量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ:●RUN&RIDE > 2015筑波連山天空ロード&トレイル

再来週の「筑波連山天空ロード&トレイルラン」略称「つく天」(兄勝手命名)まで、残すところ19日となった。日数が中途半端なのは仕様だ。

7月前半から左ふくらはぎの鈍痛に悩まされ、先月の走行距離は180km足らず。8月も第1週は完全ランオフ。土曜日にランを再開したが、本調子には程遠い。

この「つく天」、自分は48kmのミドルに出場する。全体のうち20kmがロード、28kmがトレイルという構成で、制限時間は7時間。スタートが朝5:05なので制限時間通りなら正午にはゴール。



累積標高は2,344m。2,000m越えは初体験だ。ロードをキロ6、トレイルをキロ10で行けば、ギリギリ制限時間内でゴールできる。

肝心の脚の調子だが、昨日久々にロードをキロ6で10km止まらずに走った。
走り終えたあとは、ふくらはぎよりもむしろ脹脛靭帯が痛かった。

思うに、今回痛くなったのはふくらはぎの後ろ側。
この辺には細かい筋肉がいくつもついている。
スピード練習を繰り返したことにより、こういった細かい筋肉が悲鳴をあげたのではないか。

イージーペースやLSDで距離を踏むことの意味は、
体全体の持久力を高めることもあるが、
細かい筋肉を鍛える意味もあるのでは。

その観点では、不整地のほうが細かい筋肉に刺激が与えられそうだ。
つく天ではスピードは必要ないので、とにかくそれまではゆっくり距離を踏むことを考えたい。

しかし次の土曜日から夏休みなんだが、あれこれ予定が目白押しで、長い距離を走る時間が取れるのか…


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いわさんも持っていたモンベルのこれ、買っちゃいました♪


タイトルがすでにパクリ(笑
大会参加自体が久しぶりなのでレポの書き方が分からない(笑)

まずはみなさんにこの「つく天」~筑波連山天空ロード&トレイルの概要をお伝えしたい。

つく天は今年2回目。
筑波連山と言っているが、地理的には阿武隈山系の南端ということになるらしい。
筑波山の東側に連なる燕山、加波山、足尾山などの連山を、
ぐるりとめぐるトレイルなのだ。

参加者は昨年の1000人強から多分倍増以上。
なぜこんな人気になったか。俺が思う理由。
①距離は長いが半分がロードなので敷居が低い
②筑波山系で都心から比較的近い
③エイドが充実していると評判

確かに、フルにトレイルの大会の50㎞よりは、
つく天のミドルの48㎞のほうがやさしいとおもう。
実際、ほとんど練習できていない自分でも余力を残して完走できたし。

コースはこんな感じ。
ロングの部(70㎞)だと、この連山の雰囲気が良く感じられる。
ミドルの部(48㎞)はその半分。④でショートカットする。

つく天地図
(クリックすると拡大します)

ミドルだと、④までロードを15㎞走り、道祖神峠を経て吾国山(518m)に登る。
これが一つ目のビーチク、いやピーク(先が割れてる)。

続いて山系の北側に降りて、燕山(701m)・加波山(709m)に登る。
これが二つ目のピーク。
ここは平地から一気に登るのでキツい。
最後に一本杉峠までおりてから足尾山(627m)に登る。
これが三つめのピーク。
ガーミンの記録によれば高低差はこんな感じ。
(全体がパイオツに見えなくもない)

つく天地図2

燕山への斜面が変な形になっているが、
この切り立ったところがほとんど階段だった(ビーチクへの階段)。
大会要項によればミドルの部の累積標高は2,344mだが、
最高700mのピークが三つなのでそれはちょっとないか。
ガーミンだと1,700mと出た。

で、出てみてどうだったか。
来年どうするかは内緒だw
今年の感想としてはこんな感じ。

①48㎞は長く7時間は短い
ミドルの部は昨年の8時間から制限時間が短縮になった。
これは相当のインパクト。
周囲の人の順位から推定するに、制限時間内にゴールしたのは半数程度ではないか。
意外とハードな設定なのだ。フルマラソンでいうと大田原くらい。
自分も30㎞地点残り18㎞で残り3時間半だったが、間に合うかどうか自信がなかった。
30㎞地点が実質折り返しだった。

②登りも下りもうんざり
特に燕・加波山への登り・下りの階段、足尾山からの下りの急斜面、
延々と続いて正直うんざり。しばらくは山は見たくない。

③でもつなぎのトレイルは快適、エイドも充実
ピークをつなぐトレイルは本当にフカフカで、気持ちよかった。
まあちょっとだけなんだけど。
エイドも果物が豊富で、さすがは茨城県!って感じ。
もう少し時間に余裕があれば楽しめたのに。

非常に雑駁だが、次回以降でスタート前とか、スタート以降についても
レポします。もうしばらくお付き合いください。

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自宅に何かの受験票が届いた。



ん?




9月13日か…




9月13日?










☆☆



昨日書き忘れたことが。

実際にミドルの部を走ってみて思ったこと。
スタートから道祖神峠への取り付きまでの15㎞、
吾国山を下りて燕山への取り付きまでの3km、
足尾山を下りてからゴールまでの5㎞、
合計約23㎞がロード区間。
全行程48㎞(ガーミンベース46㎞)のちょうど半分がロードになる。

まさに大会名通り「ロード&トレイル」。
トレイルパートも岩場はほとんどないので、ロード用シューズで行けたかも。
今回は滑りやすかったのでトレランシューズでよかったのですが。

それから制限時間。高名なエアランナーのけんいちさんの情報によれば、
白馬国際トレランは、距離50㎞、累積標高2,300mで制限時間10時間。
つく天は多少標高は盛っているとはいえ、確かに7時間は厳しい。

☆☆

この大会は前日受付、かつスタートが朝5時なので、
石岡駅前でメテオデさん推薦の宿を取った。
自宅からは電車を乗り継いで1時間半くらい。
土浦から北は電車の本数が少ない。
クルマで来ている人もかなりいた。
次回参加するなら、受付後いったん帰宅して、
翌朝クルマで来てもいいかも。

石岡駅からは無料のシャトルバスがスタート地点である
石岡市八郷支所まで出ている。
道が混んでいたので、現地に到着したら3時半からの説明会が始まっていた。
受付は後にして、まずは説明会を聞く。



大会委員長の言葉で印象に残ったこと。
必ず携帯電話は持って走ること。トラブルの時には携帯で連絡。
確かにこの辺はそれほど深い山でもないので、携帯が有効なのだろう。
それからここ数日の雨で足元が滑りやすくなっていること。
聞き流していたが、本当に死ぬほど滑りやすかった。

競技委員の方から「手袋があったほうがいい」と説明があったが、これは必須。
滑りやすい急坂をロープ伝いに下る個所がかなりあり、手袋なしでは無理。

説明会の後、受付をして参加賞をもらう。
このTシャツ、デザインは微妙だが裏地みたいなのが付いててなかなか。
練習着によいかも。



もう一つの参加賞は、間伐材で作ったコースター。
こういうのはいいね。見るたびに大会を思い出す。



石岡駅にシャトルバスで再度戻り、一緒に参加するメンバーと夕食。
今回はメテオデさん、sadaさん、メテオデさんのラン友2名と一緒。
ちなみに石岡駅周辺はかなりさびれていて飲食店もほとんどない。
宿の近くにたまたまあった蕎麦屋にみんなで入ったが、
おばあちゃんが一人でやっていた。味は良かった!



今回の主催者である石岡トレランクラブ主催の大会に参加するのは4度目。
ツールドつくば、筑波山トレラン、石岡トレラン、本大会。
毎回毎回、丁寧な大会運営で非常に楽しませてもらっているのだが、
受け入れ側の石岡市がにぎわっていないのが残念。
これも宿泊しなくてもいいと思う理由の一つ。
ちなみに今回は前回よりも参加者が倍増したため、宿が足りなかったらしい。

ついでに言うと、朝食用と携行用におにぎりを買おうとしたのだが、コンビニが少ない。
でも地図で見たら宿の近くに21時までやってるスーパーがあった。
これは私の調査不足。

スタート地点となる八郷支所の目の前には大きなスーパーがあった。
この辺はそこそこ開けている感じ。
いったい石岡市の中心部はどこなんだ!
どこにジョーダマのチャンネーはいるのか!?

夕食が終わったらめいめいの宿に戻る。
前も書いたが、今回は実はオレの初遠征。
果たしてスムースに眠れるのかドキドキしながら部屋に。
一応夕食時にビールを飲んだが、まだ眠くならないので、
宿の自動販売機で買ったチューハイを飲みながら読書。
すると9時過ぎには寝てた。

当日の朝は2時半に起床。買ってあったカップヌードルとおにぎりで朝食。
3時過ぎに宿を出てメテオデさんと一緒に駅に向かう。
でもその途中、クラクション鳴らし続けながら走り回る変なクルマに遭遇。
怖かった~。

石岡駅3:40発のシャトルバスで会場に向かう。
会場には4時過ぎに到着。
今回の服装はこれ。鋸南ヒルズのTシャツ、モンベルのショートパンツとゲイター。



背中にはモンベルのこれ。



エイドの間隔が狭いので、飲料はお茶とOS-1のボトルを1本づつ。
お茶はエイドで食べた後の口直し目的。
これが予想外に良かった。

それ以外の所持品は、モンベルの超軽量ウィンドブレーカー、
ザバスピットインリキッド×2、指切りグローブ、財布、携帯。
それに大会パンフレットから切り取ったコース図。

スタート地点である八郷支所に到着すると、
天気は微妙に霧雨。気温は20度ちょっと。
8月であることを忘れる快適さだった。

ようやくスタートにたどり着いたところで、続きはまた明日。
次回はようやく走るよ。

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スタート前に考えていたレース展開。

一つ目は、左足のふくらはぎは最後までもつだろうかということ。
トレイルに入ったら土なので心配ないが、それまでの舗装路が長い。
スピードを上げすぎたら多分だめだろう。
なのでキロ5分半から6分を死守することに決める。

20㎞のロード区間をキロ6、28㎞のトレイル区間をキロ10で走れば、
ちょうど6時間40分。まあそんなとこだろう。

もう一つは、実は金曜日の夜、帰宅するバスの中で、
右膝をしたたか金具にぶつけた。
もうヒビが入ったかというくらいの痛さ。
もしかするとこれが致命傷になるかも。

そんなわけでいくつかの不安要素を抱えつつ、5:05スタート。
空が白み始める中、ロードをキロ6を少し切るペースで進む。

最初の1㎞はキロ6ちょうどだったが、以降キロ5:30~5:40で安定。
これ以上スピードを上げてはだめだが、
このロード部分のペースでゴールタイムが決まるような気もする。

最初のロードの終わりである15㎞地点には1時間24分で到着。
平均キロ5分36秒。
おお、最近の練習でも最長最速タイム!

エイドも5㎞ごとにある感じで、普通のロードの大会と変わらない。
嬉しいのはエイドにブドウや梨など果物が豊富なこと。
どうも場所によっては大福もあったらしい。
飲み物は水、アクエリアス、コーラ。

ここからコースは山中に突入。
ルートは登山道を通ったり、舗装された林道を通ったり。
道祖神峠で標高は約350m。ここが第一関門。
2時間10分経過していた。
スタッフの人が「登りはここからだよ!」と声をかけてくる。

つく天地図3


うん、確かに登りはここからだった。
でも全体を通してもここの登りが一番楽だった。
特に四つん這いになるような斜面もなかったし。
この付近では軽い登りであれば駆け足のふりをする余裕があった。

頂上からは登山道をどんどん下る。
吾国山から下ったところで3時間経過。携行したおにぎりを一個食べる。
そして平地までもどってきて、3㎞ほどロード区間を走る。
まだまだ元気で、この区間はキロ6を切っていた。

燕山の取り付きが28㎞地点。ここまで3時間20分。
エイドで立ち止まった時に、ザバスピットインを一本飲む。
お茶を持ってきたので後味の悪さも気にならない。

残り20㎞を3時間40分で走らないとならないのだが、
ルート上に示されるロングの部の残り距離表示から逆算すると残り18㎞。
どうもガーミンのデータは2㎞近く多めに表示されていたようだ。
振り返ると、ここがまさに折り返し地点だった。

この辺りでぶつけた右膝が微妙に痛む。
だんだん痛みが和らいでくるならわかるんだが。
痛みが増してくるのはやばい。

そして燕山への登りに取り掛かる。
コース中でこの登りが一番きつかった。
なにせ標高100mから700mまで一気に登るから。

最初は急な山道。
道のわきの立木にロープを括り付けた区間があり、
道が雨で滑るのでロープがないととても登れない!
手袋してきてよかった!

山の半ばからは、道は丸太で組んだ階段になる。
斜度が急なのと、一段一段が狭いので非常に登りにくい。
しかも標高にして300mは一気に登らされたのではないか。
ガーミンによれば延々1時間以上登っていた。

これは本当に参ったし、脚にも相当に来た。
階段が終わって普通の山道になった時、どれだけほっとしたか。
階段のダメージも相当なもので、登り切ったあと頭がクラクラした。
ここではもう駆け足のふりをする余裕なし。
周りの人たちも同様で、みんなテクテク歩く。

そしてなんとか燕山山頂に到達!
ここから稜線を伝って加波山山頂にも到達。
体は相当参っていて、さらにもう一つピークが待ってるなんて信じられない!
右膝の違和感は相変わらずだが、さらに左ふくらはぎもジンジンしてきた。
というか、これは攣る前兆か。

加波山からの下り、さらにつらいことに下りも階段だった!
ただ一本杉峠(430m)までなので、標高差はさほどない。
そして第二関門である一本杉のエイドに到着!

事前にメテオデさんからは「第二関門に5時間で着きたいですね」と言われていた。
しかしこの時点ですでに時刻は10時20分。つまり5時間15分経過。残り1時間45分!

ここまでは目の前に現れた登りをタラタラ登り、
下りは重力に任せて登る。
ガッツの見せ場もない。完全に惰性だ。

登りはみんな歩いているので抜かれることはないが、
下りだとみんな後ろからどんどん抜いていく。
結局、最初のロード区間の貯金をトレイルで使う。
まさに「平地番長」!!

しかし先ほど認識した距離の誤差を織り込むと、
ここは38㎞地点で残り10㎞のはずなんだが、
スタッフの人はみな「残り12㎞です!」とおっしゃる。
1時間45分で12㎞か!!

長くなってきたので、その4に続く。


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つく天、リザルトが発表されてましたね。
ミドルの部は出走者286人で、7時間以内にゴールしたのが181人。
よって完走率63%。
とは言え、途中リタイアしなければ記録は取ってもらえたようです。

☆☆

レポもいよいよ終盤。

さあ、ピークはあと一つ!
第三関門、一本杉峠で残っていたザバスピットインを飲み干し、
コーラも三杯飲み、勇気を奮って足尾山の斜面へと向かう。
この登りは標高差200m強。これを越えたら後は下るだけ!

つく天地図3

そして20分後、歓喜の頂上到達!!
そこにいたカメラマンの人に、本当にこれで登りが最期か確認する。
そして一気に下っていく!
ああ、本当に疲れた。もう坂なんてまっぴらだ!!

下り坂はどんどんスリッピーになり、またまた脇にロープが張ってある区間が登場。
後は下るだけなんだから、と自分に言い聞かせつつ、ロープを伝いながら駆け降りる。
多分斜度は25%くらいか。いつまでたっても下りが終わらない。もう延々下る。
もう摩擦で手袋が破れそう。

もう本当に、延々、延々下る。

本当に、
延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々下る。







本当に、

延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々延々下る。



もうやめて、本当に山が嫌いになる。というくらい延々下る。

今思えば、この下りは標高600m強から標高100m前後まで一気に下るので、
コース中でも一番タフな斜面だった。(図をご参照)
でもトレラン慣れてる人には大したことないんだろうなあ。

そしてついにロープ区間が終わり、平地に戻ってきた!
ここで手元ガーミンで残り距離を見ると6㎞。
時間は11時10分過ぎ。つまり残りは50分ちょっと。

もうろうとする頭で50分で6㎞走るペース計算する。
キロ8で間に合う?大丈夫か、オレ?

ここで最後のエイドに到着。ところが嬉しいサプライズが。
「残りはあと4㎞だよ!!」


えっ?じゃあやっぱり、第二関門での残り距離は10㎞だった?
最初の補正が正しかったのか。
だったら残りはキロ12(時速5㎞)でも楽勝じゃないか!
この時点で初めて、時間内ゴールを確信。
後は自分のペースでジョグしていけばいい。

キロ6くらいで走り始めたが、やはり疲労で徐々にペースが落ちてくる。
キロ6分半になり、キロ7まで落ちた。
ところがそこを疾風のように追い抜いていくランナーが!

なんと、20㎞以上長いロングの部の先頭ランナーだった!
信じられない。70㎞を7時間切ってくるなんて。
鬼か悪魔か!

そうしているうちに、ゴール地点の八郷支所が見えてくる。
最後の1㎞の間に3人抜いた。さすがは平地番長♪
思えばガッツ入れて走ったのはこの1㎞だけ(笑)

そしてついに歓喜のゴール!!
タイムは6時間35分。順位は119位。
エントリーが380人なので上位3分の1にははいれた。

気が付いたらレース前に想定していたタイムにほぼ同じ。
人間は望む以上のものにはなりませんねえ。

這うようにして記録証をもらい着替えてゴール前に戻る。
そこでsadaさんとメテオデさん発見。
二人とも爽やかな顔で残る仲間のゴールを待っている。
メテオデさんにはどうやら最初のロード区間で抜かれたらしい。

みんなが戻ってきたところで、sadaさんが調達してくれたビールで乾杯!
これが超おいしかったので2杯目も頂きました。sadaさん、ありがとう!
そこからバスで石岡駅に戻り、電車で帰宅。

☆☆

戦後の感想。よかったこと。

①とにかく、完走できてよかった!
フル以上の距離で、しかもトレイルを完走できたことで、
春先の脚が十分残っていることが分かった。
故障もとりあえず気にならなかった。

②脚にいい刺激が入った
翌朝起きたら体中バリバリ。特に大腿四頭筋とふくらはぎ回り。
大腿四頭筋は下り坂で、ふくらはぎ回りは不整地だったためと思われる。
この刺激はシンスプリント予防にいいような気がする。
一方、大臀筋とハムは痛みなし。自転車トレーニングが効いたのか。

③腕振りをしっかりできた
もう一つの課題として、腕振りを最後まですることを掲げていた。
最後まで左腕の振りを忘れることなく走れた。
多分それで、普段以上に右脚を使ったのだろう、
左脚よりも右脚に張りを感じる。

④シーズンインのいい区切りになった
故障にかれこれ2か月悩まされていたので、
この完走は大きい。気分がガラリと変わった。
それに脚の筋肉やフォームにもいい刺激になった。
これを切っ掛けに、シーズン本番に向けて練習を本格化させたい。


微妙だったこと

⑤来年は何を目標にするか
最初のロードこそガッツを入れて走ったが、トレイルの大半は、
登りを歩いて、惰性で下る、繰り返し。
ロードのように一分一秒を削る感じではない。
6時間を切れる気はしないし順位も・・・
来年出るとすれば、今年と同じようにシーズンインの景気づけか。

☆☆

つく天のレポはこれで終わります。
まだまだ筋肉痛は収まっていませんが、昨日の夜から練習を再開しました。
これからの大会は、メインは2月の別大、その前につくばもあります。

9月はゆっくり長く走り込み、10月からレースペースも交えた練習を始めて、
つくばではできればサブ3.5、それを足掛かりに別大では3時間一桁を目標にします。
9月の走り込みが重要ですが、今回の大会でできる気がしてきました。

長文になりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来年はシーズンインの景気付けに、「つく天」いかがですか?(笑)

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