それにしてもこの日の佐倉は寒かった!
事前に予報で覚悟はしていたものの、やはり大変でした。
まず気温。予報では最高8度。
これが10度だったらもう少し快適だったはず。
それに当日朝の雨雲レーダーを見ると、雨の範囲が広い。
かつ予報では9時以降毎時1mmの降水予報。
かつ今日は普段よりもキロ1分遅いペース。
これはずぶ濡れ必至で体温下がるギリギリ。
なので、ロングスリーブのコンプレッションの上に
薄手のウィンドブレーカーを着て、その上からTシャツを着て、
さらにビニールの使い捨てポンチョを羽織る。
さて、スタート時点ではまだ霧雨程度だった空模様。
スタートして競技場を出て下り坂をどんどん下る。
1km行く前にトヨチンさん発見。いや、カオナシか(笑)
京成佐倉駅に下る途中で湘南のサム王さん発見。
声を掛けられてからそれと気付いた。
5km過ぎに大きく下る個所があるが、この辺でヤバくなった。
そう。あれが。
ここでちょっとペースのグラフを出しておこう。
赤く囲ったところでペースがいったんゼロになり、その後急上昇。
それが2か所も!これは何を意味しているのか。
すいません。トイレ行きました。それも5kmと16kmの2回。
ユーリさんには決めたペースで行ってもらって、後で追いついた。
なので止まったあとにペースが上がっている。
いやー。ペーサー失格(笑)
やっぱり前日にちょっとお酒を頂いたのがいかんかったですかね。
それにこの日の寒さ。
そう言えば浦安シティマラソンのときもトイレに行っている隙に、
ユーリさんがキロ4:30で暴走。追い付くのに一苦労だった(笑)
しかしこの日はユーリさんも慣れたもので、
オレが追いつくまできちんとペースキープ。
お陰で事なきを得ました。
ここでペースの数字を出しておく。
ガーミンの数字をランナーズアップデートで補正した数字。
0-5km 27:00 (5:24)
5-10km 26:45 (5:21)
10-15km 26:51 (5:22)
15-20km 26:54 (5:23)
20-25km 26:58 (5:24)
25-30km 27:13 (5:26)
30-35km 28:02 (5:36)
35-40km 29:06 (5:49)
40-GOAL 13:21 (6:05)
予定は30kmまでキロ5:24(5km22分)、40kmまで5:48(5km29分)。
最後の2.195kmはキロ6でと言っていたので、ほとんど満点に近い出来。
ちなみに1kmラップは42kmまですべて5分台。
最後の500mだけ6分台だった。
ところどころ向かい風の区間では後ろに付いて走ってもらったが、
それ以外では基本横に並んで走った。
これが相当いい感じで・・・・・
どの写真も足並みが完ぺきにそろってる(笑)
これは25km、おっとさんに撮ってもらった写真。
しかしこれが42km地点では・・・・・
離婚寸前の夫婦(笑)
心なしか二人の間隔も遠い。
それはさておき、佐倉の場合は15kmに急坂があり、
ユーリさんもそこまではかなり慎重に走っていたが、
20km過ぎたあたりから調子が出てきたのか、足音が強くなった。
あるいはこの辺ですでにオーバーペースだったのかも。
しかし自分の過去の佐倉では、30kmに達する前に撃沈していた。
ユーリさんは少なくとも30kmまでは快調にいったので大したものだ。
しかし35kmまでにはどこかでガクっとくるだろうと思い、
ここまで頑張ったご褒美に、524→528くらいに少しペースを落とす。
それでも風車を過ぎたあたりからちょっとずつオレに遅れることが多くなってきた。
このあたりで雨も強くなってきたし。
35km付近では、たぶん腸脛靭帯が痛んだ様子で、
昔順天堂の陸上部の女子に習ったストレッチでその場をしのぐ。
こうなったらとにかく腕をしっかり振るしかない。
本人にも伝えながら、オレもしっかり腕を振って走る。
実際、この辺から徐々にオレも大腿四頭筋がきしんできた。
佐倉って5kmから35kmくらいまではホントに応援が少ない。
だからこの日、このあたりの区間で応援してくれた人たち、
本当にありがとうございました。
25kmあたりでのおっとさん、F-runご夫妻、かるりーのさん、
26kmあたりでのメテオデさんとkazuさん、
29km付近の市川パパさん、35km過ぎのノブさん、フジヤマさん、
(あ、フジヤマさんは12km付近でも出現してくれた)
走っている時に、激沈Tに声かけてくれるランナーも何人もいた。
「東京マラソンのときにこれで元気づけられた!」とか、
「これは何と書いてあるんですか?」とか(笑)
でも一番驚いたのは38km過ぎの官九郎クンか。
本当に周囲の風景からフワっと浮き上がって、
まあまるで妖精みたいにそこにいましたよ。
思わずオレも我を忘れて叫んだし、ユーリさんも握手しに行ってた。
そして40km手前のトヨチンさん。
「行ける行ける!」ってカオナシなのに発話してくれていました。
そして残り2km。もうしわけなかったがここから鬼になった。
「残り2km、死ぬ気で走るぞ!」って声を掛ける。
が、反応がない・・・・
数秒後に「は、ハイ!!」ってあえぐような返事。
でもまだキロ5分台。脚は動いている。
これならいける。残り20分強。
キロ10分でもサブ4だ。
ここからの辛さは自分も経験あるけど、
脚に痛みさえなければここで止まる人はまずいない。
もうあとはとにかく脚を動かし続けるだけ。
オレにできることも何もない。
そして残り500m。沿道から「激沈ガンバレ!」と何度も声がかかる。
あれは多分NAKOさんか?
そして最後の坂。26km地点から移動してきたメテオデさんも、
最後の声援が飛ぶ。
ここまで来たらもう大丈夫だから、
頑張ったご褒美にペース落としていいよ!
本人は進んでいる気がしないらしく、
「私、進んでますか?」と聞いてくるので、
「そのスピードで全然オッケー!」と返す。
最後の坂を登り切った!もうあとは歩いてでもサブ4だ。
ゴール直前ではマサにいさんも声を掛けてくれる。
最後の100m、一歩一歩踏みしめるように走る。
もう感動する準備は万全だ。
この瞬間のために42.194km走ってきたんだ!
最後の1m、そしてゴール!!
ええ、もちろん手を繋いでですよ(笑)
妻以外の女性の手なんて何年ぶりに触れたか。
ユーリさん、本当にお疲れさまでした。
初フルでサブ4、ホントに凄いわ~。
フルマラソンってやっぱり初フルが一番しんどいですよね。
ちなみに自分。この日エイドは1回だけ、ポカリを頂戴した。
あとはジェルも無しだったが、スタミナ的には問題なし。
自分が走るときも、次回はジェルなしにしてみようかな~。
にほんブログ村
事前に予報で覚悟はしていたものの、やはり大変でした。
まず気温。予報では最高8度。
これが10度だったらもう少し快適だったはず。
それに当日朝の雨雲レーダーを見ると、雨の範囲が広い。
かつ予報では9時以降毎時1mmの降水予報。
かつ今日は普段よりもキロ1分遅いペース。
これはずぶ濡れ必至で体温下がるギリギリ。
なので、ロングスリーブのコンプレッションの上に
薄手のウィンドブレーカーを着て、その上からTシャツを着て、
さらにビニールの使い捨てポンチョを羽織る。
さて、スタート時点ではまだ霧雨程度だった空模様。
スタートして競技場を出て下り坂をどんどん下る。
1km行く前にトヨチンさん発見。いや、カオナシか(笑)
京成佐倉駅に下る途中で湘南のサム王さん発見。
声を掛けられてからそれと気付いた。
5km過ぎに大きく下る個所があるが、この辺でヤバくなった。
そう。あれが。
ここでちょっとペースのグラフを出しておこう。
赤く囲ったところでペースがいったんゼロになり、その後急上昇。
それが2か所も!これは何を意味しているのか。
すいません。トイレ行きました。それも5kmと16kmの2回。
ユーリさんには決めたペースで行ってもらって、後で追いついた。
なので止まったあとにペースが上がっている。
いやー。ペーサー失格(笑)
やっぱり前日にちょっとお酒を頂いたのがいかんかったですかね。
それにこの日の寒さ。
そう言えば浦安シティマラソンのときもトイレに行っている隙に、
ユーリさんがキロ4:30で暴走。追い付くのに一苦労だった(笑)
しかしこの日はユーリさんも慣れたもので、
オレが追いつくまできちんとペースキープ。
お陰で事なきを得ました。
ここでペースの数字を出しておく。
ガーミンの数字をランナーズアップデートで補正した数字。
0-5km 27:00 (5:24)
5-10km 26:45 (5:21)
10-15km 26:51 (5:22)
15-20km 26:54 (5:23)
20-25km 26:58 (5:24)
25-30km 27:13 (5:26)
30-35km 28:02 (5:36)
35-40km 29:06 (5:49)
40-GOAL 13:21 (6:05)
予定は30kmまでキロ5:24(5km22分)、40kmまで5:48(5km29分)。
最後の2.195kmはキロ6でと言っていたので、ほとんど満点に近い出来。
ちなみに1kmラップは42kmまですべて5分台。
最後の500mだけ6分台だった。
ところどころ向かい風の区間では後ろに付いて走ってもらったが、
それ以外では基本横に並んで走った。
これが相当いい感じで・・・・・
どの写真も足並みが完ぺきにそろってる(笑)
これは25km、おっとさんに撮ってもらった写真。
しかしこれが42km地点では・・・・・
離婚寸前の夫婦(笑)
心なしか二人の間隔も遠い。
それはさておき、佐倉の場合は15kmに急坂があり、
ユーリさんもそこまではかなり慎重に走っていたが、
20km過ぎたあたりから調子が出てきたのか、足音が強くなった。
あるいはこの辺ですでにオーバーペースだったのかも。
しかし自分の過去の佐倉では、30kmに達する前に撃沈していた。
ユーリさんは少なくとも30kmまでは快調にいったので大したものだ。
しかし35kmまでにはどこかでガクっとくるだろうと思い、
ここまで頑張ったご褒美に、524→528くらいに少しペースを落とす。
それでも風車を過ぎたあたりからちょっとずつオレに遅れることが多くなってきた。
このあたりで雨も強くなってきたし。
35km付近では、たぶん腸脛靭帯が痛んだ様子で、
昔順天堂の陸上部の女子に習ったストレッチでその場をしのぐ。
こうなったらとにかく腕をしっかり振るしかない。
本人にも伝えながら、オレもしっかり腕を振って走る。
実際、この辺から徐々にオレも大腿四頭筋がきしんできた。
佐倉って5kmから35kmくらいまではホントに応援が少ない。
だからこの日、このあたりの区間で応援してくれた人たち、
本当にありがとうございました。
25kmあたりでのおっとさん、F-runご夫妻、かるりーのさん、
26kmあたりでのメテオデさんとkazuさん、
29km付近の市川パパさん、35km過ぎのノブさん、フジヤマさん、
(あ、フジヤマさんは12km付近でも出現してくれた)
走っている時に、激沈Tに声かけてくれるランナーも何人もいた。
「東京マラソンのときにこれで元気づけられた!」とか、
「これは何と書いてあるんですか?」とか(笑)
でも一番驚いたのは38km過ぎの官九郎クンか。
本当に周囲の風景からフワっと浮き上がって、
まあまるで妖精みたいにそこにいましたよ。
思わずオレも我を忘れて叫んだし、ユーリさんも握手しに行ってた。
そして40km手前のトヨチンさん。
「行ける行ける!」ってカオナシなのに発話してくれていました。
そして残り2km。もうしわけなかったがここから鬼になった。
「残り2km、死ぬ気で走るぞ!」って声を掛ける。
が、反応がない・・・・
数秒後に「は、ハイ!!」ってあえぐような返事。
でもまだキロ5分台。脚は動いている。
これならいける。残り20分強。
キロ10分でもサブ4だ。
ここからの辛さは自分も経験あるけど、
脚に痛みさえなければここで止まる人はまずいない。
もうあとはとにかく脚を動かし続けるだけ。
オレにできることも何もない。
そして残り500m。沿道から「激沈ガンバレ!」と何度も声がかかる。
あれは多分NAKOさんか?
そして最後の坂。26km地点から移動してきたメテオデさんも、
最後の声援が飛ぶ。
ここまで来たらもう大丈夫だから、
頑張ったご褒美にペース落としていいよ!
本人は進んでいる気がしないらしく、
「私、進んでますか?」と聞いてくるので、
「そのスピードで全然オッケー!」と返す。
最後の坂を登り切った!もうあとは歩いてでもサブ4だ。
ゴール直前ではマサにいさんも声を掛けてくれる。
最後の100m、一歩一歩踏みしめるように走る。
もう感動する準備は万全だ。
この瞬間のために42.194km走ってきたんだ!
最後の1m、そしてゴール!!
ええ、もちろん手を繋いでですよ(笑)
妻以外の女性の手なんて何年ぶりに触れたか。
ユーリさん、本当にお疲れさまでした。
初フルでサブ4、ホントに凄いわ~。
フルマラソンってやっぱり初フルが一番しんどいですよね。
ちなみに自分。この日エイドは1回だけ、ポカリを頂戴した。
あとはジェルも無しだったが、スタミナ的には問題なし。
自分が走るときも、次回はジェルなしにしてみようかな~。
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