量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ:●RUN&RIDE > 2016古河はなももマラソン

今のところ、不思議なほど筋肉痛は無い。
脚全体がダルイだけ。
階段とか普通に登っている。


今日から何日かにわたってはなもものレポを書く。
うまくいった大会について書くのは本当に楽しい。
まず今回の結果を事前にどこまで予想していたか。

まず15分切れると思っていたか。
それはほぼ100%思っていた。
年末の足立ハーフの結果とか、
3週間前に皇居で仕留め切れなかった30㎞走とか、
これらから、どう考えたって15分は切れると思っていた。





じゃあ10分切れると思っていたか。
10分切るためには「平均」でキロ430で走らないとならない。
正直、事前のペース走で「平均キロ430」は相当きつかった。
あれを42キロ続けるのはかなり厳しい。
だから直前の目標設定では「キロ436を超えないでキロ430を拾う」と書いた。

じつはこれ、ムネコフさんの受け売りだ。
うまい言い方だと思う。
走っているときのランナーの心理をうまく突いている。
キロ4:36なら行けると思ったので拝借した。

そうすると平均ではキロ434とか433とかになるはず。
ならば3時間15分がキロ436なんだから、15分は絶対切れると思った。



あとはそれをどう実現するか。

昨年の横浜の時に学んだのは「走っている間の集中力が大事」ってことだ。
例えばキロ440で走ろう、と思っているのになぜかペースが448まで落ちたりする。
これってカラダがまだ440のカラダになっていないこともあるが、
440をキープしよう、という強い意志のチカラがあれば、
30㎞くらいまでなら頑張れる。
流れに任せたままでは狙っているペースは保てない。

ここで5㎞ラップと平均ラップを振り返る。

-5㎞ 23:06(4:37)/23:06(4:37) 4:45,4:33,4:32,4:32,4:26
-10㎞ 45:39(4:33)/22:33(4:31) 4:33,4:33,4:29,4:30,4:27
-15㎞ 1:08:31(4:33)/22:34(4:31) 4:28.4:29,4:30,4:29,4:29
-20㎞ 1:30:54(4:33)/22:41(4:32) 4:30,4:30,4:28,4:31,4:36
-25㎞ 1:54:13(4:34)/23:19(4:40) 4:32.4:34,4:59,4:27,4:34
-30㎞ 2:16:55(4:34)/22:42(4:32) 4:30,4:32,4:32,4:28,4:33
-35km 2:39:42(4:34)/22:47(4:33) 4:34,4:33,4:31,4:30,4:31
-40km 3:02:45(4:34)/23:03(4:37) 4:41,4:35,4:36,4:37,4:26
-Goal 3:12:33(4:34)/09:45(4:28) 4:22,4:33,1:42


ご覧の通り、最初の1ラップこそ4:45とかが出ているが、
あとは押しなべて4:28~4:33。
以下ずっと、本当に4:37は35㎞までは見なかった。
30㎞過ぎてからも36㎞の4:41は集中力が切れた。
あとはなんとか頑張った!

ちなみに前半ハーフ 1:35:55、後半1:36:38。
撃沈上等、看板に偽りあり(笑)

これを去年のベストレース、横浜マラソンと比べてみる。
スタート後の平均ラップを比較。

花桃横浜比較


横浜の11㎞はトイレ。はなももの23㎞もトイレ。
今年が小で横浜は大だったのが分かる(笑)
ただ、今回のはなもものほうがあらゆる意味でぶれが小さい。
平均も結局、4:36までいっていない。
このグラフでもって、多分今回はオレのベストレース。


30㎞までは平々凡々と行ったんだが、30㎞からは頑張った。
この写真を見てほしい。ある意味、これがすべて。

NORI7286


これは35㎞手前でR2さんに撮ってもらったもの。
どうですかこの躍動感あふれるフォーム。
アゴは上がっているけど腰は落ちていない。
そうでなければこんなにカカトは浮かない。
我ながら35㎞地点での写真とは思えない。

c09032e6

それに対して2014年4月に10㎞走に挑むオレ。
いや、緩み過ぎでしょ。
いまならもうちょっとましなフォームで走る。

さらに一昨年の大田原35㎞地点辺り。

ebc42f5b

これ確かすーぴーさんに撮ってもらったんでは。
姿勢はいいが躍動感は皆無。そりゃあ撃沈してるからね。

今回は実は30㎞からフォームを意識して走り方を変えた。
背すじを伸ばして骨盤を浮かせる。
するとフォアフット着地になり自然に逃げ足が速くなる。

30㎞でこれだけ改善したフォームで走れるんだから、
これからももっといいフォームで走れるよね。
集中力を発揮した結果、4:36を割り込んだのは2回。
36㎞と39km地点だ。

うーん。昨日の疲れで眠くなってきたのでまた明日。
上の写真は貴重だ!


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村

完走しました!
サブカンクロー!(笑)

でも4:36は2回くらい割ったんで負け。
いや、PB5分更新なんで、勝ち!
結果よければすべてよし!!

image



応援コメント、ありがとうございました!



にほんブログ村

結局今週は、火・木の2日のみラン。


結構脚に疲れがたまっていた。


今日は朝から、東銀座の酸素カプセルにフェードイン!

image


20140907_1167333


たちまちあふれる神秘のチカラ!!


ていうか、空気が濃すぎて少し頭痛が・・・・


父さん、頭が痛いよ。







返すカタナで、新浦安駅前の「らあめん花月」でカーボイン!!

image


ついでにガーリックイン!!


さらにあふれる神秘のチカラ!

ライディーン





しかし午前中のフェードインで酸素過多に陥ったヒビキ洸は、


帰宅した途端に3時間の昏睡状態に。


目が覚めた時はすでに18時。


やむを得ず洸は、明日の陣地で飲むワインを調達に、


スパーカーでヨーカドーに向かったのであった。












次回、【ゴッドバード】速報!はなももマラソン【チェインジ!】


洸ははなももでゴッドバードに変身できるのか!??


ゴッドバード
(目が死んでいる・・・・)





にほんブログ村

キクチヒロシの真似して、土曜日まで更新しなかったぜ・・・



☆☆


昨日(木曜日)5㎞だけJapan Boostで走ってみた。
火曜日のペース走の影響があったせいか、火曜日よりは微妙に遅かった。
それでも5:01、4:22、4:32、4:31、4:30。

ちなみにJapan Boostの重さはこちら。

DSC_4118


Ren Boostがこちら。

image

片足で46g、両足で92gの差だ。

自分は脚が細い。だから脚の重量はかなり軽い。
それを利用してのピッチ走法なのだ。
だから脚回りはできるだけ軽くしておきたい。

実際、走った感じも明らかにJapan Boostのほうが重い。
着地感にも若干キレがないように思う。
というか、Ren Boostは脚に羽根が生えたように感じる。

今シーズンは一度も気持ち良い走りができていない。
去年は横浜マラソンがすごくきもちよかった。
自分はそもそも気持ちよさを求めて走っている。




決めました。

はなももはTakumi Ren Boostで走ります。
脚が途中で売り切れるかもしれないけど、
別大をターサージールで走ったんだからなんとかなるだろう。

30㎞過ぎたらどうせ何履いててもしんどいんだ。
だったら20㎞過ぎまでいかに気持ちよく走れるかだ。
そして残りの距離を呪いながら走る(笑)

乞うご期待。




にほんブログ村


























ここからは番外編。




自分は、ニュースを見ていて何がいちばん苦手かって、
子どもがひどい目にあうニュースが一番苦手だ。
親が子供を虐めて亡くなったとか、
無理やりタバコ吸わせたバカ親もいた。
その途端にスイッチを切りたくなる。



昔はこうじゃなかった。
いや、何も感じなかったということじゃなくて、
他の悲惨なニュースとおなじように嫌だった。

しかし最近、本当に苦手になった。
自分でも理由ははっきりしないんだが、
思い当たる節は二つある。


多分一つ目は自分が親になったから。
こんなこと縁起でもないけど、時々ふと「このまま会えなくなるかも」
とか勝手に妄想して、涙ぐんだりしている。
失うことが本当に怖い。

もう一つは大震災の記憶。
以前もここに書いたが、あの時うちの妻と息子は、
一時的にマンションの中に取り残された。
(オレがビビり過ぎなのはよく分かってる)

あの瞬間は、自分の力で家族を守り切れるとは限らないってことを思い知った。
本当に無力感を感じた。
それに東北での子供を巻き込んだ数々のお話。

特に聞いててつらいのはO小学校の話だ。
子ども達は大人の言うことを純粋に信じてしたがっていたに違いない。
なのにあんなことになってしまった。

大人を信じる無垢さっていうのは子供の尊厳の源だと思っている。
誰にも悪意は無いとはいえ、その尊厳が踏みにじられたように感じた。
それが悲しくてたまらない。
あの事件の話が報じられるたびに、こっそり陰で泣いている。
あの時無力にも取り残された自分の家族の記憶と重なるからかもしれない。



だからニュースで、青信号を信じて横断歩道を渡ったのに、
左折してきたトラックにはねられた、なんていう事故の話を聞くと、
その子が「僕が悪かったの?」と大人に問いかけているように思えてならない。



ここに書いたからって何の解決にもならないが。


だからそういう子供たちの魂のために、
今日だけでなく、明日も明後日も祈るのです。



にほんブログ村

はいはい。

自己陶酔爺さんですよ。






シューズ選択のためにさっそくJapan Boostはいて走ってきた。

結果は・・・・


























また明日書きます。












さて、オレははなももをむかえるためにこれまで何をしてきたのか。



簡単に、ベストレースだった去年の横浜マラソン、今年の別大と比較してみたい。



距離比較

去年の横浜。すごく走り込んだ印象があったが、
実は本気出したのは6週間前から4週間前まで。
特に4週間前は走り過ぎだったかも。
その反動もあって最後の4週間に落とし過ぎている。

別大が最後の3週間に激しく落ち込んだのは、2週間前の週末に発熱したため。
そこからはとにかく体力の回復に努めたが、
やはり本番ではダメージが残っていると感じた。

それを考えると、今回は2週間前に減量失敗でガックリ落ちているが、
それまではいいペースで走れている。
7週前と6週前は別大前に発熱した期間。
別大でロング走をやったと思えば、いい感じに走れている。
返す返すも減量失敗が残念だ。

で、直前6週間合計で見ると、結局ほとんど変わっていない。
疲労感からいうと、今回が一番楽だ。
やはりマラソン生活ももうすぐ3年なのでカラダが慣れてきたのか。

気が早いが、来シーズンに向けては週60㎞を最低ラインにしたいな。


はなももに向けて、いま心の中は異様なまでに静か。
エネルギーが満ちてきているのは感じるが、非常に冷静な感じ。
このまま走り出せる感じだ。

別大前も気分は高ぶらなかったが、あれは元気のない感じだった。
そのまま走り出せる感じがしなかった。
あの時とはまったく違う自分がいる。

よし、やるぞ!
目標、キロ4:30をできるだけ多く拾う。
そしてできるだけ3時間一桁に近づける。

キロ4:36が絶対防衛ラインだ。
4:36を一度も割らなければ勝ち。
それ以外は負け。(除くスタートロスとトイレ)

最後の2.195㎞が勝負だな。

にほんブログ村

↑このページのトップヘ