量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ:●RUN&RIDE > 2017いすみ健康マラソン

明日はいよいよ、いすみ健康マラソン(ハーフ)。

今シーズン5戦目。

これまでの戦績。

つくば天空ロード&トレイル(ミドル)
PB16分更新

手賀沼エコマラソン(ハーフ)
PBに1分足らず

坂東いわい将門マラソン(ハーフ)
PBから4分落ち

つくばマラソン(フル)
PBから5分落ち

はっきり言って、運気は下がり目。

しかしやらねばならぬ。

やらねばならぬのだ~!!

(ドズルは「やらせはせんぞ~!」だったか)



そう言えば今日の昼のラジオ(TBS)で、

「安室奈美恵を紅白に出場させるには?」

というアンケートやってて、

「機動戦士ガンダム発進シーンを流した後に、

『紅白行きますか?』って質問したら、

『アムロ行きまーす!』て答えるはず」

という回答が最高だった。



どこが「そう言えば」なんだけど。

ああ、ガンダムか。

そう言えば今日の午前中、マンション内の根上がりを、

役員衆でDIYで直そうぜって敷石剥がしてやってたんだけど、

根っ子を切るときに鉈で切らなきゃならなかったんで、

「ガルマ様の仇!」(byイセリナ・エッシェンバッハ)

って言いながら叩き切ろうかと思ったけど、

たぶん通じないだろうなと思ってやめといた。



そして今日も疲労抜きジョグ。

昨日の気合い入れプチBUでかなり重さは抜けた。

その代りやっぱり脚にはまだ疲労が残ってるようなので、

短めで終了。でもちょっとメラメラする感じがあった。

こんなの久しぶり。

明日は入りは420前後で抑えめに行きますが、

エンジン掛かってきたら410切りで突っ込みます。

速報を震えて待て!

明日はアフターも激沈上等!(笑)
20170918ブログ村
作成時間18分(笑)

ついにやりました!夢の90分切り!
[画像:0601af54-s.jpg]

ついに突き抜けた!
詳細は改めて。
応援ありがとうございました!

20170918ブログ村

例えは良くないかもしれないんだけど、

例えば係長に昇格できるかどうか、とか、

好きな子と相思相愛になれるか、とか、

そういったものと、サブ3できるかどうかって、

結構似ているかもしれない。

ああ、今回もだめだった。

ああ、オレは選ばれてなかったんだって、

毎月300kmも走ってきたのに、

結果が出たらがっかりする。みたいな。



自分にとってはハーフマラソンの90分切りが、

まさにそんな壁に感じていたこの半年。

ハーフで90分を切らないことには、

サブ3なんておぼつかない。

練習中に90分を切ったことはあったけど、

それが実践に活かされることは無く、

なんとなく挑戦が退けられていたこの数年数か月。



2015足立フレンドリーマラソン 1時間30分52秒

2016足立フレンドリーマラソン 1時間34分48秒

2017千葉マリンマラソン 1時間31分17秒

2017手賀沼エコマラソン 1時間31分58秒

2017坂東いわい将門マラソン 1時間34分39秒



ハーフマラソンで90分を切れないことには、

サブ3なんて夢のまた夢。

だから3時間1桁が出たとしても、

サブ3ははるかに遠く感じていた。

それが今日のこの記録!
image
自分で言うのもなんだけど、

つくばから1週間でこのタイム。

これは相当自慢できる(笑)

増田明美さん、ありがとう!

スターターの渋井陽子さんありがとう!

あなたのことをデビュー戦の大阪マラソンから応援してました!

好きです!
shibuiyoko


今回のこのタイムには、自分としては感じる意味は2つあって。

1つは上に書いたようにサブ3の挑戦権。

もう一つは、今回は走り方が以前とは俄然変わったこと。

これなくしては今回の90分切りは無かった。



今回の心拍数。突っ込んだのに170以下に抑えられた。
20171203lap

そして今回のラップ。
20171203lap
ラップごとの詳細は明日以降詳述するが、

一言でいえば上半身で踏ん張った!

これが今回の新しい発見。

そしてサブ3へつながる道への道標。

これを体感で会得できた、

怖いと思いながら突っ込んで会得した、

これが今回の最大の収穫。

そしてもしかするとオレのマラソン生活の、

最大の収穫かもしれない。



ほんの3日前にTake先生に叱咤された。

怖がって突っ込んでないんじゃないか?って。

それが本当に活きた。勇気を出せた。

スポ根じゃあるまいし、こんな出会いがあるか?



その意味では、スタート前に会ったマル夫さん、

そしてmotoさんにもお礼を言いたい。

スタート直前の二人の刺激が無かったら、

4km過ぎから、あるいは10km過ぎから、

あんな突っ込みは出来なかった。

あれが無かったら、オレはいまでも90分を切れない奴だった。

もちろん突っ込んだオレが凄いんだけど(笑)

いや、今まで突っ込めなかったオレがチキンなんだけど。

こういうことがあるからマラソンはやめられないね。

本当に皆さん、ありがとうございました。

あとはカンクローくんの感想を聞きたい(笑)



防府マラソンまでにどれくらい疲労が抜けるか分からないが、

キロ415で走るコツは間違いなくつかみました。

あとは自分次第ですね。

いやマジで、本当に今日の手ごたえは凄かった。

アフターで思わず「アニメタル」を熱唱したくらい。

ルナママさんの薬師丸ひろ子も最高だった。

では、詳細は明日以降に。

今日はコメントありがとうございました。

ボチボチ返信してまいります。
20170918ブログ村

最近の傾向として何からレポを書けばいいのか、

まったく考えないで書き始めている。

なのでかなり読みづらいと思います。

今回はまずはレース展開から。

暇なので、前後編を12時間間隔で(笑)

ああ、普段はできるだけ「レース」って言わないで、

「大会」って書くんだけど、

今回は「レース」って言っていいと思います。

image
(会場入り口で偶然会った増田さん)

レースのスタート時刻は10:50。予報では10時の気温は13度、正午の予報が15度だったので、暑くなると思ったんだけど、着替え場所である岬ふれあい会館を出た時、結構風が肌寒かったので手袋は取ってアームカバーだけ付ける。

軽くウォームアップでスピードに乗ってみるが、415まで上げるとなんだか苦しい。さらに200mだけ流しを入れてみると39秒。脚は動くけどカラダが疲れている感じ。

スタート地点に行くとさすがローカル大会。20分前に「1時間30分以内」に並んだら先頭から5mくらいだった。先頭に一人だけ頭一つだけ飛び出している千葉県民さんが見える(笑)

そうしているとmotoさんが現れて二人でスタートを待つ。ふと前にいたランナーが振り返ったら、マル旦那さんだった。奥様の方は「私を捜さないでください」とのことだった(笑)

マル夫さんに今日のプランを聞いたところ「415で入って最後に上げられたら上げる」とのこと。マル夫さんには今年1月の千葉マリンハーフでも13km付近でスイッと抜かれた。フルなら負けないのに(笑)

でも今の自分の調子だと415で最初から付いて行ったら潰れるな~って思ったので、「行けたら付いて行きます」とだけ言っておいた。

スターターは渋井陽子さま。遠目にも分かる可愛らしさ。そして相変わらずの野太い声(笑)

スタートロスは4秒。今日も心拍計だけ見ながら行くことにする。さすが先頭から5mだといきなりペースが上がる。

0-5km 20:52(4:08,4:16,4:18,4:07,4:01)avg4:13
心拍数 151,163,166,172,174

心拍数も見ながら適当に抑えると2km目は4:16。まだマル夫さんは10mくらい先に見えている。しかし3km目、ペースが4:18に落ちる。マル夫さんが少し遠くになる。

これだと前半はキロ4分1桁で行けた手賀沼よりも悪いじゃないか。今日もまたダメなのか。そんな気持ちが少しだけよぎる。

そもそもハーフのペースって、もっと息がハアハアするもんなんじゃないのか。この時点で心拍は160台半ばだが、もっと上げてみよう。ダメ元でやってみよう。

呼吸の荒れ具合をバロメーターにしてペースを上げてみる。回りは415を意識して走っているようで、みるみる抜いていける。そしたら50mくらい前にいたマル夫さんに追い付いてしまった。

ここで付いて行くか、思い切って追い抜くか。追い抜いて後で追いつかれたらカッコ悪いけど、マル夫さんとだけ競走してるわけじゃない。とか考えているうちに、気が付いたら前に出ていた。

もうこの際なんでグイグイ行く。呼吸だけ意識してペースを上げて行く。そしたら5km目で4:01。いくら何でも速すぎる。いや、自分で自分にリミッター掛けてどうする。呼吸だけ意識しよう。まだ2吸2吐で全然ついていけている。

ああ、そう言えば以前はペースが上がって呼吸が一時的にキツくなっても、しばらく走っているうちに呼吸が楽になることがあったな。あれってセカンドウィンドとかいうんだっけ。

以前は自分でも「息が入る」とか呼んで、練習中にも何度も経験した。これが来るとギアが1段上がる感じになる。すっかり忘れてたけど、これで行けるところまで行ってやる。

5-10km 20:41(4:09,4:11,4:09,4:06,4:05)avg4:08
心拍数 173,172,170,169,169

さすがに4:01は上げすぎたか。心拍も173になり、ちょっとバタバタする。でも6km目も4:09。不思議なことにこの辺から心拍がジリジリ下がり始める。さらに向かい風も若干強くなる。

カラダがスピードに順応してきたのか。今日の趣旨からいえばここはペースアップだ。コースもぐるっと回って追い風になったこともあり、10km目に4:05まで上げるが心拍は170を割ってしまう。

この辺から、さっき抜いた人に抜かれたり、抜かれた人を抜き返したりになってくる。横に並ばれても普段なら気にしないんだが、今日の俺は戦闘モード。しばらく後ろに付いた後に一気に抜き返したりでペースがさらに上がる。

いつになく熱い展開。後編をこうご期待。
20170918ブログ村

(前編より続く)

10-15km 21:09(4:09,4:16,4:18,4:13,4:11)avg4:14

しかし中間地点を過ぎたあたりから、さすがにペースが落ちてくる。さあいよいよ来た。手賀沼もいわい将門でも中間地点からズルズルと落ちていって、全く抗うことが出来なかった。またあの繰り返しになるのか。

とにかく前半のような足の軽さはどこへいったやら。明らかに腰が落ちてくる。ピッチを上げてみるが体は反応しない。ここはとにかく嘘でもいいから腕を目いっぱい振る。



そう。思い出した。練習中に腕だけじゃなくて、体幹全体でカラダを持ち上げて着地の衝撃を吸収したことを。着地衝撃を脚まかせにしないで、カラダを浮かせることで衝撃を小さくする。

そうしたら、着地が急に楽になってフォアフットが保てるようになって、脚は推進を受け持つだけになった。一旦4:18まで落ちたペースが4:11にまで回復した。これでどこまで行けるか分からないけど、もうこれしかオレには残されていない!なにくそ~!!

もしかすると、Take先生が言っていた「何か」ってこれだったのかもしれない。このまま何とかこのペースを維持して、これがその「何か」だっていうことを証明したい!

しかし15km手前辺りから、急速にカラダのダルさが増してくる。これはつくばの後遺症だろう。でも脚は動いているし、心拍も160台に下がったまま。もっとペースを上げられるはず。

15-20km 21:26(4:16,4:18,4:16,4:15,4:21)avg4:17
心拍数 167,168,168,169,169

15kmの表示が見えた。残り6kmちょっと。もうここまで来たらなりふり構わず走る。しんどいのは当たり前の区間なんだから。ここまでのアベレージが4:11。

このままいけば88分台も夢ではない。そうだ、ついに夢への一歩が踏み出せる。先週のつくばで一瞬キロ4:15が出た時にコース上で夢想したサブ3。あそこに指先だけでも掛けることができる!

もう走り方では迷わない。とにかくカラダと呼吸がキツくなってきたが、上半身で着地衝撃が吸収できているので脚はスムーズに動いている。ペースが落ちそうになったら上半身を頑張ればいい。

呼吸はきついけど、スライド区間ですれちがうトップ選手って、みんな死にそうなくらい苦しそうに呼吸している。あれに比べたらこんなの屁みたいなもんだ。まだいける。

こんなところで手を抜いていたら、サブ3なんて絶対できない。それどころか、今日もまた90分切れずに帰る羽目になる。オレはここに何をしに来たのか。根性見せに来たんじゃないのか。

残り4kmになったとき、前方に見覚えのある人影が。逆光のせいか顔がよく見えない。と思ったらぱっきーさんだった(笑)。この日の10kmで2位に入賞して疲れているのに、こんなところまでさかのぼって応援しに来てくれた!
S__26648585

ここからなんとぱっきーさん、俺と並走を始めてくれた。17kmと18kmのラップが上がってるのはこのおかげ。カラダはしんどかったけど、このおかげで残り2kmまで来れた。本当にありがとうございました。

動画にしてみると、我ながらカラダが使えてるなあと思う。
(PCモードでご覧ください)
1512352717488GdiMW6RZoYd11512352687
(しかも強烈に追い越してるw)

残り2kmでアベレージは4:12。4:15で90分だからその差3秒で20km来たということは、ほぼ60秒のマージンがある。つまり頑張れば28分台が見えてくる。 ぱっきーさんの並走が終わった途端にラップが4:21まで落ちるが、最後ふんばる。

20-GOAL 4:47(4:17,0:29)avg4:16
心拍数 171,174

もうこの残り1.1kmの長いこと。そして残り500mでようやくゴールの青いゲートが見えた。ああもうすぐ終わりだ。オレは出し切った!

ゴール直前、沿道に美女二人。アンコさんとルナママさんが「キミ兄~!!」と嬌声を上げてくれる。よっしゃ、オッサン最後まで頑張るで~!

って思ってたら、反対側に立ってランナーにハイタッチしていた渋井陽子様に気付くのが一瞬遅れる。ああ、不覚!!引き返そうかと思ったが、ゴールゲート脇の時計を見たら1時間28分台!自分の立場を思い出して思い直す(笑)
shibuiyoko

そしてグロスタイム1時間28分59秒で無事ゴール!!!
アベレージ4:13!!
image


やったよ、Take先生!
20170918ブログ村

↑このページのトップヘ