量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ:●RUN&RIDE > 2015夢の島リレーマラソン

ちーす。
夢ロスになってるキミ兄です。
村もメンテなので連続エントリー。

☆☆

今朝会社に行くときに京葉線を使ったんだけど、
先週まではただの通過駅だった新木場を通るとき、
なんかムネがドキドキした。

カサリンやってる葛西臨海公園駅を通るときも実はちょっとドキドキする。
浦安練やってる舞浜はまだあんまりドキドキしない。
でも今日の新木場は違った。
まして周りには通勤客しかいないのに。
逆に、だからか!

それに加えて、夜中に家に帰らせてもらったのが、今更だけど悔しい。
こんなことなら貫徹すればよかった。
だったらもっと一体感が出たのに。

普段のマラソンでは、出てこないこの感情。
やっぱり一本のタスキをつないだからか。
必死に走って帰ってくる顔を見ると、
おうオレだって全力で走ってやらあ、と思うからか。

普段は人に絶対ものを頼まないあの人ですら、
体がつらくて、代わりに走ると言うと本当に感謝してくれたからか。
それとも徹夜でやっているからだろうか。
6時間じゃあ得られない感情だろうか。

来年は絶対、最初から最後まで通して出たい。
メンバーも集まらないかもしれないが、12時間にぜひとも出たい。
キクチにもう一度いいたい。

あんた、ワザとでしょ!
あたしたちにこの楽しさを教えたくて、12時間に申し込んだんでしょ!
だとしたらどうやってこの感謝の気持ちを返せばいいのか。

本人は懺悔のつもりで最後の2周を走ったのかもしれないが、
オレにはこの18時間をすべて凝縮してあの2周に詰め込んだように見えた。
マラソンの神様も、キクチに最後の力を与えた。
見ている俺たちも驚くハイペース。

そして夢の島が新しい聖地になった。
オレたちに忘れられない思い出を与えた。
リレマラや兵どもが夢の島。

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一旦家に帰ってぬくぬくと眠りに就いたオレ。
そしてまた起きて夢の島へ。
そしたらなぜか、セーラー服姿のイモトアヤコ8人に集団で追いかけられた!




とメチャ焦ったところで目が覚めた。
時刻は午前4時ジャスト。
きっちり三時間眠れたぜ。
それにしてもあの夢は何だったのか…

今頃みんなは、浅い眠りで朦朧としているに違いない。
颯爽と登場して救世主になるのだ!
しかし大人としては手ぶらで行っちゃダメだ。

しばし考えたオレ。
ここはやはり翼を授けよう!
レッドブルを購入して夢の島へ向かう。

競技場に着いたら、やはりそこには死屍累々。
エアマットの上で熟睡するもの3名。
さすがのいわさんも、笑顔が微笑に変わっている。
早速、3周走ることを申し出て恩を売る。

自分で買ったレッドブルを自分で飲んでスタート!
お、なんか体が軽い!
するとそこに、恐らく1周だけ走るのであろう美ジョガーが、
オレを軽くかわして行った。

むむ。オレは3周するんだ。1周で終わるキミとは違う!
と意味不明のこだわりを発揮し、
その美ジョガーの後を追う。

競技場に入る手前で追い越し、
軽く心のなかでガッツポーズしながら2周目へ。
この美ジョガーのお陰で入りの1kmこそ4:41だったが、
そこから4:30、4:25とペースアップ♪

気持ちよく陣地に帰ってきたら、なんと今、全体で8位とのこと!
スゲーじゃん、オレ!

違った。昨夜22時に颯爽と登場した、
8人目の男トガーさんがキロ3分台で一晩中走り続けたらしい。
持ってかれた~!(笑)

大体みんな1周5分、キロ4分前後という超ハイペース。
それでも一人2周するので、
一回りするのに一時間近く掛かる。

ところが朝6時の時点で、順位がなんと7位に!
疲れてるのは皆一緒なのだ。
さらに6位とは1周差!!

ここでキクチ監督から
「こっからは全員1周ずつで。勝負します!」
との指示が!

おお!俄然盛り上がるオレ達。
さっきまでの朦朧さはどこへやら。
みんな次々とファーステストラップをたたき出す!
オレも頑張って16周目、5:03!
キロ4:01!!

しかし30分後の次のラップはガクッと落ちて5:18。
呼吸よりも、とにかく脚が動かない。
そして時刻は7:30。おそらくこれが最後の周回。

けいすさんからがっしとタスキを受け取り、
みんなの声援を背に最後のラップを走り出す。
そして出た!5:12!キロ4:09で一応セカンドベスト!

しかし6位のチームとの差はなかなか縮まらない。
7位が我々だということは、ぼっち練ゼッケンでバレバレ。
1周交替にしたことも多分バレてる。

最後は監督自ら「代走オレ」。
時計が7時57分を指す頃、ついにゴール!
全員で出迎えだ!!

結果は8時間で126周、全体で7位でした!

ちなみに平均ペースはキロ4:34!
みんな速すぎ~!(笑)
ちなみにオレは18周。平均ペースは多分4:39くらい。

いやー、本当に面白かったし、何よりタスキをつないでいく行為は、
本当にチームワークが強くなる。
こんなにみんなで目標に向かって一致団結するなんて、
久しぶりのことだった。

一緒に走ったみなさん、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました!!

それから応援に来てくれたみなさん、ありがとうございました!
次回は是非一緒に走りましょう!


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あったことだけ書きます(笑)


土曜日18時、夢の島陸上競技場到着。
参加の宣誓書に署名捺印。
ふらっとさんは脚の調子が思わしくないらしく、
(可愛い)奥様のユキさんが代走。
そのあとスタートの20時までスタンドでウダウダ。

今回はキャンプグッズのグランドシートと
エアマット×3を持参したので、
ベンチ6列占領して陣地展開。

下が不必要に湿気っていたりするので、グランドシートは有用。
他のチームでコンクリートに直接横臥し仮眠を取ってる人がいた。
それはデリケートなオレは耐えられん。

結構運ぶのに重かったので、クルマで来たのだが、
チームのメンバーにはそれは言わず、
さんざん恩を着せておいた。

そして20時、第一走者官九郎クンスタート。
スタートダッシュでトップに立ち、いきなり4分30秒のラップを叩き出す。
そして3周。

第二走者オレ。
一応故障明けなのでキロ5分半で行くと宣言しつつ、
キロ4:40で激走。3周してチャイナのユキさんにタスキを渡す。

キロ5分切るなんて久しぶりなので、
メンバーにさんざんアピール。
いっぱいほめてもらいいい気分になる。
ほめられて伸びるタイプだ。

しかしこの時ユキさんが、4分半を切るペースで激走!
途端にお荷物であることがバレる。
いや、参加することに意義がある。

自分は翌日の昼にちょっと試験があるので、
キクチ監督にお願いして終電前に一旦帰宅することに。
いるうちに貢献しようと次は6周、
7.5kmをキロ4:46ペースで駆け抜ける。

これまた充実の激走。久々にゼエゼエハアハア、滝汗する。
ふくらはぎもなんともなかった。
この時点で時間は22時前。

オレが走る前の時点でチームは10位だったのが、
オレが遅いペースで長々と引っ張ったせいで12位まで後退。
オレと同じくその日のうちに帰る官九郎さんと、
あと一回ずつ走ることにする。

これ以上順位を下げたくない監督も、
特に引き止める素振りも見せず快諾。
3周、キロ4:42でさらに脚を引っ張ってから23時過ぎに一旦退散。
クルマだと自宅まで20分なのだ。

家に帰るとブエルタ・エスパーニャの最終ステージに間に合った!
その話はまた今度。
リレーマラソンのせいか、自転車レースのせいか、
興奮して眠れそうにないので、
焼酎水割り一杯だけありがたく頂いて床に就く。
明日は4時起きでメンバーが疲弊し切った時に登場し、
さらに感謝してもらうのだ!

その瞬間を想像するとさらに興奮して眠れず。
悶々としつついつしか眠りの底へ。
さあ、本当に4時に起きられるのか!?
次号、2回目で早くも感動の最終回!!

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