焼けとか、体の重さがない。だんだん気持ちも盛り上がってきた。ここまできたら細かい配分とか考えず、体と相談しながら行くことにする。いやほんと、会場についてからスタートするまでの間は、レース展開について何も考えていなかった。そして10時、号砲一発スタート!!

長くなってきたので、その2に続きます。




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やりました!!

ネット3:27:03!!



グロスでもサブ3.5達成です。






ゴール越えた瞬間、思わず雄叫び!!


本当に叫んじゃいました(笑)


応援コメントありがとうございました。


本当に力付けられました!!


ブログやっててよかった~♪


とりあえず館山駅構内でぼっち飲み(笑)




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