量は質を凌駕する

 ~ アウトドアと読書の日記

カテゴリ: ●オレの本棚

今週は明日が夕方に会議、木曜日が雪の予報なので走る日が限らている。ということで長めに走ってきた。
平日に17kmも走るのは久しぶりだがだんだん体調も元気に回復してきているようで、普通に走れた。まるで月500km走っていた時のようだ。2月は28日しかないのでちょっとペースアップして週100kmくらいをめどにしようか。



さて。

昨日はオレの本棚その1を読んでいただきありがとうございました(笑)

本棚の中身も徐々に増えているし、棚と棚の間も移動させているので随時写真にとって保管している。なかなか1つの棚にピッタリ同じカテゴリーの本をそろえるのが難しい。さらに言えば「ローマ人の物語」は17冊まとめて移動させないといけないので結構邪魔だ。

例えば上段右から2つ目の棚。
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なんとなくこれだけで絵になっているのだが、もう一つ言えばこの棚は主に軍事関係の本がそろっている。右端はベトナム戦争の真実をジャーナリストが暴いた「輝ける嘘」。いわゆるペンタゴンペーパーズよりも数年前に出版されて反響を呼んだ。

その左側の「果てしない論争」はベトナム戦争当時の国防長官マクナマラが、当時のベトナム政府の高官たちを30年後にアメリカに招いて、両国の立場からベトナム戦争を振り返った本。マクナマラが何度も「私が聞いている話と違う」と呻いている。

こうなったのも当時両国に外交ルートが無く、リアルタイムでの情報交換ができなかったことが大きな理由。キューバ危機の時も米ソ両国はお互いに疑心暗鬼に陥ったが、それでもホットラインはあった。現在の中国は日本や米国とホットラインを持っていないので、何かあったら紛争が拡大するリスクは大きい。

その左はこれもアメリカの元国防長官ペリーが書いた、世界の核保有の現状に関する本。ちなみにペリーはあの黒船のペリーの子孫。日経新聞の「私の履歴書」にも書いてましたね。



前置きが長くなったが、この写真を見ていて並びが間違っていることに気が付いた。「ノモンハン1939」は当時のソ連がドイツと不可侵条約を結んだことで、東方にも意欲を出したことがノモンハン事件につながったとする本。その一つ置いて左は「攻防900日」というレニングラード包囲に関する本なので、同じソ連関連本ということで本来は隣に来るべき。

一方で「倒壊する巨塔」は911の際の米国の情報機関の連携の悪さを最初に糾弾した本。そして左端の「CIAは何をしていた」はその前日譚で中東における反米勢力に対するCIAの間違った戦略を指摘した本。

それらを踏まえると、並びとしてはこちらの方が適切だと思われる。
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背の高い本が真ん中に来るのはちょっとしっくりこないが、内容的にはこちらの方が年代順でもありスムーズですね。



ま、どっちでもいいな(笑)

ちなみに別の棚を少し高い角度から撮ってみたのだが、アングル的には上の2枚の方が奥行きが感じられていいですね。
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ああ、こっちの棚もいろいろ言いたいことがある!

こんな本の神経衰弱みたいなことを日がなやっている。楽しい。



その気になったらまたその3,その4をやるかも。ニーズはなくても。



本日のスクワット:100回
本日の走行距離:17.1km
今週の走行距離:17.1km
今月の走行距離:94.3km
本日の最低体重:60.2kg
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新しい本棚に、この10年くらいで読んだ本のなかで、気に入ったのに買わなかったものを去年の11月くらいから買い集めて入れてみた。だいたい80冊くらいになっただろうか。ここに写っていない文庫本も結構あります。
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やはり読んだ本を記録しておくのは大事ですね。こうしてようやく収める場所ができた時にさかのぼって買い集めることができる。

いちおう本の並びは右上が一番固い本で、左下にいくほど柔らかくなる。左隅は「タッチ」と「風の谷のナウシカ」。ナウシカが柔らかいかと言われると微妙ではあるが。

こうして気に入った本ばかりを並べてみると、自分の好きな本が並んでいるという事実が実に心地いい。気が付いたら順番の並べ替えばかりやっている。その時間が実に楽しい。

ああ、この本はむしろこの棚だな、とか、この本はこっちの本よりは左寄りだな、右寄りだな、とか。今一番楽しい時間だ。



一番固いはずの右上はこんな感じです。(一部個人情報を消しています)
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この左の「皇后考」「大正天皇」は今回最初文庫版を買ったのだが、やはりこれはこのエリアに置かれるには単行本であるべきだろうと考え、わざわざ買いなおした。もはや飾るために買っている(笑) 

しかし自分の中ではかなり影響を受けた本であり、そこに存在してくれるだけで価値がある。もちろん中身も大好きでもう3回くらい読んだ。結局この棚には国家の成立にかかわるような本が並んだ。



この棚の右側は大学時代の本やらそのあとの大学院時代の修士論文。書いたのは93年だからほぼ30年前だ。今読んでもさっぱり意味が分からない。ちなみに紙面はこんな感じ。
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読んでいるとなんとなく思い出すが、東証の全銘柄の10年間の月次株価収益率の変動性をマーケット全体と企業固有値に分解して、それをさらに個別企業の負債比率で割り戻して業種の変動値を算出する、みたいなことをやっていた気がする。

こうして書いてみるとますます意味が分からない(笑)



そんな中身のことよりも、この数式!

読んでいて思い出したが、1990年代前半当時、登場したばかりだったMicrosoft Word 3.1に、数式を書くアドインソフトが入っていて、それを使えばこういった分母分子の数式が実に簡単に書けるようになったんだった。

グラフはまだ自分はLotus123だったかも。世の中にはすでにMacintosh専用でExcelが登場していて、そのグラフィック表現力の高さに腰が抜けた。数字を入力するとリアルタイムでグラフが変わったりするのも驚愕だった。

当時はNECの9801neとかいうノートPCのメモリーを2M(メガです)だか増設して計算速度を高めたりしたが、マクロを走らせるよりショートカットキーで手動の方がマクロをいちいち組むより速いみたいなこともあった。

CPUはペンティアム登場直前で486が幅を利かせていた。クロック数も30MHzとかだったような気が。今のi5とかは2.8GHzとかなので100分の1ですね。

Macro4.0はVisual Basicと違ってセルに一つ一つのコマンドを入力するタイプだったので、自分のようなプログラムの素人にも簡単にマクロが組めてありがたかったな。それはもう少し後の話。



こうしてPCの能力が100倍にもなると、いろんなことが全くストレスなくできるから本当に楽になった。30年前の当時は一度エンターキーを押すとコマンドによってはレスポンスが返ってくるまでに何分もかかったりした。必要なデータを得るのにそれこそ何日も徹夜でパソコンに向かっていた。

仕事じゃないので品質基準があるわけではなし、自分が納得するところまでやるというマゾヒスティックな世界。30年ぶりに読んでみてあの雰囲気を思い出した。



今日は半日は本棚を眺め(笑)、あとは疲労抜きジョグ。
品のないツイートだ(笑)



本日のスクワット:100回
本日の走行距離:12.1km
今週の走行距離:91.2km
今月の走行距離:77.2km
本日の最低体重:60.5kg
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